イタリア観光におすすめの名所&人気のスポットランキングイタリア観光ガイド

プラーノ島プラーノ島
トゥルッリトゥルッリ
コロッセオコロッセオ

ローマのコロッセオやバチカン市国、フィレンツェのルネサンス芸術、ベネチアの美しい運河で有名なイタリア。ピザやパスタ、ジェラートなど美食も豊富で、歴史と文化が息づく観光名所が多数です。美しい風景と豊かな遺産が楽しめるイタリアの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

イタリア観光マップ

Map

イタリアのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
アルベロベッロ

アルベロベッロ

真っ白に塗られた壁と三角帽のような屋根がユニークな、この地方特有の住居トゥルッリが連なります。

2
カナル・グランデ

カナル・グランデ

まるで蜃気楼のように海上に浮かぶ水の都、ベネチア。ゴンドラの行き交う大運河が、エキゾチックな風情を漂わせます。

3
ドゥオモ

ドゥオモ

ミラノの象徴であるドゥオモは、幾百もの尖塔を天に突き刺すように伸ばす、ゴシック建築の傑作です。

4
トレビの泉

トレビの泉

泉にコインを投げ入れると再びローマに来られるという伝説で有名なローマでも屈指の人気を誇るスポットです。

5
青の洞窟

青の洞窟

わずか1mほどしかない洞窟の入口から差し込む光が反射し、ドーム状の洞窟内は神秘的な青の世界に変貌します。

6
チンクエテッレ

チンクエテッレ

元は要塞都市であり、千年もの長い間、船だけで往来していたことから、陸の孤島として独自の文化が生まれました。

7
ドロミテ渓谷

ドロミテ渓谷

ヨーロッパで古くから人気のある景勝地で、そびえ立つ岩峰の群れと緑の牧草地帯がとても幻想的です。

イタリアおすすめツアー

イタリアのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • ミラノ ガレリア

    ミラノ

    イタリア最大級のゴシック建築やレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』など観光スポットが目白押しです。

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  • ベネチア

    ベネチア

    アドリア海に浮かぶ美しい水の都ベネチアは、ゴンドラが緩やかに行き交うロマンチックな風景で有名です。

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  • フィレンツェ

    フィレンツェ

    イタリアルネサンスの発祥の地。花の都とも呼ばれドゥオモを中心に街全体が一大美術館と化しています。

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  • ローマ コロッセオ

    ローマ

    コロッセオ、フォロ・ロマーノ、カラカラ浴場など、世界遺産ローマ歴史地区には偉大な帝国の遺跡がひしめいています。

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  • ナポリ

    ナポリ

    紺碧のナポリ湾をいだくように広がるナポリ。「ナポリを見て死ね」といわしめた絶景が広がります。

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  • シチリア島

    シチリア島

    地中海最大の島。豊かな自然と独自の文化、歴史ある遺跡を各地に有しています。魅力あふれる街々をめぐる周遊旅行へぜひ。

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  • アマルフィ海岸

    アマルフィ

    アマルフィ

    アマルフィは、イタリア随一のリゾート地です。世界遺産のアマルフィ海岸線と、優れた建築物や芸術作品が魅力で、とくに路地の散策やドゥオモがおすすめです。街を探索すると、緑豊かな森にレモンの香りが漂い、オレンジ色の屋根と絵のような街、そしてコバルトブルーの美しい地中海のパノラマが広がります。街は狭い階段で占められ車が通らないため、気ままな散策に最適です。美しく歴史ある広場に立つドゥオモは、外観の壮麗な装飾はもちろん、内部のエキゾチックな墓地など、見どころ満載です。アマルフィは、イタリアの四つの海洋都市国家の中で最も古く、地中海全域にわたる商業と、航海用コンパスを発明した技術力に支えられて繁栄しました。

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  • 斜塔 鐘楼 ピサの斜塔 大聖堂 ドゥオーモ 2019

    ピサの斜塔

    トスカーナ

    世界遺産であるピサのドゥオモ広場を構成する建築物の一つ、ピサの斜塔は、ガリレオ・ガリレイの行った落下実験でも有名。ドゥオモ広場には、海戦での大勝を記念し建設された大聖堂など、中世の芸術文化に影響を与えた歴史的重要建造物が集結しています。この奇跡の広場からの景観はとくに人気で、斜塔の傾きによって生じるユニークな視覚効果が楽しめます。また塔の頂上からは美しい広場全体が望め、その驚異的な傾斜を体感すると、自然の力に抗い塔を支える中世の建築技術に感動を覚えるでしょう。高さ約58m、8層の大理石の塔は、鐘楼として1173年に建設が開始された後、4層目の工事中に地盤沈下が原因で傾きはじめ、現在も約4度傾いています。

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  • アナカプリ カプリ島 2019-06-04

    カプリ島

    カプリ島

    地中海の宝石とも称されるカプリ島は、太陽と海を満喫する美しいリゾート地です。この島には、自然と歴史が融合したスポットが点在し、なかでも青の洞窟ツアーはきわめて高い人気を誇ります。ボートで小さな洞窟に入ると、海面に溶け込んだ太陽光により神秘的な青い光に包まれ、幻想的な体験ができます。また花で彩られたアウグスト庭園の展望台からは、奇岩・ファラリオーニを望め、海に続くループ式の小路は見下ろすだけで圧巻の美しさです。またカプリ島の魚介料理やモッツァレラチーズも人気で、夏にぴったりの前菜である本場のカプレーゼが堪能できます。カプリ島は世界最古のリゾート地ともいわれ、古代ローマ皇帝がこの島の別荘に住み帝国を統治しました。

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  • イタリア・アルベロベッロ夜景 2023-12-1撮影

    アルベロベッロ

    プッリャ州

    アルベロベッロは、1996年に世界文化遺産に登録されたトゥルッリと呼ばれるとんがり屋根の白い家が立ち並ぶ、小さな町です。迷路のような小径沿いの家々が美しい並木のような町を形成し、まるでおとぎの国に来た感覚を味わえます。土産物店が並ぶリオーネ・モンティ地区と、住民が暮らすアイア・ピッコラ地区が人気で、内部見学ができる家では人々の生活が垣間見られます。トゥルッリは、部屋ごとに屋根があり、繋がって一軒となる独特の建築様式で、屋根には白い紋様が描かれています。15世紀頃、領主がナポリ王に無断で街を興し、税金逃れのために壊しやすい石灰岩の家を建てたのが始まりで、これらの家は強い日差しを遮り、雨水を有効利用できる構造です。

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  • ポンペイ遺跡

    ポンペイ遺跡

    ポンペイ

    世界遺産のポンペイ遺跡は、西暦79年のヴェスヴィオ火山の大噴火によって一夜にして灰に埋もれた古代都市。18世紀に発掘調査が始まり、碁盤目状の石畳の街路や水道網、浴場などが現れ、商業都市や貴族の保養地として栄えた街の姿がそのまま残されています。なかでも、神殿や円形劇場、豪華な邸宅跡は人気のスポット。神話の神々を信仰した住民による数々の立派な神殿や、5,000人を収容できる円形劇場など、栄華を極めた古代ローマ人の生活に驚かされます。また秘儀荘と称される邸宅には、鮮烈なポンペイレッドの壁画があり、その美しさは圧巻です。遺跡を巡り、古代ローマの栄光と噴火による悲劇を目の当たりにすると、まるでタイムスリップしたかのような感覚に包まれます。

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  • カナル・グランデとサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会のあるヴェネツィアの街並み 2019-08-29撮影

    カナル・グランデ

    ベネチア

    カナル・グランデは、世界遺産「ベネチアとその潟」を構成する、水の都のメインストリートです。この大運河は、ゴンドラや水上タクシーで遊覧でき、歴史と芸術が織りなす壮麗な景観を楽しめ、なかでも四つの橋と教会がとくに人気です。16世紀に建造されたリアルト橋は全長48mの最も有名な太鼓橋で、橋の上の商店もにぎわっています。サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会は、ベネチアを代表するバロック様式の建物で、真っ白な外観と緑色のドームが印象的です。運河沿いは、「世界で最も美しい通り」と称され、ルネサンスやバロックなどさまざまな様式の豪華な建築物が立ち並んでおり、ベネチア共和国の繁栄と芸術性を物語っています。

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  • フィレンツェ ドゥオモ

    ドゥオモ(フィレンツェ)

    フィレンツェ

    世界遺産「フィレンツェ歴史地区」にあるドゥオモ。正式名はサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂で、サン・ジョヴァンニ洗礼堂とジョットの鐘楼とともにドゥオモ広場と称されます。ドゥオモは、立派な赤いドームと緻密なファサードが特徴で、内部天井のフレスコ画は秀麗。463段の階段を上ったドームの屋上からは、フィレンツェの街が一望でき、その赤茶色の屋根の波は息を呑むような美しさです。洗礼堂は八角形のロマネスク様式で、天国の扉が特に有名です。鐘楼は高さが約85mあり、上層からは大聖堂のクーポラを含むフィレンツェの街並みが望め、圧巻。大聖堂は1296年から140年以上をかけて建設されたゴシック様式の傑作で、フィレンツェの象徴です。

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  • ローマ トレビの泉 トレヴィの泉

    トレビの泉

    ローマ

    ローマ最大の噴水トレビの泉は、荘厳なポーリ宮殿の壁を背後に、水を司るポセイドン、豊饒の女神ケレース、健康の女神サルースがそびえるバロック彫刻の傑作です。後ろ向きにコインを泉へ投げ入れると願いが叶うという伝説は有名で、投げるコインの枚数によって叶う願いが異なります。1枚では再びローマに戻れ、2枚では大切な人と永遠に一緒にいられ、3枚では恋人と別れられると言われています。また水飲み場で、恋人と愛の水を飲むと、永遠に一緒にいられるという言い伝えもあります。1762年に完成したトレビの泉は、古代ローマ時代に皇帝が作らせた人工の泉で、建築美と彫刻の精巧さが圧巻。夜にライトアップされた神々の姿は、とくに美しく魅惑的です。

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  • ヴェルナッツァ マナローラ チンクエテッレ 世界遺産

    チンクエテッレ

    ラ・スペツィア

    世界遺産のチンクエテッレは、海岸沿いの五つの村の総称です。険しい崖に連なるカラフルな家々とクリスタルのような美しい海が広がり、リオマッジョーレ、ヴェルナッツァ、モンテロッソ、コルニリア、マナローラの五つの小さな村で構成されています。優雅なリゾート地モンテロッソ、海と町と夕日が織りなす絶景が魅力のコルニリアなど村それぞれの個性が豊かです。また、愛の小道など、村々には散策道が整備されており、海の音を聴き、絶景を望み、海の幸を食し、まさに五感で楽しめます。この地域は11世紀に要塞として築かれ、長く陸の孤島であったため、独自の文化が残されています。また急斜面に根付いたブドウでつくられる甘口ワインがこの地域の特産品です。

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  • ドロミテ渓谷 トレ・チーメ・ディ・ラ・ヴァレード

    ドロミテ渓谷

    北イタリア

    世界自然遺産ドロミテ渓谷は切り立った岩峰が蒼空を突く姿が圧巻。東アルプスの一部で、標高3,000mを超える山々と深い渓谷があり、荒々しい大自然が織りなす神々しさに畏怖の念を抱きます。東西100km以上続く広大な山岳地帯を通るドロミテ街道では、数多くの散策道が整備され、登山初心者でも気軽に絶景を満喫できます。ポルドイ展望台はロープウェイで簡単にアクセスでき、ドロミテ渓谷最高峰のマルモラーダをはじめとする山々の眺望は、必見です。ドロミテの真珠と称されるミズリーナ湖には山々の氷河の水が流れ込み、鏡のような澄んだ湖面が山々の景色を映します。ドロミテ渓谷は、太古の地殻変動により隆起した珊瑚礁が氷河に削られ形成されました。

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  • サンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂 ジョットの鐘楼

    ジョットの鐘楼

    フィレンツェ

    高さ84.7m、幅15mを誇るジョットの鐘楼は、ドゥオモ広場を構成する建築物の一つです。その壮麗なデザインと赤、白、緑のカラフルな大理石のファサードは印象的で、鐘楼の最上階の展望台はとくに定評があります。徒歩で414段の階段を上ると、大聖堂のクーポラを含むフィレンツェの街並みを一望でき、眼下に広がる赤い屋根瓦や歴史的建造物は、息をのむほどの絶景です。また鐘楼内では、かつて使用された鐘が見学でき、今もフィレンツェの街に響く鐘の音色は荘厳で神聖です。14世紀に建築家のジョットによって設計された美しいゴシック様式の塔は、フィレンツェの繁栄の象徴であり、当時の技術と芸術性の高さを物語っています。

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  • 真実の口 サンタ・マリア・イン・コスメディン教会 サンタマリアインコスメディン教会

    真実の口

    ローマ

    真実の口は、顔が彫り込まれたユニークな円形の彫刻で、映画「ローマの休日」のワンシーンで広く認知されました。真実の口には、嘘をついている者は手が抜けなくなるという伝説があり、有名な映画シーンを再現しながら写真を撮ると、ユニークな思い出が残せるでしょう。この迫力のある顔のモデルは、海の神オーケアノスといわれており、推定1,300kgの大理石で作られています。また真実の口が何のために作成されたか明らかにされておらず、一説によると、マンホールのような役割を果たしていたのではないかといわれています。この石版は、歴史を感じる重厚な造りのサンタ・マリア・イン・コスメディン聖堂にあり、古代ローマ時代の教会建築を堪能できます。

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  • スペイン広場

    スペイン広場

    ローマ

    ローマでもっとも人気の観光地の一つであるスペイン広場。近くにスペイン大使館があることから、スペイン広場と名づけられました。「ローマの休日」をはじめ、さまざまな映画などのロケ地として有名です。特に広場の階段は「ローマの休日」の中でオードリー・ヘップバーンがジェラートを食べていたロマンティックな場所ですが、現在は階段に座って飲食することは禁止になっています。スペイン広場でもう一つ有名なのが、巨匠ベルニーニが手掛けたバルカッチャの噴水です。地面よりも低い位置に設置された船の彫刻の噴水はまるで本当に水に浮かんでいるよう。広場の周辺は高級ブランド店やレストラン・カフェが密集しており、ショッピングや食事と一緒に気軽に観光できます。

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  • 幸運の牡牛 モザイク ヴィットリオ・エマヌエレ2世ガレリア

    ヴィットリオ・エマヌエレ2世ガレリア

    ミラノ

    ヴィットリオ・エマヌエレ2世ガレリアは、イタリア最古のショッピングアーケードです。鉄骨構造と壮大なガラスドームが特徴で、統一された黒背景に金文字の看板や、天井から差す淡い光に映えるフレスコ画は、極めて優美。中央ホールの床には各地の紋章を表したモザイク画があり、雄牛の画の局部に片足のかかとを乗せて3回転すると、願いが叶うといわれます。一流ブランド店や老舗カフェが並び、イタリア最古の書店やカンパリソーダ発祥の店も人気で、近代のイタリアの生活に触れられます。1877年に完成したイタリアの初代国王の名に由来するこの商店街は、伝統工法を基盤に近代の鉄骨を組み合わせた傑作で、多くの建築作品に影響を与えました。

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  • サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 「最後の晩餐」収蔵

    サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

    ミラノ

    静謐なサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会は、非常に知名度が高い、芸術の宝庫です。礼拝堂の美しい絵画や装飾は見事で、とりわけ教会敷地内にある修道院の食堂の壁に描かれた創造的天才画家レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「最後の晩餐」は必見。この敷地全体とともに世界遺産に登録されています。この名画には、イエス・キリストが処刑される前夜に弟子たちととる食事風景が描かれており、鮮やかな色彩と繊細な描写は秀逸です。このカトリック教会は1469年に完成したルネサンス期の代表的な建築物であり、精巧な装飾が施された優美な外観と、明るく開放感のある内部空間が特徴で、ルネサンス期の精髄を堪能できます。

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  • スカラ座 Teatro Alla Scala

    スカラ座

    ミラノ

    スカラ座は、世界を代表する格式高い歌劇場。絢爛豪華な内装と卓越した音響設備を誇り、一流のオペラやバレエ公演を堪能できます。多くの有名芸術家がここでの公演を夢見るほど。そのため、スカラ座で観劇しその雰囲気をまるごと体感することが理想です。もしオペラを観る時間がない場合は、隣接するスカラ座博物館がおすすめです。オペラ史を彩る衣装や楽譜など貴重な展示品とスカラ座の煌びやかな劇場の一部を見学でき、一見の価値あり。1778年に開業したスカラ座は、長い歴史を持ち、多くの有名音楽家により音楽史に残る公演が行われてきました。スカラ座で、盛装して音楽に身をゆだね、ロマンティックなオペラに酔いしれる体験は贅沢そのものです。

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  • イタリア ベネチア サンマルコ寺院 内部 2023-10-19撮影

    サンマルコ寺院

    ベネチア

    ベネチアを代表する世界遺産のサンマルコ寺院。いつも観光客や参拝者が長蛇の列を作っているイタリアの聖地です。9世紀に聖マルコの遺体をまつるために建設された由緒ある寺院で、1807年以降ベネチア大司教座が置かれた大聖堂となっています。建築当時のビザンティン様式のほか、改築によってロマネスク・ゴシック・ルネサンスなどさまざまな建築様式が混ざり合った迫力ある建物と、聖マルコ像や最後の審判の壁画、黄金のモザイクタイルなどの美しい装飾は壮観。なかでも黄金と宝石で輝く「パラ・ドーロ」はサンマルコ寺院の象徴です。2階部分は博物館になっており、貴重な美術品が多く展示されています。バルコニーから見渡すサンマルコ広場も見ごたえがあります。

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  • パレルモ マッシモ劇場 内部 2016/9

    マッシモ劇場

    パレルモ

    マッシモ劇場はイタリア最大の歌劇場です。ネオクラシック様式の豪奢な外観はパレルモのシンボルとして愛されています。映画「ゴッドファーザー」のロケ地になっているため、映画ファンも多く訪れる人気の観光スポットです。外観だけでなく内装も豪華絢爛で、スカラ座よりも広い劇場は大迫力。公演の時にはドレスや礼服に身を包んだ人々が集まり、さらに華やかな雰囲気になります。本場のオペラを鑑賞するほか、公演がなくても見学ツアーを楽しめます。「ゴッドファーザー」に登場した階段は旅の記念撮影にぴったり。マッシモ劇場の目の前の広場は市民の憩いの場になっており、ジェラートを食べながらゆっくり休憩するのもおすすめです。

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  • Siena イタリア シエナ カンポ広場

    カンポ広場(シエナ)

    シエナ

    世界で一番美しい広場として名高いカンポ広場。中世に造られたイタリアでも有数の大規模な広場で、カンポ広場を含む一帯はシエナ歴史地区として世界遺産にも登録されている歴史的な価値も高い場所です。平坦なことが多い広場の設計としては珍しく、扇状に傾斜がついています。天気のいい日には、そのほどよい傾斜で人々が座ったり寝転んでくつろいだりする光景がよく見られます。カンポ広場ではイベントもたくさん開催されており、特にシエナの伝統行事「パリオ」が有名です。年に2回催されるメルカート・ネル・カンポと呼ばれる市場には、地元住民だけでなく観光客も多く訪れます。ほかにもコンサートやクラシックカーレースが開催されており、魅力の多いスポットです。

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  • イタリア トスカーナ オルチャ渓谷 糸杉

    オルチャ渓谷

    シエナ

    オルチャ渓谷はヨーロッパ随一の美しさを誇る丘陵地帯です。ゆるやかな丘がいくつも重なり、まるで絵画の中に入り込んだかのような光景は圧巻。オルチャ渓谷はオリーブや小麦などの栽培が盛んな地域で、のどかな田園風景が一面に広がっています。かつては不毛の地だったこの場所を700年かけて開墾し、今の美しい風景が生まれました。その先人の努力を評して世界遺産にも登録されています。一年中どの季節でも楽しめますが、新緑の春は特に美しい光景が見られます。オルチャ渓谷にはワイナリーとチーズ工房もあり、特産品を堪能しながら宿泊できるオーベルジュを利用するのもおすすめです。おいしい特産品が豊富なため、お土産としても人気があります。

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  • カステルガンドルフォ 2019/10

    カステルガンドルフォ

    ローマ

    カステルガンドルフォはアルバーノ湖のほとりにある美しい小さな街です。かつてローマ教皇の避暑地として利用していたことで知られています。避暑用の山荘であったガンドルフォ城が湖畔の丘の上にたたずみ、のどかで幻想的な風景が広がっています。観光客があまりいない隠れスポットとして、イタリア市民にも人気です。街の中心にある噴水の周りには塗り壁の古い建物が立ち並び、まるでおとぎ話の中に迷い込んだよう。カステルガンドルフォはレストランも充実しており、街の散策の後にはグルメも満喫できます。イタリアでも有数の景勝地であるアルバーノ湖で、カヌーなどのアクティビティを楽しむのもおすすめです。

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  • コモ湖

    コモ湖

    コモ

    コモ湖はイタリア北部にある国内で3番目に大きい湖です。スイスとの国境にあり、雄大なアルプス山脈とコモ湖が織りなす光景は圧巻。その光景の美しさから多くの芸術家や著名人に愛され、リゾート地として人気があります。かつてローマ帝国の皇帝であったユリウス・カエサルの保養地でもあったとされており、中世の宮殿や城壁など歴史的建造物も残されています。湖畔には王侯貴族の別荘として使われていたヴィラがいくつも立っており、まるでおとぎ話のような幻想的な雰囲気です。クルーズ船でヴィラを巡るツアーも人気。リゾート地であることからコモ湖周辺には素敵な宿泊施設やレストランが充実しています。美食を満喫しつつ、まるで貴族のような贅沢な時間を過ごせる場所です。

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  • ジュリエットの家 ジュリエッタの家 バルコニー 「ヴェローナ市街」 世界遺産

    ジュリエットの家

    ヴェローナ

    シェイクスピアの傑作「ロミオとジュリエット」の実際の舞台であったとされるジュリエットの家。恋の聖地として、世界中から多くのカップルが訪れています。特にジュリエットがロミオに語り掛けるワンシーンに登場するバルコニーが有名。庭園は自由に散策できるため、バルコニーも気軽に見学が可能です。ジュリエットの家は博物館として公開されており、特別なイベントの際には宿泊や食事もできるようになっています。近年には挙式も可能になったため、海外で特別な結婚式をしたい方にぜひおすすめです。ヴェローナにはほかにもロミオの家やジュリエットの墓など、物語にまつわるスポットが盛りだくさん。「ロミオとジュリエット」の世界に浸りながらロマンティックな時間を堪能できます。

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  • マテーラの洞窟住居

    マテーラ

    バジリカータ州

    イタリア随一の絶景スポットであり世界遺産のマテーラ。グラヴィーナ渓谷の岩肌を直接掘って造られた洞窟住居が斜面にいくつも折り重なり、古代の遺跡のような神秘的な街です。街の歴史は古く約7,000年前にキリスト教徒が迫害から逃れてこの地に移り住み、長い時間をかけてこの壮大な洞窟住居を造りました。この住居群が3,000~4,000もあり、サッシ地区は政府保有地として観光施設化されています。キリスト教徒の街であったことから岩窟教会が多く、荘厳な廃墟美を堪能できます。昼間の風景も白い岩肌が壮観ですが、マテーラの魅力はなんといっても夜のライトアップ。洞窟住居を改装した宿泊施設がたくさんあるため、泊りがけで夜景をたっぷり楽しむのもおすすめです。

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  • カステルデルモンテ デルモンテ城

    デルモンテ城

    プッリャ州

    「丘の上の王冠」という異名を持つ謎多きデルモンテ城。八角形の2階建ての形状から王冠と呼ばれています。また、内部は八つの部屋で構成されており、8枚の葉の装飾など8に統一された設計になっています。その建造美から世界遺産にも登録されています。デルモンテ城という名は付いていますが、その独特な造りから城ではないとされ用途の詳細は謎のままです。「キリストの聖遺物を隠した場所」や「錬金術の研究所」などの伝説がささやかれるミステリアスな城の中で、8にまつわる物を探してまわるのはまるで宝探しのよう。また、デルモンテ城は1セントユーロ硬貨の背面に採用されるほど建造美で名高い城であり、サンゴ石や大理石など微妙に色の違う石で造られた城は見ごたえがあります。

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  • フィレンツェ ウフィッツィ美術館 特別陳列

    ウフィッツィ美術館

    フィレンツェ

    ウフィッツィ美術館は、イタリアを代表する芸術であるルネサンス絵画の宝庫といわれている美術館です。ヨーロッパで最古の近代美術館の一つでもあります。1560年着工のルネサンス様式の建物は、もともと行政・司法機関として建築された庁舎でした。グロテスク装飾があしらわれた廊下や八角形の幻想的な部屋「トリブーナ」など、美術館自体も大変価値の高い芸術作品になっています。また、ウフィッツィ美術館は所蔵している美術品の質も量もトップクラス。レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」やサンドロ・ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」など、誰もが知る有名な絵画を展示しています。そのため美術館の中でも特に人気が高く、来場の際は事前予約がおすすめです。

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  • ポルトフィーノ

    ポルトフィーノ

    リグーリア州

    ポルトフィーノは、イタリア北西部のジェノヴァの近くに位置する、カラフルな建物が立ち並ぶ美しい漁村です。セレブに人気のリゾート地としても知られており、多くの観光客が訪れる場所です。この街の観光名所は、ブラウン城です。ブラウン城からは、ポルトフィーノの美しい港を一望できます。黄色い外観のサンマルティーノ教会やサン ジョルジョ教会などの古い教会も立ち寄ってほしいスポット。ここからも港の風景を楽しむことができます。そして夕暮れ時には、昼とは違った幻想的な街並みが広がります。また、ヨットやボートで海からポルトフィーノの街を眺めるのもおすすめです。レストランやカフェで海を見ながら、美味しい食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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  • ポルトヴェーネレ

    ポルトヴェーネレ

    リグーリア州

    ポルトヴェーネレは、リグーリア州の海岸沿いにある街で、「ヴィーナスの港」とも言われています。チンクエ・テッレや沖合の島々とともに「ポルトヴェーネレ、チンクエ・テッレ及び小島群」として1997年に世界文化遺産に登録されており、青い海とカラフルな家々を見に多くの観光客が訪れます。この地域は、古代ローマ時代から交易や海の要塞として重要な位置を占めており、一見要塞のように見えるサン・ピエトロ教会はポルトヴェーネレの観光名所です。サン・ピエトロ教会からは、美しいリヴィエラ海岸を一望できます。またポルトヴェーネレは、ムール貝の養殖が有名で、レストランではムール貝料理など新鮮なシーフードが味わえます。

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  • サンレモ

    サンレモ

    リグーリア州

    イタリアのリグーリア州に位置するサンレモは、美しいリヴィエラ海岸に面したリゾート地です。サンレモの魅力はなんといっても美しいビーチと海。サンレモの海岸は、青い海と美しい砂浜で覆われており、日光浴や水泳を楽しむことができます。毎年2月にはイタリアで最も権威あるポピュラー音楽の祭典「サンレモ音楽祭」が開催されています。また、サンレモには、中世の建物や美しい広場が広がっており、歴史的な建造物や美術館、博物館などもあります。食文化も、サンレモの魅力のひとつです。レストランでは、新鮮な海産物や地元の食材を使った料理が楽しめます。特に、サンレモはオリーブオイルの産地であり、美味しいオリーブオイルを使った料理も人気があります。

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  • ヴェローナ

    ヴェローナ

    ヴェネト州

    イタリア北部のヴェネト州の都市ヴェローナ。アディジェ川沿いには中世の旧市街が広がり、どこを歩いても絵になるような、古きイタリアの良さを思う存分体感できます。その街並みは「ヴェローナ市」として世界文化遺産にも登録されています。またヴェローナの顔ともいえるローマ時代の円形劇場アレーナをはじめ、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の舞台としても有名な場所があり、ロミオの家やジュリエットの家など小都市ながら見どころ満載です。恋のパワースポットとして世界中から愛されている街です。

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  • トレント

    トレント

    トレンティーノ=アルト・アディジェ州

    トレントは、北イタリアにある美しい都市で、その美しい自然と文化的な魅力で知られています。まず、中心部には、美しい中世の城壁に囲まれた旧市街があります。アルプス山脈に囲まれており、美しい自然が豊富にあります。「ドロミテ」などの美しい自然保護区があり、美しい山々や森林、湖や川が観光客を魅了します。一方で、ワイン生産でも有名で、トレンティーノ地方のワインは、品質が高く、風味が豊かで、世界的に高い評価を受けてます。

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  • ヴィチェンツァ

    ヴィチェンツァ

    ヴェネト州

    ヴィチェンツァは、イタリアのヴェネト州にある美しい都市です。「シニョーリ広場」という美しい広場があり、歴史的な雰囲気が漂います。ヴィチェンツァとヴェネト州にある「パッラーディオの建築物群」は、16世紀に活躍した建築家アンドレア・パッラーディオによって設計された建物群で、世界中から多くの建築家や観光客が訪れます。ヴィチェンツァには美術館や博物館も多くあり、「パッラーディオ博物館」は、アンドレア・パッラーディオの作品を中心に収蔵しており、建築ファンには必見の場所です。

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  • パドヴァ

    パドヴァ

    ヴェネト州

    イタリア北部に位置する古都パドヴァは歴史深い街で、見どころに溢れています。スクロヴェーニ礼拝堂には初期ルネサンス芸術の先駆者ジョットの必見の傑作であるフレスコ画が残されています。聖アントニオ聖堂は聖アントニオを祀る場所であり、イタリアの重要な巡礼地です。また、世界的に有名なパドヴァ大学があり、「大学の街」としても知られています。パドヴァ大学はイタリアで2番目に古い歴史を持ち、かつては天文学の父ガリレオ・ガリレイが教鞭をとっていました。

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  • ボローニャ

    ボローニャ

    エミリア=ロマーニャ州ボローニャ県

    欧州一古いボローニャ大学のある学芸都市で、エミリア・ロマーニャ州の州都。文化水準が高いだけでなく、世界で唯一の子供のためのブックフェア、「ボローニャ国際児童図書展」が毎年春に行われるなど、絵本や靴をはじめ多くの国際見本市も開催される躍動的な魅力のある街です。大学や宮殿、教会などが建ち並び、中世の面影を残す街並みの美しさはイタリア随一と称賛されています。また、美食の街としても有名で、食事でも楽しめる観光地として知られており、日本でも人気のパスタであるボロネーゼやパルミジャーノ・レッジャーノのみを使うラザーニャ、ミニワンタンのようなトルテッリーニなどが代表的な料理です。

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  • ラヴェンナ

    ラヴェンナ

    エミリア=ロマーニャ州ボローニャ県

    ベネチアの南に約150km行ったところにある、ビザンチン美術が花開いたモザイク美術の宝庫ラヴェンナ。落ち着いた佇まいの建物の中に、長い歴史の間に蓄えられていった輝かしい宝が残されています。現在では静かな地方都市でありながら、訪れるものを魅了し、かつて西ローマ帝国の首都であった気高い精神を、今もなお受け継いでいるようです。まばゆいばかりのモザイクで内部が飾られたサンヴィターレ教会や、最古のモザイクで装飾された皇帝一族の廟など、様々な特色を持ったモザイク美術を堪能することができます。

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  • トスカーナ

    トスカーナ

    トスカーナ州

    イタリア中部に位置するトスカーナはルネサンス期に文化と芸術の中心地として栄えたエリアで、花の都フィレンツェ、大理石の斜塔が圧巻のピサ、中世の街並みを色濃く残すシエナなど、美しい都市が点在。定番観光スポットだけでなく、豊かな自然に恵まれていることから「世界で最も美しい田舎」とも呼ばれています。また、トスカーナはイタリア屈指のワインの産地として有名で、「キャンティ」「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」「ボルゲリ」など最上級のワインが充実しています。さらに野菜や肉、オリーブオイルなど新鮮な食材を生かしたシンプルな料理が、素朴でありながら地元の食材を楽しめる料理として人気があり、ワインとともに楽しめる食文化も魅力のひとつです。

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  • サン・ジミニャーノ

    サン・ジミニャーノ

    トスカーナ州

    フィレンツェ近郊の街で、街の端から端まで500mくらいしかない小さな街です。ローマとフィレンツェを結ぶ街道が交差する交通の要衝にあり、9~12世紀にかけて染料として珍重されたサフランの生産や交易により莫大な富を築き、発展しました。中世・ルネサンス期の塔14本が残っており、街並みもよく保存されていることが評価され、世界遺産に登録されています。とても小さな街ではありますが、中世の雰囲気が色濃く残り、フォトジェニックな風景が目白押しです。14個ある塔の中で最も高いグロッサの塔があるポポロ宮殿は現在、市庁舎兼市立の美術館になっており、13世紀から17世紀にかけて制作された美しいフレスコ画や貴重な美術品が展示されています。

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  • シエナ

    シエナ

    トスカーナ州

    かつてのトスカーナ公国の都シエナ。トスカーナ州のほぼ真ん中に位置しており、人口約5〜6万人のこぢんまりとした静かな古都です。かつてフィレンツェを凌ぐほど繁栄を極めた都市国家で栄華の象徴であるイタリア・ゴシックの街並みが、なだらかな緑の丘に調和し、時間が静止したかのような趣をたたえています。世界一美しいといわれる赤茶色のレンガが敷き詰められた扇状のカンポ広場は街のシンボルとなっており、広場の正面にはプッブリコ宮が建っています。200年もの歳月をかけ40人の職人によって造られた壮大なモザイク画のあるドゥオモもかつて栄えたシエナの歴史を感じる見どころのひとつです。

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  • アッシジ

    アッシジ

    ウンブリア州

    アッシジはイタリア中部に位置し、「アッシジ、フランチェスコ聖堂と関連修道施設群」として登録されている世界遺産の街です。第2のキリストと呼ばれる聖フランチェスコがアッシジ出身のため、全世界のカトリック教徒の巡礼の地となっており、サン・フランチェスコ大聖堂やサン・ダミアーノ教会など、彼にまつわる多くの建造物があります。建物はその壁の多くに、ピンクがかった石が使われているため、夕焼け時には街がバラ色に包まれます。また、散策するだけでも楽しい中世の建築や石畳の小道、お土産探しにも嬉しいショップやレストラン、カフェなどが充実しています。街歩きとともにアッシジ周辺で豊富に採れる、トリュフを使ったパスタや肉料理はぜひ味わいたい一品です。

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  • ペルージャ

    ペルージャ

    ウンブリア州

    イタリア、ウンブリア州の州都であり、美しい丘陵地帯に位置するペルージャ。エトルリア人によって築かれた歴史ある街で、中世以降は商業や芸術の中心地として栄えました。古代からの歴史を感じさせる美しい建物や景観が数多く残っており、散策を存分に楽しめる街と言えます。数多くの美術館や博物館も存在しており、プリオーリ宮内部の国立ウンブリア美術館では、シエナ派やトスカーナ派画家たちの宗教画を中心としたルネサンス期の絵画などを鑑賞できます。また、チョコレートの街としても有名で、ヨーロッパ最大のチョコの祭典「Eurochocolate(ユーロチョコレート)」は、旧市街の広場とメインストリートにチョコレートを売る屋台が建ち並ぶ、ヨーロッパ中が注目するイベントです。

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  • パルマ

    パルマ

    エミリア=ロマーニャ州

    イタリアのエミリア・ロマーニャ州にあるパルマは、世界三大生ハムのパルマハムやチーズの王様パルミジャーノ・レッジャーノなど、イタリアの代表的な食材を生産する美食都市で、その高品質な食品が世界中で愛されています。また、ロマネスク様式の代表的な建築物の一つであるパルマ大聖堂や、イタリアの音楽文化の重要な場所として知られているファルネーゼ劇場などの歴史的建造物、アパレルショップやレストラン、カフェが集まるガリバルディ広場、緑豊かでゆったりと過ごしたい方にぴったりのデュカーレ公園など、市内でも幅広い観光スポットがあるので、世界に誇るイタリアの料理と共に街を満喫できるでしょう。

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  • ポンペイ

    ポンペイ

    カンパニア州

    ポンペイは、ナポリ近郊にある古代ローマ時代の遺跡で、火山の噴火によって壊滅的な被害を受けた都市の1つです。現在では世界遺産に登録されており、多くの観光客が訪れる人気の観光地となっています。紀元前7世紀には既に存在しており、繁栄を迎えたローマ帝国時代には、美しい建造物や公共施設、広場、劇場などが建設されました。しかし、紀元79年に隣接するヴェスビオ火山が噴火し、都市は火山灰や溶岩によって埋没してしまいました。その後長い年月を経て街は再発見され、古代ローマ時代の生活や文化を知る貴重な資料として、世界中から注目を集めるようになりました。広大な遺跡内は1日で全てを見ることは難しいため、時間に余裕を持って訪れることがおすすめです。

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  • サンタ・ルチア港

    サンタ・ルチア港

    ナポリ

    サンタルチア港は数多くのクルーズ船やフェリーが発着するナポリ市内にある主要な港のひとつ。海に突き出た石造りの城は多くの観光客を引きつける人気のスポットで、「卵城」と呼ばれるカステル・デローヴォがあります。この城を建てた際、魔術師が地盤の基礎部分に卵を埋めて「この卵が割れるときには城もナポリも滅びる」という呪文をかけたという伝説からその名が付いたといわれています。長い歴史を感じさせる城壁や石畳もさることながら、屋上から見られる風景は「ナポリを見てから死ね」というイタリアに伝わる格言も納得の絶景です。港周辺には、プールなどを備えたリゾート感抜群なホテルやイタリアの海を優雅に眺めながら食事できるホテルが多く、魅力の1つです。

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  • ソレント

    ソレント

    カンパニア州

    南イタリアのリゾート地「ソレント」。とても綺麗で高級感が漂っています。青く澄んだ海や崖の上に建つカラフルな家々、そして美しい景色で有名です。多くの観光名所の中でも最も有名なのは、ソレント半島の南にある海岸線で世界遺産にも登録されているアマルフィ海岸です。また、ソレントにはリモンチェッロという南イタリアの伝統的なリキュールがあります。このリキュールは、レモンの皮を使用して作られているシンプルなお酒で、ソレントの特産品として知られています。

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  • エオリア諸島 リパリ島

    エオリア諸島

    シチリア州

    シチリア島北方、ティレニア海南部にY字型に並んで浮かぶ火山性の諸島。主要な7つの島で構成される諸島全体には約1万3000人の人々が暮らしてます。いまなお活発な火山活動を行っているストロンボリ島(ストロンボリ火山)からは「ストロンボリ式噴火」、ヴルカーノ島(ヴルカーノ火山)からは「ブルカノ式噴火」の用語がそれぞれ生まれ学術用語に採用されており、火山学の発展に大きく影響しました。2000年には世界自然遺産にも登録されています。観光の際には、シチリアのミラッツォかメッシーナからフェリーでアクセスするのが便利です。

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イタリア最大級のゴシック建築やレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』など観光スポットが目白押しです。

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アドリア海に浮かぶ美しい水の都ベネチアは、ゴンドラが緩やかに行き交うロマンチックな風景で有名です。

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イタリアルネサンスの発祥の地。花の都とも呼ばれドゥオモを中心に街全体が一大美術館と化しています。

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コロッセオ、フォロ・ロマーノ、カラカラ浴場など、世界遺産ローマ歴史地区には偉大な帝国の遺跡がひしめいています。

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紺碧のナポリ湾をいだくように広がるナポリ。「ナポリを見て死ね」といわしめた絶景が広がります。

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地中海最大の島。豊かな自然と独自の文化、歴史ある遺跡を各地に有しています。魅力あふれる街々をめぐる周遊旅行へぜひ。

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アマルフィは、イタリア随一のリゾート地です。世界遺産のアマルフィ海岸線と、優れた建築物や芸術作品が魅力で、とくに路地の散策やドゥオモがおすすめです。街を探索すると、緑豊かな森にレモンの香りが漂い、オレンジ色の屋根と絵のような街、そしてコバルトブルーの美しい地中海のパノラマが広がります。街は狭い階段で占められ車が通らないため、気ままな散策に最適です。美しく歴史ある広場に立つドゥオモは、外観の壮麗な装飾はもちろん、内部のエキゾチックな墓地など、見どころ満載です。アマルフィは、イタリアの四つの海洋都市国家の中で最も古く、地中海全域にわたる商業と、航海用コンパスを発明した技術力に支えられて繁栄しました。

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世界遺産であるピサのドゥオモ広場を構成する建築物の一つ、ピサの斜塔は、ガリレオ・ガリレイの行った落下実験でも有名。ドゥオモ広場には、海戦での大勝を記念し建設された大聖堂など、中世の芸術文化に影響を与えた歴史的重要建造物が集結しています。この奇跡の広場からの景観はとくに人気で、斜塔の傾きによって生じるユニークな視覚効果が楽しめます。また塔の頂上からは美しい広場全体が望め、その驚異的な傾斜を体感すると、自然の力に抗い塔を支える中世の建築技術に感動を覚えるでしょう。高さ約58m、8層の大理石の塔は、鐘楼として1173年に建設が開始された後、4層目の工事中に地盤沈下が原因で傾きはじめ、現在も約4度傾いています。

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地中海の宝石とも称されるカプリ島は、太陽と海を満喫する美しいリゾート地です。この島には、自然と歴史が融合したスポットが点在し、なかでも青の洞窟ツアーはきわめて高い人気を誇ります。ボートで小さな洞窟に入ると、海面に溶け込んだ太陽光により神秘的な青い光に包まれ、幻想的な体験ができます。また花で彩られたアウグスト庭園の展望台からは、奇岩・ファラリオーニを望め、海に続くループ式の小路は見下ろすだけで圧巻の美しさです。またカプリ島の魚介料理やモッツァレラチーズも人気で、夏にぴったりの前菜である本場のカプレーゼが堪能できます。カプリ島は世界最古のリゾート地ともいわれ、古代ローマ皇帝がこの島の別荘に住み帝国を統治しました。

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アルベロベッロは、1996年に世界文化遺産に登録されたトゥルッリと呼ばれるとんがり屋根の白い家が立ち並ぶ、小さな町です。迷路のような小径沿いの家々が美しい並木のような町を形成し、まるでおとぎの国に来た感覚を味わえます。土産物店が並ぶリオーネ・モンティ地区と、住民が暮らすアイア・ピッコラ地区が人気で、内部見学ができる家では人々の生活が垣間見られます。トゥルッリは、部屋ごとに屋根があり、繋がって一軒となる独特の建築様式で、屋根には白い紋様が描かれています。15世紀頃、領主がナポリ王に無断で街を興し、税金逃れのために壊しやすい石灰岩の家を建てたのが始まりで、これらの家は強い日差しを遮り、雨水を有効利用できる構造です。

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世界遺産のポンペイ遺跡は、西暦79年のヴェスヴィオ火山の大噴火によって一夜にして灰に埋もれた古代都市。18世紀に発掘調査が始まり、碁盤目状の石畳の街路や水道網、浴場などが現れ、商業都市や貴族の保養地として栄えた街の姿がそのまま残されています。なかでも、神殿や円形劇場、豪華な邸宅跡は人気のスポット。神話の神々を信仰した住民による数々の立派な神殿や、5,000人を収容できる円形劇場など、栄華を極めた古代ローマ人の生活に驚かされます。また秘儀荘と称される邸宅には、鮮烈なポンペイレッドの壁画があり、その美しさは圧巻です。遺跡を巡り、古代ローマの栄光と噴火による悲劇を目の当たりにすると、まるでタイムスリップしたかのような感覚に包まれます。

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カナル・グランデは、世界遺産「ベネチアとその潟」を構成する、水の都のメインストリートです。この大運河は、ゴンドラや水上タクシーで遊覧でき、歴史と芸術が織りなす壮麗な景観を楽しめ、なかでも四つの橋と教会がとくに人気です。16世紀に建造されたリアルト橋は全長48mの最も有名な太鼓橋で、橋の上の商店もにぎわっています。サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会は、ベネチアを代表するバロック様式の建物で、真っ白な外観と緑色のドームが印象的です。運河沿いは、「世界で最も美しい通り」と称され、ルネサンスやバロックなどさまざまな様式の豪華な建築物が立ち並んでおり、ベネチア共和国の繁栄と芸術性を物語っています。

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世界遺産「フィレンツェ歴史地区」にあるドゥオモ。正式名はサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂で、サン・ジョヴァンニ洗礼堂とジョットの鐘楼とともにドゥオモ広場と称されます。ドゥオモは、立派な赤いドームと緻密なファサードが特徴で、内部天井のフレスコ画は秀麗。463段の階段を上ったドームの屋上からは、フィレンツェの街が一望でき、その赤茶色の屋根の波は息を呑むような美しさです。洗礼堂は八角形のロマネスク様式で、天国の扉が特に有名です。鐘楼は高さが約85mあり、上層からは大聖堂のクーポラを含むフィレンツェの街並みが望め、圧巻。大聖堂は1296年から140年以上をかけて建設されたゴシック様式の傑作で、フィレンツェの象徴です。

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ローマ最大の噴水トレビの泉は、荘厳なポーリ宮殿の壁を背後に、水を司るポセイドン、豊饒の女神ケレース、健康の女神サルースがそびえるバロック彫刻の傑作です。後ろ向きにコインを泉へ投げ入れると願いが叶うという伝説は有名で、投げるコインの枚数によって叶う願いが異なります。1枚では再びローマに戻れ、2枚では大切な人と永遠に一緒にいられ、3枚では恋人と別れられると言われています。また水飲み場で、恋人と愛の水を飲むと、永遠に一緒にいられるという言い伝えもあります。1762年に完成したトレビの泉は、古代ローマ時代に皇帝が作らせた人工の泉で、建築美と彫刻の精巧さが圧巻。夜にライトアップされた神々の姿は、とくに美しく魅惑的です。

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世界遺産のチンクエテッレは、海岸沿いの五つの村の総称です。険しい崖に連なるカラフルな家々とクリスタルのような美しい海が広がり、リオマッジョーレ、ヴェルナッツァ、モンテロッソ、コルニリア、マナローラの五つの小さな村で構成されています。優雅なリゾート地モンテロッソ、海と町と夕日が織りなす絶景が魅力のコルニリアなど村それぞれの個性が豊かです。また、愛の小道など、村々には散策道が整備されており、海の音を聴き、絶景を望み、海の幸を食し、まさに五感で楽しめます。この地域は11世紀に要塞として築かれ、長く陸の孤島であったため、独自の文化が残されています。また急斜面に根付いたブドウでつくられる甘口ワインがこの地域の特産品です。

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世界自然遺産ドロミテ渓谷は切り立った岩峰が蒼空を突く姿が圧巻。東アルプスの一部で、標高3,000mを超える山々と深い渓谷があり、荒々しい大自然が織りなす神々しさに畏怖の念を抱きます。東西100km以上続く広大な山岳地帯を通るドロミテ街道では、数多くの散策道が整備され、登山初心者でも気軽に絶景を満喫できます。ポルドイ展望台はロープウェイで簡単にアクセスでき、ドロミテ渓谷最高峰のマルモラーダをはじめとする山々の眺望は、必見です。ドロミテの真珠と称されるミズリーナ湖には山々の氷河の水が流れ込み、鏡のような澄んだ湖面が山々の景色を映します。ドロミテ渓谷は、太古の地殻変動により隆起した珊瑚礁が氷河に削られ形成されました。

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高さ84.7m、幅15mを誇るジョットの鐘楼は、ドゥオモ広場を構成する建築物の一つです。その壮麗なデザインと赤、白、緑のカラフルな大理石のファサードは印象的で、鐘楼の最上階の展望台はとくに定評があります。徒歩で414段の階段を上ると、大聖堂のクーポラを含むフィレンツェの街並みを一望でき、眼下に広がる赤い屋根瓦や歴史的建造物は、息をのむほどの絶景です。また鐘楼内では、かつて使用された鐘が見学でき、今もフィレンツェの街に響く鐘の音色は荘厳で神聖です。14世紀に建築家のジョットによって設計された美しいゴシック様式の塔は、フィレンツェの繁栄の象徴であり、当時の技術と芸術性の高さを物語っています。

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真実の口は、顔が彫り込まれたユニークな円形の彫刻で、映画「ローマの休日」のワンシーンで広く認知されました。真実の口には、嘘をついている者は手が抜けなくなるという伝説があり、有名な映画シーンを再現しながら写真を撮ると、ユニークな思い出が残せるでしょう。この迫力のある顔のモデルは、海の神オーケアノスといわれており、推定1,300kgの大理石で作られています。また真実の口が何のために作成されたか明らかにされておらず、一説によると、マンホールのような役割を果たしていたのではないかといわれています。この石版は、歴史を感じる重厚な造りのサンタ・マリア・イン・コスメディン聖堂にあり、古代ローマ時代の教会建築を堪能できます。

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ローマでもっとも人気の観光地の一つであるスペイン広場。近くにスペイン大使館があることから、スペイン広場と名づけられました。「ローマの休日」をはじめ、さまざまな映画などのロケ地として有名です。特に広場の階段は「ローマの休日」の中でオードリー・ヘップバーンがジェラートを食べていたロマンティックな場所ですが、現在は階段に座って飲食することは禁止になっています。スペイン広場でもう一つ有名なのが、巨匠ベルニーニが手掛けたバルカッチャの噴水です。地面よりも低い位置に設置された船の彫刻の噴水はまるで本当に水に浮かんでいるよう。広場の周辺は高級ブランド店やレストラン・カフェが密集しており、ショッピングや食事と一緒に気軽に観光できます。

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ヴィットリオ・エマヌエレ2世ガレリアは、イタリア最古のショッピングアーケードです。鉄骨構造と壮大なガラスドームが特徴で、統一された黒背景に金文字の看板や、天井から差す淡い光に映えるフレスコ画は、極めて優美。中央ホールの床には各地の紋章を表したモザイク画があり、雄牛の画の局部に片足のかかとを乗せて3回転すると、願いが叶うといわれます。一流ブランド店や老舗カフェが並び、イタリア最古の書店やカンパリソーダ発祥の店も人気で、近代のイタリアの生活に触れられます。1877年に完成したイタリアの初代国王の名に由来するこの商店街は、伝統工法を基盤に近代の鉄骨を組み合わせた傑作で、多くの建築作品に影響を与えました。

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静謐なサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会は、非常に知名度が高い、芸術の宝庫です。礼拝堂の美しい絵画や装飾は見事で、とりわけ教会敷地内にある修道院の食堂の壁に描かれた創造的天才画家レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「最後の晩餐」は必見。この敷地全体とともに世界遺産に登録されています。この名画には、イエス・キリストが処刑される前夜に弟子たちととる食事風景が描かれており、鮮やかな色彩と繊細な描写は秀逸です。このカトリック教会は1469年に完成したルネサンス期の代表的な建築物であり、精巧な装飾が施された優美な外観と、明るく開放感のある内部空間が特徴で、ルネサンス期の精髄を堪能できます。

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スカラ座は、世界を代表する格式高い歌劇場。絢爛豪華な内装と卓越した音響設備を誇り、一流のオペラやバレエ公演を堪能できます。多くの有名芸術家がここでの公演を夢見るほど。そのため、スカラ座で観劇しその雰囲気をまるごと体感することが理想です。もしオペラを観る時間がない場合は、隣接するスカラ座博物館がおすすめです。オペラ史を彩る衣装や楽譜など貴重な展示品とスカラ座の煌びやかな劇場の一部を見学でき、一見の価値あり。1778年に開業したスカラ座は、長い歴史を持ち、多くの有名音楽家により音楽史に残る公演が行われてきました。スカラ座で、盛装して音楽に身をゆだね、ロマンティックなオペラに酔いしれる体験は贅沢そのものです。

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ベネチアを代表する世界遺産のサンマルコ寺院。いつも観光客や参拝者が長蛇の列を作っているイタリアの聖地です。9世紀に聖マルコの遺体をまつるために建設された由緒ある寺院で、1807年以降ベネチア大司教座が置かれた大聖堂となっています。建築当時のビザンティン様式のほか、改築によってロマネスク・ゴシック・ルネサンスなどさまざまな建築様式が混ざり合った迫力ある建物と、聖マルコ像や最後の審判の壁画、黄金のモザイクタイルなどの美しい装飾は壮観。なかでも黄金と宝石で輝く「パラ・ドーロ」はサンマルコ寺院の象徴です。2階部分は博物館になっており、貴重な美術品が多く展示されています。バルコニーから見渡すサンマルコ広場も見ごたえがあります。

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マッシモ劇場はイタリア最大の歌劇場です。ネオクラシック様式の豪奢な外観はパレルモのシンボルとして愛されています。映画「ゴッドファーザー」のロケ地になっているため、映画ファンも多く訪れる人気の観光スポットです。外観だけでなく内装も豪華絢爛で、スカラ座よりも広い劇場は大迫力。公演の時にはドレスや礼服に身を包んだ人々が集まり、さらに華やかな雰囲気になります。本場のオペラを鑑賞するほか、公演がなくても見学ツアーを楽しめます。「ゴッドファーザー」に登場した階段は旅の記念撮影にぴったり。マッシモ劇場の目の前の広場は市民の憩いの場になっており、ジェラートを食べながらゆっくり休憩するのもおすすめです。

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世界で一番美しい広場として名高いカンポ広場。中世に造られたイタリアでも有数の大規模な広場で、カンポ広場を含む一帯はシエナ歴史地区として世界遺産にも登録されている歴史的な価値も高い場所です。平坦なことが多い広場の設計としては珍しく、扇状に傾斜がついています。天気のいい日には、そのほどよい傾斜で人々が座ったり寝転んでくつろいだりする光景がよく見られます。カンポ広場ではイベントもたくさん開催されており、特にシエナの伝統行事「パリオ」が有名です。年に2回催されるメルカート・ネル・カンポと呼ばれる市場には、地元住民だけでなく観光客も多く訪れます。ほかにもコンサートやクラシックカーレースが開催されており、魅力の多いスポットです。

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オルチャ渓谷はヨーロッパ随一の美しさを誇る丘陵地帯です。ゆるやかな丘がいくつも重なり、まるで絵画の中に入り込んだかのような光景は圧巻。オルチャ渓谷はオリーブや小麦などの栽培が盛んな地域で、のどかな田園風景が一面に広がっています。かつては不毛の地だったこの場所を700年かけて開墾し、今の美しい風景が生まれました。その先人の努力を評して世界遺産にも登録されています。一年中どの季節でも楽しめますが、新緑の春は特に美しい光景が見られます。オルチャ渓谷にはワイナリーとチーズ工房もあり、特産品を堪能しながら宿泊できるオーベルジュを利用するのもおすすめです。おいしい特産品が豊富なため、お土産としても人気があります。

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カステルガンドルフォはアルバーノ湖のほとりにある美しい小さな街です。かつてローマ教皇の避暑地として利用していたことで知られています。避暑用の山荘であったガンドルフォ城が湖畔の丘の上にたたずみ、のどかで幻想的な風景が広がっています。観光客があまりいない隠れスポットとして、イタリア市民にも人気です。街の中心にある噴水の周りには塗り壁の古い建物が立ち並び、まるでおとぎ話の中に迷い込んだよう。カステルガンドルフォはレストランも充実しており、街の散策の後にはグルメも満喫できます。イタリアでも有数の景勝地であるアルバーノ湖で、カヌーなどのアクティビティを楽しむのもおすすめです。

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コモ湖はイタリア北部にある国内で3番目に大きい湖です。スイスとの国境にあり、雄大なアルプス山脈とコモ湖が織りなす光景は圧巻。その光景の美しさから多くの芸術家や著名人に愛され、リゾート地として人気があります。かつてローマ帝国の皇帝であったユリウス・カエサルの保養地でもあったとされており、中世の宮殿や城壁など歴史的建造物も残されています。湖畔には王侯貴族の別荘として使われていたヴィラがいくつも立っており、まるでおとぎ話のような幻想的な雰囲気です。クルーズ船でヴィラを巡るツアーも人気。リゾート地であることからコモ湖周辺には素敵な宿泊施設やレストランが充実しています。美食を満喫しつつ、まるで貴族のような贅沢な時間を過ごせる場所です。

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シェイクスピアの傑作「ロミオとジュリエット」の実際の舞台であったとされるジュリエットの家。恋の聖地として、世界中から多くのカップルが訪れています。特にジュリエットがロミオに語り掛けるワンシーンに登場するバルコニーが有名。庭園は自由に散策できるため、バルコニーも気軽に見学が可能です。ジュリエットの家は博物館として公開されており、特別なイベントの際には宿泊や食事もできるようになっています。近年には挙式も可能になったため、海外で特別な結婚式をしたい方にぜひおすすめです。ヴェローナにはほかにもロミオの家やジュリエットの墓など、物語にまつわるスポットが盛りだくさん。「ロミオとジュリエット」の世界に浸りながらロマンティックな時間を堪能できます。

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イタリア随一の絶景スポットであり世界遺産のマテーラ。グラヴィーナ渓谷の岩肌を直接掘って造られた洞窟住居が斜面にいくつも折り重なり、古代の遺跡のような神秘的な街です。街の歴史は古く約7,000年前にキリスト教徒が迫害から逃れてこの地に移り住み、長い時間をかけてこの壮大な洞窟住居を造りました。この住居群が3,000~4,000もあり、サッシ地区は政府保有地として観光施設化されています。キリスト教徒の街であったことから岩窟教会が多く、荘厳な廃墟美を堪能できます。昼間の風景も白い岩肌が壮観ですが、マテーラの魅力はなんといっても夜のライトアップ。洞窟住居を改装した宿泊施設がたくさんあるため、泊りがけで夜景をたっぷり楽しむのもおすすめです。

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「丘の上の王冠」という異名を持つ謎多きデルモンテ城。八角形の2階建ての形状から王冠と呼ばれています。また、内部は八つの部屋で構成されており、8枚の葉の装飾など8に統一された設計になっています。その建造美から世界遺産にも登録されています。デルモンテ城という名は付いていますが、その独特な造りから城ではないとされ用途の詳細は謎のままです。「キリストの聖遺物を隠した場所」や「錬金術の研究所」などの伝説がささやかれるミステリアスな城の中で、8にまつわる物を探してまわるのはまるで宝探しのよう。また、デルモンテ城は1セントユーロ硬貨の背面に採用されるほど建造美で名高い城であり、サンゴ石や大理石など微妙に色の違う石で造られた城は見ごたえがあります。

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ウフィッツィ美術館は、イタリアを代表する芸術であるルネサンス絵画の宝庫といわれている美術館です。ヨーロッパで最古の近代美術館の一つでもあります。1560年着工のルネサンス様式の建物は、もともと行政・司法機関として建築された庁舎でした。グロテスク装飾があしらわれた廊下や八角形の幻想的な部屋「トリブーナ」など、美術館自体も大変価値の高い芸術作品になっています。また、ウフィッツィ美術館は所蔵している美術品の質も量もトップクラス。レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」やサンドロ・ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」など、誰もが知る有名な絵画を展示しています。そのため美術館の中でも特に人気が高く、来場の際は事前予約がおすすめです。

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ポルトフィーノは、イタリア北西部のジェノヴァの近くに位置する、カラフルな建物が立ち並ぶ美しい漁村です。セレブに人気のリゾート地としても知られており、多くの観光客が訪れる場所です。この街の観光名所は、ブラウン城です。ブラウン城からは、ポルトフィーノの美しい港を一望できます。黄色い外観のサンマルティーノ教会やサン ジョルジョ教会などの古い教会も立ち寄ってほしいスポット。ここからも港の風景を楽しむことができます。そして夕暮れ時には、昼とは違った幻想的な街並みが広がります。また、ヨットやボートで海からポルトフィーノの街を眺めるのもおすすめです。レストランやカフェで海を見ながら、美味しい食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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ポルトヴェーネレは、リグーリア州の海岸沿いにある街で、「ヴィーナスの港」とも言われています。チンクエ・テッレや沖合の島々とともに「ポルトヴェーネレ、チンクエ・テッレ及び小島群」として1997年に世界文化遺産に登録されており、青い海とカラフルな家々を見に多くの観光客が訪れます。この地域は、古代ローマ時代から交易や海の要塞として重要な位置を占めており、一見要塞のように見えるサン・ピエトロ教会はポルトヴェーネレの観光名所です。サン・ピエトロ教会からは、美しいリヴィエラ海岸を一望できます。またポルトヴェーネレは、ムール貝の養殖が有名で、レストランではムール貝料理など新鮮なシーフードが味わえます。

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イタリアのリグーリア州に位置するサンレモは、美しいリヴィエラ海岸に面したリゾート地です。サンレモの魅力はなんといっても美しいビーチと海。サンレモの海岸は、青い海と美しい砂浜で覆われており、日光浴や水泳を楽しむことができます。毎年2月にはイタリアで最も権威あるポピュラー音楽の祭典「サンレモ音楽祭」が開催されています。また、サンレモには、中世の建物や美しい広場が広がっており、歴史的な建造物や美術館、博物館などもあります。食文化も、サンレモの魅力のひとつです。レストランでは、新鮮な海産物や地元の食材を使った料理が楽しめます。特に、サンレモはオリーブオイルの産地であり、美味しいオリーブオイルを使った料理も人気があります。

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イタリア北部のヴェネト州の都市ヴェローナ。アディジェ川沿いには中世の旧市街が広がり、どこを歩いても絵になるような、古きイタリアの良さを思う存分体感できます。その街並みは「ヴェローナ市」として世界文化遺産にも登録されています。またヴェローナの顔ともいえるローマ時代の円形劇場アレーナをはじめ、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の舞台としても有名な場所があり、ロミオの家やジュリエットの家など小都市ながら見どころ満載です。恋のパワースポットとして世界中から愛されている街です。

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トレントは、北イタリアにある美しい都市で、その美しい自然と文化的な魅力で知られています。まず、中心部には、美しい中世の城壁に囲まれた旧市街があります。アルプス山脈に囲まれており、美しい自然が豊富にあります。「ドロミテ」などの美しい自然保護区があり、美しい山々や森林、湖や川が観光客を魅了します。一方で、ワイン生産でも有名で、トレンティーノ地方のワインは、品質が高く、風味が豊かで、世界的に高い評価を受けてます。

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ヴィチェンツァは、イタリアのヴェネト州にある美しい都市です。「シニョーリ広場」という美しい広場があり、歴史的な雰囲気が漂います。ヴィチェンツァとヴェネト州にある「パッラーディオの建築物群」は、16世紀に活躍した建築家アンドレア・パッラーディオによって設計された建物群で、世界中から多くの建築家や観光客が訪れます。ヴィチェンツァには美術館や博物館も多くあり、「パッラーディオ博物館」は、アンドレア・パッラーディオの作品を中心に収蔵しており、建築ファンには必見の場所です。

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イタリア北部に位置する古都パドヴァは歴史深い街で、見どころに溢れています。スクロヴェーニ礼拝堂には初期ルネサンス芸術の先駆者ジョットの必見の傑作であるフレスコ画が残されています。聖アントニオ聖堂は聖アントニオを祀る場所であり、イタリアの重要な巡礼地です。また、世界的に有名なパドヴァ大学があり、「大学の街」としても知られています。パドヴァ大学はイタリアで2番目に古い歴史を持ち、かつては天文学の父ガリレオ・ガリレイが教鞭をとっていました。

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欧州一古いボローニャ大学のある学芸都市で、エミリア・ロマーニャ州の州都。文化水準が高いだけでなく、世界で唯一の子供のためのブックフェア、「ボローニャ国際児童図書展」が毎年春に行われるなど、絵本や靴をはじめ多くの国際見本市も開催される躍動的な魅力のある街です。大学や宮殿、教会などが建ち並び、中世の面影を残す街並みの美しさはイタリア随一と称賛されています。また、美食の街としても有名で、食事でも楽しめる観光地として知られており、日本でも人気のパスタであるボロネーゼやパルミジャーノ・レッジャーノのみを使うラザーニャ、ミニワンタンのようなトルテッリーニなどが代表的な料理です。

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ベネチアの南に約150km行ったところにある、ビザンチン美術が花開いたモザイク美術の宝庫ラヴェンナ。落ち着いた佇まいの建物の中に、長い歴史の間に蓄えられていった輝かしい宝が残されています。現在では静かな地方都市でありながら、訪れるものを魅了し、かつて西ローマ帝国の首都であった気高い精神を、今もなお受け継いでいるようです。まばゆいばかりのモザイクで内部が飾られたサンヴィターレ教会や、最古のモザイクで装飾された皇帝一族の廟など、様々な特色を持ったモザイク美術を堪能することができます。

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イタリア中部に位置するトスカーナはルネサンス期に文化と芸術の中心地として栄えたエリアで、花の都フィレンツェ、大理石の斜塔が圧巻のピサ、中世の街並みを色濃く残すシエナなど、美しい都市が点在。定番観光スポットだけでなく、豊かな自然に恵まれていることから「世界で最も美しい田舎」とも呼ばれています。また、トスカーナはイタリア屈指のワインの産地として有名で、「キャンティ」「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」「ボルゲリ」など最上級のワインが充実しています。さらに野菜や肉、オリーブオイルなど新鮮な食材を生かしたシンプルな料理が、素朴でありながら地元の食材を楽しめる料理として人気があり、ワインとともに楽しめる食文化も魅力のひとつです。

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フィレンツェ近郊の街で、街の端から端まで500mくらいしかない小さな街です。ローマとフィレンツェを結ぶ街道が交差する交通の要衝にあり、9~12世紀にかけて染料として珍重されたサフランの生産や交易により莫大な富を築き、発展しました。中世・ルネサンス期の塔14本が残っており、街並みもよく保存されていることが評価され、世界遺産に登録されています。とても小さな街ではありますが、中世の雰囲気が色濃く残り、フォトジェニックな風景が目白押しです。14個ある塔の中で最も高いグロッサの塔があるポポロ宮殿は現在、市庁舎兼市立の美術館になっており、13世紀から17世紀にかけて制作された美しいフレスコ画や貴重な美術品が展示されています。

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かつてのトスカーナ公国の都シエナ。トスカーナ州のほぼ真ん中に位置しており、人口約5〜6万人のこぢんまりとした静かな古都です。かつてフィレンツェを凌ぐほど繁栄を極めた都市国家で栄華の象徴であるイタリア・ゴシックの街並みが、なだらかな緑の丘に調和し、時間が静止したかのような趣をたたえています。世界一美しいといわれる赤茶色のレンガが敷き詰められた扇状のカンポ広場は街のシンボルとなっており、広場の正面にはプッブリコ宮が建っています。200年もの歳月をかけ40人の職人によって造られた壮大なモザイク画のあるドゥオモもかつて栄えたシエナの歴史を感じる見どころのひとつです。

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アッシジはイタリア中部に位置し、「アッシジ、フランチェスコ聖堂と関連修道施設群」として登録されている世界遺産の街です。第2のキリストと呼ばれる聖フランチェスコがアッシジ出身のため、全世界のカトリック教徒の巡礼の地となっており、サン・フランチェスコ大聖堂やサン・ダミアーノ教会など、彼にまつわる多くの建造物があります。建物はその壁の多くに、ピンクがかった石が使われているため、夕焼け時には街がバラ色に包まれます。また、散策するだけでも楽しい中世の建築や石畳の小道、お土産探しにも嬉しいショップやレストラン、カフェなどが充実しています。街歩きとともにアッシジ周辺で豊富に採れる、トリュフを使ったパスタや肉料理はぜひ味わいたい一品です。

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イタリア、ウンブリア州の州都であり、美しい丘陵地帯に位置するペルージャ。エトルリア人によって築かれた歴史ある街で、中世以降は商業や芸術の中心地として栄えました。古代からの歴史を感じさせる美しい建物や景観が数多く残っており、散策を存分に楽しめる街と言えます。数多くの美術館や博物館も存在しており、プリオーリ宮内部の国立ウンブリア美術館では、シエナ派やトスカーナ派画家たちの宗教画を中心としたルネサンス期の絵画などを鑑賞できます。また、チョコレートの街としても有名で、ヨーロッパ最大のチョコの祭典「Eurochocolate(ユーロチョコレート)」は、旧市街の広場とメインストリートにチョコレートを売る屋台が建ち並ぶ、ヨーロッパ中が注目するイベントです。

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イタリアのエミリア・ロマーニャ州にあるパルマは、世界三大生ハムのパルマハムやチーズの王様パルミジャーノ・レッジャーノなど、イタリアの代表的な食材を生産する美食都市で、その高品質な食品が世界中で愛されています。また、ロマネスク様式の代表的な建築物の一つであるパルマ大聖堂や、イタリアの音楽文化の重要な場所として知られているファルネーゼ劇場などの歴史的建造物、アパレルショップやレストラン、カフェが集まるガリバルディ広場、緑豊かでゆったりと過ごしたい方にぴったりのデュカーレ公園など、市内でも幅広い観光スポットがあるので、世界に誇るイタリアの料理と共に街を満喫できるでしょう。

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ポンペイは、ナポリ近郊にある古代ローマ時代の遺跡で、火山の噴火によって壊滅的な被害を受けた都市の1つです。現在では世界遺産に登録されており、多くの観光客が訪れる人気の観光地となっています。紀元前7世紀には既に存在しており、繁栄を迎えたローマ帝国時代には、美しい建造物や公共施設、広場、劇場などが建設されました。しかし、紀元79年に隣接するヴェスビオ火山が噴火し、都市は火山灰や溶岩によって埋没してしまいました。その後長い年月を経て街は再発見され、古代ローマ時代の生活や文化を知る貴重な資料として、世界中から注目を集めるようになりました。広大な遺跡内は1日で全てを見ることは難しいため、時間に余裕を持って訪れることがおすすめです。

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サンタルチア港は数多くのクルーズ船やフェリーが発着するナポリ市内にある主要な港のひとつ。海に突き出た石造りの城は多くの観光客を引きつける人気のスポットで、「卵城」と呼ばれるカステル・デローヴォがあります。この城を建てた際、魔術師が地盤の基礎部分に卵を埋めて「この卵が割れるときには城もナポリも滅びる」という呪文をかけたという伝説からその名が付いたといわれています。長い歴史を感じさせる城壁や石畳もさることながら、屋上から見られる風景は「ナポリを見てから死ね」というイタリアに伝わる格言も納得の絶景です。港周辺には、プールなどを備えたリゾート感抜群なホテルやイタリアの海を優雅に眺めながら食事できるホテルが多く、魅力の1つです。

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南イタリアのリゾート地「ソレント」。とても綺麗で高級感が漂っています。青く澄んだ海や崖の上に建つカラフルな家々、そして美しい景色で有名です。多くの観光名所の中でも最も有名なのは、ソレント半島の南にある海岸線で世界遺産にも登録されているアマルフィ海岸です。また、ソレントにはリモンチェッロという南イタリアの伝統的なリキュールがあります。このリキュールは、レモンの皮を使用して作られているシンプルなお酒で、ソレントの特産品として知られています。

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シチリア島北方、ティレニア海南部にY字型に並んで浮かぶ火山性の諸島。主要な7つの島で構成される諸島全体には約1万3000人の人々が暮らしてます。いまなお活発な火山活動を行っているストロンボリ島(ストロンボリ火山)からは「ストロンボリ式噴火」、ヴルカーノ島(ヴルカーノ火山)からは「ブルカノ式噴火」の用語がそれぞれ生まれ学術用語に採用されており、火山学の発展に大きく影響しました。2000年には世界自然遺産にも登録されています。観光の際には、シチリアのミラッツォかメッシーナからフェリーでアクセスするのが便利です。

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イタリアのおすすめ情報

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グルメ

プロシュート

プロシュート

イタリア産の生ハムのことです。歴史は古く特にパルマ産のものが有名で、世界三大生ハムのうちのひとつ。

ピッツァ

ピッツァ

ピッツァにはいくつかあり、薄焼きのミラノ風ともちっとしたナポリ風、ふっくらとしたローマ風などがあります。

パスタ

パスタ

手打ちから乾麺まで非常に多様な種類のあるパスタはイタリアの国民食。手打ちのものは北、乾麺は南に多いです。

フォカッチャ

フォカッチャ

ジェノヴァが発祥とされる平たいパンです。シンプルな食材で作られ、ローズマリーやオリーブが練り込まれたものも。

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イタリアの動画

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ランぺドゥーサ島【イタリア】

ランぺドゥーサ島【イタリア】

イタリア領最南端の島

イタリア観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

小さな都市国家が集まっていたイタリア半島が1861年に統一。古代遺跡が点在するローマ、ルネッサンス芸術が華開いたフィレンツェ、「水の都」ベネチアなど、観光資源も豊富です。

  • 正式名称
    イタリア共和国  Republic of Italy
  • 首都
    ローマ
  • 人口
    約6,036.8万人
  • 面積
    約30万km²
  • 人種・民族
    ラテン系イタリア人
  • 宗教
    キリスト教(カトリック)、その他
  • 言語
    イタリア語
  • 通貨
    ユーロ
  • 時差
    -8時間 イタリアが正午のとき、日本は午後8時
  • サマータイム
    3月の最終日曜日〜10月の最終日曜日は-7時間 イタリアが正午のとき、日本は午後7時

通貨・両替

通貨はEU単一通貨ユーロ。イタリア語では「エウロ」と発音します。日本円は現地でも両替ができますので、日本円を持参してもかまいません。ただし、持ち歩く現金は最小限に。

  • 日本で
    空港や、一部の銀行で取り扱っています。レートはほぼ同じ。
  • 現地で
    空港、市中の銀行、両替所、ホテルのフロントなどで。レートや手数料は場所により異なります。
  • 現地の空港で
    空港や、一部の銀行で取り扱っています。レートはほぼ同じ。
  • 現地の銀行で
    営業時間は8時30分〜13時30分、15時00分〜16時00分。土曜・日曜・祝日は休業。
  • 現地のホテルで
    レートはよくありませんが、夜などに急にお金が必要になったときには便利です。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申し込みは電話かインターネットで。
  • 為替レート
    1ユーロ=165.70円(2024年4月現在)

気候・服装

地中海気候に属し温暖で過ごしやすいイタリア。ただし、国土が南北に細長く、四季があるため、地域による気温差に注意が必要です。服装は日本を目安に準備すればよいでしょう。

  • 春
    日中暖かくても朝晩は冷え込みます。一年で最も過ごしやすいのは4、5月。春先に出現する高潮の影響で、ベネチアは町中が浸水してしまうことも。
  • 夏
    日中の気温は30℃近くになることも。日差しは強いですが、湿度が低くカラリと過ごしやすい気候のため、この時期は、観光客も多くなります。
  • 秋
    9月はまだ残暑が続きますが、10月に入るとしのぎやすくなります。10月下旬〜11月は、朝晩の冷え込みもあるので、上着を忘れずに
  • 冬
    比較的暖かいですが雨が多め。12月にはトラモンターナと呼ばれる冷たい風が吹き、天気も変わりやすく、北部は冷え込みが厳しくなります。

※平均気温、降水量:weatherbase ウェブサイト調べ(2023年)

電圧・プラグ・荷造り・必需品

電圧が日本と異なりますので、日本製は変圧器内蔵の電気製品のみ使用可能です。その場合でも、二股で先の丸いプラグが主流なので、変換するアダプターが必要です。

  • 電圧
    220ボルト 50ヘルツ
  • プラグ
    • 先が丸い二股のCタイプ
    • Cタイプ
  • 上手な荷造り
    かさばる衣類などは荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめ、荷物は必要最小限に。帰りのおみやげ用のスペースも考えておきましょう。
  • 旅の必需品
    海外へ出るためにはパスポートとお金(現金・カード) が最低限必要。ツアーの場合は、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参のこと。

持っていくと便利

  • 電卓
    日本円に換算するといくらでしょう? 1台あれば値段交渉がスムーズに。お買い物が楽しくなります。
  • 衣類圧縮袋
    おみやげなどがカバンに入らないとき、かさばる衣類をこれでまとめて、スペースを確保しましょう。
  • 常備薬
    日本とは異なる気候や旅の疲れから体調を崩すことも。薬は飲み慣れているものを用意しましょう。
  • 雨具
    冬にイタリアを旅行するときは、意外と雨が多いので、折りたたみの傘など雨具を準備しましょう。

フライト・飛行時間

ITAエアウェイズが日本からイタリアへの直行便を運航。所要時間は約13時間。経由便、乗り継ぎ便は1〜3時間と待ち合わせ時間(通常2〜3時間)がそれに加わります。

  • 直行便
    羽田空港からITAエアウェイズがローマへの直行便を運航しています。
  • 経由便
    パリ、ロンドンなどヨーロッパ主要都市で乗り継いでイタリアに入る航空便は、ヨーロッパの他の国にも立ち寄りたい方におすすめです。
  • 機内への持ち込み
    原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm 以内。テロ対策で厳しくなっているので、爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。液体は100ml以下の容器に移して透明な袋に入れましょう。

イタリアへの入国

入国審査は団体旅行でも1人ずつ行われますが、難しい質問をされることはほとんどありません。

  • パスポート残存有効期限
    シェンゲン協定加盟国出国時90日以上必要。
  • ビザの発給
    180日間で90日以内の観光は査証不要。ビザが必要な場合、在日イタリア大使館または領事館で、所定の手続きを。
  • 入国カード
    パスポートとともに入国審査の際に提出するものですが、イタリア入国に際しては必要ありません。
  • 空港税について
    ツアー料金には含まれていない場合が多いので注意しましょう。各空港により金額は異なります。
  • シェンゲン協定について
    EUに加盟する一部の国が結ぶ検査廃止協定のこと。日本など加盟国以外からの入国は到着した空港と最後に出国する空港で入国・税関審査を受けます。
  • ※日本国籍の方が観光目的で短期入国する場合の条件です。
    ※この情報は2024年4月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • イタリア入国の流れ
    1. 1.入国審査
      飛行機を降り、到着フロアを入国審査のカウンターへと向かい、1人ずつ順番に入国審査官にパスポートを提示します。
    2. 2.荷物の受け取り
      手荷物受け取りのターンテーブルで航空機の便名を確認し、荷物が出てくるのを待ち、クレーム・タグと照合して受け取ります。
    3. 3.税関
      免税範囲で申請するものがなければ、そのまま出口へ。申請するものがあるときは、荷物とパスポートを提示して審査を受けます。

イタリアから出国

出国審査でも質問されることはほとんどありません。ただし、ピークシーズンの出国審査カウンターは大変な混雑に。早めに搭乗手続を済ませるようにしましょう。

  • イタリア出国の流れ
    1. 1.搭乗手続き(チェックイン)
      利用航空会社のカウンターにパスポートと航空券、機内持ち込み荷物以外の荷物を提出し、搭乗券を発券してもらいます。
    2. 2.手荷物検査
      入国時に申告をした場合は、申告書の控えとパスポートを提示して荷物の審査を受けます。
    3. 3.出国審査
      出国審査のカウンターで、パスポートと搭乗券を提出します。パスポートにスタンプを押してもらえば、手続きは終了です。

水事情

イタリアの水道水はそのまま飲めますが、ミネラル分が多い硬水ですので、体調が心配な方は種類が豊富なミネラルウォーターをおすすめします。

  • ミネラルウォーターの種類
    ガス入り(Gassata)とガス抜き(Non gassata)の2種類あり、レストランでミネラルウォーターと言うと、通常は炭酸入り(ガス入り)が出てきます。
  • ミネラルウォーター(500ml)の物価は?
    500mlで約0.5ユーロ〜。スーパーやコンビニで買えます。

トイレ事情

街中に公衆トイレが少ないので、デパートや美術館、ホテルで済ませるように。入口に管理人がいる場合は、チップが必要。男性はUomo(ウォーモ)、女性はDonna(ドンナ)。

  • 「ビデ」ってなに
    ホテルの部屋にはトイレと形が似ているビデがあります。水と温水が出るようになっていて、お尻や足を洗ったりするものです。

郵便・電話・インターネット

日本への国際電話は直通とオペレーターを通す方法があり、直通の方が安くかけられます。ハガキは10日前後で日本に着くので、おみやげのひとつとして送ってみては。

  • 郵便
      • 切手:イタリア語でフランコボッロfrancobollo。郵便局やタバッキTabacchi(タバコ店)で購入できます。
      • ポスト:赤と青2色のポストがあり、青が海外宛専用ポストでESTERO(外国)と表示されています。
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本に直接ダイヤルする場合、国際電話識別番号(00)、日本の国番号(81)、市外局番から0をとった番号(東京なら3)、市内局番と相手の電話番号の順に入力します。
    • レンタル携帯:最近は海外用GSM電話機にチップを差し替えて、いつもの電話番号で海外で通話できるサービスもありますが手続きが面倒。自分の携帯が海外で使えない機種の場合は、レンタル携帯が便利です。
  • インターネット事情
    イタリアには街中にインターネットカフェがたくさんあり、30分2〜3ユーロで利用できます。なお、利用に際してはパスポートなど身分証明書の提示が必要です。

トラブル・治安

身体に危害が加わる危険は多くありませんが、観光地を中心にスリ、置き引き、ひったくりなどに遭うケースがあとを絶ちません。十分気をつけて、注意ひとつで全然違うものです。

  • スリ・ひったくり
    交差点や細い道で、後からバイクの2人乗りが近寄ってきて、バッグをひったくられる被害が。1人で細い路地を歩かないようにし、バッグは車道と逆側に持つこと。
  • パスポート(旅券)の紛失
    最寄りの警察署で紛失証明書を発行してもらい、最も近い都市の日本大使館・領事館にオープン時間内に出頭し、再発給の申請・発給を受けなくてはなりません。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    パスポートを盗まれると再発給に時間がかかるため、ツアーの場合、1人とり残されることに。発給までの滞在費、通訳などの費用、交通費など、思いもよらぬ高額な費用もかかります。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    盗難や病気、ケガ、交通事故など、もしもの時のために海外旅行保険に入っておきましょう。万一の場合、補償やサポートが受けられ安心です。

マナー

例えばショッピングで、レストランでなど、旅をしてみて初めて気づくその国独特のマナー。日本にはないチップの習慣など、日本人は特に戸惑いがちです。あらかじめ確認しておけば安心です。

  • チップ
    人の手が加わって受けるサービスには、チップを手渡すのが習慣です。ホテルのポーターには荷物1個50セント、ルームメイドには50セント、レストランは料金の10〜15%程度、タクシーは料金の10%程度が目安。お礼の言葉も忘れずに。
  • 喫煙
    2005年1月10日より「禁煙法」が施行され、ホテル、レストラン、バールなどを含め、すべての屋内、公共の場が禁煙。造反者には罰金が課せられる。
  • 教会・美術館では
    教会、美術館や博物館も静粛に見学しましょう。観光客が多い所ではどうしてもざわつきます。時折係員に「シーッ」静かにしろと注意されることも。気をつけましょう。
  • 服装もTPOを考えよう
    多くの教会ではノースリーブ、ひざ出しのミニスカートやパンツでの入場禁止。スカーフやストールで肌をカバーするとOK。美術館では床が板張りが多いので、細いハイヒールや音の大きな靴は禁止。

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