旅に役立つ情報満載宮崎県観光ガイド

高千穂峡高千穂峡
サンメッセ日南サンメッセ日南

宮崎県には高千穂峡やえびの高原などの豊かな自然や青い海がまぶしい日南海岸、パワースポットの青島神社、鵜戸神宮など様々な観光スポットがあります。美味しい郷土料理も魅力で、宮崎牛やチキン南蛮など地元グルメも充実しています。

宮崎県の観光マップ

Area Map

季節のおすすめランキング

Ranking

宮崎の春は、古墳や高原など豊かな自然が満喫できる季節です。西都原古墳群は日本最大級の古墳群で、広大な台地に300基以上の古墳が点在しています。

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西都原古墳群

西都原古墳群

日本最大級の古墳群、西都原古墳群。東西約2.6km、南北約4.2kmの広大な台地に300基以上の古墳が点在しています。

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えびの高原

えびの高原

霧島錦江湾国立公園北部に位置する、豊かな自然の宝庫・えびの高原。トレッキングスポットとしても人気の韓国岳や甑岳、美しい火山湖が点在します。

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フローランテ宮崎

フローランテ宮崎

世界各地の植物が観賞できる広大な植物園。さまざまなタイプの庭園やガーデン見本が美しく、季節ごとのイベントも充実しています。

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生駒高原

生駒高原

霧島連山を背景に約9万㎡の広さを誇る高原。季節ごとにさまざまな花が咲き誇り、美しい花々に囲まれた写真撮影スポットとして人気です。

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延岡城跡

延岡城跡

宮崎県を代表する近世城郭、延岡城跡。「千人殺しの石垣」と呼ばれる高さ19mの迫力ある石垣は必見です。

夏の宮崎は、自然の景勝地とユニークな観光施設が人気スポット。高千穂峡の雄大な渓谷美や真名井の滝の迫力は必見です。堀切峠のフェニックス並木と青い海のコントラストも見事な風景となっています。

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高千穂峡・真名井の滝

高千穂峡・真名井の滝

阿蘇山の火山活動と五ヶ瀬川の侵食が生み出した雄大な渓谷美、高千穂峡。日本の滝百選にも選ばれた「真名井の滝」は圧巻です。

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堀切峠

堀切峠

南国ムードたっぷりのフェニックス並木と、青い海・空のコントラスト、そして山道を抜けた先に突然現れるその光景は、思わず感嘆の声を上げてしまう光景です。

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サンメッセ日南

サンメッセ日南

世界で唯一、イースター島の長老会から特別許可を得た7体のモアイ像が立ち並ぶ「アフ・アキビ」が圧巻のテーマパーク。世界の珍しい昆虫展示も人気です。

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フェニックス・シーガイア・リゾート

フェニックス・シーガイア・リゾート

九州最大級の複合型リゾートホテル。宿泊、温泉、グルメ、ゴルフ、スパなど、世界レベルのサービスを提供しています。

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馬ケ背・日向岬

馬ケ背・日向岬

リアス式海岸が広がる絶景スポット、日向岬。国の天然記念物に指定された「日向岬の柱状節理」が織りなす壮大な景観は圧巻です。

秋めいた宮崎は、山岳や渓谷など、紅葉の絶景が満喫できます。五ヶ瀬渓谷の清流と白滝の紅葉、祖母山の山頂付近の原生林の紅葉など、すばらしい景色が広がります。

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五ヶ瀬渓谷 白滝

五ヶ瀬渓谷

五ヶ瀬川源流の山深い渓谷。清冽な川のせせらぎに耳を傾けながら、紅葉の美しさを堪能できます。落差60mの白滝では、白いしぶきに映える紅葉の風景が見事です。

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祖母山

祖母山

標高1,756mを誇る九州本土最高峰、祖母山。山頂付近は原生林が広がり、貴重な動植物の宝庫です。登山道も整備され、本格的な登山を楽しめます。

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高千穂牧場

高千穂牧場

霧島連山のふもとに広がる大自然の中で、動物とのふれあいや牧場体験を楽しめる観光牧場。乳搾りやバター作り、乗馬など体験プログラムが充実しています。

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青井岳自然公園

青井岳自然公園

大淀川支流・境川の渓谷沿いに広がる自然公園。秋の紅葉も見事で、近くの青井岳温泉は、100%天然源泉のかけ流しです。

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上椎葉ダム

上椎葉ダム

高さ110m、長さ341mの巨大アーチ式ダム。日本で初めて建設された大規模ダムで、11月の観光放流は必見です。

冬の宮崎は、温暖な気候を生かした海辺や雪山が楽しめます。日南海岸の約100kmに渡る絶景ドライブロードや、奇石群の鬼の洗濯板は必見のスポット。五ヶ瀬ハイランドスキー場では雪質の良いゲレンデでスキー を堪能できます。

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日南海岸

日南海岸

青い海と空、南国の花々が彩る絶景ドライブロード。宮崎市から県南端の都井岬まで、約100kmにわたって続きます。

2
鬼の洗濯板

鬼の洗濯板

遠くから見ると巨大な洗濯板のような、青島を取り囲む奇石群です。国の天然記念物で、約700万年前に海中でできた地層が隆起し、波に洗われて形成されました。

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鵜戸神宮

鵜戸神宮

海に突き出た岬の洞窟内に鎮座する、南九州を代表する神宮。朱塗りの御本殿や、安産・子育てのパワースポットとして知られる「お乳岩」「お乳水」など見どころ満載です。

宮崎県のおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • 高千穂峡

    高千穂峡

    西臼杵郡

    阿蘇山の火山活動で噴出した火砕流が五ヶ瀬川に侵食されてできた独特の美しさで知られる渓谷です。高さ約80~100mもの柱状節理の断崖が東西に約7kmに渡って続く日本を代表する景勝地で、1934年には「五箇瀬川峡谷」として国の名勝・天然記念物に指定されました。高千穂峡のシンボルである名爆「真名井の滝」は日本の滝百選に選ばれており、貸しボートから見上げる滝は迫力満点です。趣の異なる3本のアーチ橋が一望できる絶好の撮影ポイントや、高千穂の伝説に残る鬼八が投げたという「鬼八の力石」をはじめ神話と伝説に所縁のあるスポットが数多く存在します。新緑、夏のライトアップ、紅葉と季節の移り変わりも楽しめ、県内外から多くの観光客が訪れます。

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  • 鵜戸神宮

    鵜戸神宮

    日南市

    地元住民から「鵜戸さん」として親しまれており、日向灘に面した南九州を代表する神宮で、2017年に鵜戸神宮を含む一帯が国の名勝「鵜戸」に指定されました。太平洋に突き出た岬にある洞窟内に色鮮やかな朱塗りの本殿が鎮座し、洞窟内にある「お乳岩」は、安産・育児の御利益があるとされています。「運玉投げ」が有名で、男性は左手、女性は右手で願いを込めながら約12m先にある亀石と呼ばれる岩に向けて運玉を投げ、亀石の枡形のくぼみに入れば願いが叶うといわれています。岬のまわりにある奇岩、怪礁に太平洋の荒波が打ち寄せる様子が美しい景勝地で、特に年始には初日の出を見に多くの参拝客が訪れます。

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  • 堀切峠

    堀切峠

    宮崎市

    日南海岸国定公園の入口にあり、南国ムード漂うフェニックス(カナリーヤシ)の並木と青い海が広がる、宮崎市を象徴する風景が見られる絶景スポット。堀切峠を通り日南海岸を南下するルートは宮崎でも屈指の人気ドライブコースです。宮崎市街中心部から国道220号を南下し、県道377号の山間から海岸沿いに出た場所に位置し、海岸沿いからは海に向かって広がる波状岩「鬼の洗濯板」を一望できます。堀切峠から南へ約1kmの位置にある「道の駅フェニックス」は、この絶景を眺めながらご当地ソフトクリームや地元グルメを味わえる人気スポットで、四季を通して美しい花々が咲き誇り、約20本のフェニックスやジャカランダ、ブーゲンビリアなど南国らしい雰囲気を感じられます。

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  • 青島

    青島

    宮崎市

    周囲1.5kmほどの小さな青島は自然が豊かで亜熱帯性植物が生い茂る南国ムード漂うパワースポット。島の中央には宮崎屈指の観光スポットの青島神社があり、島全体が青島神社の境内ともいわれています。青島は有名な神話「海幸彦・山幸彦」で山幸彦と豊玉姫が結ばれた地であることから、縁結びにご利益があるといわれ人気を集めており、島にかかる弥生橋を渡って参拝できます。青島の見どころのひとつが、島を取り囲むように海に向かって広がっている有名な奇岩群「鬼の洗濯板」。遠くからはまるで巨大な洗濯板のように見えることからこのように呼ばれています。国の天然記念物に指定されており、青島から南の巾着島までの約8kmの海岸線に見られます。

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  • 都井岬

    都井岬

    串間市

    宮崎県最南端の岬。先端に立つ白亜の「都井岬灯台」は九州で唯一内部を見学できる灯台で、日向灘から見渡す限りに広がる青い海は圧巻です。都井岬一帯は、1953年に純粋な日本在来馬として国の天然記念物に指定され、現存する日本在来馬の一種「御崎馬(みさきうま)」が生息していることで有名。都井岬の550haはすべて馬のすみかになっており、野生馬ガイドの解説付きで馬を観察できるコースも人気です。出産のピークは4~5月で、「春駒(はるこま)」と呼ばれる子馬が毎年約20頭ほど産まれます。8月には、串間の夏の風物詩で、この地域に伝わる大蛇退治の伝説にちなんだ「都井岬火まつり」が行われます。

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  • 飫肥

    飫肥

    日南市

    1588年から明治初期まで約280年間にわたり、飫肥藩・伊東氏5万1千石の城下町として栄えた土地です。武家屋敷を象徴する門構えのほか、飫肥石や飫肥杉を使った石垣が残る風情ある町並みは「九州の小京都」と呼ばれ、1977年に九州地区で初めて重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。肥城の大手門を中心に、旧藩校振徳堂、松尾の丸、飫肥城歴史資料館などがあり、樹齢140年の飫肥杉が立ち並び深緑色の苔のじゅうたんが一面に広がる旧本丸跡は「いやしの森」と呼ばれています。四半的射場では飫肥藩に伝わる半弓「四半的(しはんまと)」を気軽に体験できます。食べ歩きや土産物の引換券5枚と施設入館券がついた散策マップ「あゆみちゃんマップ」も人気です。

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  • 生駒高原

    生駒高原

    小林市

    霧島連山を背景に色とりどりの季節の花が咲き誇る広大な高原です。春にはカリフォルニアポピーやアイスランドポピーがオレンジ、黄、赤、白の花を咲かせ、青い花のネモフィラも見ごろを迎えます。6月のアジサイは春から秋までの長い期間花を咲かせる「霧島の恵」という品種。9月からは赤く紅葉したコキアが楽しめます。9月下旬~10月中旬には約100万本のコスモスが見渡す限り高原を覆い尽くします。こだわりのコーヒーを提供するカフェもあり、生駒高原の濃厚ソフトクリームも人気です。花の開花に合わせて開催されるイベントにはB級グルメ屋台や音楽ステージも登場し、遠方からも多くの観光客が訪れています。

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  • 綾の照葉大吊橋

    綾の照葉大吊橋

    東諸県郡

    九州中央山地国定公園内に位置し、綾川渓谷に架かる高さ142m、長さ250m、幅1.2mの吊り橋で、歩道吊り橋としては世界最大級。空中を歩くようなスリルを体験でき、日本最大級の広さを誇る綾町の照葉樹林と大空の大パノラマが眼前に広がります。吊り橋を渡りきると、山の斜面に沿った自然遊歩道が約2kmにわたり続き、ゆったりと森林浴を楽しめます。ボランティアガイドの解説を聞きながら約3時間かけて橋の周囲を巡るコースもあります。自然と共生した地域づくりや照葉樹林プロジェクトなどの取り組みが評価され、綾町一帯は、2012年にユネスコエコパークに登録されました。大吊橋の手前には照葉樹林や森の生き物について学べる照葉樹林文化館(資料館)もあります。

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  • 日南

    日南

    日南市

    広渡川河口から油津(あぶらつ)地区を横断して油津港へ流れる運河で、飫肥(おび)藩が飫肥杉を油津港まで運ぶために江戸時代に作ったものです。延長1,450m、幅22~36m、深さ6mで、飫肥藩主・伊東祐実の命令で、28か月の工事を経て1686年に完成しました。堀川運河に架かる堀川橋は1903年8月に完成した石造アーチ橋で、「乙姫神社」と呼ばれる吾平津神社の参道としての役割も担うため、地元では親しみを込めて「乙姫橋」と呼ばれており、油津のシンボル的存在です。堀川運河と堀川橋は1992年に某有名映画の撮影が行われたことでも知られています。

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  • えびの高原

    えびの高原

    えびの市

    えびの市の南に広がる標高1,200mの自然豊かな高原で、日本で最初の国立公園に指定された霧島錦江湾国立公園の北部に位置します。韓国岳や甑岳など大小様々な山々に囲まれ、不動池、六観音御池、白紫池などの火山湖が点在し、人気のトレッキングスポットです。春から初夏にかけては世界中でここだけに自生し国の天然記念物に指定されているノカイドウがピンクがかった白色の花をつけ、霧島を代表するミヤマキリシマが高原をピンク色に彩ります。秋にはススキの草原や鮮やかな紅葉と火口湖の青が織りなす美しい光景が広がり、冬には白銀の世界に変わります。高原にある「えびのエコミュージアムセンター」では自然観察会などの体験プログラムに参加できます。

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  • 馬ケ背

    馬ケ背

    日向市

    日向岬は日豊海岸国定公園の南端に位置する約5kmの美しいリアス式海岸です。一帯には火山から流れ出た溶岩が冷え固まってできる柱状節理が広がっており、日向岬の柱状節理は国の天然記念物に指定されています。その中でも見逃せないのが「馬ヶ背」で、高さ70mにも及ぶ柱状節理の絶壁が海にそそり立つ様子は圧巻です。海から見ると岬全体の形が馬の背のように見えることからこの名前がついたといわれています。2022年に誕生した展望台「スケルッチャ!」では、海にせり出した展望スペースからガラス張りの床を通して断崖絶壁を見下ろせ、スリル満点の絶景を楽しめます。遊歩道の先端にある展望台からは、視界を遮るものがない太平洋の大パノラマが広がります。

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  • 宮崎神宮

    宮崎神宮

    宮崎市

    日本の初代天皇である神武天皇を祭神とする神社で、神武天皇の孫にあたる健磐龍命(熊本・阿蘇神社の祭神)が祖父の遺徳をたたえるために鎮祭したのが始まりと伝えられています。神武天皇の両親も一緒に祀られていることから、家内安全や夫婦和合、安産・子宝のご利益があるとされ、神武天皇の東征にちなんで必勝祈願や合格祈願に訪れる参拝者も多いそうです。祭事も多く、中でも10月に行われる「御神幸祭」は「神武さま」と呼ばれて県民に親しまれており、大規模な神輿渡御(みこしとぎょ)が行われます。他にも、五穀豊穣を祈る「新嘗祭」(11月)や、迫力あふれる神事「流鏑馬(やぶさめ)」(4月)など、年間を通して古代を感じられる様々な催しが行われています。

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  • 国見ケ丘

    国見ケ丘

    西臼杵郡

    標高513mの国見ヶ丘は、美しい雲海が見られることで有名な展望所です。雲海は例年9月下旬から12月上旬にかけて、快晴かつ無風の冷え込んだ早朝に発生する可能性が高まります。もし雲海を見られなくても、山々から霧が上がる神秘的な風景を楽しめます。国見ヶ丘からは西に阿蘇五岳、北に祖母連山を一望でき、東には高千穂盆地、眼下に五ヶ瀬川の渓流を見渡せ、とりわけここから拝む日の出は美しいと評判です。神武天皇の孫である健磐龍命が九州統治の際に立ち寄って国見をしたという伝説にちなんでこの名前がつけられたといわれています。国見ヶ丘からの展望は、世界的に有名な旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で1つ星を獲得しています。

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  • フェニックス・シーガイア・リゾート

    フェニックス・シーガイア・リゾート

    宮崎市

    九州最大級の複合型リゾート施設です。広大なリゾートエリアの中心に位置するのは高級リゾートホテルの「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」。地上154mの高層ホテルで、全客室が東向きのオーシャンビューです。他にもコンドミニアムとコテージの2軒のホテルが併設されています。日本屈指の名門ゴルフコース「フェニックスカントリークラブ」があるのも魅力。初心者も気軽に楽しめる「トム・ワトソンゴルフコース」も人気です。また、アジアを代表するスパブランド「バンヤンツリー・スパ」では太平洋を一望できる空間で癒しの時間を過ごせます。5月の連休や夏休み、クリスマス、年末年始には花火が上がるほか、季節に合わせて様々なイベントを開催しています。

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  • 願いが叶うクルスの海

    願いが叶うクルスの海

    日向市

    日豊海岸国定公園の南端にある絶景スポットの断崖「馬ヶ背」から車で約3分の場所にある「クルスの海」。巨大な柱状岩が波の侵食により東西約200m、南北約220m、高さ約10mにわたって裂け、上空から見ると十文字に見えることから、ポルトガル語で「十文字」を意味する「クルス」と呼ばれています。その岩の外には小さな岩場があり、それと合わせると「叶」という字に見えることから、ここで祈りをささげると願いが叶うといわれるようになりました。展望所には願いを天に託すための象徴として「願いが叶うクルスの鐘」が設置されています。ロマンチックな雰囲気に包まれており、恋人のデートスポットとしても有名です。

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  • 天安河原

    天安河原

    西臼杵郡

    太陽神である天照大御神が隠れた天岩戸を祀る天岩戸神社西本宮から、岩戸川に沿って徒歩約10分の場所にある大きな洞窟が天安河原です。天照大御神が岩戸に隠れたさい、世の中が闇に包まれ災いが相次いだため、八百万の神が集まり、天安河原で話し合いをしたと伝えられています。天安河原の別名は「仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)」。以前は社のみが信仰の対象でしたが、いつのまにか祈願を行う人たちの手によって石が積まれるようになり、今では積まれた石が天安河原の神秘的かつ幻想的な雰囲気を引き立てています。石を積んで願いごとをすると叶うともいわれています。天安河原に向かう途中に通る「たいこ橋」もパワースポットとして有名です。

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  • 関之尾滝

    関之尾滝

    都城市

    大淀川の支流・庄内川にあり、日本の滝100選にも選ばれている名瀑です。幅は約40m、落差は約18mにも及び、その轟音は迫力満点。滝の前に吊り橋がかけられているので、飛んでくるしぶきを感じながら間近に滝を見られます。駐車場から整備された遊歩道を100歩ほど進めば滝見広場まで到着できる気軽さも魅力です。滝の上流に2〜3分歩くと、甌穴(おうけつ)群が広がります。甌穴とは、川底の岩石面の上にできる円形の穴のことで、長い年月をかけて水流が小さな石や岩石の破片を回転させることで形成されました。ゴツゴツとした岩が集まったように見えますが、実は1枚の岩盤がつながったもの。長さ約600m、最大幅約80mに及び、甌穴群としての規模は世界一といわれています。

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  • 城山公園

    城山公園

    延岡市

    1603年に高橋元種が築いた延岡城の城跡です。頂上の天守台跡地には1878年から歴代の鐘守の手で時を告げてきた「城山の鐘」があります。二の丸から本丸への敵の侵入を防ぐために築かれた石垣は高さ19m。礎石をはずすと石垣が崩れて大勢の敵を殺せることから「千人殺しの石垣」と呼ばれています。花見の時期には約300本の桜がライトアップされ夜桜が楽しめます。また、108種、3,300本を超えるヤブツバキが自生しており、日本三大ヤブツバキ群として知られています。紅・白・ピンク・絞り・覆輪と全ての花色が揃っており、10月末から4月下旬にかけて開花し、12月~3月に見ごろを迎えます。

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  • 白滝

    白滝

    西臼杵郡

    標高約900mの地点にある落差約60mの滝で、切り立った崖に五ヶ瀬川の源流が白い糸を垂らしたように流れ落ちる景観から、このように呼ばれています。四季折々で表情を変える絶景スポットで、特に紅葉の名所として知られています。周辺はもみじやブナなどの原生林が生えており、白いしぶきをあげながら優雅に流れ落ちる滝と紅葉の赤や黄色とのコントラストがすばらしく、見ごろである10月下旬〜11月上旬には多くのカメラマンや観光客で賑わいます。冬場の厳寒期になると、滝全体が凍結して「氷瀑」を見られることもあります。夏には新緑の奥に白い糸を引くように流れる滝を望め、季節を問わず多くの人を魅了しています。

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  • 西都原古墳群

    西都原古墳群

    西都市

    日本最大級の大古墳群として知られる「西都原古墳群」は、標高60~70mの丘陵台地を中心に、東西約2.6km、南北約4.2kmにわたって分布しています。3世紀末から7世紀にかけて築造されたと推定される大小300基以上の古墳が存在し、1952年に国の特別史跡に指定されました。中でも珍しい構造の大型円墳「鬼の窟」は、古墳群で唯一の横穴式石室を持ち、この辺りの最後の首長の墓だと考えられています。この名前は、恋した鬼が婚姻を許してもらうために一夜で造ったという伝説に由来しています。一帯は公園として整備されていて、春には桜や菜の花、夏にはひまわり、秋にはコスモスが咲き誇り、古代ロマンに花を添えます。

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  • 韓国岳

    韓国岳

    えびの市

    標高1,700mを誇る霧島連山の最高峰で、えびの高原の東南にそびえ、直径900m、深さ300mに達する大きな火口を持ちます。山頂からの眺めがすばらしく、遠く韓国まで見渡せるほど高い山ということから、この名前がついたといわれています。霧島連山の新燃岳火口や高千穂峰を一望でき、天気が良ければ錦江湾や桜島、遠く開聞岳も見渡せます。えびの高原から90分ほどで山頂まで登れ、山頂付近では6月になると満開のミヤマキリシマを楽しめます。韓国岳の眼下には、標高日本一の火口湖「大浪池」があり、火口縁を約90分で一周できます。火口内のコバルトブルーの池と広葉樹の森が織りなす風景が美しく、特に紅葉時は絶景です。

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  • 祖母山

    祖母山

    西臼杵郡

    祖母山は大分県(豊後大野市、竹田市)と宮崎県(西臼杵郡高千穂町)にまたがる標高1,756mの山で、宮崎県の最高峰です。日本百名山のひとつでもあります。祖母連山は熊本県、大分県、宮崎県と3県にまたがり、火山活動によって形成された山であるため、巨大な岩石が随所に見られます。毎年5月3日に山頂で神事が行われ、登山シーズンが始まります。登山ルートは多種多様で、そのうち「千間平コース」は、高千穂町の北谷登山口から山頂まで約5km、約2.5時間の比較的なだらかなルートで人気があります。山頂の祠には豊玉姫が祀られており、祖母山という名前はこの豊玉姫が初代天皇である神武天皇の祖母にあたることに由来しているといわれています。

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  • 鏡山牧場公園

    鏡山牧場公園

    延岡市

    鏡山牧場公園は標高645mの鏡山の山頂に位置する抜群の展望を誇るスポットです。東の眼下には日豊海岸国定公園が一望でき、リアス式で変化に富んだ美しい海岸線が広がります。西には九州最後の秘境といわれる大崩山に代表される祖母傾国定公園の山並みを望めます。パラグライダーやハンググライダーの離陸スポットでもあり、毎年5月のゴールデンウィークには、スカイスポーツフェスティバルが開催されます。牛がのんびりと草を食む緑の牧場から色とりどりのグライダーが次々と飛び立つ光景は壮観です。トレッキングコースもあり、日向灘の雄大な景色を楽しみながらの散策も人気。美しい初日の出が見られるスポットとしても有名で、元旦には多くの人が訪れます。

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阿蘇山の火山活動で噴出した火砕流が五ヶ瀬川に侵食されてできた独特の美しさで知られる渓谷です。高さ約80~100mもの柱状節理の断崖が東西に約7kmに渡って続く日本を代表する景勝地で、1934年には「五箇瀬川峡谷」として国の名勝・天然記念物に指定されました。高千穂峡のシンボルである名爆「真名井の滝」は日本の滝百選に選ばれており、貸しボートから見上げる滝は迫力満点です。趣の異なる3本のアーチ橋が一望できる絶好の撮影ポイントや、高千穂の伝説に残る鬼八が投げたという「鬼八の力石」をはじめ神話と伝説に所縁のあるスポットが数多く存在します。新緑、夏のライトアップ、紅葉と季節の移り変わりも楽しめ、県内外から多くの観光客が訪れます。

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地元住民から「鵜戸さん」として親しまれており、日向灘に面した南九州を代表する神宮で、2017年に鵜戸神宮を含む一帯が国の名勝「鵜戸」に指定されました。太平洋に突き出た岬にある洞窟内に色鮮やかな朱塗りの本殿が鎮座し、洞窟内にある「お乳岩」は、安産・育児の御利益があるとされています。「運玉投げ」が有名で、男性は左手、女性は右手で願いを込めながら約12m先にある亀石と呼ばれる岩に向けて運玉を投げ、亀石の枡形のくぼみに入れば願いが叶うといわれています。岬のまわりにある奇岩、怪礁に太平洋の荒波が打ち寄せる様子が美しい景勝地で、特に年始には初日の出を見に多くの参拝客が訪れます。

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日南海岸国定公園の入口にあり、南国ムード漂うフェニックス(カナリーヤシ)の並木と青い海が広がる、宮崎市を象徴する風景が見られる絶景スポット。堀切峠を通り日南海岸を南下するルートは宮崎でも屈指の人気ドライブコースです。宮崎市街中心部から国道220号を南下し、県道377号の山間から海岸沿いに出た場所に位置し、海岸沿いからは海に向かって広がる波状岩「鬼の洗濯板」を一望できます。堀切峠から南へ約1kmの位置にある「道の駅フェニックス」は、この絶景を眺めながらご当地ソフトクリームや地元グルメを味わえる人気スポットで、四季を通して美しい花々が咲き誇り、約20本のフェニックスやジャカランダ、ブーゲンビリアなど南国らしい雰囲気を感じられます。

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周囲1.5kmほどの小さな青島は自然が豊かで亜熱帯性植物が生い茂る南国ムード漂うパワースポット。島の中央には宮崎屈指の観光スポットの青島神社があり、島全体が青島神社の境内ともいわれています。青島は有名な神話「海幸彦・山幸彦」で山幸彦と豊玉姫が結ばれた地であることから、縁結びにご利益があるといわれ人気を集めており、島にかかる弥生橋を渡って参拝できます。青島の見どころのひとつが、島を取り囲むように海に向かって広がっている有名な奇岩群「鬼の洗濯板」。遠くからはまるで巨大な洗濯板のように見えることからこのように呼ばれています。国の天然記念物に指定されており、青島から南の巾着島までの約8kmの海岸線に見られます。

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宮崎県最南端の岬。先端に立つ白亜の「都井岬灯台」は九州で唯一内部を見学できる灯台で、日向灘から見渡す限りに広がる青い海は圧巻です。都井岬一帯は、1953年に純粋な日本在来馬として国の天然記念物に指定され、現存する日本在来馬の一種「御崎馬(みさきうま)」が生息していることで有名。都井岬の550haはすべて馬のすみかになっており、野生馬ガイドの解説付きで馬を観察できるコースも人気です。出産のピークは4~5月で、「春駒(はるこま)」と呼ばれる子馬が毎年約20頭ほど産まれます。8月には、串間の夏の風物詩で、この地域に伝わる大蛇退治の伝説にちなんだ「都井岬火まつり」が行われます。

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1588年から明治初期まで約280年間にわたり、飫肥藩・伊東氏5万1千石の城下町として栄えた土地です。武家屋敷を象徴する門構えのほか、飫肥石や飫肥杉を使った石垣が残る風情ある町並みは「九州の小京都」と呼ばれ、1977年に九州地区で初めて重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。肥城の大手門を中心に、旧藩校振徳堂、松尾の丸、飫肥城歴史資料館などがあり、樹齢140年の飫肥杉が立ち並び深緑色の苔のじゅうたんが一面に広がる旧本丸跡は「いやしの森」と呼ばれています。四半的射場では飫肥藩に伝わる半弓「四半的(しはんまと)」を気軽に体験できます。食べ歩きや土産物の引換券5枚と施設入館券がついた散策マップ「あゆみちゃんマップ」も人気です。

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霧島連山を背景に色とりどりの季節の花が咲き誇る広大な高原です。春にはカリフォルニアポピーやアイスランドポピーがオレンジ、黄、赤、白の花を咲かせ、青い花のネモフィラも見ごろを迎えます。6月のアジサイは春から秋までの長い期間花を咲かせる「霧島の恵」という品種。9月からは赤く紅葉したコキアが楽しめます。9月下旬~10月中旬には約100万本のコスモスが見渡す限り高原を覆い尽くします。こだわりのコーヒーを提供するカフェもあり、生駒高原の濃厚ソフトクリームも人気です。花の開花に合わせて開催されるイベントにはB級グルメ屋台や音楽ステージも登場し、遠方からも多くの観光客が訪れています。

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九州中央山地国定公園内に位置し、綾川渓谷に架かる高さ142m、長さ250m、幅1.2mの吊り橋で、歩道吊り橋としては世界最大級。空中を歩くようなスリルを体験でき、日本最大級の広さを誇る綾町の照葉樹林と大空の大パノラマが眼前に広がります。吊り橋を渡りきると、山の斜面に沿った自然遊歩道が約2kmにわたり続き、ゆったりと森林浴を楽しめます。ボランティアガイドの解説を聞きながら約3時間かけて橋の周囲を巡るコースもあります。自然と共生した地域づくりや照葉樹林プロジェクトなどの取り組みが評価され、綾町一帯は、2012年にユネスコエコパークに登録されました。大吊橋の手前には照葉樹林や森の生き物について学べる照葉樹林文化館(資料館)もあります。

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広渡川河口から油津(あぶらつ)地区を横断して油津港へ流れる運河で、飫肥(おび)藩が飫肥杉を油津港まで運ぶために江戸時代に作ったものです。延長1,450m、幅22~36m、深さ6mで、飫肥藩主・伊東祐実の命令で、28か月の工事を経て1686年に完成しました。堀川運河に架かる堀川橋は1903年8月に完成した石造アーチ橋で、「乙姫神社」と呼ばれる吾平津神社の参道としての役割も担うため、地元では親しみを込めて「乙姫橋」と呼ばれており、油津のシンボル的存在です。堀川運河と堀川橋は1992年に某有名映画の撮影が行われたことでも知られています。

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えびの市の南に広がる標高1,200mの自然豊かな高原で、日本で最初の国立公園に指定された霧島錦江湾国立公園の北部に位置します。韓国岳や甑岳など大小様々な山々に囲まれ、不動池、六観音御池、白紫池などの火山湖が点在し、人気のトレッキングスポットです。春から初夏にかけては世界中でここだけに自生し国の天然記念物に指定されているノカイドウがピンクがかった白色の花をつけ、霧島を代表するミヤマキリシマが高原をピンク色に彩ります。秋にはススキの草原や鮮やかな紅葉と火口湖の青が織りなす美しい光景が広がり、冬には白銀の世界に変わります。高原にある「えびのエコミュージアムセンター」では自然観察会などの体験プログラムに参加できます。

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日向岬は日豊海岸国定公園の南端に位置する約5kmの美しいリアス式海岸です。一帯には火山から流れ出た溶岩が冷え固まってできる柱状節理が広がっており、日向岬の柱状節理は国の天然記念物に指定されています。その中でも見逃せないのが「馬ヶ背」で、高さ70mにも及ぶ柱状節理の絶壁が海にそそり立つ様子は圧巻です。海から見ると岬全体の形が馬の背のように見えることからこの名前がついたといわれています。2022年に誕生した展望台「スケルッチャ!」では、海にせり出した展望スペースからガラス張りの床を通して断崖絶壁を見下ろせ、スリル満点の絶景を楽しめます。遊歩道の先端にある展望台からは、視界を遮るものがない太平洋の大パノラマが広がります。

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日本の初代天皇である神武天皇を祭神とする神社で、神武天皇の孫にあたる健磐龍命(熊本・阿蘇神社の祭神)が祖父の遺徳をたたえるために鎮祭したのが始まりと伝えられています。神武天皇の両親も一緒に祀られていることから、家内安全や夫婦和合、安産・子宝のご利益があるとされ、神武天皇の東征にちなんで必勝祈願や合格祈願に訪れる参拝者も多いそうです。祭事も多く、中でも10月に行われる「御神幸祭」は「神武さま」と呼ばれて県民に親しまれており、大規模な神輿渡御(みこしとぎょ)が行われます。他にも、五穀豊穣を祈る「新嘗祭」(11月)や、迫力あふれる神事「流鏑馬(やぶさめ)」(4月)など、年間を通して古代を感じられる様々な催しが行われています。

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標高513mの国見ヶ丘は、美しい雲海が見られることで有名な展望所です。雲海は例年9月下旬から12月上旬にかけて、快晴かつ無風の冷え込んだ早朝に発生する可能性が高まります。もし雲海を見られなくても、山々から霧が上がる神秘的な風景を楽しめます。国見ヶ丘からは西に阿蘇五岳、北に祖母連山を一望でき、東には高千穂盆地、眼下に五ヶ瀬川の渓流を見渡せ、とりわけここから拝む日の出は美しいと評判です。神武天皇の孫である健磐龍命が九州統治の際に立ち寄って国見をしたという伝説にちなんでこの名前がつけられたといわれています。国見ヶ丘からの展望は、世界的に有名な旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で1つ星を獲得しています。

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九州最大級の複合型リゾート施設です。広大なリゾートエリアの中心に位置するのは高級リゾートホテルの「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」。地上154mの高層ホテルで、全客室が東向きのオーシャンビューです。他にもコンドミニアムとコテージの2軒のホテルが併設されています。日本屈指の名門ゴルフコース「フェニックスカントリークラブ」があるのも魅力。初心者も気軽に楽しめる「トム・ワトソンゴルフコース」も人気です。また、アジアを代表するスパブランド「バンヤンツリー・スパ」では太平洋を一望できる空間で癒しの時間を過ごせます。5月の連休や夏休み、クリスマス、年末年始には花火が上がるほか、季節に合わせて様々なイベントを開催しています。

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日豊海岸国定公園の南端にある絶景スポットの断崖「馬ヶ背」から車で約3分の場所にある「クルスの海」。巨大な柱状岩が波の侵食により東西約200m、南北約220m、高さ約10mにわたって裂け、上空から見ると十文字に見えることから、ポルトガル語で「十文字」を意味する「クルス」と呼ばれています。その岩の外には小さな岩場があり、それと合わせると「叶」という字に見えることから、ここで祈りをささげると願いが叶うといわれるようになりました。展望所には願いを天に託すための象徴として「願いが叶うクルスの鐘」が設置されています。ロマンチックな雰囲気に包まれており、恋人のデートスポットとしても有名です。

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太陽神である天照大御神が隠れた天岩戸を祀る天岩戸神社西本宮から、岩戸川に沿って徒歩約10分の場所にある大きな洞窟が天安河原です。天照大御神が岩戸に隠れたさい、世の中が闇に包まれ災いが相次いだため、八百万の神が集まり、天安河原で話し合いをしたと伝えられています。天安河原の別名は「仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)」。以前は社のみが信仰の対象でしたが、いつのまにか祈願を行う人たちの手によって石が積まれるようになり、今では積まれた石が天安河原の神秘的かつ幻想的な雰囲気を引き立てています。石を積んで願いごとをすると叶うともいわれています。天安河原に向かう途中に通る「たいこ橋」もパワースポットとして有名です。

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大淀川の支流・庄内川にあり、日本の滝100選にも選ばれている名瀑です。幅は約40m、落差は約18mにも及び、その轟音は迫力満点。滝の前に吊り橋がかけられているので、飛んでくるしぶきを感じながら間近に滝を見られます。駐車場から整備された遊歩道を100歩ほど進めば滝見広場まで到着できる気軽さも魅力です。滝の上流に2〜3分歩くと、甌穴(おうけつ)群が広がります。甌穴とは、川底の岩石面の上にできる円形の穴のことで、長い年月をかけて水流が小さな石や岩石の破片を回転させることで形成されました。ゴツゴツとした岩が集まったように見えますが、実は1枚の岩盤がつながったもの。長さ約600m、最大幅約80mに及び、甌穴群としての規模は世界一といわれています。

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1603年に高橋元種が築いた延岡城の城跡です。頂上の天守台跡地には1878年から歴代の鐘守の手で時を告げてきた「城山の鐘」があります。二の丸から本丸への敵の侵入を防ぐために築かれた石垣は高さ19m。礎石をはずすと石垣が崩れて大勢の敵を殺せることから「千人殺しの石垣」と呼ばれています。花見の時期には約300本の桜がライトアップされ夜桜が楽しめます。また、108種、3,300本を超えるヤブツバキが自生しており、日本三大ヤブツバキ群として知られています。紅・白・ピンク・絞り・覆輪と全ての花色が揃っており、10月末から4月下旬にかけて開花し、12月~3月に見ごろを迎えます。

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標高約900mの地点にある落差約60mの滝で、切り立った崖に五ヶ瀬川の源流が白い糸を垂らしたように流れ落ちる景観から、このように呼ばれています。四季折々で表情を変える絶景スポットで、特に紅葉の名所として知られています。周辺はもみじやブナなどの原生林が生えており、白いしぶきをあげながら優雅に流れ落ちる滝と紅葉の赤や黄色とのコントラストがすばらしく、見ごろである10月下旬〜11月上旬には多くのカメラマンや観光客で賑わいます。冬場の厳寒期になると、滝全体が凍結して「氷瀑」を見られることもあります。夏には新緑の奥に白い糸を引くように流れる滝を望め、季節を問わず多くの人を魅了しています。

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日本最大級の大古墳群として知られる「西都原古墳群」は、標高60~70mの丘陵台地を中心に、東西約2.6km、南北約4.2kmにわたって分布しています。3世紀末から7世紀にかけて築造されたと推定される大小300基以上の古墳が存在し、1952年に国の特別史跡に指定されました。中でも珍しい構造の大型円墳「鬼の窟」は、古墳群で唯一の横穴式石室を持ち、この辺りの最後の首長の墓だと考えられています。この名前は、恋した鬼が婚姻を許してもらうために一夜で造ったという伝説に由来しています。一帯は公園として整備されていて、春には桜や菜の花、夏にはひまわり、秋にはコスモスが咲き誇り、古代ロマンに花を添えます。

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標高1,700mを誇る霧島連山の最高峰で、えびの高原の東南にそびえ、直径900m、深さ300mに達する大きな火口を持ちます。山頂からの眺めがすばらしく、遠く韓国まで見渡せるほど高い山ということから、この名前がついたといわれています。霧島連山の新燃岳火口や高千穂峰を一望でき、天気が良ければ錦江湾や桜島、遠く開聞岳も見渡せます。えびの高原から90分ほどで山頂まで登れ、山頂付近では6月になると満開のミヤマキリシマを楽しめます。韓国岳の眼下には、標高日本一の火口湖「大浪池」があり、火口縁を約90分で一周できます。火口内のコバルトブルーの池と広葉樹の森が織りなす風景が美しく、特に紅葉時は絶景です。

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祖母山は大分県(豊後大野市、竹田市)と宮崎県(西臼杵郡高千穂町)にまたがる標高1,756mの山で、宮崎県の最高峰です。日本百名山のひとつでもあります。祖母連山は熊本県、大分県、宮崎県と3県にまたがり、火山活動によって形成された山であるため、巨大な岩石が随所に見られます。毎年5月3日に山頂で神事が行われ、登山シーズンが始まります。登山ルートは多種多様で、そのうち「千間平コース」は、高千穂町の北谷登山口から山頂まで約5km、約2.5時間の比較的なだらかなルートで人気があります。山頂の祠には豊玉姫が祀られており、祖母山という名前はこの豊玉姫が初代天皇である神武天皇の祖母にあたることに由来しているといわれています。

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鏡山牧場公園は標高645mの鏡山の山頂に位置する抜群の展望を誇るスポットです。東の眼下には日豊海岸国定公園が一望でき、リアス式で変化に富んだ美しい海岸線が広がります。西には九州最後の秘境といわれる大崩山に代表される祖母傾国定公園の山並みを望めます。パラグライダーやハンググライダーの離陸スポットでもあり、毎年5月のゴールデンウィークには、スカイスポーツフェスティバルが開催されます。牛がのんびりと草を食む緑の牧場から色とりどりのグライダーが次々と飛び立つ光景は壮観です。トレッキングコースもあり、日向灘の雄大な景色を楽しみながらの散策も人気。美しい初日の出が見られるスポットとしても有名で、元旦には多くの人が訪れます。

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宮崎県のおすすめ情報

Information

グルメ

チキン南蛮

チキン南蛮

宮崎市が発祥と言われるグルメ。鶏もも肉に衣をつけて揚げ、甘酢ダレとタルタルソースの共演が食欲をそそります。

炭火焼き

炭火焼き

小口切りにした鶏肉を塩胡椒で味付けし、強火の炭火で豪快に焼いたもの。炭の煙に燻され、黒くなるまで焼くのが特徴です。

日向夏

日向夏

宮崎県発祥の柑橘、日向夏。皮を薄くむき、内側の白い部分と果肉を一緒に食べることで独特の風味が味わえます。

宮崎牛

宮崎牛

黒毛和牛の生産量トップクラスを誇る宮崎県のブランド牛。県内の黒毛和牛の中でも最上級のものだけが宮崎牛と呼ばれます。

マンゴー

マンゴー

高級マンゴーの産地として知られる宮崎県。完熟して自然に落果したものを丁寧に収穫するため、濃厚な甘味が特徴です。

辛麺

辛麺

延岡市発祥のB級グルメ。真っ赤な激辛スープが特徴のラーメンで、弾力のある麺に、ニラやひき肉、とき卵などが入っています。

冷や汁

冷や汁

焼いた魚をほぐし、豆腐やきゅうり、大葉などを入れて、味噌を溶いた出汁や冷水をかけたもの。夏バテ対策としても人気です。

レタス巻き

レタス巻き

レタスと海老とマヨネーズソースを太巻きにしたもの。海外でも人気のロール寿司も宮崎発祥のレタス巻きが原点。

きんかん

きんかん

宮崎県は日本一のきんかんの産地です。酸味や苦味が少なく、生でまるごと食べられる完熟きんかんが人気です。

肉巻きおにぎり

肉巻きおにぎり

タレに漬け込んだ豚肉でご飯を巻き、こんがりと焼いたおにぎり。元々は居酒屋のまかないでしたが、今や県民のソウルフード。

宮崎県の動画

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高千穂峡

高千穂峡

迫力のある崖と滝が圧巻の景色を動画でご覧いただけます!

青島

青島

島全体を奇岩が囲う!青島を動画でご覧いただけます!

馬ヶ背

馬ヶ背

馬の背のように見える馬ヶ背など動画でご覧いただけます!

宮崎旅行の天気と服装

Weather & Clothes
  • 1〜3月
  • 4〜6月
  • 7〜9月
  • 10〜12月
1〜3月の天気と気温表
平均気温 気候と服装 季節のイベント
1月 8.1℃ 最も寒い1月・2月でも日中は10度、3月は15度を超えることも。ただし寒暖の差が10度以上のこともあり、重ね着できるようにしておきましょう。山間部では氷点下の日もあるので、防寒対策は万全に。 石野田臼太鼓踊、青島裸まいり、師走祭り
2月 10.1℃ 延岡花物語、神話の高千穂建国まつり、座論梅 梅まつり
3月 14.1℃ 宮崎初かつおフェア、西都花まつり、春のフローラル祭(フローランテ宮崎)
4〜6月の天気と気温表
平均気温 気候と服装 季節のイベント
4月 17.2℃ 4・5月は20度以上の日もあり、日中は薄着で過ごせる日も。ただ寒暖差は大きいので重ね着の準備はしておきましょう。雨が多いので折りたたみ傘もほしいところ。6月は梅雨に入ります。 椎八重公園つつじまつり、しゃくなげの森、ブーゲンコレクション
5月 20.3℃ みやざきの窯元市、宮崎国際音楽祭、雲海酒造 綾蔵 蔵まつり
6月 23.5℃ 宮崎シーガイアトライアスロン、はなしょうぶまつり、ジャカランダまつり
7〜9月の天気と気温表
平均気温 気候と服装 季節のイベント
7月 28.2℃ 7月は天気がぐずつくことが多く、この時期にしてはやや肌寒い日も。8月・9月は高気圧に覆われてよく晴れて猛暑日になることもあるため、薄着に加えて紫外線対策や熱中症対策を万全にしましょう。 御田祭、都萬神社七夕更衣祭、西都夏まつり
8月 27.8℃ 日向ひょっとこ夏祭り、本庄稲荷神社夏祭り(ヨイマカ)、百済の里いだごろ祭り
9月 26.7℃ JamNight、下水流臼太鼓踊、
10〜12月の天気と気温表
平均気温 気候と服装 季節のイベント
10月 19.3℃ 10月は夏日・真夏日になることもある反面、夜はグッと冷えるので重ね着で調節できるように。11月中旬までは台風にも注意。その後は気温が下がりはじめ、12月下旬はしっかりした冬服が必要。 西都三財へそ祭り、高鍋城灯籠まつり、飫肥城下まつり
11月 15.3℃ 西都古墳まつり、尾八重神楽、中山棒踊
12月 10.3℃ 銀鏡神楽、速川神社大祭

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