旅に役立つ情報満載長崎県観光ガイド

大浦天主堂大浦天主堂
長崎ランタンフェスティバル長崎ランタンフェスティバル
九十九島九十九島

鎖国時代には唯一海外に開かれた窓口として、さまざまな文化が流入した長崎。今も残る古い教会や洋館、極彩色の中国寺院が異国情緒を放ちます。グラバー園や平和公園、佐世保にあるハウステンボスなど王道の観光スポットや、ちゃんぽんや皿うどんなどのグルメが楽しめます。

長崎県の観光マップ

Area Map

季節のおすすめランキング

Ranking

長崎の春は、花の名所や大型レジャー施設が人気です。ハウステンボスでは大迫力のアトラクションや季節イベントが楽しめ、長串山公園ではつつじ、大村公園では桜や花菖蒲が美しく咲き誇ります。

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ハウステンボス

ハウステンボス

スケール感とクオリティの高さが魅力の大型テーマパーク。大迫力のアトラクションや季節のイベントなど、何度訪れても新しい発見があります。

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長串山公園

長串山公園

西海国立公園内にある絶景スポット。恋の花言葉を持つ10万本ものつつじが咲き誇る春の風景は圧巻です。

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大村公園

大村公園

「日本さくら名所100選」「日本の歴史公園100選」にも選ばれた名所。春は桜、初夏は花菖蒲と、美しい花々が園内を彩ります。

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しまばら火張山花公園

しまばら火張山花公園

平成新山を一望できる絶好のロケーション。春の芝桜、秋のコスモスなど、季節の花畑が美しい景色を演出します。

夏の長崎は離島が人気です。玄界灘の壱岐島では古代の史跡に触れられ、かつて人口が過密だった端島(軍艦島)の廃墟も見どころ。そして九十九島の島々が織りなす絶景は、まさに芸術的な風景です。

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壱岐

壱岐

玄界灘に浮かぶ美しい島、壱岐。巨大古墳や千年以上前の神社など、貴重な史跡が多く歴史を感じられます。

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端島

端島

軍艦島の異名を持つ端島は、かつて5300人もの人が暮らした人工島で、今では無人の廃墟となっています。

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九十九島

九十九島

世界で最も美しい湾クラブに認定された絶景スポット、九十九島。大小208の島々が織りなす美しい景色は、まさに芸術的です。

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高浜海水浴場

高浜海水浴場

長崎の先端にある美しい海水浴場。「快水浴場百選」など、数々の賞に選ばれた透明度の高い海は必見です。

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精霊流し

精霊流し

長崎の夏を彩る伝統行事、精霊流し。手作りの船を引きながら街中を練り歩き、故人を偲び、極楽浄土への旅立ちを見守る神聖な行事です。

秋の長崎は自然や伝統行事が魅力です。仁田峠では四季折々の風景とトレッキングを満喫でき、390年の歴史を持つ長崎くんちでは独特な奉納踊りを見ることができます。

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仁田峠

仁田峠

四季折々の美しい自然を楽しめるトレッキングスポット。雲仙ロープウェイからの絶景や、迫力ある平成新山の姿は必見です。

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長崎くんち

長崎くんち

390年の歴史を誇る、長崎くんち。国の重要無形民俗文化財に指定された奉納踊りは、時代の流行を反映した独特の演目が魅力です。

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寿福寺

寿福寺

紅葉の季節に一般公開される「逆さ紅葉」は、まさに絵画のような美しさ。庭園の紅葉が逆さまに映り込む景色は、訪れる人を魅了します。

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三十路苑

三十路苑

8,000坪の敷地に1,000本ものモミジが植えられた紅葉の絶景スポット。12月初旬まで紅葉を楽しめ、夜はライトアップされた幻想的な世界が広がります。

冬の長崎は、夜の風物詩が特徴です。中国の春節を祝う長崎ランタンフェスティバルや稲佐山の夜景など、幻想的な光景や絶景が楽しめます。水仙の里や五島列島の美しい海と島々の景色も魅力です。

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長崎ランタンフェスティバル

長崎ランタンフェスティバル

長崎の冬を彩る一大風物詩。中国の春節を祝う行事として始まり、市内中心部が極彩色のランタンで飾られる壮大なイベントに成長しました。

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水仙の里

水仙の里

美しい海と軍艦島を望む公園に、約1,000万本もの水仙が咲き誇ります。「かおり風景100選」にも選ばれた、香りと美しさを兼ね備えた絶景スポットです。

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五島列島

五島列島

コバルトブルーの海と白い砂浜など魅力あふれる島々。世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」など、歴史的な見どころも豊富です。

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雲仙の霧氷

雲仙の霧氷

地元では「花ぼうろ」とも呼ばれ、冬の雲仙を代表する自然美、霧氷。樹木が氷の結晶に覆われた幻想的な光景は、まさに芸術的です。

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稲佐山の夜景

稲佐山の夜景

「世界新三大夜景」にも選ばれた、長崎の美しい夜景。特に稲佐山からの眺めは絶景で、長崎の街並みが輝くパノラマは、まるで宝石箱のようです。

長崎県のおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • 平戸大橋

    平戸大橋

    平戸市

    1977年に開通した、平戸島と田平町を結ぶ「平戸大橋」。つり橋らしい独特のデザインが魅力的な大橋です。海面から約30mの高さにあり、全長は約665m、幅は約11mあり、完成まで4年もの歳月をかけて建設されました。辺りは緑が生い茂っており、大橋の下は海が流れていて船舶が通過することもあるなど、眺望の良い場所。朱塗りの大橋のため、空や海、緑とのコントラスが美しく、写真撮影スポットとしても最適です。大橋の下あたりには洋風庭園や遊具広場が整備されている公園があり、大橋を背にして写真を撮れることから、多くの観光客でにぎわいます。昼間は海の上に浮かぶ朱色の大橋ですが、夜になるとライトアップされ、幻想的な雰囲気に変化します。

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  • 平戸カトリック教会

    平戸カトリック教会

    平戸市

    大きな尖塔や、十字架、薄い緑と白を基調にした外観が特徴的な「平戸カトリック教会」。平戸市街地の丘の上に建てられている、人目を引く美しい教会です。1913年に「カトリック平戸教会」という名称で、別の場所に建設されたのが始まり。その後、1931年に現在の場所に建設されることになりました。1971年には、過去にザビエルが平戸を訪れたことを記念して、教会のすぐ側に「ザビエル記念像」を建設。記念像が建てられたことにちなんで「聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂」と呼ばれるようになりました。しかし、近年「平戸ザビエル記念教会」と正式名称が改められるなど、何度も名称が変わっている教会。現在では、ゴシック様式の美しい外観が人気となり、平戸観光のシンボルと化しています。

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  • 対馬

    対馬

    対馬

    朝鮮半島まで約50kmの位置にある対馬。大陸にも近く「国境の島」と呼ばれ、歴史的文化遺産と多くの自然が残る島です。

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  • 壱岐

    壱岐

    壱岐

    九州本土からアクセスしやすい壱岐は歴史が古く、弥生時代の遺跡や、神社がありパワースポットとしても有名です。

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  • 五島列島

    五島列島

    五島列島

    長崎の西に浮かぶ、大小150あまりの島々からなる五島列島。手つかずの自然が今も残る島々には美しい景色が広がります。

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  • 佐世保

    佐世保

    佐世保市

    国際色豊かで自然景観に恵まれた観光地としても人気の港町。自然のみならず、ここでしか見られない名所が点在している都市です。

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  • 眼鏡橋

    眼鏡橋

    長崎市

    東京の「日本橋」、山口の「錦帯橋」と並び日本三名橋と呼ばれる長崎の名物スポットです。二重アーチ構造の橋で水面にその姿が映し出され丸メガネの様に見えることから、眼鏡橋と呼ばれています。水害により一部崩壊しましたが、復元され国の重要文化財として指定されています。また、近年ではこの端の近くの石垣にハート型の石が埋め込まれており、恋愛成就のパワースポットとして注目を浴びています。夜間は毎日ライトアップされ、趣の違う姿が楽しめ、ランタンフェスティバルの時期には装飾が施され、また一味違った雰囲気を感じることができます。

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  • 大裏天主堂

    大浦天主堂

    長崎市

    日本最古の教会建築として国宝に指定され、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産として世界文化遺産にも登録されています。この教会のシンボルでもある入口付近の白亜のマリア像や建築当時から残る美しいステンドグラス、荘厳な雰囲気の内装は圧巻の一言。改装により木造からレンガ造りと変貌していますが、漆喰で塗られた純白の外観も存在感抜群です。隣接するかつての神学校や司教館は現在キリシタン博物館として公開されており、歴史的に重要なキリシタン関連の資料などを数多く見れます。

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  • 九十九島

    九十九島

    佐世保市

    日本本土の最西端に広がっており、リアス海岸と208ほどの島々で構成されている「九十九島」。その内のほとんどが西海国立公園に認定されており、人が暮らしているのはわずか4島だけ。日本一、島が密集している場所でもあり、手つかずの自然が色濃く残る群島です。遊覧船クルーズ、マリンスポーツ、水族館、植物園、展望台などの自然を生かしたアクティビティや観光スポットが盛りだくさん。栄養豊富な海のため、生き物が多く生息しており、海の幸も豊富です。九十九島で最も大きい「黒島」には、国の重要文化財「黒島天主堂」や世界遺産に指定されている「黒島の集落」などがあり、自然だけでなく歴史的価値がある建造物も見て回ることができます。

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  • 島原

    島原

    島原市

    長崎県の島原半島の東端にあり、松倉重政が建造した島原城の城下町として栄えた島原。島原半島の中心的な地域となり、政治や文化などで役割を果たしてきました。キリシタン弾圧の「島原の乱」、眉山の崩壊など、動乱の時代を過ごしてきた地域でもあります。もともと城下町であったことから、古き良きレトロな風景が残る美しい町。また、島原は1日で約22万トンもの湧水量があることから「水の都」とも呼ばれています。あちらこちらから湧水が流れており、島原アーケード「サンシャイン中央街」だけで10か所以上もの湧水スポットがあるほど水が豊富。キリシタン文化の建造物、寺めぐり、花々が咲く公園など、様々な観光スポットがあり、飽きることなく散策できます。

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  • 雲仙

    雲仙

    雲仙市

    長崎県の島原半島の北西部にあり「自然と温泉と食の街」ともいわれている雲仙。普賢岳と有明海、橘湾に囲まれており、季節ごとに新緑や紅葉などが眺められ、冬になると「花ぼうろ」と呼ばれる氷の結晶を見ることができます。年間の平均気温は16.8前後と温暖であり、国立公園や展望台など、素晴らしい眺望スポットが点在している観光地。山や海があり、温暖で敷地が広大であることから、食材にも恵まれています。雲仙ブロッコリー、八斗木ネギ、雲仙あかね豚、雲仙牛など、特産品も豊富。また、普賢岳のふもとから湧きでる白濁の硫黄泉「雲仙温泉」や、江戸時代から温泉地として利用されてきた「小浜温泉」など、個性的な温泉が楽しめます。

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  • 仁田峠

    仁田峠

    雲仙市

    雲仙市小浜町にある、四季の移り変わりが楽しめる仁田峠。夏でも平均気温は21度前後であることから、明治時代から避暑地として利用されてきた場所です。雲仙市は自然景観が良いことで知られていますが、その中でも屈指の絶景ポイントとされており、年中多くの観光客が訪れます。峠を彩るツツジ、迫力のある樹々、赤やオレンジに色づいた紅葉、山々についた幻想的な霧氷など、美しい世界が一面に広がります。仁田峠から妙見山頂までは、全長およそ11.3kmのロープウェイを運行しています。真下に広がる峠の景色はもちろんのこと、有明海や橘湾、九重連山なども見どころのひとつ。ゆっくりと進みながら、全方位の景色を楽しむことができます。

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  • ハウステンボス

    ハウステンボス

    佐世保市

    まるでヨーロッパ旅行に訪れたかのような、美しい町並みが広がるハウステンボス。レンガ造りの建物や石畳の道、オランダ王室公認の宮殿など、中世ヨーロッパの雰囲気が漂う大型のテーマパークです。迫力ある乗り物、景色を楽しみながらゆっくり過ごせる乗り物、スリルや爽快感が味わえるアドベンチャーなど、アトラクションが多数。「花と光の街」としても有名で、園内にはたくさんの花々が咲いており、夜は華やかで大規模なイルミネーションに包まれます。季節の花や噴水、花火など、そのときどきの季節イベントも開催しています。一日だけでは遊び尽くせないほどに敷地が広く、見どころが多いテーマパーク。何度来ても新しい魅力が発見できる、全国的に知名度の高い観光スポットです。

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  • 長崎バイオパーク

    長崎バイオパーク

    西海市

    遊んだり触れ合ったり学んだりできる動物園「長崎バイオパーク」。自然界の調和や尊さを広めることをテーマにしているため、一般的な動物園よりも、動物との距離が近くなっています。エサをあげたり撫でたりと、普段は遠くから見ることしかできない動物たちとコミュニケーションを取れるのが魅力。動物ごとに生態に寄せた環境を整備しているため、のびのびと暮らす姿を見ることができます。スナネコやレッサーパンダ、リスザルなどの哺乳類、キリンやカバなどの大型哺乳類のほか、鳥類や爬虫類、昆虫類など、多様な生き物が暮らしています。ドーム型の温室内には、オオコウモリやナマケモノ、蝶など、暖かい地域に生息する生き物がおり、熱帯の植物や花も観察できます。

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  • 端島

    端島

    長崎市

    岩礁の周りを埋め立てて造った人工の島「端島」。全体の風貌が軍艦に似ているため「軍艦島」と呼ばれています。コンクリートの壁に囲まれており、異様な雰囲気を放っている無人島。1810年頃に石炭が発見され、事業が成功して急成長を遂げたのが始まりで、1960年には島内におよそ5,300もの住人がおり、世界一の人口過密度になったとされています。当時は学校や病院、映画館など、必要な施設や娯楽施設が建てられ、最盛期を迎えました。しかし、主要エネルギーの変化によって石炭産業が衰退し、その後に閉鎖。現在は廃墟となっていますが、栄光と衰退を経験した島であり、当時の面影がいくつも残っています。住宅や生活用品など、当時の生活を知ることができる貴重な廃墟として、世界文化遺産に登録されています。

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  • 伊王島

    伊王島

    長崎市

    長崎港の沖合にあるリゾートアイランド「伊王島」。自転車を2時間ほど漕げば、1周できるほどの小さな島です。以前は船でしかいくことができませんでしたが、伊王島大橋が開通したことで、長崎市内から陸路でいけるようになりました。日帰りはもちろんのこと、リゾートホテルが建設されているので、そのまま島内に宿泊することもできます。サイクリングや散策、SUPやシーカヤックなど、豊かな自然を存分に楽しめるアクティビティが満載。また、慶長2年、江戸条約を結んださいに建てられた「伊王島灯台」、明治初期に建てられた西洋風住宅など、歴史的な建造物も残っています。大自然に囲まれたリゾートでありながら、歴史スポットもある観光名所の多い島です。

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  • 大村公園

    大村公園

    大村市

    桜の名所として広く知られている大村公園。もともとは、初代藩主・大村喜前が築いた玖島城があり、およそ270年間、政治の中心になった場所とされています。現在は、玖島城跡も含めて公園となっており、季節ごとの美しい花を咲かせる観光スポットとして人気。総数およそ2,000本もの桜の木が植えられており、その見事な景観から「日本のさくら名所百選の地」に選ばれています。一般的な桜の花びらの枚数は5枚ほどですが、60枚~200枚ほどの花びらをもつ「オオムラザクラ」が咲き誇る珍しい公園。豪華で優美なことから「里桜の中の逸品」とも称されており、国指定天然記念物に指定されています。また、5月下旬頃になると、約170種類ものハナショウブが一面に咲き、公園内を埋め尽くします。

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  • 寿福寺

    寿福寺

    佐世保市

    天正11年に佐世保市の早岐周辺に建設され、52年ほど経過したのちに、祈願寺として江迎に移築された「寿福寺」。移築されてから370年以上も経過している由緒ある寺です。本堂に祀られている釈迦三尊像は、高麗から伝来したとされている貴重な尊像。寺に向かう参道には散策路がしかれており、歩行者専用となっているので、ゆっくりと樹々や花々を眺めながら歩くことができます。例年、11月中旬から11月下旬頃にかけて「逆さ紅葉」、初夏には「逆さ新緑」が一般公開されます。これは広間の一部の畳をはがし、そこにアクリル板をはめ込んだ仕掛け。アクリル板に庭園の景色がうつり、まるで絵画のような景観が現れることから、訪れる人々を楽しませています。

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  • 展海峰

    展海峰

    佐世保市

    俵ヶ浦半島の中央あたりに位置し、佐世保市内でも有数の展望台として知られている「展海峰」。標高約165mにあり、眼下に広がる九十九島の自然や、佐世保港が一望できる場所です。日中の美しい景観はもちろんのこと、壮大な景色の中に沈んでいく夕日が美しいことから、夕日鑑賞スポットとしても人気。展望台の下には園地があり、3月下旬から4月上旬頃には約15万本の菜の花、10月中旬から10月下旬頃には約15万本ものコスモスが咲き誇り、甘い香りが漂います。一面に咲く花の間には道が作られており、まるで花の迷路のよう。海と九十九島、夕日、花など、様々な景色を眺められる贅沢な展望台で、観光や写真撮影のために多くの人が訪れます。

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  • 湧水庭園「四明荘」

    湧水庭園「四明荘」

    島原市

    明治後期に建てられた、厳かな雰囲気が感じられる湧水庭園「四明荘」。その名の通り、庭には1日3,000tもの湧水がでる大小3つの池があります。その池の中を悠々と泳ぐのは、色とりどりの鯉。クリアな水質の湧水のため、泳ぐ鯉の姿をはっきりと見ることができます。あたりは緑豊かで、楓や松などの木々が植えられており、鮮やかな鯉と緑のコントラストが映えています。庭園の中に佇んでいる四明荘は、四方から美しい眺望が眺められることからその名称がつけられたとされています。開かれた縁からの眺めは、庭園全体が見渡せて開放的。2か所の座敷の縁は、池へ張り出すように造られており、縁から眺める景観は見事。ここでしか見られない、落ち着いた雰囲気があります。

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  • 轟峡

    轟峡

    諫早市

    多良岳県立公園の南東部にあり、30あまりの滝を連ねている清流「轟峡」。水が豊かな場所のため、多くの自然に囲まれており、年中緑で溢れています。多良岳は、古い時代から信仰の対象となっていたため、轟峡も信仰されてきました。現在は生活用水や農業用水として使用されており、地元の人々によって高い水質が保たれています。一年中14度ほどに保たれており、弱アルカリ性の飲みやすいまろやかな軟水。「名水百選」にも選ばれており、周辺の森も「水源の森百選」に選出されています。虹をかけて流れ落ちる様子が見られる「楊柳の滝」、大きな音を立てて落ちる「轟の滝」などがあり、その雄大な自然を見ようと多くの観光客が訪れます。

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  • 結の浜マリンパーク

    結の浜マリンパーク

    諫早市

    長崎県内でも屈指の規模を誇る人工海水浴場「結の浜マリンパーク」。穏やかな波、サラサラの砂、美しい景色が特徴です。目前には「亀島」と呼ばれている亀の形に似ている島があり、より自然が感じられる海水浴場。天候が良い日は、海の向こうに霊峰雲仙や天草の姿が眺められるなど、展望の良さが人気となっています。2013年に、初めて絶滅危惧種であるアカウミガメが産卵したことでも知られています。また、施設の一画にキャンプ場があり、オートキャンプも楽しめます。自然が残る場所で、夜になると満天の星空を眺めながら、波の音が聞ける贅沢なスポット。シャワーや更衣室、売店などの設備もあり、シーズン中になると地元や観光客など多くの人々が訪れます。

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  • 西海橋

    西海橋

    佐世保市

    佐世保市と西彼杵半島をつないでいる西海橋。もともと西彼杵半島は「陸の孤島」でしたが、陸路をつないで地域を発展させることを目的として1955年に建設された、日本で初めての有料道路橋です。長さは約316mあり、当時は固定アーチ橋としては世界で三番目の長さであったことから「東洋一のアーチ橋」ともいわれていました。建設されてから約15年後に無料道路橋となり、現在でも幹線道路として利用されています。技術的にも歴史的にも価値があることから、国の重要文化財に認定。また、西海橋は桜の名所としても有名で、3月下旬から5月上旬頃にかけて桜が見頃を迎えます。日本三大急潮のひとつともされており、激しい急流や渦潮も眺められます。

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  • 佐世保朝市

    佐世保朝市

    佐世保市

    おいしくて新鮮なものがたくさん並んでいることから、定番の観光地となっている「佐世保朝市」。戦前に川沿いで行われたのが始まりとされており、昭和46年に現在の露店スタイルが定着したといわれています。佐世保市の台所として、鮮魚・水産加工品・野菜・果物・漬物などの食品はもちろんのこと、陶器や衣類なども扱っており、約40店舗が連なっています。鮮度の良い魚介類や青果は、どれも旬ものばかり。一般的なスーパーなどと比べて2割から3割ほど安く購入できることが多いため、市民や観光客、仕入れにくる料理人などが早起きして訪れます。お客さんも参加できる「せり市」、冬や夏限定の定番イベントなども行っており、活気のある朝市です。

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  • 七ツ釜鍾乳洞

    七ツ釜鍾乳洞

    西海市

    今現在でも全容が解明できていない大規模な鍾乳洞群「七ツ釜鍾乳洞」。約3,000万年前に海底から隆起してできたとされている国指定の天然記念物です。全長は1,500m以上あり、洞穴は35か所ほど見つかっていることからも、スケールの大きさが分かります。この周辺はもともと海であったため、内部の材質や生成年代などが、他の鍾乳洞と比べても特異であることから「世界でも稀な鍾乳洞」といわれています。気温は年中15度前後に保たれており、洞内の奥から湧き出る澄んだ水、内部の迫力ある造形美など、自然の雄大さや力強さが感じられる観光スポット。季節限定でイルミネーションやコスモスなどのイベント、「地底探索ツアー」なども開催しています。

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  • 高浜海水浴場

    高浜海水浴場

    長崎市

    長崎半島の先端にあり、コバルトブルーの美しい海で知られている「高浜海水浴場」。美しい色をした浅瀬の海で、約1kmにわたって白い砂浜が続いている景観の良さから「快水浴場百選」「日本の海水浴場88選」「日本の渚・100選」などに選出されています。水質が高くて水が澄んでおり、波が穏やかな浅瀬の海岸のため、海水浴に向いています。海の向こうには、世界文化遺産に登録されている軍艦島の姿も。美しい夕陽が眺められるスポットとしても知られており、オレンジ色に染まった海、浮かび上がる軍艦島の島影が見られる贅沢なスポットです。ロッカーやシャワー室などもあり、季節イベント、カヌー教室、野外クッキングなど、シーズン外でも楽しめる催しも定期的に行っています。

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  • かづさイルカウォッチング

    かづさイルカウォッチング

    南島原市

    野生のイルカを間近で見られるウォッチングツアーを行っている「南島原イルカウォッチング」。豊富な知識や経験をもつ船長が、イルカのもとに案内してくれます。そのときによってクルーズコースが異なりますが、口之津港の近くにある早崎海峡には、約200頭のイルカが定住。もともと近くに住んでいるため、高確率で会うことができます。出会えるのは、餌付けなどもしていない完全に野生のイルカばかり。たくさんの群れで泳ぐイルカ、ジャンプやバブリングする姿など、どんな様子が見られるのかは運次第です。自然界に生きているイルカ本来の姿を観察しながら、クルージングも楽しめる人気ツアー。年間を通してイルカの数はほとんど変わらないため、一年中楽しめます。

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  • 小浜温泉足湯

    小浜温泉足湯

    雲仙市

    小浜温泉100%の足湯、「小浜温泉足湯 ほっとふっと105」。全長105mにおよぶ、日本一長い足湯です。熱量日本一である小浜温泉の源泉温度105度にちなみ、その名がつけられました。湯棚からは、湯けむりを激しく立ち昇らせながら100℃を超える源泉が流れ落ち、足湯スポットに至るまでに適温に下がります。腰掛け足湯のほか、小石が足裏を刺激する「ウォーキング足湯」や愛犬と一緒に楽しめる「ペット足湯」も併設。夕暮れ前に訪れると、目の前に広がる橘湾に沈みゆく夕日を望みながら腰掛け足湯に浸かる、なんとも贅沢なひとときを過ごせます。足湯横には蒸し窯が隣接されており、雲仙市の季節の野菜や海の幸を蒸気で蒸して食べるのも人気です。

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  • 池島

    池島

    長崎市

    2001年に閉山した九州最後の炭鉱の島、池島。長崎市外海地区の沖合7kmの場所に位置し、周囲約4kmほどの小さな島です。世界遺産に登録されている軍艦島と並んで、長崎県の炭鉱の島として知られています。池島は、1952年に海底炭鉱の開発が開始され、1959年から石炭の産出が始まり、最終的には坑道総延長距離約90kmにまで発展した巨大な海底炭鉱でした。働く人が住んでいた廃墟と化した団地や石炭火力発電所、石炭を船に積むのに使われた石炭船積み機など、当時の設備が多く取り残されており、至るところで島の栄枯盛衰を感じられます。トロッコに乗車して実際に坑内を入るツアーもあり、模擬装置の操作を行う炭鉱体験もできます。

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  • 諫早公園

    諫早公園

    諫早市

    戦国時代に築かれた高城(山城)跡を公園とした、諫早公園。「森林浴の森日本100選」や「日本の歴史公園100選」に選定されている、上山公園の一部としても知られています。市街地の中心に位置し、公園一帯が国指定天然記念物に指定されている「諫早市城山暖地性樹叢」に覆われた緑豊かな場所です。公園内には、日本で最初に国の重要文化財に指定された石造りの眼鏡橋や、山頂にそびえ立つ樹齢60g0年以上の楠の大木、郷土の詩人伊東静雄の詩碑があります。毎年4月には昭和27年から続く「諫早つつじ祭り」が開催され、公園を埋めるように咲き乱れるつつじの様子を一目見ようと、市内だけでなく県外からも多くの観光客が訪れます。

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  • 塩俵の断崖

    塩俵の断崖

    平戸市

    生月島の西部の海岸線に巨大な柱上の岩が広がる、塩俵の断崖。高さ最大約20mの五~七角形の玄武岩の石柱群が、南北約500mに渡って整然と立ち並びます。1000~600万年前にこの地で起きた大規模な火山活動によりできた溶岩台地の上に松浦玄武岩の層を形成し、波の浸食を受けてこのような大規模な海食崖が発達しました。断崖に広がる石柱群は「柱状節理」と呼ばれ、溶岩流が冷えて固まるさいに垂直方向に割れ、五~七角形の断面を作ることで形成されたと考えられています。その神秘的な景観から「県指定天然記念物」や「長崎県新観光百選」に選定されています。南端の展望所から海岸線を見下ろすと、多角形の断面が蜂の巣状に並ぶ様子を間近で観察できます。

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  • ポットホール公園

    ポットホール公園

    佐世保市

    佐世保市吉井町を流れる佐々川の美しい景観を生かして整備された、ポットホール公園。佐々川の川岸に500mに渡って作られたこの公園は、大小600個余りあるポットホール群にちなんで「ポットホール公園」と名づけられ、1991年にオープンしました。ポットホールとは河床の岩石などにできた円筒状の穴のことをいい、岩の割れ目などに小石が入り込み、長い年月をかけて水の流れで岩を削ることで現在の形になりました。公園内には「さざなみ岩」や「千枚屏風岩」などのユニークな名称の岩が複数あり、さまざまな表情の岩が観察できます。整備された2つの遊歩道をゆっくり散歩するのも良し、岩の上を歩いて冒険するのも良しな自然を楽しめるスポットです。

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  • 生月サンセットウェイ

    生月サンセットウェイ

    平戸市

    生月島の西海岸部に沿って約10km続く、生月サンセットウェイ。水平線を眺めながら走れる絶好のドライブルートで、自動車メーカー各社のCMや映画のロケ地としても有名です。平戸本島から生月大橋を渡り、生月島に入ってすぐ左に曲がると生月サンセットウェイのはじまり。本来は農業用に整備された道路ですが、晴れた日の夕方には周りがすべて黄金色に染まる素晴らしい夕日が見えることから、その名がつけられました。信号が一つもないサンセットウェイは、海側を見るとどこまでも広がる東シナ海の水平線が続く青い海、山側を見ると険しい断崖が続き、自然の雄大な光景を堪能できます。途中にある牛の放牧地や鷹が巣を作る「鷹ノ巣トンネル」も必見です。

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  • 田平天主堂

    田平天主堂

    平戸市

    平戸瀬戸を望む高台に位置する、田平天主堂。正式には「カトリック田平教会」といい、所在地にちなんで「瀬戸山天主堂」とも呼ばれています。1915年から3年かけて建設されたロマネスク様式の教会で、明治から昭和初期にかけて長崎県を中心に多くのカトリック教会を手がけた教会堂棟梁・鉄川与助の代表作です。2003年には国の重要文化財にも指定されました。異国情緒漂う赤レンガ造りの外観が特徴で、聖堂内側壁の色鮮やかなステンドグラスはまるで絵画のようです。教会の北側にはキリシタン墓地が広がり、南には司祭館や信徒会館があります。司祭館をはじめ、門柱・石段・石垣などが当時のまま残り、周辺の歴史的環境も良い状態で保存されています。

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  • 長崎ランタンフェスティバル

    長崎ランタンフェスティバル

    長崎市

    長崎屈指の冬の風物詩、長崎ランタンフェスティバル。もともとは、長崎新地中華街で中国の旧正月を祝う春節祭が開かれており、1994年から規模を拡大したことで、現在のような長崎の冬を代表するイベントへと発展しました。期間中は、市内中心部の各会場に約15,000個のランタンと龍や動物などのオブジェが飾られ、幻想的で色彩豊かな光景が広がります。ランタンの色について、眼鏡橋周辺は黄色、中華街は桃色と会場によって異なり、散策しながらお気に入りを見つけるのも楽しみの一つ。そのほかにも、皇帝・皇后の御輿を中心に総勢約150名が豪華な中国衣装をまとって行進する「皇帝パレード」や中華スイーツなどの屋台もあり、見どころたくさんのお祭りです。

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1977年に開通した、平戸島と田平町を結ぶ「平戸大橋」。つり橋らしい独特のデザインが魅力的な大橋です。海面から約30mの高さにあり、全長は約665m、幅は約11mあり、完成まで4年もの歳月をかけて建設されました。辺りは緑が生い茂っており、大橋の下は海が流れていて船舶が通過することもあるなど、眺望の良い場所。朱塗りの大橋のため、空や海、緑とのコントラスが美しく、写真撮影スポットとしても最適です。大橋の下あたりには洋風庭園や遊具広場が整備されている公園があり、大橋を背にして写真を撮れることから、多くの観光客でにぎわいます。昼間は海の上に浮かぶ朱色の大橋ですが、夜になるとライトアップされ、幻想的な雰囲気に変化します。

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大きな尖塔や、十字架、薄い緑と白を基調にした外観が特徴的な「平戸カトリック教会」。平戸市街地の丘の上に建てられている、人目を引く美しい教会です。1913年に「カトリック平戸教会」という名称で、別の場所に建設されたのが始まり。その後、1931年に現在の場所に建設されることになりました。1971年には、過去にザビエルが平戸を訪れたことを記念して、教会のすぐ側に「ザビエル記念像」を建設。記念像が建てられたことにちなんで「聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂」と呼ばれるようになりました。しかし、近年「平戸ザビエル記念教会」と正式名称が改められるなど、何度も名称が変わっている教会。現在では、ゴシック様式の美しい外観が人気となり、平戸観光のシンボルと化しています。

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朝鮮半島まで約50kmの位置にある対馬。大陸にも近く「国境の島」と呼ばれ、歴史的文化遺産と多くの自然が残る島です。

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九州本土からアクセスしやすい壱岐は歴史が古く、弥生時代の遺跡や、神社がありパワースポットとしても有名です。

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長崎の西に浮かぶ、大小150あまりの島々からなる五島列島。手つかずの自然が今も残る島々には美しい景色が広がります。

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国際色豊かで自然景観に恵まれた観光地としても人気の港町。自然のみならず、ここでしか見られない名所が点在している都市です。

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東京の「日本橋」、山口の「錦帯橋」と並び日本三名橋と呼ばれる長崎の名物スポットです。二重アーチ構造の橋で水面にその姿が映し出され丸メガネの様に見えることから、眼鏡橋と呼ばれています。水害により一部崩壊しましたが、復元され国の重要文化財として指定されています。また、近年ではこの端の近くの石垣にハート型の石が埋め込まれており、恋愛成就のパワースポットとして注目を浴びています。夜間は毎日ライトアップされ、趣の違う姿が楽しめ、ランタンフェスティバルの時期には装飾が施され、また一味違った雰囲気を感じることができます。

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日本最古の教会建築として国宝に指定され、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産として世界文化遺産にも登録されています。この教会のシンボルでもある入口付近の白亜のマリア像や建築当時から残る美しいステンドグラス、荘厳な雰囲気の内装は圧巻の一言。改装により木造からレンガ造りと変貌していますが、漆喰で塗られた純白の外観も存在感抜群です。隣接するかつての神学校や司教館は現在キリシタン博物館として公開されており、歴史的に重要なキリシタン関連の資料などを数多く見れます。

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日本本土の最西端に広がっており、リアス海岸と208ほどの島々で構成されている「九十九島」。その内のほとんどが西海国立公園に認定されており、人が暮らしているのはわずか4島だけ。日本一、島が密集している場所でもあり、手つかずの自然が色濃く残る群島です。遊覧船クルーズ、マリンスポーツ、水族館、植物園、展望台などの自然を生かしたアクティビティや観光スポットが盛りだくさん。栄養豊富な海のため、生き物が多く生息しており、海の幸も豊富です。九十九島で最も大きい「黒島」には、国の重要文化財「黒島天主堂」や世界遺産に指定されている「黒島の集落」などがあり、自然だけでなく歴史的価値がある建造物も見て回ることができます。

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長崎県の島原半島の東端にあり、松倉重政が建造した島原城の城下町として栄えた島原。島原半島の中心的な地域となり、政治や文化などで役割を果たしてきました。キリシタン弾圧の「島原の乱」、眉山の崩壊など、動乱の時代を過ごしてきた地域でもあります。もともと城下町であったことから、古き良きレトロな風景が残る美しい町。また、島原は1日で約22万トンもの湧水量があることから「水の都」とも呼ばれています。あちらこちらから湧水が流れており、島原アーケード「サンシャイン中央街」だけで10か所以上もの湧水スポットがあるほど水が豊富。キリシタン文化の建造物、寺めぐり、花々が咲く公園など、様々な観光スポットがあり、飽きることなく散策できます。

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長崎県の島原半島の北西部にあり「自然と温泉と食の街」ともいわれている雲仙。普賢岳と有明海、橘湾に囲まれており、季節ごとに新緑や紅葉などが眺められ、冬になると「花ぼうろ」と呼ばれる氷の結晶を見ることができます。年間の平均気温は16.8前後と温暖であり、国立公園や展望台など、素晴らしい眺望スポットが点在している観光地。山や海があり、温暖で敷地が広大であることから、食材にも恵まれています。雲仙ブロッコリー、八斗木ネギ、雲仙あかね豚、雲仙牛など、特産品も豊富。また、普賢岳のふもとから湧きでる白濁の硫黄泉「雲仙温泉」や、江戸時代から温泉地として利用されてきた「小浜温泉」など、個性的な温泉が楽しめます。

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雲仙市小浜町にある、四季の移り変わりが楽しめる仁田峠。夏でも平均気温は21度前後であることから、明治時代から避暑地として利用されてきた場所です。雲仙市は自然景観が良いことで知られていますが、その中でも屈指の絶景ポイントとされており、年中多くの観光客が訪れます。峠を彩るツツジ、迫力のある樹々、赤やオレンジに色づいた紅葉、山々についた幻想的な霧氷など、美しい世界が一面に広がります。仁田峠から妙見山頂までは、全長およそ11.3kmのロープウェイを運行しています。真下に広がる峠の景色はもちろんのこと、有明海や橘湾、九重連山なども見どころのひとつ。ゆっくりと進みながら、全方位の景色を楽しむことができます。

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まるでヨーロッパ旅行に訪れたかのような、美しい町並みが広がるハウステンボス。レンガ造りの建物や石畳の道、オランダ王室公認の宮殿など、中世ヨーロッパの雰囲気が漂う大型のテーマパークです。迫力ある乗り物、景色を楽しみながらゆっくり過ごせる乗り物、スリルや爽快感が味わえるアドベンチャーなど、アトラクションが多数。「花と光の街」としても有名で、園内にはたくさんの花々が咲いており、夜は華やかで大規模なイルミネーションに包まれます。季節の花や噴水、花火など、そのときどきの季節イベントも開催しています。一日だけでは遊び尽くせないほどに敷地が広く、見どころが多いテーマパーク。何度来ても新しい魅力が発見できる、全国的に知名度の高い観光スポットです。

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遊んだり触れ合ったり学んだりできる動物園「長崎バイオパーク」。自然界の調和や尊さを広めることをテーマにしているため、一般的な動物園よりも、動物との距離が近くなっています。エサをあげたり撫でたりと、普段は遠くから見ることしかできない動物たちとコミュニケーションを取れるのが魅力。動物ごとに生態に寄せた環境を整備しているため、のびのびと暮らす姿を見ることができます。スナネコやレッサーパンダ、リスザルなどの哺乳類、キリンやカバなどの大型哺乳類のほか、鳥類や爬虫類、昆虫類など、多様な生き物が暮らしています。ドーム型の温室内には、オオコウモリやナマケモノ、蝶など、暖かい地域に生息する生き物がおり、熱帯の植物や花も観察できます。

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岩礁の周りを埋め立てて造った人工の島「端島」。全体の風貌が軍艦に似ているため「軍艦島」と呼ばれています。コンクリートの壁に囲まれており、異様な雰囲気を放っている無人島。1810年頃に石炭が発見され、事業が成功して急成長を遂げたのが始まりで、1960年には島内におよそ5,300もの住人がおり、世界一の人口過密度になったとされています。当時は学校や病院、映画館など、必要な施設や娯楽施設が建てられ、最盛期を迎えました。しかし、主要エネルギーの変化によって石炭産業が衰退し、その後に閉鎖。現在は廃墟となっていますが、栄光と衰退を経験した島であり、当時の面影がいくつも残っています。住宅や生活用品など、当時の生活を知ることができる貴重な廃墟として、世界文化遺産に登録されています。

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長崎港の沖合にあるリゾートアイランド「伊王島」。自転車を2時間ほど漕げば、1周できるほどの小さな島です。以前は船でしかいくことができませんでしたが、伊王島大橋が開通したことで、長崎市内から陸路でいけるようになりました。日帰りはもちろんのこと、リゾートホテルが建設されているので、そのまま島内に宿泊することもできます。サイクリングや散策、SUPやシーカヤックなど、豊かな自然を存分に楽しめるアクティビティが満載。また、慶長2年、江戸条約を結んださいに建てられた「伊王島灯台」、明治初期に建てられた西洋風住宅など、歴史的な建造物も残っています。大自然に囲まれたリゾートでありながら、歴史スポットもある観光名所の多い島です。

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桜の名所として広く知られている大村公園。もともとは、初代藩主・大村喜前が築いた玖島城があり、およそ270年間、政治の中心になった場所とされています。現在は、玖島城跡も含めて公園となっており、季節ごとの美しい花を咲かせる観光スポットとして人気。総数およそ2,000本もの桜の木が植えられており、その見事な景観から「日本のさくら名所百選の地」に選ばれています。一般的な桜の花びらの枚数は5枚ほどですが、60枚~200枚ほどの花びらをもつ「オオムラザクラ」が咲き誇る珍しい公園。豪華で優美なことから「里桜の中の逸品」とも称されており、国指定天然記念物に指定されています。また、5月下旬頃になると、約170種類ものハナショウブが一面に咲き、公園内を埋め尽くします。

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天正11年に佐世保市の早岐周辺に建設され、52年ほど経過したのちに、祈願寺として江迎に移築された「寿福寺」。移築されてから370年以上も経過している由緒ある寺です。本堂に祀られている釈迦三尊像は、高麗から伝来したとされている貴重な尊像。寺に向かう参道には散策路がしかれており、歩行者専用となっているので、ゆっくりと樹々や花々を眺めながら歩くことができます。例年、11月中旬から11月下旬頃にかけて「逆さ紅葉」、初夏には「逆さ新緑」が一般公開されます。これは広間の一部の畳をはがし、そこにアクリル板をはめ込んだ仕掛け。アクリル板に庭園の景色がうつり、まるで絵画のような景観が現れることから、訪れる人々を楽しませています。

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俵ヶ浦半島の中央あたりに位置し、佐世保市内でも有数の展望台として知られている「展海峰」。標高約165mにあり、眼下に広がる九十九島の自然や、佐世保港が一望できる場所です。日中の美しい景観はもちろんのこと、壮大な景色の中に沈んでいく夕日が美しいことから、夕日鑑賞スポットとしても人気。展望台の下には園地があり、3月下旬から4月上旬頃には約15万本の菜の花、10月中旬から10月下旬頃には約15万本ものコスモスが咲き誇り、甘い香りが漂います。一面に咲く花の間には道が作られており、まるで花の迷路のよう。海と九十九島、夕日、花など、様々な景色を眺められる贅沢な展望台で、観光や写真撮影のために多くの人が訪れます。

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明治後期に建てられた、厳かな雰囲気が感じられる湧水庭園「四明荘」。その名の通り、庭には1日3,000tもの湧水がでる大小3つの池があります。その池の中を悠々と泳ぐのは、色とりどりの鯉。クリアな水質の湧水のため、泳ぐ鯉の姿をはっきりと見ることができます。あたりは緑豊かで、楓や松などの木々が植えられており、鮮やかな鯉と緑のコントラストが映えています。庭園の中に佇んでいる四明荘は、四方から美しい眺望が眺められることからその名称がつけられたとされています。開かれた縁からの眺めは、庭園全体が見渡せて開放的。2か所の座敷の縁は、池へ張り出すように造られており、縁から眺める景観は見事。ここでしか見られない、落ち着いた雰囲気があります。

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多良岳県立公園の南東部にあり、30あまりの滝を連ねている清流「轟峡」。水が豊かな場所のため、多くの自然に囲まれており、年中緑で溢れています。多良岳は、古い時代から信仰の対象となっていたため、轟峡も信仰されてきました。現在は生活用水や農業用水として使用されており、地元の人々によって高い水質が保たれています。一年中14度ほどに保たれており、弱アルカリ性の飲みやすいまろやかな軟水。「名水百選」にも選ばれており、周辺の森も「水源の森百選」に選出されています。虹をかけて流れ落ちる様子が見られる「楊柳の滝」、大きな音を立てて落ちる「轟の滝」などがあり、その雄大な自然を見ようと多くの観光客が訪れます。

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長崎県内でも屈指の規模を誇る人工海水浴場「結の浜マリンパーク」。穏やかな波、サラサラの砂、美しい景色が特徴です。目前には「亀島」と呼ばれている亀の形に似ている島があり、より自然が感じられる海水浴場。天候が良い日は、海の向こうに霊峰雲仙や天草の姿が眺められるなど、展望の良さが人気となっています。2013年に、初めて絶滅危惧種であるアカウミガメが産卵したことでも知られています。また、施設の一画にキャンプ場があり、オートキャンプも楽しめます。自然が残る場所で、夜になると満天の星空を眺めながら、波の音が聞ける贅沢なスポット。シャワーや更衣室、売店などの設備もあり、シーズン中になると地元や観光客など多くの人々が訪れます。

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佐世保市と西彼杵半島をつないでいる西海橋。もともと西彼杵半島は「陸の孤島」でしたが、陸路をつないで地域を発展させることを目的として1955年に建設された、日本で初めての有料道路橋です。長さは約316mあり、当時は固定アーチ橋としては世界で三番目の長さであったことから「東洋一のアーチ橋」ともいわれていました。建設されてから約15年後に無料道路橋となり、現在でも幹線道路として利用されています。技術的にも歴史的にも価値があることから、国の重要文化財に認定。また、西海橋は桜の名所としても有名で、3月下旬から5月上旬頃にかけて桜が見頃を迎えます。日本三大急潮のひとつともされており、激しい急流や渦潮も眺められます。

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おいしくて新鮮なものがたくさん並んでいることから、定番の観光地となっている「佐世保朝市」。戦前に川沿いで行われたのが始まりとされており、昭和46年に現在の露店スタイルが定着したといわれています。佐世保市の台所として、鮮魚・水産加工品・野菜・果物・漬物などの食品はもちろんのこと、陶器や衣類なども扱っており、約40店舗が連なっています。鮮度の良い魚介類や青果は、どれも旬ものばかり。一般的なスーパーなどと比べて2割から3割ほど安く購入できることが多いため、市民や観光客、仕入れにくる料理人などが早起きして訪れます。お客さんも参加できる「せり市」、冬や夏限定の定番イベントなども行っており、活気のある朝市です。

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今現在でも全容が解明できていない大規模な鍾乳洞群「七ツ釜鍾乳洞」。約3,000万年前に海底から隆起してできたとされている国指定の天然記念物です。全長は1,500m以上あり、洞穴は35か所ほど見つかっていることからも、スケールの大きさが分かります。この周辺はもともと海であったため、内部の材質や生成年代などが、他の鍾乳洞と比べても特異であることから「世界でも稀な鍾乳洞」といわれています。気温は年中15度前後に保たれており、洞内の奥から湧き出る澄んだ水、内部の迫力ある造形美など、自然の雄大さや力強さが感じられる観光スポット。季節限定でイルミネーションやコスモスなどのイベント、「地底探索ツアー」なども開催しています。

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長崎半島の先端にあり、コバルトブルーの美しい海で知られている「高浜海水浴場」。美しい色をした浅瀬の海で、約1kmにわたって白い砂浜が続いている景観の良さから「快水浴場百選」「日本の海水浴場88選」「日本の渚・100選」などに選出されています。水質が高くて水が澄んでおり、波が穏やかな浅瀬の海岸のため、海水浴に向いています。海の向こうには、世界文化遺産に登録されている軍艦島の姿も。美しい夕陽が眺められるスポットとしても知られており、オレンジ色に染まった海、浮かび上がる軍艦島の島影が見られる贅沢なスポットです。ロッカーやシャワー室などもあり、季節イベント、カヌー教室、野外クッキングなど、シーズン外でも楽しめる催しも定期的に行っています。

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野生のイルカを間近で見られるウォッチングツアーを行っている「南島原イルカウォッチング」。豊富な知識や経験をもつ船長が、イルカのもとに案内してくれます。そのときによってクルーズコースが異なりますが、口之津港の近くにある早崎海峡には、約200頭のイルカが定住。もともと近くに住んでいるため、高確率で会うことができます。出会えるのは、餌付けなどもしていない完全に野生のイルカばかり。たくさんの群れで泳ぐイルカ、ジャンプやバブリングする姿など、どんな様子が見られるのかは運次第です。自然界に生きているイルカ本来の姿を観察しながら、クルージングも楽しめる人気ツアー。年間を通してイルカの数はほとんど変わらないため、一年中楽しめます。

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小浜温泉100%の足湯、「小浜温泉足湯 ほっとふっと105」。全長105mにおよぶ、日本一長い足湯です。熱量日本一である小浜温泉の源泉温度105度にちなみ、その名がつけられました。湯棚からは、湯けむりを激しく立ち昇らせながら100℃を超える源泉が流れ落ち、足湯スポットに至るまでに適温に下がります。腰掛け足湯のほか、小石が足裏を刺激する「ウォーキング足湯」や愛犬と一緒に楽しめる「ペット足湯」も併設。夕暮れ前に訪れると、目の前に広がる橘湾に沈みゆく夕日を望みながら腰掛け足湯に浸かる、なんとも贅沢なひとときを過ごせます。足湯横には蒸し窯が隣接されており、雲仙市の季節の野菜や海の幸を蒸気で蒸して食べるのも人気です。

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2001年に閉山した九州最後の炭鉱の島、池島。長崎市外海地区の沖合7kmの場所に位置し、周囲約4kmほどの小さな島です。世界遺産に登録されている軍艦島と並んで、長崎県の炭鉱の島として知られています。池島は、1952年に海底炭鉱の開発が開始され、1959年から石炭の産出が始まり、最終的には坑道総延長距離約90kmにまで発展した巨大な海底炭鉱でした。働く人が住んでいた廃墟と化した団地や石炭火力発電所、石炭を船に積むのに使われた石炭船積み機など、当時の設備が多く取り残されており、至るところで島の栄枯盛衰を感じられます。トロッコに乗車して実際に坑内を入るツアーもあり、模擬装置の操作を行う炭鉱体験もできます。

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戦国時代に築かれた高城(山城)跡を公園とした、諫早公園。「森林浴の森日本100選」や「日本の歴史公園100選」に選定されている、上山公園の一部としても知られています。市街地の中心に位置し、公園一帯が国指定天然記念物に指定されている「諫早市城山暖地性樹叢」に覆われた緑豊かな場所です。公園内には、日本で最初に国の重要文化財に指定された石造りの眼鏡橋や、山頂にそびえ立つ樹齢60g0年以上の楠の大木、郷土の詩人伊東静雄の詩碑があります。毎年4月には昭和27年から続く「諫早つつじ祭り」が開催され、公園を埋めるように咲き乱れるつつじの様子を一目見ようと、市内だけでなく県外からも多くの観光客が訪れます。

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生月島の西部の海岸線に巨大な柱上の岩が広がる、塩俵の断崖。高さ最大約20mの五~七角形の玄武岩の石柱群が、南北約500mに渡って整然と立ち並びます。1000~600万年前にこの地で起きた大規模な火山活動によりできた溶岩台地の上に松浦玄武岩の層を形成し、波の浸食を受けてこのような大規模な海食崖が発達しました。断崖に広がる石柱群は「柱状節理」と呼ばれ、溶岩流が冷えて固まるさいに垂直方向に割れ、五~七角形の断面を作ることで形成されたと考えられています。その神秘的な景観から「県指定天然記念物」や「長崎県新観光百選」に選定されています。南端の展望所から海岸線を見下ろすと、多角形の断面が蜂の巣状に並ぶ様子を間近で観察できます。

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佐世保市吉井町を流れる佐々川の美しい景観を生かして整備された、ポットホール公園。佐々川の川岸に500mに渡って作られたこの公園は、大小600個余りあるポットホール群にちなんで「ポットホール公園」と名づけられ、1991年にオープンしました。ポットホールとは河床の岩石などにできた円筒状の穴のことをいい、岩の割れ目などに小石が入り込み、長い年月をかけて水の流れで岩を削ることで現在の形になりました。公園内には「さざなみ岩」や「千枚屏風岩」などのユニークな名称の岩が複数あり、さまざまな表情の岩が観察できます。整備された2つの遊歩道をゆっくり散歩するのも良し、岩の上を歩いて冒険するのも良しな自然を楽しめるスポットです。

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生月島の西海岸部に沿って約10km続く、生月サンセットウェイ。水平線を眺めながら走れる絶好のドライブルートで、自動車メーカー各社のCMや映画のロケ地としても有名です。平戸本島から生月大橋を渡り、生月島に入ってすぐ左に曲がると生月サンセットウェイのはじまり。本来は農業用に整備された道路ですが、晴れた日の夕方には周りがすべて黄金色に染まる素晴らしい夕日が見えることから、その名がつけられました。信号が一つもないサンセットウェイは、海側を見るとどこまでも広がる東シナ海の水平線が続く青い海、山側を見ると険しい断崖が続き、自然の雄大な光景を堪能できます。途中にある牛の放牧地や鷹が巣を作る「鷹ノ巣トンネル」も必見です。

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平戸瀬戸を望む高台に位置する、田平天主堂。正式には「カトリック田平教会」といい、所在地にちなんで「瀬戸山天主堂」とも呼ばれています。1915年から3年かけて建設されたロマネスク様式の教会で、明治から昭和初期にかけて長崎県を中心に多くのカトリック教会を手がけた教会堂棟梁・鉄川与助の代表作です。2003年には国の重要文化財にも指定されました。異国情緒漂う赤レンガ造りの外観が特徴で、聖堂内側壁の色鮮やかなステンドグラスはまるで絵画のようです。教会の北側にはキリシタン墓地が広がり、南には司祭館や信徒会館があります。司祭館をはじめ、門柱・石段・石垣などが当時のまま残り、周辺の歴史的環境も良い状態で保存されています。

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長崎屈指の冬の風物詩、長崎ランタンフェスティバル。もともとは、長崎新地中華街で中国の旧正月を祝う春節祭が開かれており、1994年から規模を拡大したことで、現在のような長崎の冬を代表するイベントへと発展しました。期間中は、市内中心部の各会場に約15,000個のランタンと龍や動物などのオブジェが飾られ、幻想的で色彩豊かな光景が広がります。ランタンの色について、眼鏡橋周辺は黄色、中華街は桃色と会場によって異なり、散策しながらお気に入りを見つけるのも楽しみの一つ。そのほかにも、皇帝・皇后の御輿を中心に総勢約150名が豪華な中国衣装をまとって行進する「皇帝パレード」や中華スイーツなどの屋台もあり、見どころたくさんのお祭りです。

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長崎県のおすすめ情報

Information

グルメ

長崎ちゃんぽん

長崎ちゃんぽん

野菜やかまぼこなど具だくさんで視覚から食欲をそそられる麺料理。豚骨ベースのスープと中太麺は食べごたえ抜群です。

佐世保バーガー

佐世保バーガー

戦後の米軍駐留から歴史が始まったご当地バーガー。独自性・地産地消といった基準をクリアした認定店が、市内に約25店あります。

トルコライス

トルコライス

ナポリタン、ポークカツ、ピラフが一皿に盛られた、長崎のご当地グルメ。店ごとのこだわりの味を堪能しましょう。

皿うどん

皿うどん

パリパリ麺に野菜や魚介・肉などのあんかけをかけ、ウスターソースで好みの味に調節していただくのが地元流の楽しみ方です。

五島うどん

五島うどん

讃岐うどん・稲庭うどんと並び「日本三大うどん」の一つ。細麺ながら強いコシがあるのが特徴です。

レモンステーキ

レモンステーキ

日本人の口に合うように、アレンジされた佐世保発祥の鉄板料理。レモンの効いた和風ソースが食欲をそそります。

大村寿司

大村寿司

起源は室町時代と言われる、大村に伝わる伝統料理。具だくさんな押し寿司で、地元ではお祝いの席や花見などに欠かせない一品です。

カステラ

カステラ

ポルトガル由来のお菓子を和菓子風にアレンジしたものとされています。長崎県の銘菓として広く知られています。

ハトシ

ハトシ

食パンに海老のすり身を挟んで揚げたもの。サクサク、プリっとした食感が絶妙で、おかずにもおやつにも出される地元グルメです。

かんざらし

かんざらし

白玉粉で作った団子を冷やし、特製シロップをかけて食べるご当地スイーツ。冷やす過程に、清らかな湧き水を使うのがポイントです。

長崎旅行の天気と服装

Weather & Clothes
  • 1〜3月
  • 4〜6月
  • 7〜9月
  • 10〜12月
1〜3月の天気と気温表
平均気温 気候と服装 季節のイベント
1月 7.4℃ 対馬海流のおかげで暖かい長崎ですが冬の夜は5度以下もあるので防寒対策は万全に。寒さがやわらぐ3月でも最低気温は10度以下です。山間部ではさらに一段階気温が下がり、氷点下のことも。 のもざき水仙まつり、カキまつり、ヘトマト
2月 9.2℃ 雲仙灯りの花ぼうろ、島原城下ひなめぐり、五島椿まつり
3月 13.6℃ おおむら花まつり、観櫻火宴、肥前えむかえ繭玉まつり
4〜6月の天気と気温表
平均気温 気候と服装 季節のイベント
4月 16.9℃ 日中は20度前後で過ごしやすい反面、4月は寒暖差が大きいので重ね着で調節しましょう。黄砂やPM2.5に備えてマスクも準備を。6月は暑くなるので薄着が必要。梅雨なので折り畳み傘も常備しましょう。 諫早つつじ祭り、出島オラニエ・フェスティバル、NAGASAKI護国神社の庭フェス
5月 19.7℃ 三川内焼窯元はまぜん祭り、雪浦ウィーク、平戸海道渡海人祭
6月 23.7℃ SASEBO JAM FESTIVAL、五島長崎国際トライアスロン大会、花菖蒲まつり
7〜9月の天気と気温表
平均気温 気候と服装 季節のイベント
7月 28℃ 7月上旬までの梅雨を抜けると急激に暑くなり、軽装に加えて日焼け対策・熱中症対策が必要です。夕立も多いので折り畳み傘があると安心。9月も暑いですが朝夕に備えて上着は準備しましょう。 ながさきみなとまつり、諫早万灯川まつり、郷ノ浦祇園山笠
8月 29.2℃ おおむら夏越まつり、五島列島夕やけマラソン大会、させぼJAZZ
9月 26.7℃ 鬼木棚田まつり、土谷棚田火祭り、さいかい丼フェア
10〜12月の天気と気温表
平均気温 気候と服装 季節のイベント
10月 19.8℃ 日により温度差があり暑くても涼しくても対応できるようにしましょう。とくに11月は日中は20度を超え夜は5度以下の日も。12月中旬以降は本格的な冬支度をして観光するようにしましょう。 長崎くんち、YOSAKOIさせぼ祭り、松浦水軍まつり
11月 15.1℃ 丸山華まつり、みそ五郎まつり、長崎五島ツーデーマーチ
12月 10.2℃ いさはや灯りファンタジア、島原ウィンターナイトファンタジア、住吉神社奉賛会「壱岐大大神楽」奉納

長崎県の現地情報ブログ

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【私の好きな日本遺産】国際交流の拠点でありながら、国防の要。国境の島をなす「壱岐・対馬・五島」

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