旅に役立つ情報満載壱岐観光ガイド

猿岩猿岩
辰ノ島辰ノ島
壱岐市立一支国博物館壱岐市立一支国博物館

壱岐は魏志倭人伝に出てくるほど古くから知られた島。弥生時代や古墳時代の遺跡も多く、史跡めぐりが楽しめます。透明度の高い海や大自然が作り出した絶景などが魅力で、サイクリングやマリンアクティビティなども満喫できるリゾートアイランドとしても人気です。

壱岐の観光マップ

Area Map

壱岐のおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • 左京鼻

    左京鼻

    壱岐島東部に位置する八幡半島の岬、左京鼻。玄界灘を望む大パノラマと約1km続く断崖絶壁は、壱岐を代表する絶景スポットの一つです。江戸時代にかんばつが続いたさい、陰陽師の後藤左京らがこの場所で雨乞いをし、大雨を振らせて村人を救ったという伝記が残っており、それが名前の由来だといわれています。海上には玄武岩の柱状節理が発達した「観音柱」と呼ばれる奇岩があり、伝承では島が流されないように周辺に8本の柱が造られ、そのなかの一つであるといわれています。その岩肌は白く、雪化粧をしたかのように美しくみえますが、ウミウのフンによるものです。以前は頂上に突き出した岩が2本存在していましたが、地震によって崩れたため1本だけ残っています。

    詳しく見る
  • 猿岩

    猿岩

    壱岐島の西海岸に面する黒崎半島の先端にある、猿岩。海中にある高さ45mの巨大な奇岩で、玄武岩でできています。壱岐のシンボルの一つでもあるこの奇岩は、横を向いている猿に見えることからその名がつけられました。猿の目・鼻・口がしっかり認識できるほどの自然が造りだした造形美は、訪れる人々を魅了します。壱岐島誕生の神話では、神が壱岐島を造ったさいに島が流されないよう8本の柱を立てて繋ぎ、その柱が折れて岩となり残っていると伝えられ、猿岩はその柱の一つといわれています。岩越しに見える夕日の絶景はなんとも美しく、観光客に大人気です。猿岩を海から眺めるクルーズもあり、陸と海の両方の景観を楽しめます。

    詳しく見る
  • 鬼の足跡

    鬼の足跡

    壱岐島の西海岸に面する牧崎公園内の緑の芝生に覆われた地面に、突如として現れる巨大な穴があります。自然が長い年月をかけて造りだした直径53m・周囲110mのこの巨大な洞穴は「鬼の足跡」と呼ばれ、国内でも最大級の玄武岩海食洞です。壱岐島の人気の景勝地で、2013年には「日本百名洞」に選ばれました。地元では「デイ」と呼ばれる大鬼が、鯨をすくい捕るために踏ん張ってできた足跡だと伝えられています。壱岐島をまたいだもう片方の足跡は、壱岐島最北端「勝本港」の沖に浮かぶ無人島・辰ノ島の蛇ヶ谷にあるといわれています。洞穴の近くには柵などが無く、すぐ側まで近づいて自然が造りだした驚異を目の当たりにできます。

    詳しく見る
  • 壱岐イルカパーク

    壱岐イルカパーク

    壱岐イルカパーク&リゾートは、壱岐島北部にある天然の入り江からできた海浜公園。「イルカとともに」をテーマに、豊かな自然のなかでいつでもイルカの存在を感じられる施設です。入り江に浮かんだデッキの上からイルカを観察するイルカガイドツアーやイルカにご飯をあげる体験、イルカの側に近づけるドルフィンカヤックなどの多彩なプログラムが用意されています。そのほかにも、イルカを眺められるカフェやバーベキューが併設されていたり、ワーケーションやグランピング体験などもできたり、島の豊かな自然とイルカの吐息を感じられる子どもから大人まで楽しめるスポットです。館内のカフェでは、地元壱岐の食材にこだわったフードメニューも堪能できます。

    詳しく見る
  • 筒城浜海水浴場

    筒城浜海水浴場

    筒城浜海水浴場は、白砂青松と呼ばれる白く美しいビーチが人気の壱岐島を代表する海水浴場です。600mに渡る壱岐随一の天然白砂ビーチと、透明度抜群のエメラルドグリーンの海が眼前に広がります。壱岐屈指の美しい景観で「日本の快水浴場100選」や「日本の渚100選」にも選ばれており、海水浴シーズンには、島内だけでなく全国各地から観光客が訪れます。キャンプ場やバーベキュー広場などの施設が併設された「筒城浜ふれあい広場」が隣にあり、各種スポーツや野外ステージなどが楽しめるほか、夏になると2軒の海の家も営業します。マリンスポーツはもちろん、きめ細かい砂浜を裸足で散策するだけでも楽しい海水浴場です。

    詳しく見る
  • 一支国博物館

    一支国博物館

    壱岐島は、かつて「魏志倭人伝」に「一大国(一支国)」の名で登場する国際的に重要な土地でした。ここでは、島内から出土した縄文時代から元寇・鯨組に関する中近世の遺跡までの貴重な実物資料を約2,000点展示しています。一部の資料は持ちあげて重さを体感でき、実際の土器や石器の質感を確かめられます。展示室には、映像で交易の様子を再現したビューシアター、一支国の拠点として栄えた「原の辻遺跡」の世界を再現したジオラマ模型、壱岐に残る約270基の古墳の歴史を紹介した古墳ゾーンなどがあり、島の歴史を存分に学べます。緩やかな曲線を描いた博物館の屋根は全面芝生に覆われており、弥生時代の原風景が残る周辺の景観に調和する特徴的なデザインです。

    詳しく見る
  • 辰ノ島

    辰ノ島

    壱岐島最北端にある勝本港の沖に浮かぶ、面積約0.16ヘクタールの無人島、辰ノ島。手つかずの豊かな自然が残り、壱岐対馬国定公園の特別保護地区に指定されています。島内には、壱岐島本島の牧崎公園にある洞穴と対の「鬼の足跡」と呼ばれる大きな洞穴や、玄界灘の荒波を見下ろせる高さ約60mの断崖絶壁「羽奈毛崎」など、見どころがたくさんあります。「日本の快水浴場百選」に選ばれている白砂ビーチが美しい辰ノ島海水浴場もあり、夏季シーズンにはたくさんの海水浴客が訪れます。夏季シーズン以外でも、島まで行ける遊覧船が運航しており、エメラルドグリーンに輝く海や巨大なマンモス岩、洞窟「海の宮殿」、大屏風や蛇ヶ谷の断崖絶壁などの大自然を満喫できます。

    詳しく見る
  • 牧崎公園

    牧崎公園

    壱岐島の西海岸、東シナ海に大きく突出した半島の岬に位置する、牧崎公園。高さ約30mの断崖絶壁が連なり、天然の芝生に覆われた原野が広がる自然豊かな景勝地です。岬の先頭には、「鬼の足跡」と呼ばれる直径53m・周囲110mの自然が造りだした巨大な洞穴があります。これは、大鬼が鯨を捕獲するために踏ん張ってできた足跡といういい伝えがあり、「日本百名洞」にも選ばれている壱岐島でも人気の観光スポットです。日が沈む前の時間帯に公園を訪れると、海に沈みゆく雄大な夕日の絶景も一望できます。公園内は遊歩道が整備されており、近くにある「微笑むゴリラ岩」とあわせて雄大な自然のなかでゆっくりと散策を楽しめます。

    詳しく見る
  • 原の辻遺跡

    原の辻遺跡

    原の辻遺跡は、弥生時代から古墳時代初めにかけて形成された大規模環濠集落跡で、魏志倭人伝に記された「一支国」の王都に特定された遺跡です。平野に広がる丘陵の最頂部に造られた祭儀場を中心に、東西・南北ともに約1km四方に広がり居住域を構えていた跡や、日本最古の船着き場の跡が確認されています。当時最先端の文物や、国内唯一となるムンクの絵のような人面石、当時の東アジア諸国との交流の歴史を物語る貴重な資料など、多種多様に発見されていることから「弥生のタイムカプセル」とも称されています。遺跡は国の特別史跡に指定されており、出土品とともに、日本遺産である「国境の島 壱岐・対馬・五島~古代からの架け橋~」の構成要素のひとつにも認定されています。

    詳しく見る
  • 湯本温泉

    湯本温泉

    湯本温泉は、壱岐島北西部にある湯本湾の入り江に湧き出す風情ある温泉郷です。約1,700年前に神功皇后が立ち寄り、応神天皇の産湯に使われたという伝説があることから「子宝の湯」としても親しまれています。療養規定値約15倍の高濃度温泉で、鉄分と塩分を豊富に含んだ赤褐色のにごり湯が特徴です。源泉は13か所あり、気軽に利用できる日帰り温泉からゆっくり過ごせる旅館など、14軒の多様な温泉施設が点在しています。すべての温泉施設が自家源泉・源泉かけ流し。全宿泊施設には、温泉ソムリエが湯守として常駐し、加水をせず季節によって源泉の量を調節しながら源泉を管理しています。湯本湾が一望できる温泉施設もあり、美しい島々や湯本湾に映る夕日の絶景を眺めながら温泉を楽しめます。

    詳しく見る
  • 大浜海水浴場

    大浜海水浴場

    大浜海水浴場は、壱岐島内の7か所の海水浴場のなかで最も壱岐空港に近く、自然に囲まれた落ち着いた雰囲気が楽しめる海水浴場です。人工物が少なく遠浅な海岸で、島民の家族連れに人気があります。干潮時と満潮時で景色が大きく変化するのも特徴です。おすすめの過ごし方は、波の音を聞き、海を眺めながらのんびり過ごすこと。マリンアクティビティを楽しむよりも、波の音や日光浴などをゆったり楽しめるのがこの海水浴場の魅力です。渚には、ピンク色のベニ貝をはじめ約300種の貝殻が打ち寄せられ、砂浜の漂着物を集めるビーチコーミングを楽しむ人の姿も見られます。周辺の小さなビーチ「乙島浜」への遊歩道を散策するのもおすすめです。

    詳しく見る
  • 錦浜海水浴場

    錦浜海水浴場

    錦浜海水浴場は、白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がる透明度抜群の海水浴場です。島内唯一のダイビングショップがあり、「マリンスポーツのメッカ」と呼ばれるほど数多くのマリンスポーツが楽しめます。多彩なコースから選べるダイビング・シーカヤック・サップなどが体験できるほか、岩場で小魚たちが遊泳する姿を観賞できるシュノーケリングスポットもあります。ビーチの砂には、サクラ貝やベニ貝のカケラが多く含まれており、きれいな貝殻を見つけられる場所としても人気です。貝殻でほんのりピンク色に染まった砂浜は、ロマンチックな雰囲気が楽しめます。カフェ&バースペースもあり、美しい海を眺めながら本格的なカクテルが飲める、大人に人気の海水浴場です。

    詳しく見る
  • 壱岐古墳群

    壱岐古墳群

    6世紀後半から7世紀にかけて築造された壱岐古墳群は、前方後円墳2基・円墳4基の合計6基の大型古墳で構成されています。標高約100mの丘陵部にある「双六古墳」は、全長91m・後円部直径43m・高さ10mの長崎県最大の前方後円墳で、九州でも有数の規模です。壁面に描かれたゴンドラ形の船の線刻画や当時の様子を物語る貴重な資料が発掘され、国の重要文化財と考古資料に指定されています。そのほかにも、森のなかにある神秘的な県内最大級の円墳「笹塚古墳」や、島内唯一のくり抜き式家形石棺がそのままの形で残る「掛木古墳」などがあります。壱岐古墳群は、6世紀後半から7世紀にかけての政治動向のほか、東アジア諸国との交流・交易を学べます。

    詳しく見る
  • 勝本城跡

    勝本城跡

    1591年、朝鮮出兵に際して豊臣秀吉の命で築城された勝本城。壱岐島を統治していた平戸領の松浦鎮信が指揮をとり、島原領・大村領・五島領の武将が集結してわずか4か月で完成させました。標高79mの城山の山頂にあり、現在はその城跡の一部が「城山公園」として整備されています。公園内には当時の面影が残る大手門の石垣が現存し、この石垣は「石垣造りのプロ」といわれた戦国時代屈指の石工集団・穴太衆の技術が生かされています。築城された経緯や安土桃山時代を象徴する貴重な城跡事例であることから、歴史的意義が高いとして国史跡や日本遺産の構成文化財に認定されています。展望台に登ると、勝本港や遠くには対馬が望めます。

    詳しく見る
  • 壱岐風土記の丘

    壱岐風土記の丘

    壱岐風土記の丘は、掛木古墳の近くにある歴史散策公園です。古墳館と古民家園の2つの施設に分かれており、古墳時代から江戸時代までの壱岐の歴史を学べます。古墳館では、双六古墳・対馬塚古墳・兵瀬古墳・笹塚古墳・鬼の窟古墳・掛木古墳から構成される「壱岐古墳群」に関する概要やそれぞれの位置情報を紹介しています。展示室の中央には、県内最大の前方後円墳である「双六古墳」の築造の様子を再現した模型が展示されています。古民家園では、18世紀に壱岐に存在した「オモヤ」と呼ばれる百姓武家屋敷を現地に移築した古民家の展示が見られます。古民家の建物内には、民俗資料やしつらえ品が展示されており、当時の生活の様子を間近に感じられます。

    詳しく見る
該当するスポットはありませんでした。
絞り込む条件を変更してください。

壱岐島東部に位置する八幡半島の岬、左京鼻。玄界灘を望む大パノラマと約1km続く断崖絶壁は、壱岐を代表する絶景スポットの一つです。江戸時代にかんばつが続いたさい、陰陽師の後藤左京らがこの場所で雨乞いをし、大雨を振らせて村人を救ったという伝記が残っており、それが名前の由来だといわれています。海上には玄武岩の柱状節理が発達した「観音柱」と呼ばれる奇岩があり、伝承では島が流されないように周辺に8本の柱が造られ、そのなかの一つであるといわれています。その岩肌は白く、雪化粧をしたかのように美しくみえますが、ウミウのフンによるものです。以前は頂上に突き出した岩が2本存在していましたが、地震によって崩れたため1本だけ残っています。

閉じる

壱岐島の西海岸に面する黒崎半島の先端にある、猿岩。海中にある高さ45mの巨大な奇岩で、玄武岩でできています。壱岐のシンボルの一つでもあるこの奇岩は、横を向いている猿に見えることからその名がつけられました。猿の目・鼻・口がしっかり認識できるほどの自然が造りだした造形美は、訪れる人々を魅了します。壱岐島誕生の神話では、神が壱岐島を造ったさいに島が流されないよう8本の柱を立てて繋ぎ、その柱が折れて岩となり残っていると伝えられ、猿岩はその柱の一つといわれています。岩越しに見える夕日の絶景はなんとも美しく、観光客に大人気です。猿岩を海から眺めるクルーズもあり、陸と海の両方の景観を楽しめます。

閉じる

壱岐島の西海岸に面する牧崎公園内の緑の芝生に覆われた地面に、突如として現れる巨大な穴があります。自然が長い年月をかけて造りだした直径53m・周囲110mのこの巨大な洞穴は「鬼の足跡」と呼ばれ、国内でも最大級の玄武岩海食洞です。壱岐島の人気の景勝地で、2013年には「日本百名洞」に選ばれました。地元では「デイ」と呼ばれる大鬼が、鯨をすくい捕るために踏ん張ってできた足跡だと伝えられています。壱岐島をまたいだもう片方の足跡は、壱岐島最北端「勝本港」の沖に浮かぶ無人島・辰ノ島の蛇ヶ谷にあるといわれています。洞穴の近くには柵などが無く、すぐ側まで近づいて自然が造りだした驚異を目の当たりにできます。

閉じる

壱岐イルカパーク&リゾートは、壱岐島北部にある天然の入り江からできた海浜公園。「イルカとともに」をテーマに、豊かな自然のなかでいつでもイルカの存在を感じられる施設です。入り江に浮かんだデッキの上からイルカを観察するイルカガイドツアーやイルカにご飯をあげる体験、イルカの側に近づけるドルフィンカヤックなどの多彩なプログラムが用意されています。そのほかにも、イルカを眺められるカフェやバーベキューが併設されていたり、ワーケーションやグランピング体験などもできたり、島の豊かな自然とイルカの吐息を感じられる子どもから大人まで楽しめるスポットです。館内のカフェでは、地元壱岐の食材にこだわったフードメニューも堪能できます。

閉じる

筒城浜海水浴場は、白砂青松と呼ばれる白く美しいビーチが人気の壱岐島を代表する海水浴場です。600mに渡る壱岐随一の天然白砂ビーチと、透明度抜群のエメラルドグリーンの海が眼前に広がります。壱岐屈指の美しい景観で「日本の快水浴場100選」や「日本の渚100選」にも選ばれており、海水浴シーズンには、島内だけでなく全国各地から観光客が訪れます。キャンプ場やバーベキュー広場などの施設が併設された「筒城浜ふれあい広場」が隣にあり、各種スポーツや野外ステージなどが楽しめるほか、夏になると2軒の海の家も営業します。マリンスポーツはもちろん、きめ細かい砂浜を裸足で散策するだけでも楽しい海水浴場です。

閉じる

壱岐島は、かつて「魏志倭人伝」に「一大国(一支国)」の名で登場する国際的に重要な土地でした。ここでは、島内から出土した縄文時代から元寇・鯨組に関する中近世の遺跡までの貴重な実物資料を約2,000点展示しています。一部の資料は持ちあげて重さを体感でき、実際の土器や石器の質感を確かめられます。展示室には、映像で交易の様子を再現したビューシアター、一支国の拠点として栄えた「原の辻遺跡」の世界を再現したジオラマ模型、壱岐に残る約270基の古墳の歴史を紹介した古墳ゾーンなどがあり、島の歴史を存分に学べます。緩やかな曲線を描いた博物館の屋根は全面芝生に覆われており、弥生時代の原風景が残る周辺の景観に調和する特徴的なデザインです。

閉じる

壱岐島最北端にある勝本港の沖に浮かぶ、面積約0.16ヘクタールの無人島、辰ノ島。手つかずの豊かな自然が残り、壱岐対馬国定公園の特別保護地区に指定されています。島内には、壱岐島本島の牧崎公園にある洞穴と対の「鬼の足跡」と呼ばれる大きな洞穴や、玄界灘の荒波を見下ろせる高さ約60mの断崖絶壁「羽奈毛崎」など、見どころがたくさんあります。「日本の快水浴場百選」に選ばれている白砂ビーチが美しい辰ノ島海水浴場もあり、夏季シーズンにはたくさんの海水浴客が訪れます。夏季シーズン以外でも、島まで行ける遊覧船が運航しており、エメラルドグリーンに輝く海や巨大なマンモス岩、洞窟「海の宮殿」、大屏風や蛇ヶ谷の断崖絶壁などの大自然を満喫できます。

閉じる

壱岐島の西海岸、東シナ海に大きく突出した半島の岬に位置する、牧崎公園。高さ約30mの断崖絶壁が連なり、天然の芝生に覆われた原野が広がる自然豊かな景勝地です。岬の先頭には、「鬼の足跡」と呼ばれる直径53m・周囲110mの自然が造りだした巨大な洞穴があります。これは、大鬼が鯨を捕獲するために踏ん張ってできた足跡といういい伝えがあり、「日本百名洞」にも選ばれている壱岐島でも人気の観光スポットです。日が沈む前の時間帯に公園を訪れると、海に沈みゆく雄大な夕日の絶景も一望できます。公園内は遊歩道が整備されており、近くにある「微笑むゴリラ岩」とあわせて雄大な自然のなかでゆっくりと散策を楽しめます。

閉じる

原の辻遺跡は、弥生時代から古墳時代初めにかけて形成された大規模環濠集落跡で、魏志倭人伝に記された「一支国」の王都に特定された遺跡です。平野に広がる丘陵の最頂部に造られた祭儀場を中心に、東西・南北ともに約1km四方に広がり居住域を構えていた跡や、日本最古の船着き場の跡が確認されています。当時最先端の文物や、国内唯一となるムンクの絵のような人面石、当時の東アジア諸国との交流の歴史を物語る貴重な資料など、多種多様に発見されていることから「弥生のタイムカプセル」とも称されています。遺跡は国の特別史跡に指定されており、出土品とともに、日本遺産である「国境の島 壱岐・対馬・五島~古代からの架け橋~」の構成要素のひとつにも認定されています。

閉じる

湯本温泉は、壱岐島北西部にある湯本湾の入り江に湧き出す風情ある温泉郷です。約1,700年前に神功皇后が立ち寄り、応神天皇の産湯に使われたという伝説があることから「子宝の湯」としても親しまれています。療養規定値約15倍の高濃度温泉で、鉄分と塩分を豊富に含んだ赤褐色のにごり湯が特徴です。源泉は13か所あり、気軽に利用できる日帰り温泉からゆっくり過ごせる旅館など、14軒の多様な温泉施設が点在しています。すべての温泉施設が自家源泉・源泉かけ流し。全宿泊施設には、温泉ソムリエが湯守として常駐し、加水をせず季節によって源泉の量を調節しながら源泉を管理しています。湯本湾が一望できる温泉施設もあり、美しい島々や湯本湾に映る夕日の絶景を眺めながら温泉を楽しめます。

閉じる

大浜海水浴場は、壱岐島内の7か所の海水浴場のなかで最も壱岐空港に近く、自然に囲まれた落ち着いた雰囲気が楽しめる海水浴場です。人工物が少なく遠浅な海岸で、島民の家族連れに人気があります。干潮時と満潮時で景色が大きく変化するのも特徴です。おすすめの過ごし方は、波の音を聞き、海を眺めながらのんびり過ごすこと。マリンアクティビティを楽しむよりも、波の音や日光浴などをゆったり楽しめるのがこの海水浴場の魅力です。渚には、ピンク色のベニ貝をはじめ約300種の貝殻が打ち寄せられ、砂浜の漂着物を集めるビーチコーミングを楽しむ人の姿も見られます。周辺の小さなビーチ「乙島浜」への遊歩道を散策するのもおすすめです。

閉じる

錦浜海水浴場は、白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がる透明度抜群の海水浴場です。島内唯一のダイビングショップがあり、「マリンスポーツのメッカ」と呼ばれるほど数多くのマリンスポーツが楽しめます。多彩なコースから選べるダイビング・シーカヤック・サップなどが体験できるほか、岩場で小魚たちが遊泳する姿を観賞できるシュノーケリングスポットもあります。ビーチの砂には、サクラ貝やベニ貝のカケラが多く含まれており、きれいな貝殻を見つけられる場所としても人気です。貝殻でほんのりピンク色に染まった砂浜は、ロマンチックな雰囲気が楽しめます。カフェ&バースペースもあり、美しい海を眺めながら本格的なカクテルが飲める、大人に人気の海水浴場です。

閉じる

6世紀後半から7世紀にかけて築造された壱岐古墳群は、前方後円墳2基・円墳4基の合計6基の大型古墳で構成されています。標高約100mの丘陵部にある「双六古墳」は、全長91m・後円部直径43m・高さ10mの長崎県最大の前方後円墳で、九州でも有数の規模です。壁面に描かれたゴンドラ形の船の線刻画や当時の様子を物語る貴重な資料が発掘され、国の重要文化財と考古資料に指定されています。そのほかにも、森のなかにある神秘的な県内最大級の円墳「笹塚古墳」や、島内唯一のくり抜き式家形石棺がそのままの形で残る「掛木古墳」などがあります。壱岐古墳群は、6世紀後半から7世紀にかけての政治動向のほか、東アジア諸国との交流・交易を学べます。

閉じる

1591年、朝鮮出兵に際して豊臣秀吉の命で築城された勝本城。壱岐島を統治していた平戸領の松浦鎮信が指揮をとり、島原領・大村領・五島領の武将が集結してわずか4か月で完成させました。標高79mの城山の山頂にあり、現在はその城跡の一部が「城山公園」として整備されています。公園内には当時の面影が残る大手門の石垣が現存し、この石垣は「石垣造りのプロ」といわれた戦国時代屈指の石工集団・穴太衆の技術が生かされています。築城された経緯や安土桃山時代を象徴する貴重な城跡事例であることから、歴史的意義が高いとして国史跡や日本遺産の構成文化財に認定されています。展望台に登ると、勝本港や遠くには対馬が望めます。

閉じる

壱岐風土記の丘は、掛木古墳の近くにある歴史散策公園です。古墳館と古民家園の2つの施設に分かれており、古墳時代から江戸時代までの壱岐の歴史を学べます。古墳館では、双六古墳・対馬塚古墳・兵瀬古墳・笹塚古墳・鬼の窟古墳・掛木古墳から構成される「壱岐古墳群」に関する概要やそれぞれの位置情報を紹介しています。展示室の中央には、県内最大の前方後円墳である「双六古墳」の築造の様子を再現した模型が展示されています。古民家園では、18世紀に壱岐に存在した「オモヤ」と呼ばれる百姓武家屋敷を現地に移築した古民家の展示が見られます。古民家の建物内には、民俗資料やしつらえ品が展示されており、当時の生活の様子を間近に感じられます。

閉じる

近隣の観光スポット

Nearby Attractions
対馬

対馬

日本と韓国の間にあり「釣り天国」と呼ばれる豊かな島。海遊びのほか、古代の山城や霊峰、歴史スポットなどがあります。

アクセス
「福岡空港」より「対馬やまねこ空港」まで飛行機で約30分
博多

博多

古くからの歴史や文化があり、自然も残る地域。食文化が豊かで、ご当地グルメが多い観光都市です。

アクセス
福岡市地下鉄空港線「福岡空港」より「博多駅」まで電車で約6分
唐津

唐津

韓や唐などの玄関口であり、唐津藩の城下町として栄えた地域。多様な文化が残っており、約400年前から続く祭りも催されます。

アクセス
「福岡空港」より地下鉄・JR筑肥線「唐津駅」まで約1時間30分
糸島

糸島

豊かな自然、史跡での歴史探訪、新鮮な産直品が味わえるグルメなど旅の魅力が詰まった観光地です。

アクセス
天神から公共交通機関利用で約60〜80分
五島列島

五島列島

140ほどの島々で構成されており、手つかずの海や断崖、世界文化遺産や教会など、見ごたえあるスポットが多数あります。

アクセス
「長崎空港」より「五島つばき空港」まで飛行機で約40分

壱岐のおすすめ情報

Information

グルメ

麦焼酎

麦焼酎

“麦焼酎発祥の地”壱岐で作られる麦焼酎は、麦本来の香りと深い味わいが特徴。昔ながらの製法が再注目され、人気再燃中です。

ひきとおし

ひきとおし

鶏肉と野菜だけでなく壱州豆腐やそうめんを加えるのが定番の食べ方です。コクを出すのに壱岐焼酎を注ぐことも。

かすまき

かすまき

カステラ生地で餡を巻いた和菓子。餅入りかすまきは特に人気で、壱岐土産の定番となっています。

壱岐牛

壱岐牛

豊かな自然の中、海のミネラルを含む牧草を食べて育った名牛。全国の高級飲食店で提供されており、品質の高さは折り紙付きです。

壱岐の現地情報ブログ

Blog ※外部サイトに遷移します
ブログイメージ

絶景!長崎県の島旅その2。古代から交易外交の先進都市で有った壱岐の島

壱岐の現地情報ブログ 記事一覧を見る

関連特集

Features