
菊池渓谷
「日本森林浴の森百選」や「日本の滝百選」などに選ばれた渓谷。遊歩道が設置されており、ゆっくりと散策できます。
- アクセス
- JR「阿蘇駅」から車で約40分
美しい自然が広がる阿蘇。阿蘇山は九州有数の活火山で、地鳴りや激しく噴煙を噴き上げる様子は圧巻です。大観峰から阿蘇五岳やカルデラを一望したり、全国に約500社ある阿蘇神社の総本社である阿蘇神社に訪れたり、温泉でゆっくり過ごしたりと楽しみ方もさまざまです。
阿蘇山といえば阿蘇五岳(高岳を最高峰に根子岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳)を中心にした中央火口丘群を呼ぶことが多いですが、広義ではカルデラの外側に形成されている外輪山や、中央火口丘と外輪山との間の平地(火口原)も含まれます。阿蘇山という単体の山は存在しません。阿蘇カルデラは東西約17km、南北約25km、面積約350平方キロメートルと広大で、周囲の距離は約128kmに及びます。火口原に約5万人が生活している世界的にも珍しい地域で、阿蘇市・高森町・南阿蘇村の3つの自治体があります。草原は希少動植物の宝庫で、約1,600種が記録されています。中には中国大陸と陸続きだったころに移動してきた植物や、北方から南下してきた植物なども確認されています。
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阿蘇五岳のひとつである烏帽子岳の側火山として活動した千里ヶ浜火山の火口跡で、阿蘇を代表する観光地のひとつです。標高約1,100mの高さにあり、78万5,000平方メートルの大草原と雨水が溜まってできたといわれる池とが織りなす自然の対比が美しい場所です。東には噴煙を上げる中岳を望み、目の前には大きな池と放牧された牛や馬が草を食んで草原を悠々と歩く牧歌的な風景が広がります。のんびりと散策を楽しめるほか、草原を一周できる引き馬乗りも人気です。緑鮮やかな夏、白銀の幻想的な冬と、季節ごとに違った表情を見せ、その広大な風景は多くの歌人により歌われました。正面には阿蘇火山博物館もあり、貴重な資料が展示されています。
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標高1,100mの地点から、阿蘇の絶景を360度の大パノラマで眺められる展望所です。南側には阿蘇を代表する観光地のひとつである緑豊かな草千里ヶ浜が目の前に広がり、放牧された馬が草原をのんびりと歩く姿も見られます。東側には眼前に阿蘇五岳のひとつで今も噴煙を上げ続けている中岳を望めます。北側にはおわんを逆さまにしたようなかわいらしい形で人気の米塚や阿蘇谷の広大な田園地帯、外輪山が一望でき、西側はカルデラの切れ目である立野火口瀬から熊本平野が広がります。天気が良ければ、遠く金峰山の奥に広がる有明海や熊本市内、長崎県・島原半島の雲仙普賢岳まで見通せます。全方向に絶景が広がるビュースポットです。
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内牧温泉の北東方にある北外輪山の一峰で、標高は約935m、眼下に広がる阿蘇谷(阿蘇市街地)との標高差は約400mにもなります。阿蘇五岳(高岳、根子岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳)やカルデラを一望でき、360度の大パノラマが楽しめる、阿蘇を代表する絶景スポットです。周辺には広大な草原風景が広がり、四季折々で美しい花が咲きそろいます。もともと地元では「遠見ヶ鼻」と呼ばれていましたが、熊本出身で日本近代の言論界を代表するジャーナリスト・徳富蘇峰がこの絶景に感動して、大観峰と名づけたといわれています。ここから眺める阿蘇五岳はお釈迦様の寝姿に見えることから「涅槃像」とも呼ばれており、秋から冬にかけての早朝には雲海が見られることもあります。
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大自然に囲まれた山あいの小さな温泉郷で、古風な風情のある旅館の建物と、各旅館が工夫を凝らした露天風呂が魅力です。黒川温泉郷のコンセプトは「黒川温泉一旅館」で、30軒の旅館と里山の風景すべてを「ひとつの旅館」と捉え、それぞれの旅館は「離れ部屋」、旅館をつなぐ小径は「渡り廊下」と考えて、長年にわたり温泉街全体で旅行者をもてなす取り組みが行われてきました。人気の「入湯手形」(大人1枚1,500円)を購入すると、旅館26か所の露天風呂の中から1枚につき3か所を選んで入浴可能。また、6月〜7月のホタルツアー、竹の灯篭約300個を川に吊るして点灯する冬限定の「湯あかり」など、自然の中で季節を感じられるイベントも好評を博しています。
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阿蘇を代表する温泉街の内牧温泉は100年を超える歴史を誇り、阿蘇五岳の眺めがよい温泉街として観光客や地元住民から親しまれています。その昔、夏目漱石や与謝野鉄幹・晶子夫妻など多くの文豪が足を運んだ温泉地で、歩いて巡れるエリアには130を越える源泉があり、約20軒の旅館やホテルが点在しています。それぞれが自家源泉を持ち、新鮮な湯が掛け流しされており、少し熱めの湯は無色透明で飲用できる場所もあります。内牧温泉の魅力のひとつが、地元住民から憩いの場として愛されている公衆温泉の「町湯」めぐりです。町湯は地元住民の暮らしぶりを覗ける場であり、レトロな建物や値段の手頃さも人気の秘訣です。
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阿蘇くまもと空港は、観光客や熊本・八代都市圏へのビジネス客など年間110万人が利用する熊本の空の玄関口です。2023年3月に開業した新旅客ターミナルビルは国内線と国際線のターミナルビル機能を一体化。最先端機器の導入により搭乗手続きにかかる時間が短縮され、旅客の利便性が向上しました。また、2016年の熊本地震のような短期間に繰り返す強い揺れにも耐えられる高い耐震性能を備えています。注目すべきは、店舗面積が従来の50倍に拡張された、保安検査通過後の搭乗待合エリア。熊本名物をそろえたフードコートエリアと熊本の人気店を集めたデパ地下ゾーンがあり、熊本を飛び立つ直前まで買い物やグルメを存分に楽しめるスポットです。
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阿蘇の大自然を生かし、パラグライダーや熱気球、サイクリング、ポッカールなどの様々なアクティビティを楽しめるアウトドア体験型施設です。夏季限定でマゼノ渓谷源流トレッキングやヨガのプログラムもあります。早朝の熱気球体験は、ロープで係留した熱気球が高さ約40mまで上昇し、阿蘇の雄大な景色を空から楽しめ、幻想的な朝陽や雲海が見られることもあり、大人気のアクティビティです。ハードな体験から、ソフトな体験まで幅広いアクティビティーが体験でき、子どもから大人まで、阿蘇の雄大な自然の中で非日常を満喫できる施設です。
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約2,300年の歴史を有する古社で、全国に約500社ある「阿蘇神社」の総本社です。神武天皇の孫神で阿蘇を開拓した健磐龍命をはじめ家族神12神を祀る由緒ある神社です。社殿群は、1835年から1850年にかけて、熊本藩の寄進によって再建されたもので、神殿や楼門などの6棟は国の重要文化財に指定されています。中でも九州最大規模の楼門は「日本三大楼門」のひとつに数えられています。年間を通じて稲作と深く結びついた農耕祭事が行われ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。春の「田作祭(火振り神事)」や夏の「おんだ祭」、秋の「田実祭」は阿蘇の風物詩です。2016年の熊本地震により甚大な被害を受けましたが、2023年12月に主要社殿の復旧が完了しました。
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約3,300年前の噴火で形成されたといわれている比較的新しい山で、高さは約80m。おわんを逆さまにしたような円錐状のかわいらしいフォルムをしており、頂上部分が大きくくぼんでいるのが特徴です。国の名勝および天然記念物に指定されています。米塚は国内では最も均整がとれたスコリア丘のひとつで、斜面は柔らかな草原に覆われています。季節によって異なる美しい景色を見られるのも魅力で、春から夏にかけては緑一色に染まり、秋には付近に黄金色のススキが輝き、冬には雪をかぶって真っ白になります。れっきとした火山でありながら、周辺の火口の荒々しい景観とは対照的ななだらかで優美な姿は、多くのカメラマンを魅了しています。
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北外輪山上の西側にある県道339号(通称ミルクロード)沿いの展望所で、昼夜問わず絶景が堪能できる景勝地として人気を博しています。ミルクロードを菊池・阿蘇スカイライン方面に走り、大観峰が近くなってくるあたりに位置します。駐車場から遊歩道を進んでいくと、阿蘇五岳や阿蘇外輪山、カルデラを一望できる大パノラマが広がります。夜には満天の星空と夜景を楽しめ、早朝には雲海が見られることもある人気の撮影スポットです。駐車場には売店やカフェがあり、24時間利用できるトイレも併設されているので、深夜のドライブの立ち寄り先や早朝の雲海観察にも便利です。11月下旬までは地域の住民が野原を刈り込んで作った「すすきの迷路」が体験できます。
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阿蘇中岳火口の南東部に位置する古い火口跡で、数km西側にあり広大な緑の草原に癒される観光スポット「草千里ヶ浜」とは対照的に、植物がほとんどなく、荒々しい岩肌と火山灰で覆われた黒い砂浜が見渡す限りに広がります。溶岩の露出したダイナミックな山肌に、火山の噴火で飛んできた「火山弾」と呼ばれる冷えた溶岩の塊が点々と散らばっている荒涼とした光景は、まるで地球以外の星にいるかのような、映画の1シーンに入り込んでしまったかのような、不思議な感覚があります。木製の遊歩道が整備されているので、観光客も異世界の雰囲気に包まれながら、気軽に広大な砂の世界を散策できます。砂千里ヶ浜から阿蘇五岳の中岳と高岳に上る登山ルートも人気です。
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阿蘇五岳の最高峰を誇る高岳は標高1,592mで、日本百名山にも数えられており、登山客に人気があります。新ルートの「皿山迂回ルート」「すずめ岩迂回ルート」が開通し、噴火警戒レベル2でも登山ができるようになりました。高岳の山頂からは中岳と根子岳が眼前に広がり、阿蘇カルデラの風景を見渡せます。熊本県民は標高を「ひ・ご・く・に」と覚えて親しんでいます。また、高岳は九州の高原に自生するツツジの一種「ミヤマキリシマ」の群生地としても有名。5月下旬から6月上旬には、山頂付近の「天狗の舞台」と呼ばれる高岳東峰の南側斜面一面に約3万株のミヤマキリシマが咲き誇ります。登山には往復で約4時間かかりますが、それだけの価値がある美しい風景です。
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阿蘇五岳のひとつである烏帽子岳は2時間程度で往復できる人気の登山コースです。中腹にある絶景スポットの草千里ヶ浜から初心者でも気軽に登れます。標高は1,337mで、展望がよいことから、国見山とも呼ばれています。山頂からはカルデラ南部の「南郷谷」を隔てて南外輪の山々、奥に九州山地北端の山々が並んで見えます。また、噴煙を上げる中岳、高岳や杵島岳、往生岳まで一望できる絶景が広がります。初夏には九州の高原に自生するツツジの一種「ミヤマキリシマ」が咲き誇り、秋にはススキの散歩道が人気です。阿蘇火山博物館から草千里を抜けて山頂を目指すトレッキングも催行されています。舗装されていない山肌を登り、草原の中を歩き、気軽に非日常を体験できます。
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阿蘇市の北東部、阿蘇外輪山の南壁を源とする、白川水系の源流のひとつで、県の「熊本名水百選」にも選ばれています。渓谷を生かした自然の中のキャンプ場「古代の里キャンプ村」では、ヤマメのつかみ取り体験や日帰りバーベキューも楽しめます。渓谷のすぐ近くには、手野地区のシンボルである、崇神天皇18年(紀元前80年)創建の「国造神社」があります。阿蘇神社の北側に位置していることから「北宮」とも呼ばれ、阿蘇神社とともに神事が「阿蘇の農耕祭事」として国の重要無形民俗文化財に指定されています。境内には、国の天然記念物に指定されていた樹齢2,000余年の「手野の大杉」の迫力ある幹が今も大切に保存されています。
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伝説や史跡が多く残る田子山は、阿蘇を代表する温泉街・内牧温泉からほど近い場所にある標高653mの小高い山。この田子山の頂上からせり出して、まるで阿蘇の空へ飛び出すかのようにのびる木のデッキが「そらふねの桟橋(田子山展望所)」で、絶景スポットとして人気を集めています。桟橋からは、眼下に内牧温泉街や阿蘇谷(阿蘇市街)の田園風景が一望でき、目の前には「涅槃像」と称される阿蘇五岳が横たわります。振り返ると北外輪山がそびえ、早朝には運が良ければ雲海が一面に広がることもあります。桟橋が設置された田子山森林公園には、テーブルと椅子が整備されていて、カフェがオープンしていれば絶景を眺めながらゆったりとティータイムを過ごせます。
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村のいたるところから水が湧き出し、「水の生まれる郷」として知られる南阿蘇村を代表する水源です。熊本市内の中央を流れる一級河川「白川」の総水源で、1985年に環境庁(今の環境省)の日本名水百選に選定。「くまもと緑の百景」にも選ばれています。水源地の横の白川吉見神社には「みつはのめ神」という水神様が祀られていおり、古くから水に対する信仰があったことをうかがわせます。白川水源は四季を通じて水温14度の水が地底の砂を舞い上げながら毎分60tも湧き出ており、湧水地からすぐに幅5メートルほどの川になるほどの豊富な流量を誇ります。わき水は自由に飲んだり、持ち帰ったりもできますし、加熱処理された水や空のボトルも販売されています。
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はるか昔から「湯治の街」として親しまれている由緒正しい温泉街で、あちこちから湯けむりが立ちのぼる独特の景観が特徴です。この湯けむりは、約98度という高温の源泉から生じる蒸気によるもので、街の26か所に源泉が点在しています。多くの宿でサウナと温泉の両方の効果を期待できる「蒸し風呂」を楽しめるほか、自分で野菜や卵を蒸して食べる「蒸し場」は24時間誰でも無料で利用可能。昭和にトリップしたかのようなノスタルジックな路地裏は「背戸屋(せどや)」と呼ばれ、散策に最適です。杖立の春の風物詩「鯉のぼり祭り」では、街の中央を流れる杖立川上空が約3,500匹の色鮮やかな鯉のぼりで埋め尽くされ、圧巻の光景が広がります。
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2016年4月の熊本地震で崩落した阿蘇大橋に代わり、2021年3月に開通しました。国道57号線沿いの南阿蘇村立野と、同村河陽をつなぎ、全長は525m、橋脚は最大の高さ97mで、旧大橋から600m下流に架かっています。複数の橋脚と上部の橋桁を一体化させたPCラーメン橋で、耐震性にも優れ、歩道も設置されており歩いて渡れます。新大橋開通日にオープンした、たもとの展望所「ヨ・ミュール」には休憩所やトイレ、11種類のジェラートが楽しめる売店などが併設。展望所の名称は熊本弁で「良く見える」の意味で、展望スペースからは新大橋のほか、長陽大橋や白川第一橋梁(南阿蘇鉄道)を眼下に望めます。
詳しく見る熊本県阿蘇市黒川
熊本ICから車で約80分。
阿蘇山公園道路 3月20日~10月31日8:30~18:00(17:30ゲート閉門)、11月1日~11月30日8:30~17:30(17:00ゲート閉門)、12月1日~ 3月19日9:00~17:00(16:30ゲート閉門)
なし(火山活動などにより立入規制がかかる場合あり)
なし(火口までの有料道路「阿蘇山公園道路」を車で通行する場合には料金別途)
阿蘇山といえば阿蘇五岳(高岳を最高峰に根子岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳)を中心にした中央火口丘群を呼ぶことが多いですが、広義ではカルデラの外側に形成されている外輪山や、中央火口丘と外輪山との間の平地(火口原)も含まれます。阿蘇山という単体の山は存在しません。阿蘇カルデラは東西約17km、南北約25km、面積約350平方キロメートルと広大で、周囲の距離は約128kmに及びます。火口原に約5万人が生活している世界的にも珍しい地域で、阿蘇市・高森町・南阿蘇村の3つの自治体があります。草原は希少動植物の宝庫で、約1,600種が記録されています。中には中国大陸と陸続きだったころに移動してきた植物や、北方から南下してきた植物なども確認されています。
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熊本県阿蘇市草千里ヶ浜
JR阿蘇駅からバス阿蘇火口線で約30分、「草千里阿蘇火山博物館前」下車すぐ。
終日
なし
なし
阿蘇五岳のひとつである烏帽子岳の側火山として活動した千里ヶ浜火山の火口跡で、阿蘇を代表する観光地のひとつです。標高約1,100mの高さにあり、78万5,000平方メートルの大草原と雨水が溜まってできたといわれる池とが織りなす自然の対比が美しい場所です。東には噴煙を上げる中岳を望み、目の前には大きな池と放牧された牛や馬が草を食んで草原を悠々と歩く牧歌的な風景が広がります。のんびりと散策を楽しめるほか、草原を一周できる引き馬乗りも人気です。緑鮮やかな夏、白銀の幻想的な冬と、季節ごとに違った表情を見せ、その広大な風景は多くの歌人により歌われました。正面には阿蘇火山博物館もあり、貴重な資料が展示されています。
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熊本県阿蘇市永草
JR阿蘇駅前から路線バスで約30分、「草千里阿蘇火山博物館前」下車後、のぼり階段で徒歩約10分。
終日
なし
なし
標高1,100mの地点から、阿蘇の絶景を360度の大パノラマで眺められる展望所です。南側には阿蘇を代表する観光地のひとつである緑豊かな草千里ヶ浜が目の前に広がり、放牧された馬が草原をのんびりと歩く姿も見られます。東側には眼前に阿蘇五岳のひとつで今も噴煙を上げ続けている中岳を望めます。北側にはおわんを逆さまにしたようなかわいらしい形で人気の米塚や阿蘇谷の広大な田園地帯、外輪山が一望でき、西側はカルデラの切れ目である立野火口瀬から熊本平野が広がります。天気が良ければ、遠く金峰山の奥に広がる有明海や熊本市内、長崎県・島原半島の雲仙普賢岳まで見通せます。全方向に絶景が広がるビュースポットです。
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熊本県阿蘇市山田
JR阿蘇駅から車で約30分。
終日(大観峰茶店は8:30~17:00)
なし
なし
内牧温泉の北東方にある北外輪山の一峰で、標高は約935m、眼下に広がる阿蘇谷(阿蘇市街地)との標高差は約400mにもなります。阿蘇五岳(高岳、根子岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳)やカルデラを一望でき、360度の大パノラマが楽しめる、阿蘇を代表する絶景スポットです。周辺には広大な草原風景が広がり、四季折々で美しい花が咲きそろいます。もともと地元では「遠見ヶ鼻」と呼ばれていましたが、熊本出身で日本近代の言論界を代表するジャーナリスト・徳富蘇峰がこの絶景に感動して、大観峰と名づけたといわれています。ここから眺める阿蘇五岳はお釈迦様の寝姿に見えることから「涅槃像」とも呼ばれており、秋から冬にかけての早朝には雲海が見られることもあります。
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熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6594−3
JR熊本駅から九州横断バスで3時間(直行)、「黒川温泉」下車。
施設により異なります。
施設により異なります。
施設により異なります。
大自然に囲まれた山あいの小さな温泉郷で、古風な風情のある旅館の建物と、各旅館が工夫を凝らした露天風呂が魅力です。黒川温泉郷のコンセプトは「黒川温泉一旅館」で、30軒の旅館と里山の風景すべてを「ひとつの旅館」と捉え、それぞれの旅館は「離れ部屋」、旅館をつなぐ小径は「渡り廊下」と考えて、長年にわたり温泉街全体で旅行者をもてなす取り組みが行われてきました。人気の「入湯手形」(大人1枚1,500円)を購入すると、旅館26か所の露天風呂の中から1枚につき3か所を選んで入浴可能。また、6月〜7月のホタルツアー、竹の灯篭約300個を川に吊るして点灯する冬限定の「湯あかり」など、自然の中で季節を感じられるイベントも好評を博しています。
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熊本県阿蘇市内牧
JR阿蘇駅から内牧温泉入口までバスで12分。
施設により異なります。
施設により異なります。
施設により異なります。
阿蘇を代表する温泉街の内牧温泉は100年を超える歴史を誇り、阿蘇五岳の眺めがよい温泉街として観光客や地元住民から親しまれています。その昔、夏目漱石や与謝野鉄幹・晶子夫妻など多くの文豪が足を運んだ温泉地で、歩いて巡れるエリアには130を越える源泉があり、約20軒の旅館やホテルが点在しています。それぞれが自家源泉を持ち、新鮮な湯が掛け流しされており、少し熱めの湯は無色透明で飲用できる場所もあります。内牧温泉の魅力のひとつが、地元住民から憩いの場として愛されている公衆温泉の「町湯」めぐりです。町湯は地元住民の暮らしぶりを覗ける場であり、レトロな建物や値段の手頃さも人気の秘訣です。
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熊本県上益城郡益城町大字小谷1802-2
熊本駅、阿蘇駅までそれぞれバスで約1時間。
施設により異なります。
施設により異なります。
施設により異なります。
阿蘇くまもと空港は、観光客や熊本・八代都市圏へのビジネス客など年間110万人が利用する熊本の空の玄関口です。2023年3月に開業した新旅客ターミナルビルは国内線と国際線のターミナルビル機能を一体化。最先端機器の導入により搭乗手続きにかかる時間が短縮され、旅客の利便性が向上しました。また、2016年の熊本地震のような短期間に繰り返す強い揺れにも耐えられる高い耐震性能を備えています。注目すべきは、店舗面積が従来の50倍に拡張された、保安検査通過後の搭乗待合エリア。熊本名物をそろえたフードコートエリアと熊本の人気店を集めたデパ地下ゾーンがあり、熊本を飛び立つ直前まで買い物やグルメを存分に楽しめるスポットです。
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熊本県阿蘇市内牧1092-1
熊本ICから車で70分。
9:00~18:00(11〜2月は17:00まで)
木曜日(祝日営業)、年末年始
アクティビティにより異なります。(熱気球体験2,500円、パラグライダー半日体験6,500円〜)
阿蘇の大自然を生かし、パラグライダーや熱気球、サイクリング、ポッカールなどの様々なアクティビティを楽しめるアウトドア体験型施設です。夏季限定でマゼノ渓谷源流トレッキングやヨガのプログラムもあります。早朝の熱気球体験は、ロープで係留した熱気球が高さ約40mまで上昇し、阿蘇の雄大な景色を空から楽しめ、幻想的な朝陽や雲海が見られることもあり、大人気のアクティビティです。ハードな体験から、ソフトな体験まで幅広いアクティビティーが体験でき、子どもから大人まで、阿蘇の雄大な自然の中で非日常を満喫できる施設です。
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熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
JR豊肥本線宮地駅から徒歩15分。
6:00〜18:00(御札所は9:00~17:00、御祈願受付は9:00~16:30)
なし
なし
約2,300年の歴史を有する古社で、全国に約500社ある「阿蘇神社」の総本社です。神武天皇の孫神で阿蘇を開拓した健磐龍命をはじめ家族神12神を祀る由緒ある神社です。社殿群は、1835年から1850年にかけて、熊本藩の寄進によって再建されたもので、神殿や楼門などの6棟は国の重要文化財に指定されています。中でも九州最大規模の楼門は「日本三大楼門」のひとつに数えられています。年間を通じて稲作と深く結びついた農耕祭事が行われ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。春の「田作祭(火振り神事)」や夏の「おんだ祭」、秋の「田実祭」は阿蘇の風物詩です。2016年の熊本地震により甚大な被害を受けましたが、2023年12月に主要社殿の復旧が完了しました。
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熊本県阿蘇市乙姫
JR阿蘇駅から車で約20分。
終日
なし
なし
約3,300年前の噴火で形成されたといわれている比較的新しい山で、高さは約80m。おわんを逆さまにしたような円錐状のかわいらしいフォルムをしており、頂上部分が大きくくぼんでいるのが特徴です。国の名勝および天然記念物に指定されています。米塚は国内では最も均整がとれたスコリア丘のひとつで、斜面は柔らかな草原に覆われています。季節によって異なる美しい景色を見られるのも魅力で、春から夏にかけては緑一色に染まり、秋には付近に黄金色のススキが輝き、冬には雪をかぶって真っ白になります。れっきとした火山でありながら、周辺の火口の荒々しい景観とは対照的ななだらかで優美な姿は、多くのカメラマンを魅了しています。
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熊本県阿蘇市西小園
JR阿蘇駅から車で約30分。
終日(かぶと岩展望所売店9:00〜16:30)
なし
なし
北外輪山上の西側にある県道339号(通称ミルクロード)沿いの展望所で、昼夜問わず絶景が堪能できる景勝地として人気を博しています。ミルクロードを菊池・阿蘇スカイライン方面に走り、大観峰が近くなってくるあたりに位置します。駐車場から遊歩道を進んでいくと、阿蘇五岳や阿蘇外輪山、カルデラを一望できる大パノラマが広がります。夜には満天の星空と夜景を楽しめ、早朝には雲海が見られることもある人気の撮影スポットです。駐車場には売店やカフェがあり、24時間利用できるトイレも併設されているので、深夜のドライブの立ち寄り先や早朝の雲海観察にも便利です。11月下旬までは地域の住民が野原を刈り込んで作った「すすきの迷路」が体験できます。
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熊本県阿蘇市黒川
JR阿蘇駅からバス阿蘇火口線で阿蘇山上ターミナルまで約35分、そこから阿蘇⼭⽕⼝シャトルで火口まで約5分。もしくは車で火口までの有料道路「阿蘇山公園道路」を通行。
阿蘇山公園道路の通行期間3月20日~10月31日8:30~18:00(17:30ゲート閉門)、11月1日~11月30日8:30~17:30(17:00ゲート閉門)、12月1日~ 3月19日9:00~17:00(16:30ゲート閉門)
噴火警戒レベル2以上は立ち入り禁止。
なし(阿蘇山公園道路を車で通行する場合には料金別途)
阿蘇中岳火口の南東部に位置する古い火口跡で、数km西側にあり広大な緑の草原に癒される観光スポット「草千里ヶ浜」とは対照的に、植物がほとんどなく、荒々しい岩肌と火山灰で覆われた黒い砂浜が見渡す限りに広がります。溶岩の露出したダイナミックな山肌に、火山の噴火で飛んできた「火山弾」と呼ばれる冷えた溶岩の塊が点々と散らばっている荒涼とした光景は、まるで地球以外の星にいるかのような、映画の1シーンに入り込んでしまったかのような、不思議な感覚があります。木製の遊歩道が整備されているので、観光客も異世界の雰囲気に包まれながら、気軽に広大な砂の世界を散策できます。砂千里ヶ浜から阿蘇五岳の中岳と高岳に上る登山ルートも人気です。
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熊本県阿蘇市一の宮町宮地
登山口は砂千里、仙酔峡など
砂千里ルートの場合、阿蘇山公園道路の通行期間3月20日~10月31日8:30~18:00(17:30ゲート閉門)、11月1日~11月30日8:30~17:30(17:00ゲート閉門)、12月1日~ 3月19日9:00~17:00(16:30ゲート閉門)
噴火警戒レベル2に伴う立入規制で通行禁止のルートあり。
なし(阿蘇山公園道路を車で通行する場合には料金別途)
阿蘇五岳の最高峰を誇る高岳は標高1,592mで、日本百名山にも数えられており、登山客に人気があります。新ルートの「皿山迂回ルート」「すずめ岩迂回ルート」が開通し、噴火警戒レベル2でも登山ができるようになりました。高岳の山頂からは中岳と根子岳が眼前に広がり、阿蘇カルデラの風景を見渡せます。熊本県民は標高を「ひ・ご・く・に」と覚えて親しんでいます。また、高岳は九州の高原に自生するツツジの一種「ミヤマキリシマ」の群生地としても有名。5月下旬から6月上旬には、山頂付近の「天狗の舞台」と呼ばれる高岳東峰の南側斜面一面に約3万株のミヤマキリシマが咲き誇ります。登山には往復で約4時間かかりますが、それだけの価値がある美しい風景です。
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熊本県阿蘇郡南阿蘇村中松
登山口(草千里)まではJR阿蘇駅前から路線バスで約30分、「草千里阿蘇火山博物館前」下車後、のぼり階段で徒歩約10分。
終日
通行不可(通行を推奨しない)のルートあり。
なし
阿蘇五岳のひとつである烏帽子岳は2時間程度で往復できる人気の登山コースです。中腹にある絶景スポットの草千里ヶ浜から初心者でも気軽に登れます。標高は1,337mで、展望がよいことから、国見山とも呼ばれています。山頂からはカルデラ南部の「南郷谷」を隔てて南外輪の山々、奥に九州山地北端の山々が並んで見えます。また、噴煙を上げる中岳、高岳や杵島岳、往生岳まで一望できる絶景が広がります。初夏には九州の高原に自生するツツジの一種「ミヤマキリシマ」が咲き誇り、秋にはススキの散歩道が人気です。阿蘇火山博物館から草千里を抜けて山頂を目指すトレッキングも催行されています。舗装されていない山肌を登り、草原の中を歩き、気軽に非日常を体験できます。
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熊本県阿蘇市一の宮町手野字宮川
阿蘇市一の宮「古城郵便局」から県道213号を手野地区方面へ車で約5分。
終日(古代の里キャンプ村は9:00〜17:00)
なし
なし
阿蘇市の北東部、阿蘇外輪山の南壁を源とする、白川水系の源流のひとつで、県の「熊本名水百選」にも選ばれています。渓谷を生かした自然の中のキャンプ場「古代の里キャンプ村」では、ヤマメのつかみ取り体験や日帰りバーベキューも楽しめます。渓谷のすぐ近くには、手野地区のシンボルである、崇神天皇18年(紀元前80年)創建の「国造神社」があります。阿蘇神社の北側に位置していることから「北宮」とも呼ばれ、阿蘇神社とともに神事が「阿蘇の農耕祭事」として国の重要無形民俗文化財に指定されています。境内には、国の天然記念物に指定されていた樹齢2,000余年の「手野の大杉」の迫力ある幹が今も大切に保存されています。
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熊本県阿蘇市西小園
JR阿蘇駅・道の駅阿蘇から車で約15分(田子山トレッキング駐車場まで)。田子山トレッキング駐車場からトレッキングコースで約20〜30分。
終日
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伝説や史跡が多く残る田子山は、阿蘇を代表する温泉街・内牧温泉からほど近い場所にある標高653mの小高い山。この田子山の頂上からせり出して、まるで阿蘇の空へ飛び出すかのようにのびる木のデッキが「そらふねの桟橋(田子山展望所)」で、絶景スポットとして人気を集めています。桟橋からは、眼下に内牧温泉街や阿蘇谷(阿蘇市街)の田園風景が一望でき、目の前には「涅槃像」と称される阿蘇五岳が横たわります。振り返ると北外輪山がそびえ、早朝には運が良ければ雲海が一面に広がることもあります。桟橋が設置された田子山森林公園には、テーブルと椅子が整備されていて、カフェがオープンしていれば絶景を眺めながらゆったりとティータイムを過ごせます。
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熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川2040
南阿蘇鉄道「南阿蘇白川水源駅」から徒歩約15分。
終日
なし
環境保全協力金として高校生以上100円、中学生以下無料
村のいたるところから水が湧き出し、「水の生まれる郷」として知られる南阿蘇村を代表する水源です。熊本市内の中央を流れる一級河川「白川」の総水源で、1985年に環境庁(今の環境省)の日本名水百選に選定。「くまもと緑の百景」にも選ばれています。水源地の横の白川吉見神社には「みつはのめ神」という水神様が祀られていおり、古くから水に対する信仰があったことをうかがわせます。白川水源は四季を通じて水温14度の水が地底の砂を舞い上げながら毎分60tも湧き出ており、湧水地からすぐに幅5メートルほどの川になるほどの豊富な流量を誇ります。わき水は自由に飲んだり、持ち帰ったりもできますし、加熱処理された水や空のボトルも販売されています。
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熊本県阿蘇郡小国町下城
熊本市内から車で約1時間40分。
施設により異なります。
施設により異なります。
施設により異なります。
はるか昔から「湯治の街」として親しまれている由緒正しい温泉街で、あちこちから湯けむりが立ちのぼる独特の景観が特徴です。この湯けむりは、約98度という高温の源泉から生じる蒸気によるもので、街の26か所に源泉が点在しています。多くの宿でサウナと温泉の両方の効果を期待できる「蒸し風呂」を楽しめるほか、自分で野菜や卵を蒸して食べる「蒸し場」は24時間誰でも無料で利用可能。昭和にトリップしたかのようなノスタルジックな路地裏は「背戸屋(せどや)」と呼ばれ、散策に最適です。杖立の春の風物詩「鯉のぼり祭り」では、街の中央を流れる杖立川上空が約3,500匹の色鮮やかな鯉のぼりで埋め尽くされ、圧巻の光景が広がります。
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熊本県阿蘇郡南阿蘇村立野~河陽
JR熊本駅から豊肥本線で立野駅まで約50分。
終日
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2016年4月の熊本地震で崩落した阿蘇大橋に代わり、2021年3月に開通しました。国道57号線沿いの南阿蘇村立野と、同村河陽をつなぎ、全長は525m、橋脚は最大の高さ97mで、旧大橋から600m下流に架かっています。複数の橋脚と上部の橋桁を一体化させたPCラーメン橋で、耐震性にも優れ、歩道も設置されており歩いて渡れます。新大橋開通日にオープンした、たもとの展望所「ヨ・ミュール」には休憩所やトイレ、11種類のジェラートが楽しめる売店などが併設。展望所の名称は熊本弁で「良く見える」の意味で、展望スペースからは新大橋のほか、長陽大橋や白川第一橋梁(南阿蘇鉄道)を眼下に望めます。
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「日本森林浴の森百選」や「日本の滝百選」などに選ばれた渓谷。遊歩道が設置されており、ゆっくりと散策できます。
大自然の中にかけられた高さ約173mのつり橋。「天空の散歩道」と呼ばれており、原生林や滝、山などが眺められます。
大自然に囲まれ、山々が見渡せる公園。一面に花が植えられており、レストランやカフェなどが併設されている観光施設です。
およそ400年前、当時の技術をおしげもなく使って建築された城。広い敷地の中には、天守閣や城門、やぐらなどが点在しています。
断崖地帯が約7km続き、滝や岩肌などが連なる渓谷。遊歩道が整備されており、ボートに乗って川を進むこともできます。
「阿蘇高菜」を使った漬物で、シャキシャキの歯ごたえが特徴。漬けた時期ごとに違った味わいが楽しめます。
和牛の中でも珍しい「褐毛和種」のブランド肉。肉質は赤身が多く、ヘルシーさが特徴の一つです。
細かく刻んだ高菜を油で炒め、ごはんと混ぜたもの。名産の阿蘇高菜を使った、阿蘇の代表的な家庭料理です。
昔ながらの囲炉裏を囲んで食べる郷土料理。様々な食材が楽しめますが、名産の「鶴の子芋」という里芋は欠かせません。