旅に役立つ情報満載奄美大島観光ガイド

奄美大島奄美大島

奄美大島は本土から南西に約380~560kmの海上に位置する島。エメラルドグリーンの美しい海と海岸、亜熱帯の森が広がる南国の楽園です。シュノーケリングやダイビングを楽しんだり、マングローブパークでカヤックやカヌーに乗り、自然を堪能するのもおすすめです。

奄美大島の観光マップ

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奄美大島のおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • あやまる岬

    あやまる岬

    奄美大島の最北端、奄美市笠利町の北東部にあるあやまる岬は、奄美十景と新鹿児島百景にも選ばれている景勝地です。太平洋に突き出す形の岬の周りはサンゴ礁に囲まれていて、展望台からは海の向こうに喜界島やトンパラ岩を望めます。あやまる岬はそのこんもりとした丸い地形が「綾に織りなす毬(まり)」のように見えることからその名がついたといわれています。この岬には「あやまる岬観光公園」というレジャー施設があり、海水プールやサイクリングパーク、芝スキーなどのアクティビティが楽しめます。公園内には観光案内所と海が見渡せるカフェもあり、カフェの前の芝生の広場ではさまざまなイベントが開かれ、地元の人にも人気のスポットとなっています。

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  • 金作原

    金作原

    2021年に世界自然遺産に登録された奄美大島。島の中央部に位置し、奄美大島を代表する森といわれている金作原には、手つかずの自然がそのまま残されている原生林が広がっています。太古の時代から存在していたといわれる巨大なヒカゲヘゴなどの亜熱帯植物が生い茂る森は、恐竜のいた時代を彷彿とさせます。奄美大島は島で独自に進化した固有種が多く見られることから「東洋のガラパゴス」といわれていて、金作原には国の天然記念物に指定されているルリカケスやキノボリトカゲなどの希少な動物や、奄美固有の植物が生息しています。この貴重な自然環境を保護するため、金作原を散策する際には認定エコツアーガイドの同行が義務付けられています。

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  • 大浜海浜公園

    大浜海浜公園

    奄美大島の中心地、名瀬からほど近いところにある大浜海浜公園は、サンゴ礁が透けて見えるエメラルドグリーンの海と白い砂浜、そして海に沈む美しい夕日が眺められることでも人気の絶景スポットです。高台にある見晴らし広場からは東シナ海を一望でき、大浜ビーチでは海水浴を楽しめます。大浜の隣の小浜にはビーチを臨むキャンプ場もあります。園内にはアダンやソテツ、ガジュマルなどの亜熱帯植物が植えられていて、南国の雰囲気を満喫できます。また公園の奥にある「奄美海洋展示館」は、奄美の海中の地形を模した大水槽があり、ウミガメや熱帯魚、サンゴなどを間近で観察できます。ウミガメのエサやり体験や、海の素材を使ったハンドクラフト体験なども行われています。

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  • 大島紬村

    大島紬村

    約1300年の歴史を誇る、日本の伝統的工芸品の大島紬。奄美大島の北東部にある赤尾木は奄美大島紬独自の染色技術である泥染め発祥の地といわれ、天智天皇の時代から行われてきた技術が現在まで受け継がれています。赤尾木にある大島紬村では、白い絹糸が染め上げられ、手織りで美しい布へと仕上げられる工程を、工房を歩いて巡りながら見学できます。また実際に泥田に入って、Tシャツやハンカチなどに絞り染めを施す泥染め体験もできます。約15,000坪の敷地内にはブーゲンビリアやソテツなどの亜熱帯植物が植えられ、南国の雰囲気も味わえます。ショップでは着物や反物のほか、大島紬を使用したバッグや財布などの小物やお土産品が販売されています。

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  • ハートロック

    ハートロック

    恋愛のパワースポットとして人気のハートロックは奄美大島本島の北東部、赤尾木の東海岸にあります。干潮時、海面から浮き出る岩に青い海水が溜まってハート型に見えることからハートロックと呼ばれていて、撮った写真を携帯電話の待ち受けにすると恋が成就するといわれています。ハート型がきれいに見られるのは、潮位が80cm以下の干潮時の前後1時間、波が穏やかな時に限られます。1〜3月の間はハートの形が緑のアオサに囲まれ、海の青色とのコントラストが特に美しく、またタイミングが良ければハートの中に熱帯魚が入り込んでいることもあります。道路からビーチに出る途中は、クワズイモやアダンが生い茂る南国らしい小道になっていて、大河ドラマのオープニングシーンにも登場しました。

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  • ケンムン村

    ケンムン村

    ケンムンとは奄美大島に昔から伝わる妖怪で、ガジュマルの木にすむ「木の精霊」ともいわれています。そのケンムンの名がついたケンムン村は奄美空港から車で10分ほどのところにあるリゾートホテル「奄美リゾートばしゃ山村」に併設されている観光施設です。ここでは唄者の手ほどきで島唄を教わる「島唄体験」、海水から昔ながらの方法で塩を作る「塩作り体験」、ケンムン村で作られた黒糖を使う「お菓子作り体験」、土をこねて貝殻などで柄をつける「陶芸体験」、有形文化財の「旧安田邸」で食事をする「島人になる体験」など、シマ時間にゆったりと浸りながら、奄美の文化を学べる体験コースが用意されています。旧安田邸の広場からは目の前の用安海岸を一望できます。

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  • 倉崎海岸

    倉崎海岸

    奄美大島の龍郷町の赤尾木湾にある倉崎海岸は、弧を描く白い砂浜とエメラルドブルーの海のコントラストが美しい絶景ポイントとして知られ、地元の人や観光客など多くの人が訪れます。海中にはサンゴ礁が広がっていて、砂浜には白いサンゴのかけらが打ち上げられています。海の透明度が高いため、海岸からでもサンゴ礁やその周辺にすむ魚たちを見ることができます。内海のため、波も穏やかで遠浅なことから、夏には海水浴やシュノーケリング、ダイビングなどを楽しむ人たちでにぎわいます。倉崎海岸のある赤尾木湾は隕石の落下でできたといわれ、上空から見るときれいな丸い形をしています。周辺は「奄美クレーター」と呼ばれ、美しい海岸が点在しています。

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  • 奄美博物館

    奄美博物館

    奄美群島唯一の総合博物館である奄美博物館は、奄美大島の中心地、名瀬にあります。奄美大島は琉球と薩摩の影響を強く受けながらも独自の文化を形成してきた歴史があり、風土や自然、人々の暮らしをわかりやすく伝えるように展示構成されています。展示室の1階は奄美を囲む海をテーマにしたコーナーで、船の模型やジオラマなどがあります。2階は奄美の歴史と文化のフロアで、資料や古文書、実物の民具などが展示されています。3階は奄美の自然と暮らしがテーマになっていて、奄美の森を体感できるジオラマなどがあります。奄美に生育する生き物の飼育展示や、触って楽しめる「織り機」や「サトウキビ搾り機」などの展示もあり、奄美大島の自然、歴史、文化を楽しく学ぶことができます。

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  • マングローブパーク

    マングローブパーク

    マングローブとは海水と淡水が混じり合う場所に生育している植物の総称です。「黒潮の森 マングローブパーク」のある住用町は、町全体の94%を山林が占めていて、住用湾の河口には雄大なマングローブの原生林が広がっています。このパークはマングローブ原生林と、そこにすむ動植物の生態などを学べる施設で、マングローブ原生林をカヌーで探検するツアーには多くの観光客が訪れています。カヌーの漕ぎ方を練習した後、ツアーガイドとともにマングローブのトンネルへと漕ぎ出し、この地に生きる動植物についての説明を聞きながらマングローブの森を探検するという、奄美の大自然を体感できるツアーです。ほかにもグラウンドゴルフやセグウェイ体験などのアトラクションもあります。

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  • マテリヤの滝

    マテリヤの滝

    奄美大島の中央部、大和村の湯湾岳麓にある森林浴公園、フォレストポリス。この公園の渓流ゾーンにあるのがマテリヤの滝です。「マ・ティダ・ヌ・コモリ(太陽が輝く滝つぼの意)」という島口(島の方言)がその名の由来となっています。その昔、この辺りは大木が生い茂るうっそうとした林でしたが、この滝つぼの上だけが光り輝いていたため、この名が付けられたといわれています。この地は琉球王朝時代から、旅路の中継地点として宿場などがあり、多くの旅人がこの滝を見て癒されたと伝えられています。森の湧水を源流として流れ落ちる滝は住用川の支流となり、河口のマングローブ原生林を育んでいます。正午頃に太陽の光が真上からさす時、美しく輝く滝つぼが見られます。

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  • 高知山展望台

    高知山展望台

    高知山は奄美大島の南部、瀬戸内町にある山で、標高415mのところに展望台があります。ここからは古仁屋の市街地とその向こうに広がる大島海峡や加計呂麻島、晴れた日には徳之島まで望めます。奄美大島と加計呂麻島の間にある大島海峡周辺は、美しいリアス式海岸が続き、「亜熱帯の瀬戸内」と呼ばれています。駐車場から展望台までの遊歩道は2つのルートがあり、どちらも森の中を散策する歩道になっています。手前にあるルートはアップダウンがあり、徒歩10分ほどかかりますが、トレッキング気分が味わえます。奥のルートは穏やかな傾斜で5分ほどで展望台に着きます。展望台には螺旋階段のある建物があり、一番上まで登って見下ろすと素晴らしい景色が眼下に広がります。

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  • アランガチの滝

    アランガチの滝

    アランガチの滝は、奄美大島の西南部に位置する宇検村の新小勝(あらんがち)にあります。ここは奄美群島で最高峰の湯湾岳のふもとで、湯湾岳は奄美大島の開祖が降り立ったといわれる霊山でもあります。アランガチの滝は落差が約30mあり、流れが二筋に分かれているのが特徴です。水量が豊富なため迫力があり、遊歩道を歩いて滝の近くまで行けるので、滝つぼから上がる水しぶきが霧状になっているのを肌で感じられます。滝の目の前のスペースにはテーブルと椅子もあり、ゆっくりと滝を眺められます。駐車スペースからもほど近く、遊歩道も整備されているので気軽に訪れることができます。新小勝トンネルの近くには大きなガジュマルの木があり、ここも名所のひとつになっています。

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  • 土盛海岸

    土盛海岸

    奄美空港に一番近いビーチといわれている土盛海岸は、フォトジェニックな場所として人気のスポットです。真っ白の砂浜と、エメラルドブルーからコバルトブルーへ見事なグラデーションを描く海は、奄美に数あるビーチの中でもトップクラスの美しさを誇り、ブルーエンジェルとも呼ばれています。遠浅の海岸はサンゴ礁に囲まれていて波も穏やかで、浅瀬の海底は砂地になっているので、海水浴場としても人気です。岩場の近くは干潮時には潮だまりができ、海の生き物を観察できます。沖に出るとサンゴ礁が広がり、熱帯魚のほか、ウミガメが見られることもあり、シュノーケリングも楽しめます。ただし離岸流が発生しやすい海岸なので十分な注意が必要です。

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  • 加計呂麻島

    加計呂麻島

    奄美大島の南、大島海峡を挟んだ対岸に浮かぶ加計呂麻島は、周囲約150kmの東西に長い島です。リアス式海岸に囲まれ、複雑な形をした島の95%は山林で、入り江の奥には30ほどの集落が点在しています。島の人たちは自然を敬い、その恵みに感謝しながら、祭祀などの行事を今も大切に守り続けています。手つかずの自然が多く残る島には、白い砂浜とコバルトブルーの海が広がる海岸や、巨木が立ち並ぶデイゴ並木、海に沈む夕陽が眺められる丘などの絶景スポットが数多くあり、シュノーケリングやダイビングなどのマリンスポーツも人気です。スーパーやコンビニなどはありませんが、昔ながらの風景や営みがそのまま残されている場所として、「にほんの里100選」に選ばれています。

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  • 奄美パーク

    奄美パーク

    奄美パークは奄美群島の自然や歴史、文化を紹介する観光拠点施設です。旧奄美空港の跡地に造られた広々とした園内には、2つの施設と多目的広場、野外ステージなどがあります。総合展示ホール「奄美の郷」には、海の中の様子を再現した「海の道」や、伝統的な民家や行事、風習のジオラマがある「シマの道」と「遊びの庭」、森やそこにすむ生き物たちを再現した「森の道」のほか、奄美シアターや奄美の島々を紹介するコーナーなどがあります。また「田中一村記念美術館」では、奄美の自然を描き続け「日本のゴーギャン」といわれた画家、田中一村の作品を展示しています。園内には一村が描いた植物が植えられている「一村の杜」や、パークを一望できる展望台もあります。

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  • 奄美海洋展示館

    奄美海洋展示館

    白い砂浜と青い海が美しい大浜海浜公園を奥に進むと、奄美海洋展示館が見えてきます。円形の建物は巻貝の殻の形がモチーフになっています。館内には水深5m、水量約150tの大水槽があり、奄美の近海に住むウミガメや熱帯魚が泳いでいます。枝サンゴが見られる浅場から水深が深くなる沖合の様子まで、奄美の海中の地形を再現していて、浜辺を模した場所では、ウミガメのエサやり体験ができます。他にも奄美で採取された267種類の貝殻や、大浜で見つかったマッコウクジラの骨格などが展示されています。奄美の人と海との関わりを伝える展示や、奄美の自然を学べる映像シアターなどもあり、サンゴや貝殻などを使ったクラフト体験コーナーもあります。

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  • 西郷南洲謫居跡

    西郷南洲謫居跡

    明治維新の立役者である鹿児島の偉人、西郷隆盛は、30代の頃に奄美大島に身を潜めるよう、薩摩藩に命じられました。龍郷町にあるこの家は3度目の潜居地で、島妻の愛加那と息子の菊次郎のために、西郷自ら歩いて土地を探したといわれています。その後、薩摩藩から召喚状が届き、西郷はわずか2カ月でこの地を去ることになりました。現在の家屋は明治時代に再建されたものですが、塀は当時のまま残っています。屋敷の入り口正面には勝海舟の碑文が刻まれた石碑があり、屋内には自筆の書や枕など、西郷隆盛ゆかりの品々が公開されています。この場所は県の文化財に指定されていますが、個人が所有・管理している施設となっています。

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  • 奄美大島酒造

    奄美大島酒造

    サトウキビから作られる黒糖を原料とした黒糖焼酎は、奄美群島にだけ製造が認められています。コクがありすっきりとした甘さが特徴の焼酎ですが、蒸留酒のため糖質やプリン体はゼロで、低カロリーなことから人気が高まっています。黒糖焼酎の伝統を受け継ぐ蔵元、奄美大島酒造の焼酎は、奄美産のサトウキビで作られた黒糖のみが使われています。また所在地である龍郷町を流れる屋入川の上流、じょうごの川の地下約120mから汲み上げた天然の地下水を、仕込みの水として使用しています。その川の名を冠した「じょうご」、樫樽で熟成させた「高倉」、長期熟成させた古酒「浜千鳥乃詩」などの銘柄があり、焼酎の製造工程の見学や試飲ができるツアーも行っています。

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奄美大島の最北端、奄美市笠利町の北東部にあるあやまる岬は、奄美十景と新鹿児島百景にも選ばれている景勝地です。太平洋に突き出す形の岬の周りはサンゴ礁に囲まれていて、展望台からは海の向こうに喜界島やトンパラ岩を望めます。あやまる岬はそのこんもりとした丸い地形が「綾に織りなす毬(まり)」のように見えることからその名がついたといわれています。この岬には「あやまる岬観光公園」というレジャー施設があり、海水プールやサイクリングパーク、芝スキーなどのアクティビティが楽しめます。公園内には観光案内所と海が見渡せるカフェもあり、カフェの前の芝生の広場ではさまざまなイベントが開かれ、地元の人にも人気のスポットとなっています。

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2021年に世界自然遺産に登録された奄美大島。島の中央部に位置し、奄美大島を代表する森といわれている金作原には、手つかずの自然がそのまま残されている原生林が広がっています。太古の時代から存在していたといわれる巨大なヒカゲヘゴなどの亜熱帯植物が生い茂る森は、恐竜のいた時代を彷彿とさせます。奄美大島は島で独自に進化した固有種が多く見られることから「東洋のガラパゴス」といわれていて、金作原には国の天然記念物に指定されているルリカケスやキノボリトカゲなどの希少な動物や、奄美固有の植物が生息しています。この貴重な自然環境を保護するため、金作原を散策する際には認定エコツアーガイドの同行が義務付けられています。

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奄美大島の中心地、名瀬からほど近いところにある大浜海浜公園は、サンゴ礁が透けて見えるエメラルドグリーンの海と白い砂浜、そして海に沈む美しい夕日が眺められることでも人気の絶景スポットです。高台にある見晴らし広場からは東シナ海を一望でき、大浜ビーチでは海水浴を楽しめます。大浜の隣の小浜にはビーチを臨むキャンプ場もあります。園内にはアダンやソテツ、ガジュマルなどの亜熱帯植物が植えられていて、南国の雰囲気を満喫できます。また公園の奥にある「奄美海洋展示館」は、奄美の海中の地形を模した大水槽があり、ウミガメや熱帯魚、サンゴなどを間近で観察できます。ウミガメのエサやり体験や、海の素材を使ったハンドクラフト体験なども行われています。

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約1300年の歴史を誇る、日本の伝統的工芸品の大島紬。奄美大島の北東部にある赤尾木は奄美大島紬独自の染色技術である泥染め発祥の地といわれ、天智天皇の時代から行われてきた技術が現在まで受け継がれています。赤尾木にある大島紬村では、白い絹糸が染め上げられ、手織りで美しい布へと仕上げられる工程を、工房を歩いて巡りながら見学できます。また実際に泥田に入って、Tシャツやハンカチなどに絞り染めを施す泥染め体験もできます。約15,000坪の敷地内にはブーゲンビリアやソテツなどの亜熱帯植物が植えられ、南国の雰囲気も味わえます。ショップでは着物や反物のほか、大島紬を使用したバッグや財布などの小物やお土産品が販売されています。

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恋愛のパワースポットとして人気のハートロックは奄美大島本島の北東部、赤尾木の東海岸にあります。干潮時、海面から浮き出る岩に青い海水が溜まってハート型に見えることからハートロックと呼ばれていて、撮った写真を携帯電話の待ち受けにすると恋が成就するといわれています。ハート型がきれいに見られるのは、潮位が80cm以下の干潮時の前後1時間、波が穏やかな時に限られます。1〜3月の間はハートの形が緑のアオサに囲まれ、海の青色とのコントラストが特に美しく、またタイミングが良ければハートの中に熱帯魚が入り込んでいることもあります。道路からビーチに出る途中は、クワズイモやアダンが生い茂る南国らしい小道になっていて、大河ドラマのオープニングシーンにも登場しました。

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ケンムンとは奄美大島に昔から伝わる妖怪で、ガジュマルの木にすむ「木の精霊」ともいわれています。そのケンムンの名がついたケンムン村は奄美空港から車で10分ほどのところにあるリゾートホテル「奄美リゾートばしゃ山村」に併設されている観光施設です。ここでは唄者の手ほどきで島唄を教わる「島唄体験」、海水から昔ながらの方法で塩を作る「塩作り体験」、ケンムン村で作られた黒糖を使う「お菓子作り体験」、土をこねて貝殻などで柄をつける「陶芸体験」、有形文化財の「旧安田邸」で食事をする「島人になる体験」など、シマ時間にゆったりと浸りながら、奄美の文化を学べる体験コースが用意されています。旧安田邸の広場からは目の前の用安海岸を一望できます。

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奄美大島の龍郷町の赤尾木湾にある倉崎海岸は、弧を描く白い砂浜とエメラルドブルーの海のコントラストが美しい絶景ポイントとして知られ、地元の人や観光客など多くの人が訪れます。海中にはサンゴ礁が広がっていて、砂浜には白いサンゴのかけらが打ち上げられています。海の透明度が高いため、海岸からでもサンゴ礁やその周辺にすむ魚たちを見ることができます。内海のため、波も穏やかで遠浅なことから、夏には海水浴やシュノーケリング、ダイビングなどを楽しむ人たちでにぎわいます。倉崎海岸のある赤尾木湾は隕石の落下でできたといわれ、上空から見るときれいな丸い形をしています。周辺は「奄美クレーター」と呼ばれ、美しい海岸が点在しています。

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奄美群島唯一の総合博物館である奄美博物館は、奄美大島の中心地、名瀬にあります。奄美大島は琉球と薩摩の影響を強く受けながらも独自の文化を形成してきた歴史があり、風土や自然、人々の暮らしをわかりやすく伝えるように展示構成されています。展示室の1階は奄美を囲む海をテーマにしたコーナーで、船の模型やジオラマなどがあります。2階は奄美の歴史と文化のフロアで、資料や古文書、実物の民具などが展示されています。3階は奄美の自然と暮らしがテーマになっていて、奄美の森を体感できるジオラマなどがあります。奄美に生育する生き物の飼育展示や、触って楽しめる「織り機」や「サトウキビ搾り機」などの展示もあり、奄美大島の自然、歴史、文化を楽しく学ぶことができます。

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マングローブとは海水と淡水が混じり合う場所に生育している植物の総称です。「黒潮の森 マングローブパーク」のある住用町は、町全体の94%を山林が占めていて、住用湾の河口には雄大なマングローブの原生林が広がっています。このパークはマングローブ原生林と、そこにすむ動植物の生態などを学べる施設で、マングローブ原生林をカヌーで探検するツアーには多くの観光客が訪れています。カヌーの漕ぎ方を練習した後、ツアーガイドとともにマングローブのトンネルへと漕ぎ出し、この地に生きる動植物についての説明を聞きながらマングローブの森を探検するという、奄美の大自然を体感できるツアーです。ほかにもグラウンドゴルフやセグウェイ体験などのアトラクションもあります。

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奄美大島の中央部、大和村の湯湾岳麓にある森林浴公園、フォレストポリス。この公園の渓流ゾーンにあるのがマテリヤの滝です。「マ・ティダ・ヌ・コモリ(太陽が輝く滝つぼの意)」という島口(島の方言)がその名の由来となっています。その昔、この辺りは大木が生い茂るうっそうとした林でしたが、この滝つぼの上だけが光り輝いていたため、この名が付けられたといわれています。この地は琉球王朝時代から、旅路の中継地点として宿場などがあり、多くの旅人がこの滝を見て癒されたと伝えられています。森の湧水を源流として流れ落ちる滝は住用川の支流となり、河口のマングローブ原生林を育んでいます。正午頃に太陽の光が真上からさす時、美しく輝く滝つぼが見られます。

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高知山は奄美大島の南部、瀬戸内町にある山で、標高415mのところに展望台があります。ここからは古仁屋の市街地とその向こうに広がる大島海峡や加計呂麻島、晴れた日には徳之島まで望めます。奄美大島と加計呂麻島の間にある大島海峡周辺は、美しいリアス式海岸が続き、「亜熱帯の瀬戸内」と呼ばれています。駐車場から展望台までの遊歩道は2つのルートがあり、どちらも森の中を散策する歩道になっています。手前にあるルートはアップダウンがあり、徒歩10分ほどかかりますが、トレッキング気分が味わえます。奥のルートは穏やかな傾斜で5分ほどで展望台に着きます。展望台には螺旋階段のある建物があり、一番上まで登って見下ろすと素晴らしい景色が眼下に広がります。

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アランガチの滝は、奄美大島の西南部に位置する宇検村の新小勝(あらんがち)にあります。ここは奄美群島で最高峰の湯湾岳のふもとで、湯湾岳は奄美大島の開祖が降り立ったといわれる霊山でもあります。アランガチの滝は落差が約30mあり、流れが二筋に分かれているのが特徴です。水量が豊富なため迫力があり、遊歩道を歩いて滝の近くまで行けるので、滝つぼから上がる水しぶきが霧状になっているのを肌で感じられます。滝の目の前のスペースにはテーブルと椅子もあり、ゆっくりと滝を眺められます。駐車スペースからもほど近く、遊歩道も整備されているので気軽に訪れることができます。新小勝トンネルの近くには大きなガジュマルの木があり、ここも名所のひとつになっています。

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奄美空港に一番近いビーチといわれている土盛海岸は、フォトジェニックな場所として人気のスポットです。真っ白の砂浜と、エメラルドブルーからコバルトブルーへ見事なグラデーションを描く海は、奄美に数あるビーチの中でもトップクラスの美しさを誇り、ブルーエンジェルとも呼ばれています。遠浅の海岸はサンゴ礁に囲まれていて波も穏やかで、浅瀬の海底は砂地になっているので、海水浴場としても人気です。岩場の近くは干潮時には潮だまりができ、海の生き物を観察できます。沖に出るとサンゴ礁が広がり、熱帯魚のほか、ウミガメが見られることもあり、シュノーケリングも楽しめます。ただし離岸流が発生しやすい海岸なので十分な注意が必要です。

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奄美大島の南、大島海峡を挟んだ対岸に浮かぶ加計呂麻島は、周囲約150kmの東西に長い島です。リアス式海岸に囲まれ、複雑な形をした島の95%は山林で、入り江の奥には30ほどの集落が点在しています。島の人たちは自然を敬い、その恵みに感謝しながら、祭祀などの行事を今も大切に守り続けています。手つかずの自然が多く残る島には、白い砂浜とコバルトブルーの海が広がる海岸や、巨木が立ち並ぶデイゴ並木、海に沈む夕陽が眺められる丘などの絶景スポットが数多くあり、シュノーケリングやダイビングなどのマリンスポーツも人気です。スーパーやコンビニなどはありませんが、昔ながらの風景や営みがそのまま残されている場所として、「にほんの里100選」に選ばれています。

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奄美パークは奄美群島の自然や歴史、文化を紹介する観光拠点施設です。旧奄美空港の跡地に造られた広々とした園内には、2つの施設と多目的広場、野外ステージなどがあります。総合展示ホール「奄美の郷」には、海の中の様子を再現した「海の道」や、伝統的な民家や行事、風習のジオラマがある「シマの道」と「遊びの庭」、森やそこにすむ生き物たちを再現した「森の道」のほか、奄美シアターや奄美の島々を紹介するコーナーなどがあります。また「田中一村記念美術館」では、奄美の自然を描き続け「日本のゴーギャン」といわれた画家、田中一村の作品を展示しています。園内には一村が描いた植物が植えられている「一村の杜」や、パークを一望できる展望台もあります。

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白い砂浜と青い海が美しい大浜海浜公園を奥に進むと、奄美海洋展示館が見えてきます。円形の建物は巻貝の殻の形がモチーフになっています。館内には水深5m、水量約150tの大水槽があり、奄美の近海に住むウミガメや熱帯魚が泳いでいます。枝サンゴが見られる浅場から水深が深くなる沖合の様子まで、奄美の海中の地形を再現していて、浜辺を模した場所では、ウミガメのエサやり体験ができます。他にも奄美で採取された267種類の貝殻や、大浜で見つかったマッコウクジラの骨格などが展示されています。奄美の人と海との関わりを伝える展示や、奄美の自然を学べる映像シアターなどもあり、サンゴや貝殻などを使ったクラフト体験コーナーもあります。

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明治維新の立役者である鹿児島の偉人、西郷隆盛は、30代の頃に奄美大島に身を潜めるよう、薩摩藩に命じられました。龍郷町にあるこの家は3度目の潜居地で、島妻の愛加那と息子の菊次郎のために、西郷自ら歩いて土地を探したといわれています。その後、薩摩藩から召喚状が届き、西郷はわずか2カ月でこの地を去ることになりました。現在の家屋は明治時代に再建されたものですが、塀は当時のまま残っています。屋敷の入り口正面には勝海舟の碑文が刻まれた石碑があり、屋内には自筆の書や枕など、西郷隆盛ゆかりの品々が公開されています。この場所は県の文化財に指定されていますが、個人が所有・管理している施設となっています。

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サトウキビから作られる黒糖を原料とした黒糖焼酎は、奄美群島にだけ製造が認められています。コクがありすっきりとした甘さが特徴の焼酎ですが、蒸留酒のため糖質やプリン体はゼロで、低カロリーなことから人気が高まっています。黒糖焼酎の伝統を受け継ぐ蔵元、奄美大島酒造の焼酎は、奄美産のサトウキビで作られた黒糖のみが使われています。また所在地である龍郷町を流れる屋入川の上流、じょうごの川の地下約120mから汲み上げた天然の地下水を、仕込みの水として使用しています。その川の名を冠した「じょうご」、樫樽で熟成させた「高倉」、長期熟成させた古酒「浜千鳥乃詩」などの銘柄があり、焼酎の製造工程の見学や試飲ができるツアーも行っています。

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近隣の観光スポット

Nearby Attractions
与論島

与論島

鹿児島県の最南端にある奄美群島のひとつ。サンゴ礁が隆起してできた島のため、白い砂と透明度の高い海は「東洋の真珠」とも言われています。

奄美大島のおすすめ情報

Information

グルメ

鶏飯

鶏飯

細く裂いた鶏肉と錦糸卵、椎茸、パパイヤの味噌漬けなどをご飯にのせ、鶏ガラスープをかけて食べるお茶漬けのような料理。

トビンニャ

トビンニャ

トビンニャとは食用貝のマガキガイのこと。奄美のおつまみの定番で、シンプルに塩茹ですると食べる手が止まらなくなる美味しさです。

ヤギ肉

ヤギ肉

奄美大島ではヤギを使った郷土料理が多く、ヤギ汁やヤギ乳を使ったソフトクリームなど、バリエーション豊かです。

油ソーメン

油ソーメン

茹で素麵と出汁、野菜や豚肉などを炒めた奄美大島に伝わるソウルフード。地元では“油ぞうめん”と発音されます。

奄美大島の現地情報ブログ

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