ピザ・マルゲリータ
本場で食べたい白・赤・緑のイタリアンカラーな王道ピザ
とろりと溶けたミルク感たっぷりのモッツァレラチーズとトマトの酸味、爽やかなバジル、もちもちの生地がマッチした、イタリア・ナポリを代表するピザです。19世紀末、当時のイタリア国王と王妃「マルゲリータ」がナポリを訪れたさいに、具材で白・赤・緑のイタリア国旗をイメージしたこのピザをとても気に入り、その名が付けられたといわれています。シンプルだからこそ、トッピングや生地の焼き加減など、お店ごとの腕が光る一品です。
南北に長いイタリアは、ナポリ料理、トスカーナ料理、ローマ料理、シチリア料理など地方ごとにそれぞれの郷土料理があります。定番のピザやパスタをはじめ、オッソブーコやトリッパなどの肉料理や、ブルスケッタなどの魚料理も好まれます。デザートのティラミスはイタリア旅行に欠かせません。
イタリアの有名な料理10選
本場で食べたい白・赤・緑のイタリアンカラーな王道ピザ
とろりと溶けたミルク感たっぷりのモッツァレラチーズとトマトの酸味、爽やかなバジル、もちもちの生地がマッチした、イタリア・ナポリを代表するピザです。19世紀末、当時のイタリア国王と王妃「マルゲリータ」がナポリを訪れたさいに、具材で白・赤・緑のイタリア国旗をイメージしたこのピザをとても気に入り、その名が付けられたといわれています。シンプルだからこそ、トッピングや生地の焼き加減など、お店ごとの腕が光る一品です。
イタリア各地の風土を生かしたパスタ料理を味わいたい
イタリアを代表する食材。数百種類の形やサイズなどが存在し、さまざまな料理に使われています。また地域によって材料や調理法が異なり、独自の味わいを楽しめるのが特徴です。ローマでは濃厚なチーズソースと卵が絡み合うカルボナーラ、沿岸部では新鮮な魚介類をふんだんに使用したペスカトーレ、中南部ではシンプルな具材で作るアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノなど、日本でも人気のパスタ料理を存分に味わえます。
イタリア語で「凍った」という意味の大人気スイーツ
ジェラートとはイタリア語で「凍った」という意味。街には専門店が点在し、地元民から観光客まで大人気の定番スイーツです。午後のおやつとしてはもちろん、夕食後の時間帯にも多くのお店がにぎわいを見せます。ピスタッキオ(ピスタチオ)やノッチョラ(ヘーゼルナッツ)などナッツの風味を楽しめるものから、チェリーやレモンなどのフルーツ系まで、豊富なフレーバーに目を見張ります。その日の気分に合わせて選ぶ楽しさは格別です。
濃厚な味わいが多くの人を引きつけるイタリア発祥のドルチェ
イタリア発祥のドルチェであるティラミスは、「私を元気づけて」という意味があります。新鮮なマスカルポーネチーズを使用し、軽やかでありながら濃厚な味わいが多くの人を魅了しています。街角に並ぶカフェのイートインで楽しむのはもちろん、テイクアウトしてホテルの部屋などでゆっくり味わうのもおすすめです。一度食べたら忘れられない本場のティラミスは、旅の特別なひとときを演出してくれるでしょう。
地元のワインやチーズとともに楽しみたい塩漬け乾燥ハム
豚の脚を塩漬けし、長期間乾燥させたイタリア伝統のハムです。スーパーなどで簡単に手に入りますが、生ハムの専門店を訪れるのもおすすめ。その場でスライスしたばかりの生ハムは、新鮮で香りも豊かです。美食の街としても名高いパルマの生ハムをはじめ、地域によって塩気や風味が異なるのが特徴です。各地を訪れたさいに食べ比べてみるのも面白いでしょう。地元のワインやチーズと組み合わせることで、さらに奥深い味わいを楽しめます。
古代ローマ時代から愛されるモチモチとした食感が魅力のパン
イタリアで最も古いパンのひとつとされ、その歴史は古代ローマ時代にまでさかのぼります。小麦粉、オリーブオイル、塩といったシンプルな食材で作られており、地域ごとに種類やレシピが異なります。現代ではチーズ、肉、野菜などさまざまな食材が使用され、バリエーションも豊か。焼き上げる前の生地にくぼみをつけるのが特徴で、モチモチとした食感が魅力です。さらにフルーツや砂糖を使用した甘いデザートのようなフォカッチャも人気があります。
カリッと食感も楽しいイタリア料理のアンティパスト
カリッと焼いたバゲットにニンニクを擦り込み、オリーブオイルやこしょうなどで味をつけたイタリア料理のアンティパスト(前菜)。トマトをトッピングするのが一般的ですが、アンチョビやスモークサーモンなどの魚介類、生ハムやサラミなどの肉類をのせたものなど、地域やお店によってさまざまなアレンジがあります。また夏にはフレッシュバジル、冬にはチーズやきのこなど、季節ごとに旬の食材が使用されるのも魅力のひとつです。
仔牛のすね肉を香味野菜で煮込んだミラノの郷土料理
仔牛のすね肉(骨付き)を香味野菜やブロード(出汁)でじっくりと煮込んだミラノの郷土料理。ナイフがいらないほどホロホロに軟らかくなったお肉は、口に入れると溶けるような食感が楽しめます。付け合わせにはさまざまな種類がありますが、サフラン・リゾットが定番です。料理名にあるオッソとはイタリア語で「骨」を意味します。骨の中にある髄の部分も旨味が凝縮されており、小さなスプーンなどですくって味わうのが通の楽しみ方です。
みんなでシェアして食べたい!ボリューム満点の特大ステーキ
ボリューム満点の特大ステーキはフィレンツェを代表する肉料理で、一般的にシェアして食べるのがおすすめです。表面を炭火でこんがり焼き、中はレアに仕上げることで、軟らかな食感を最大限に引き出しています。また素材の旨味を大切にするため、味付けはオリーブオイルと塩のみというシンプルさ。そしてこの料理に欠かせないのが赤ワインです。ワインの酸味がビステッカの旨味をさらに引き立て、至福のひとときを演出してくれます。
牛の胃袋を煮込んだ、フィレンツェを代表する家庭料理
牛の胃袋「ハチノス」をトマトや香草とともに軟らかくなるまでじっくりと煮込んだ、フィレンツェの代表的な家庭料理です。独特の食感が楽しく、寒い季節には体を温めるのにぴったりの一品です。この料理にはパルメザンチーズをたっぷりとふりかけることが多く、チーズのコクがトリッパの旨味を一層引き立ててくれます。また赤ワインと一緒に楽しむことで、料理の味がさらに深まり、フィレンツェの伝統と文化をより感じられるでしょう。
食材を巻いて調理するバリエーション豊かな家庭料理
イタリア語で「巻く」という意味を持つインボルティーニ。肉や野菜にお好みの食材を巻いて煮込んだり焼いたりする料理のことで、レストランや家庭でよく見かけます。シンプルな味付けで、素材本来のおいしさを存分に楽しめるのが魅力です。薄切りにした牛肉にハムやチーズを巻いてトマトソースで煮込んだものや、薄切りのナスやズッキーニなどの野菜を使ったインボルティーニなど、さまざまなバリエーションがあります。