旅に役立つ情報満載佐賀県観光ガイド

唐津城唐津城
七ツ釜七ツ釜
九年庵九年庵

古くから大陸や半島との交流が深い佐賀県では美しい自然と歴史、伝統文化が融合しています。陶磁器発祥の地として知られ、伊万里や有田では陶芸体験や窯元めぐりが楽しめます。唐津には七ツ釜や虹の松原、日本三大朝市の一つである呼子朝市など観光スポットが点在しています。

佐賀県の観光マップ

Area Map

季節のおすすめランキング

Ranking

佐賀の春は、花と田園風景が堪能できるスポットがおすすめです。馬場の山桜は樹齢120年の桜の名所で、周辺の菜の花畑とコラボした景色は絶景。御船山楽園は広大な庭園があり、季節の花々が咲き乱れます

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馬場の山桜

馬場の山桜

樹齢120年と推定される、市指定天然記念物の山桜。周辺の菜の花畑とのコントラストも美しく、まさに春の絶景スポットです。

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御船山楽園

御船山楽園

広大な庭園を持つ武雄領主の別邸跡、御船山楽園。国登録記念物にも登録された15万坪の敷地には、季節ごとに美しい花々が咲き誇ります。

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浜野浦の棚田

浜野浦の棚田

玄海町の小さな入り江に面した浜野浦地区。海岸から駆け上がる斜面を、幾重にも連なる棚田が覆っています。

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小城公園

小城公園

小城藩主によって作られた名庭園、小城公園。「日本さくら名所100選」「日本の歴史公園100選」にも選出された、桜の名所です。

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唐津城

唐津城

別名「舞鶴城」とも呼ばれる唐津城。桜と藤の名所としても知られ、春には美しい花々が城を彩ります。

夏の佐賀は、海辺の絶景スポットが人気です。七ツ釜の奇岩や虹の松原の雄大な松林は、自然の造形美を感じられる場所。いろは島の島々の景観も魅力の一つです。

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七ツ釜

七ツ釜

玄武岩が荒波に浸食されてできた天然記念物、七ツ釜。その名の通り7つの洞窟が並ぶ景勝地は、自然の驚異を感じさせてくれます。

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虹の松原

虹の松原

唐津湾の海浜に続く、日本三大松原の一つ「虹の松原」。約4.5kmにわたって約100万本ものクロマツが群生する光景は圧巻です。

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いろは島

いろは島

波静かな伊万里湾に浮かぶ、大小48もの島々からなるいろは島。弘法大師ゆかりの地としても知られ、その美しさは古くから人々を魅了してきました。

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波戸岬

波戸岬

東松浦半島に突き出た小さな岬、波戸岬。「日本渚百選」「玄海国定公園」「恋人の聖地プロジェクト・サテライト」にも認定された景勝地です。

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見帰りの滝

見帰りの滝

日本の滝百選にも選ばれた、唐津市の見帰りの滝。九州一と言われる豪快な滝と、約40,000株ものアジサイが織りなす風景は圧巻です。

秋の佐賀は、紅葉や花火など、色鮮やかな風物詩があります。九年庵の別荘庭園では紅葉が楽しめ、佐賀バルーンフェスタでは空一面を彩るバルーンの景色が見どころです。

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九年庵

九年庵

明治時代につくられた佐賀の実業家伊丹弥太郎の別荘と庭園。9年の時を経て築かれた園内は、モミジなどの樹木で彩られています。

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佐賀バルーンフェスタ

佐賀バルーンフェスタ

100機以上のバルーンが空を彩るアジア最大級のイベント。美しい風景とカラフルな空を楽しめます。

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環境芸術の森

環境芸術の森

40年もの時をかけて築かれた「もみじの森」は、秋には1万本ものもみじが色づきます。2つの散策コースで自然を満喫できます。

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唐津くんち

唐津くんち

国指定重要無形民俗文化財に指定された、唐津神社の秋季例大祭「唐津くんち」。五穀豊穣に感謝する、江戸時代から続く伝統行事です。

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干潟よか公園シチメンソウ

干潟よか公園シチメンソウ

有明海を真っ赤に染める鮮やかな景色。独特の棒状の葉や潮の影響を受ける生育環境が特徴で、有明海の風物詩として知られています。

冬の佐賀では、海や夜景などの独特の景観が目を引きます。大魚神社の潮位によって現れ隠れする海中鳥居は不思議な光景。朝日山展望台からは夜景が一望でき、吉野ケ里光の響のイベントでは幻想的な光の演出が楽しめます。

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大魚神社の海中鳥居

大魚神社の海中鳥居

日本最大級の海中鳥居。満潮時は水に浮かび、干潮時は下を通れる神秘的な光景で、佐賀県遺産にも認定された絶景スポットです。

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朝日山展望台の夜景

朝日山展望台の夜景

懐中電灯片手に進むと、視界が開けベンチに腰掛けて夜景を堪能できます。日中は千眼堂吊り橋の景色も楽しめるおすすめの場所です。

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吉野ケ里光の響

吉野ケ里光の響

弥生時代の集落を光と炎で照らし出す幻想的なイベント。数千のキャンドルが並ぶ光景は圧巻で、炎が光る熱気球の夜間係留も必見です。

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武雄温泉

武雄温泉

1300年の歴史を持つ名湯、武雄温泉。肌になじみしっとりする湯質から美人の湯とも呼ばれています。

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有田ポーセリンパーク

有田ポーセリンパーク

有田焼の魅力を伝える酒・器のテーマパーク。バロック建築を再現した宮殿や体験工房、酒蔵など、一日中楽しめる施設です。

佐賀県のおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • 有田

    有田

    西松浦郡

    有田は、長崎県との県境に接する佐賀県の西部に位置する町です。2006年3月に、焼き物の町「有田町」と農業の町「西有田町」が合併し、現在の有田町が誕生しました。日本の伝統工芸品のひとつ、有田焼の産地としても知られています。17世紀初頭に泉山で陶石が発見され、この地で日本初の磁器が焼かれました。以降は磁器生産が発展・本格化し、「有田千軒」と称される町並みが構築されました。磁器で繁栄を極めたこの町並みは、今なお歴史的価値がある建物が数多く残り、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。土地の約7割は森林や山岳で、四季折々で表情が変わる棚田が美しいあらぎ島、町を分断するように流れる有田川など風光明媚な場所です。

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  • 伊万里

    伊万里

    伊万里市

    佐賀市から西に約50km離れた、佐賀県西部に位置する伊万里。「古伊万里」と呼ばれる焼き物の積み出し港として栄え、現在でも「古伊万里文化」が随所に息づく町です。「秘窯の里」と呼ばれる大川内山には30軒の窯元があり、江戸時代から続く高品質の磁器「鍋島」の伝統を現代に受け継いでいます。市内には、陶器の歴史や文化が学べる資料館やギャラリーなどの施設も充実。焼き物以外にもフルーツの里として知られており、伊万里梨をはじめ、ぶどう・りんご・きんかんなどの四季折々のフルーツが楽しめます。最高級の黒毛和牛「伊万里牛」も伊万里を代表する特産物で、市内の焼き肉店やレストランでは、由緒ある品評会で多くの賞に輝いた伊万里牛を堪能できます。

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  • 唐津

    唐津

    唐津市

    古代より、唐などの大陸への玄関口として繁栄してきた唐津。明治時代以降は石炭の積み出し港として栄え、当時の面影を残す「唐津城」は、町のシンボル的存在です。約400年も前から伝わる唐津神社の大祭「唐津くんち」では、町を巡行する14台の曳山が最大の見どころ。祭りの開催期間外でも、曳山展示場でその豪華絢爛な美術工芸品を間近に鑑賞できます。そのほか、唐津藩の御用窯として発展した唐津焼など多彩な文化が息づく一方、豊かな自然を感じられるスポットも市内に点在。日本三大松原の一つに数えられる「虹の松原」をはじめ、桜やツツジの名所として知られる鏡山や、「日本の棚田百選」にも選ばれている浜野浦の棚田など、見どころ満載の場所です。

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  • 唐津くんち

    唐津くんち

    唐津市

    唐津くんちは、唐津神社の秋季例大祭です。国指定重要無形民俗文化財・佐賀県重要有形文化財であり、2016年にはユネスコの無形文化遺産に登録されました。初日の宵曳山は、各町が御旅所神幸に向けて出発し、獅子や兜、鯛などの14台の曳山が合流して唐津神社を目指します。提灯に照らされた14台の豪華な曳山はどれも美しく、幻想的です。2日目の御旅所神幸は「神田かぶかぶ獅子」が唐津神社に奉納された後、14台の曳山が御旅所である西の浜へ向かいます。旧城下町を巡行しながら御旅所への曳き込み・曳き出しは、唐津くんち一番の見どころです。最終日の翌日祭は、曳子の掛け声と観客の声援を浴びながら、曳山が曳き納められ幕を閉じます。期間中は50万もの人が訪れる、唐津最大の行事です。

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  • 呼子

    呼子

    唐津市

    唐津市に位置する呼子は、古くから捕鯨の基地として繁栄してきました。現在は「日本三大朝市」の一つに数えられる「呼子の朝市」が有名で、新鮮な魚介類を求める大勢の人々で賑わいます。大正時代から続く朝市は、約200mの通りに50軒近い露店が立ち並び、イカの活造りをはじめ呼子名物のイカグルメが人気です。全長728mの呼子大橋は、呼子のシンボル的存在。ハープを並べたような姿が美しいこの橋は「新さが百景」に選ばれています。橋を渡ると、玄界灘が一望できる「風の見える丘公園」や松浦佐用姫伝説が残る「田島神社」があり、自然やロマンを感じられます。そのほか、神秘の洞窟「七ツ釜」探索や、海中散歩できる遊覧船もあり、グルメも観光も楽しめる町です。

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  • 嬉野

    嬉野

    嬉野市

    佐賀県の南西部に位置する、嬉野。2006年に旧嬉野町と旧塩田町が合併し、現在の嬉野市が誕生しました。嬉野町にある嬉野温泉は、お茶・温泉・陶磁器が有名な西九州最大級の温泉街。嬉野川を中心に、旅館やホテルが点在しています。「日本三大美肌湯」の一つにも数えられており、九州屈指の名泉です。塩田町は、かつて長崎から砂糖を運んでいた長崎街道「シュガーロード」の塩田宿があった宿場町でした。町内には、当時の名残を感じられる伝統菓子「逸口香」を作る老舗菓子店もあります。塩田町は水陸交通の要衝でもあり、塩田川河港として栄えた古い町並みは、往時の面影がしのばれます。なかでも「塩田津」は重要伝統的建造物群保存地区に選ばれており、日本遺産にも認定されています。

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  • 鳥栖

    鳥栖

    鳥栖市

    佐賀県の東端に位置する、鳥栖。プロサッカークラブ「サガン鳥栖」のホームタウンとしても知られています。地名は、字の通り「鳥の栖(すみか)」という意味があり、肥前風土記によると、かつてこの地域に住んでいた人々が鳥小屋を作り、雑鳥を朝廷に献上したことから名づけられたといわれています。江戸時代は宿場町や売薬産業で繁栄し、現在は九州の各方面からアクセスしやすい陸路交通の要衝としても賑わいを見せています。売薬の町として栄えた鳥栖ならではの「中冨記念くすり博物館」や、鳥栖の美しい町並みやきれいな夜景が望める「朝日山公園」、約170店舗が入る「鳥栖プレミアム・アウトレット」などがあり、観光もショッピングも楽しめる町です。

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  • 吉野ケ里遺跡

    吉野ケ里遺跡

    神埼郡

    脊振山地南麓から平野部へ伸びた帯状の段丘に位置する、日本最大規模の遺跡・吉野ヶ里遺跡。神埼市と神埼郡吉野ヶ里町にまたがり、全長2.5kmの壕に囲まれた弥生時代の遺跡です。これまでに、弥生時代全時期の集落・高床倉庫群跡・3,000基以上のかめ棺墓・王の墓などが発掘されており、弥生時代の変遷や日本の歴史を紐解く上で歴史的価値の高い資料や情報が収集されています。中国大陸や朝鮮半島との交流や伝来した文化なども出土品から判明し、貴重な遺跡として国の特別史跡に指定されています。隣接している吉野ヶ里歴史公園では、物見やぐら・竪穴住居・高床倉庫などが復元されており、当時の文化生活の体験や出土品の見学など、弥生時代の雰囲気を味わえます。

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  • 虹の松原

    虹の松原

    唐津市

    佐賀県北部に位置し、玄界灘に面した唐津湾の海岸線に広がる、虹の松原。全長約4.5km・幅約500mに渡ってクロマツが群生し、その数は約100万本といわれています。約400年前、初代唐津藩主の寺沢広高が、潮風から田畑を守るために植林を命じたのが発端とされています。静岡・三保の松原、福井・気比の松原とともに「日本三大松原」の一つに数えられ、国の特別名勝です。虹の松原には、昔から語り継がれる七不思議がある場所としても知られています。観光では、南側に位置する標高284mの鏡山から白砂青松の美しい景観を一望できるほか、「マツのトンネル」のような延々と続く松林を楽しむドライブ、林内の散策や森林浴、夏になると海水浴も楽しめます。

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  • 武雄御船山楽園

    武雄御船山楽園

    武雄市

    標高210mの御船山西麓に広がる、御船山楽園。武雄領主・鍋島茂義が、1845年に完成させた別邸の跡地です。15万坪を誇る大庭園で、2010年には国の登録記念物に指定されました。3月下旬には、2,000本の桜が咲き誇り、4月中旬から5月上旬にかけては、藤・シャクナゲ・ツツジが園内を彩ります。なかでも20万本のツツジが赤・白・ピンクと一面を色彩豊かに染める姿は見事な景観で、中国の山水画のような御船山の断崖とのコントラストを楽しめます。夏は、デジタルアートと自然が織り成す幻想的な世界を体感できます。秋は、御船山を借景に赤・オレンジ・黄と色とりどりの紅葉が広がり、冬は椿が見ごろを迎えるなど、一年を通して四季を存分に感じられる場所です。

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  • 大隈重信旧宅

    大隈重信旧宅

    佐賀市

    大隈重信旧宅は、第8・17代首相、尊皇攘夷派志士、早稲田大学の創設者として活躍した大隈重信侯の生家です。茅葺屋根の平屋と一部が二階建ての瓦葺屋根の家屋は、天保以前の武家屋敷の面影を残した貴重な建物で、1965年に国の史跡に指定されました。庭園には、重信侯を敬愛し第2次大隈内閣で宮内大臣を務めた政治家・波多野敬直が筆をとった「大隈重信公誕生地」の記念碑や「大隈重信候之像」が建っています。1838年に重信侯が生誕し八太郎時代を過ごした家庭と、その遺徳をしのべる貴重な遺跡です。敷地内には、重信侯誕生125年を記念して建てられた「大隈重信記念館」もあり、重信侯に関する貴重な資料の展示や、功績などを紹介しています。

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  • 鳥栖プレミアム・アウトレット

    鳥栖プレミアム・アウトレット

    鳥栖市

    鳥栖プレミアム・アウトレットは、アメリカ・カリフォルニア州南部の町をイメージして建てられたアウトレットセンターです。白壁や温かみを感じる暖色系の屋根、タイル模様、そびえ立つヤシの木が美しく、明るい陽光と爽やかな雰囲気が似合うスパニッシュ・コロニアルスタイルの外観が特徴。日本にいながらにして異国情緒を感じられる造りです。ファッションをはじめ、生活雑貨・化粧品・キッズ用品・食品など、国内外問わずさまざまなジャンルの有名ブランドが約170店舗軒を連ね、一日中アウトレットショッピングを満喫できます。フードコート・レストラン・カフェなどもあり、飲食施設も充実。ショッピング、飲食ともに楽しめる九州を代表するアウトレット施設です。

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  • 鳥栖ベリーフォレスト

    鳥栖ベリーフォレスト

    鳥栖市

    いちご狩りが楽しめる観光農園、鳥栖ベリーフォレスト。摘んでそのまま食べられるほどの安心・安全をモットーにした、減農薬・減化学肥料栽培が特徴です。佐賀県の主力品種「さがほのか」や15~16度の糖度を誇る「星の煌めき」、佐賀の新たな品種「いちごさん」など、人気ブランドの食べ比べが可能。園内には最新カーテンが導入されているため日陰で快適に収穫できるほか、最新の多段式高設栽培でその都度しゃがむことなく立ったまま簡単に採れるのも魅力です。施設内はバリアフリーで、車椅子の方でもいちご狩りを楽しめます。ジャム作りや持ち帰りできるプランもあり、子どもから年配の方まで3世代揃って気軽にいちご狩りを満喫できる農園です。

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  • 大浦の棚田

    大浦の棚田

    唐津市

    耕地面積35.4haの広さを誇り、大浦岡・大浦浜・満越の3集落にまたがる、大浦の棚田。全盛期には1,200枚を超える棚田があり、現在でも約1,000枚が残っています。これらの棚田は鎌倉時代から江戸時代にかけて先人が営々と築いてきたもので、米の生産はもちろん、洪水・土砂崩壊の防止や農作業体験、美しい景観の保持など多面的な機能があります。かつて弘法大師がこの地の美しさに筆を投げたといわれる「いろは島」を背景に、眼下には伊万里湾が広がる大浦の棚田は絶景そのもので、「日本の棚田百選」にも認定されています。豊かな自然を望みながら歩くウォーキングコースとしても、フォトスポットとしても人気の場所です。

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  • 武雄の大楠

    武雄の大楠

    武雄市

    樹齢3000年以上を誇り、市の天然記念物に指定されている、武雄の大楠。縁結びスポット「夫婦檜」でも知られる武雄市内最古の神社、武雄神社の御神木です。神社の本殿裏にある竹林に囲まれた小道を抜けると、その大きな姿が眼前に現れます。大楠は、樹高30m・幹回り20m・枝張りは東西に30mと南北に33mの巨大さを誇り、日本の巨木ランキングでは第7位にランクしています。象の足のような樹根はごつごつした樹皮に覆われ、地表近くの中央には穴が開いており、広さ12畳ほどの空洞に天神が祀られています。悠々と地に根を張った力強い姿は、思わず息をのんでしまうような威厳があり、圧倒的な存在感を放っています。

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  • 武雄市図書館

    武雄市図書館

    武雄市

    武雄市図書館は、従来の堅苦しい図書館のイメージを覆すような、新しいスタイルの図書館として注目を集めています。「市民の生活をより豊かにする図書館」をコンセプトに、市ではなく民間会社が運営しています。本を読むだけでなく、本や雑誌、雑貨の購入も可能で、多様なワークショップや講座も行われています。2階まで続く広々としたスペースに約25万冊の書物を有し、ゆったりとした空間で読書を楽しめるほか、九州の素材で作ったパンケーキが食べられるカフェも併設しています。隣接している「武雄市こども図書館」では、靴を脱げるスペースや隠れ家のような部屋もあり、子どもが読書に集中できる環境が整っています。おはなし会も毎日開催しており、家族連れに人気の図書館です。

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  • 馬場の山桜

    馬場の山桜

    武雄市

    馬場の山桜は、なだらかな小高い山の上にそびえ立つ一本桜で、武雄市内の桜の名所として知られています。樹齢は120年と推定されており、市の天然記念物に指定されています。市内に存在する山桜としては最大で、樹高約12m・根周り3.1m・枝張りは東西に約18mと南北に約13m・根周り3.1mの大きさを誇ります。農道の開通で日の目を浴びるようになった山桜で、周辺にはみかん畑が広がります。3月下旬から4月上旬にかけて、淡いピンクのつぼみから白に近い色合いの花を咲かせ、訪れる人々を魅了します。同時期には丘一面に咲き誇る菜の花も見ごろを迎え、桜と菜の花が見事に調和する春にしか出会えない絶景が見られます。

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  • 飛龍窯

    飛龍窯

    武雄市

    武雄は「陶芸の里」として知られ、その拠点として作られた世界最大の登り窯、飛龍窯。武雄の陶磁器発祥の地である武内町黒牟田地区に位置する「竹古場キルンの森公園」のなかにあります。飛龍窯は4つの房から構成され、一つの房は高さ3.4m・幅3.8m・奥行き8.9mで、大型バス1台と同等の規模です。全長は23mで、一度に約12万個の湯飲みを焼ける大きさを誇ります。園内には、電気ろくろ・電気窯・ガス窯などを備えた工房や、貸し出し可能な登り窯もあります。ろくろ・てびねり・絵つけ・はにわ作りなどができる体験コースもあり、陶芸教室も開かれています。工房内の展示室では、飛龍窯で焼きあげた展示作品も鑑賞できます。

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  • 宝当神社

    宝当神社

    唐津市

    玄界灘に浮かぶ離島にある神社で、約450年前に海賊から島を守った野崎隠岐守綱吉を祀っています。綱吉が32歳の若さで亡くなった際、島民が祠を建立して島の大権現として祀ったのが始まりです。明治時代になり製塩業で島が栄えると、島民は綱吉への感謝のしるしとして「寶當神社」と記した鳥居を奉納。これにより宝当神社と呼ばれるようになり、島民に親しまれてきました。近年では、縁起の良い名前にあやかり、宝くじ当せんの祈願に訪れる人が増えています。実際に参拝者の中から宝くじの高額当選者が相次ぎ、「宝くじが当たる神社」としてメディアにも多く取り上げられるようになりました。境内では当せんを報告する多くの手紙も紹介されています。現在は全国各地から年間20万人が参拝に訪れています。

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  • 佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」

    佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」

    武雄市

    九州最大規模の自然科学系博物館で、参加や体験を通して幅広い世代が科学を楽しく学べる施設です。常設展示は3つのゾーンで構成され、「宇宙発見ゾーン」では月面歩行の疑似体験や宇宙飛行士の訓練体験、地球の不思議を体感できる「地球発見ゾーン」では1本のロープを自転車に乗って渡るスペースサイクリング、「佐賀発見ゾーン」では佐賀の自然の魅力を紹介しています。2023年3月にリニューアルしたプラネタリウム(200名収容)では、自然に近いリアルな星空を再現。天文台では大型望遠鏡で月や惑星、太陽を観察でき、天気の良い土曜日の夜には「天体観望会」も開催されています。

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  • 肥前夢街道

    肥前夢街道

    嬉野市

    九州にある唯一の忍者体験型テーマパークで、忍者の武器や戦術を体験できる施設です。忍者村には江戸の街並みが再現されており、大人も子どもも忍者服をレンタルして園内を散策できます。鉄製の手裏剣投げや昔ながらの射的、スリル満点のカラクリ屋敷やお化け屋敷など、老若男女楽しめるエリアが盛り沢山。忍者屋敷では忍者ショーが毎日開催されており、迫力のある演技やアクションを鑑賞できるほか、小学生以下の子どもは、土・日・祝日限定で忍術を楽しく学べる人気イベント「キッズ忍者アカデミー」にも参加可能です(予約制)。忍者の道具や衣装などを展示した施設もあり、観光客や家族連れに人気の観光スポットとなっています。

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  • 呼子の朝市

    呼子の朝市

    唐津市

    石川県の輪島、岐阜県の高山と並ぶ「日本三大朝市」のひとつで、呼子の朝の名物です。その歴史は古く、江戸時代に鯨肉や鮮魚と農家が作る農産物を物々交換していたことから始まり、大正時代から朝市として開かれたといわれています。朝市通りは50軒近い露店が約200mにかけて出店。店先にはとれたての魚介類や魚の干物、地元の野菜や花、呼子名物のイカなどが販売され、毎日朝早くから観光客や地元の買い物客で賑わいます。中でも新鮮なイカを使ったグルメが人気です。元気な売り声で市を活気づける店主たちとの触れ合いを楽しみに訪れる客も多く、朝市の魅力のひとつとなっています。

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  • 呼子大橋

    呼子大橋

    唐津市

    呼子と加部島を結ぶ全長728mの海上橋で、このうち加部島側の494mが斜張橋です。ハープのような弧を張る姿が美しく、1998年の「新さが百景」にも選ばれました。1989年に開通し、今では呼子のシンボルといわれています。緩くカーブした橋を渡りながら、その全景を眺められます。青い海と青い空を一望できる呼子の絶景スポットとして観光客に人気があり、夕暮れ時には夕日が沈む海を背景にひときわ美しいシルエットを堪能できると評判です。呼子大橋の眼下には弁天島にかかる全長220mの弁天遊歩橋が整備されており、呼子大橋を見上げながらこの遊歩橋を歩くと、さらに違った角度から壮大な景観を楽しめます。

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  • 七ツ釜

    七ツ釜

    唐津市

    玄武岩が玄界灘の荒波に侵食されてできた海食洞で、国の天然記念物に指定されています。海面から高さ約40mの断崖絶壁に7つの大きな洞窟が並んでいることから、このように名づけられました。岩肌に見られる柱のような規則正しい割れ目は「柱状節理」といい、溶岩が冷え固まるさいに発生します。中央にある最大の海食洞は間口が3m、高さが3m、奥行きが110mもあり、波が静かになる満潮時には遊覧船で中に入れます。南端にある2か所の洞窟は貫通して石門となっています。七ツ釜の上部は草原で、展望台や遊歩道があり、多くの観光客が訪れます。近辺には釣り人に人気のフィッシングポイントもあります。

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  • 九年庵

    九年庵

    神埼市

    佐賀の大実業家、伊丹文衛門と伊丹弥太郎親子が明治時代に築いた別邸と庭園です。庭園が1900年から9年もの歳月を費やして作られたことから、この名前がつきました。庭園に先立ち1892年に完成した別邸は、野趣に富んだ数寄屋建築です。筑紫平野と有明海を借景とする庭園は、1995年に国の名勝に指定されました。庭園の面積は6,800平方メートルで、植生するモミジは100本を超え、庭一面には約40種の苔類が広がります。毎年春の新緑と秋の紅葉の時期に一般公開され、多くの観光客で賑わいます。春にはすべての植物が緑一色に染まり、秋にはモミジの赤と苔の緑とのコントラストが美しく、どちらの季節に訪れても来場者の目を楽しませてくれる絶景スポットです。

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  • 有明海

    有明海

    藤津郡

    有明海は巨大な内海の地形で、佐賀、福岡、長崎、熊本の4県に囲まれています。潮が引いた時と満ちた時の干満の差が日本一大きいことで知られ、その差は6〜7mに達することもあります。干潮時に現れる「干潟(ひがた)」の面積も日本最大で、全国の干潟の約4割を占めます。干潮時には海岸線から5km沖まで広がる広大な干潟が出現します。有明海には112本もの河川が流れ込み、その水は豊富な栄養分を含んでいます。肥沃な干潟には、干潟のアイドルとして人気のムツゴロウや有明海のエイリアンと呼ばれるワラスボなど、有明海特有の多様な生物が生息しています。絶滅危惧種を含む多くの渡り鳥にとって重要な渡りの中継地でもあります。

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  • 清水の滝

    清水の滝

    小城市

    全国名水百選に選ばれた清水川の上流にある迫力満点の滝で、高さ75m、幅13mの清流が垂直に流れ落ち、「珠簾(たますだれ)の滝」とも呼ばれています。滝の傍らには、肥前国主の病気平癒を祈願して滝に打たれて凍死した藩士を称えた碑が立っており、この碑が建立された1787年ごろから、滝の水で心身を清める「滝みそぎ」が広まったといわれています。清水の滝は古くから観世音菩薩信仰の滝として有名で、滝壺の近くにある清水観音宝地院は滝みそぎの霊場としても人気です。滝の付近には名物の鯉料理を味わえる料亭が軒を連ねており、清水川の名水にさらされた鯉を堪能できます。夏季には避暑を目的に訪れる人々で賑わい、小城の奥座敷として評判です。 

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  • 黒髪山

    黒髪山

    西松浦郡

    武雄市と有田町の市町境にある標高516mの黒髪山は、奇岩・巨岩がそびえ立つ独特の景観が魅力です。青螺山の南麓との間に位置する断崖絶壁の奇岩は雌岩と呼ばれ、雌岩から眺める雄岩は迫力満点。山頂である天童岩に到達するにはロープを使って登る難関ポイントもありますが、天童岩からは360度を見渡せる大パノラマの絶景が広がります。鎌倉時代から明治になるまで山伏が修行した霊山でもあり、人に荒らされることがなかったため、珍しい植物が豊富です。国の天然記念物に指定されているカネコシダのほか、クロカミランなどの黒髪山周辺でしか見られない固有種もあります。1983年には「21世紀に残したい日本の自然百選」に選ばれました。

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  • 三重津海軍所跡

    三重津海軍所跡

    佐賀市

    三重津海軍所は幕末に佐賀藩の洋式海軍が拠点としていた施設で、海軍教育や洋式船の修理・建造などを行っていました。日本初の実用蒸気船「凌風丸」もここで建造されました。2015年7月に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として世界遺産に登録されています。発掘調査により、洋式船を修理するための施設だったドライドックの遺構が見つかりました。これは現存する日本のドライドックの中で最も古いものです。跡地は「佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館」と佐野記念公園として整備されており、三重津海軍所関連の遺構は保存のため地中に埋められています。歴史館では、ドライドックの一部を原寸大模型で再現した展示や、大型スクリーンの迫力ある4K映像を楽しめます。

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  • 祐徳稲荷神社

    祐徳稲荷神社

    鹿島市

    京都の伏見稲荷大社、茨城の笠間稲荷神社とともに「日本三大稲荷」に数えられている神社です。年間の参拝者は300万人に達し、九州では福岡の太宰府天満宮の次に多い人数を誇ります。創建は1687年。鹿島藩主鍋島直朝の夫人、花山院萬子媛がお輿入れの際、朝廷の勅願所であった稲荷大神の分霊を勧請したもので、衣食住の守護神として厚く信仰されています。楼門や神楽殿、本殿などの主要な建物は総漆塗りで、豪華で鮮やかな装飾から、「九州の日光東照宮」を意味する「鎮西日光(ちんぜいにっこう)」とも呼ばれています。四季折々の境内の風景も美しく、春には桜、秋には紅葉を楽しめます。外苑である東山公園はツツジの名所として有名です。

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  • 多久聖廟

    多久聖廟

    多久市

    多久聖廟は儒学の祖である孔子を祀る孔子廟で1708年、多久4代領主の多久茂文により、領民に「敬」の心を育てる目的で建てられました。廟内には「聖龕(せいがん)」と呼ばれる八角形の厨子の中に孔子像が納められています。現存する聖廟としては、栃木の足利学校、岡山の閑谷学校に次いで古い建物です。建物の彫刻のモチーフには、孔子にちなんだ聖獣や中国で古くから吉とされる動植物が使われました。聖廟と聖龕は国の重要文化財にも指定されています。毎年春と秋に創建以来300年以上続けられている伝統行事「釈菜(せきさい)」が開催されます。式典では雅楽が演奏される中、孔子とその弟子4人の像に供え物を捧げます。孔子は学問の神様としても知られており、年末から年始にかけて多くの受験生が合格祈願に訪れます。

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  • 干潟よか公園「シチメンソウの里」

    干潟よか公園「シチメンソウの里」

    佐賀市

    有明海に臨む東与賀海岸にある干潟よか公園の近くに、高さ20〜40cmのヒユ科の一年草「シチメンソウ」の群生地があります。絶滅危惧種に指定されているシチメンソウは、漢字で書くと「七面草」。葉っぱがこん棒状に枝分かれして伸びた独特の形をしており、干潮時には陸地となり満潮時には海水に浸るような環境で生育する貴重な「塩生植物(塩水に耐える植物)」です。生長の過程で色の変化がみられるのがシチメンソウの特徴で、晩秋には鮮やかな紅紫色となり、東与賀海岸を美しく真っ赤に染め上げます。その様子は「海の紅葉」とも呼ばれ、有明海の風物詩として知られています。この時期には「シチメンソウまつり」も開催されます。

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  • 筑後川昇開橋

    筑後川昇開橋

    佐賀市

    1935年に旧国鉄佐賀線の鉄道橋として開通した昇開式可動橋です。九州最大の河川である筑後川をまたいで、佐賀と福岡を結びます。竣工当時は「東洋一の可動式鉄橋」と呼ばれ、話題になりました。現存する昇開式可動橋としては日本最古のものです。昇開橋の全長は507mで、2つの鉄塔にはさまれた中央の可動橋部分が23mの高さまで上昇し、大型船を通します。有明海の干満差が大きいため筑後川の水面が一定ではなく、建設は困難を極めたといわれています。現在は歩道橋として一般に開放されており、夜間にはライトアップも行われています。2003年に国の重要文化財に指定され、2007年に日本機械学会より機械遺産に認定されました。

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  • 風の見える丘公園

    風の見える丘公園

    唐津市

    呼子大橋で九州本土とつながる島「加部島」にある公園で、1990年に設置されました。小高い丘の上にあり、心地よい風を感じながら絶景を楽しめるスポットとして有名です。公園からは北に玄界灘、南に呼子大橋を一望できる圧巻の景色が広がり、年間約6万人の観光客が訪れています。公園内の設備は老朽化のため2013年末からリニューアル工事が行われました。現在はプロペラ型の風力発電機「風流鯨(かぜながすくじら)」が導入されているほか、展望室には風力エネルギーを紹介するコーナーや地元の観光スポットを紹介するコーナーが設けられています。公園の周辺では四季折々の花を鑑賞でき、ドライブの途中で休憩に立ち寄るのにぴったりな施設です。

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  • 加部島

    加部島

    唐津市

    唐津市にある呼子港の沖約500mの津市にある8つの島の中で唯一、橋が架かっているため、車でアクセスできるという魅力があります。加部島には、絶景を求めて多くの観光客が訪れる「風の見える丘公園」や、九州でも最も古い神社のひとつといわれている「田島神社」、有名な悲恋物語の「松浦佐用姫伝説」に登場する佐用姫が祀られている「佐用姫神社」、広大な敷地で牛たちがのんびり過ごす光景に癒される「杉ノ原放牧場」など、魅力的な観光スポットがたくさんあります。有機質肥料で栽培された特産品の甘夏みかんも人気です。

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  • 波戸岬

    波戸岬

    唐津市

    東松浦半島に突き出た小さな岬で、九州本土の最西北端に位置します。「日本渚百選」に選ばれ、玄海国定公園に指定、「恋人の聖地サテライト」の認定を受けており、大きなハートのオブジェが設置されています。波戸岬の陸地と桟橋でつながる海中展望塔(高さ20m、直径10m)は2024年4月にリニューアルオープン。水深7mの海中展望室からは24個の窓越しに自然のままの海中の様子を観察でき、美しい熱帯魚も見られます。また、デジタル技術により周辺で見られる魚を室内に映し出し、海底世界の没入感を楽しめるようになりました。展望塔の海上デッキからは玄界灘の島々を見渡せます。波戸岬の名物は「サザエのつぼ焼き」で、目の前で焼いてくれる採れたてのサザエを堪能できます。

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  • 浜野浦の棚田

    浜野浦の棚田

    東松浦郡

    浜野浦海岸に流れ込む浜野浦川によって形成された浸食谷に築かれた棚田です。海岸から駆け上がる階段のように、大小283枚の田んぼが斜面を幾重にも連なって、面積11.5haの棚田を形成しています。戦国・江戸時代から受け継がれてきた畦畔(けいはん)は石積み。1999年に「日本棚田百選」に選ばれています。観光のベストシーズンは田植えの時期で、夕暮れ時になると海面と水田がオレンジ色に染まり、畦道が幾何学的模様を描き出して、幻想的な風景が広がります。時刻や天候、季節によって様々な表情を見せ、訪れる人の目を楽しませています。2007年には「恋人の聖地」にも認定され、モニュメント(エターナルロック)が設置されました。

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  • いろは島

    いろは島

    唐津市

    いろは島は波が穏やかな伊万里湾に点在する大小48ほどの島々の総称で、玄海国定公園に指定されています。その昔、あまりの絶景に空海禅師(弘法大師)が筆を投げたと伝えられる景勝地で、いろは48文字にちなんでこのように名付けられたといわれています。実際の島の数は不明で、島は長崎県松浦市に属しています。島山島以外の島には渡れません。高台に設置されたいろは島展望台からは、いろは島を取り巻くリアス式海岸を一望できます。いろは島を背景に広がる大浦の棚田も絶景で、1999年に「日本棚田百選」に選ばれました。国民宿舎「いろは島」付近には宿泊型自然体験施設「ふれあい自然塾ひぜん」があり、シーカヤックなどが楽しめます。

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  • 見帰りの滝

    見帰りの滝

    唐津市

    九州一といわれる落差100mを誇る名爆です。轟音がとどろく力強い滝は見応えがあり、「日本の滝百選」にも選ばれました。5〜9月の夜間には滝のライトアップも行われます。花の町・相知を代表する景勝地で、滝の周辺は、春には桜、夏には深緑、秋には紅葉が美しく、四季折々の風情を感じさせます。中でもあじさいの名所として有名で、例年見頃を迎える6月上旬から下旬にかけて「あじさいまつり」が開催されます。ブルーやピンク、紫など色とりどりのあじさいは町民により植えられました。50種約4万株ものあじさいと豪快な滝の共演を目当てに県内外から訪れる多くの観光客で賑わいます。滝周辺は公園として整備されており、さまざまな角度から滝を楽しめます。

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  • 竜門峡

    竜門峡

    西松浦郡

    黒髪山県立自然公園の中にあり、竜門ダムの上流に位置する深い森に包まれた渓谷です。黒髪山まで遊歩道が整備されており、ありのままの自然を堪能しながら山歩きを楽しめます。一帯には巨石や奇石がそそり立ち、岩窟もあり、多くの珍しい植物が生息しています。古くから霊場としても知られており、神秘的な雰囲気が漂う場所です。安山岩からなる青螺山、流紋岩からなる黒髪山の西斜面を水源としており、渓谷を流れる水は、国の「名水百選」「水源の森百選」にも選ばれるほど清らかです。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉が美しく、四季折々の渓谷美を楽しめます。近くにキャンプ場やバンガローもあり、気軽に豊かな自然を満喫できる人気スポットです。

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  • 有田ポーセリンパーク

    有田ポーセリンパーク

    西松浦郡

    17世紀以降にヨーロッパの王候貴族を魅了し、世界の陶磁器に影響を与えた有田焼をテーマにした施設です。シンボルは、有田町の姉妹都市であるドイツ・ドレスデンのツヴィンガー宮殿を忠実に再現した建物。宮殿内部には幕末から明治期にかけての第二次輸出期の作品が展示されています。1870年代のウィーン万博に展示された大花瓶(182cm)も見られます。有田焼の体験工房では、下絵付け、手びねり、ろくろの体験を受け付けています。工房の奥にある登り窯は、陶祖・李三平が有田で初めて磁器を焼いたといわれている天狗谷古窯を再現したものです。園内には広大なバロック庭園が広がり、四季折々の花々を眺めながらゆっくりとくつろげます。

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  • 太良の海苔棚

    太良の海苔棚

    藤津郡

    太良町は佐賀県の最南端に位置する自然豊かな町で、ほぼどこからでも有明海を望めます。9月になると有明海では海苔の養殖に使われる支柱の立て込みが始まります。10月中旬には、海苔の種が付いたカキ殻を吊るした網が張られ、海には様々な色の網がじゅうたんのように広がります。11月中旬から収穫が始まり、網や支柱が撤去され海苔養殖が終わるのは3月末ごろです。多くの河川が流入する有明海は、適度な濃さの海水で栄養分が豊かです。また日本一の干満差により海水と太陽の光を交互にたっぷりと吸収するため、海苔づくりに最適な環境です。有明海の栄養分をふんだんに含んだ太良町の海苔は、ビタミンとミネラルを豊富に含み、自然の恵みを堪能できます。

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  • 海中鳥居

    海中鳥居

    藤津郡

    太良町栄町の有明海にたたずむ海中鳥居3基は、大魚神社の第二の鳥居です。約300年前、満潮になると海の中に沈む沖ノ島に置き去りにされた代官が、自分を助けてくれた大魚(ナミノウオ)の名を取って大魚神社を建て、海中に鳥居も建てたといわれています。30年ごとに建て替える習わしは今も受け継がれています。干満差が日本一大きい有明海の特性から、満潮時には鳥居が海に浮かんでいるように見え、干潮時には鳥居の下にある海中道路が姿を表します。海中道路は太良町の漁業に不可欠な作業用道路で、とくに冬場の海苔の養殖時期になると重要な役割を果たします。2021年には、「海中鳥居を照らす月」が「日本百名月」に認定されました。

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  • 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ

    佐賀インターナショナルバルーンフェスタ

    佐賀市

    毎年10月下旬から11月上旬にかけて開催されるアジア最大級の熱気球の国際大会で、世界各国から100機を超える熱気球が参加します。熱戦の舞台となる佐賀平野は、熱気球の離着陸に十分なスペースと安定した気流、様々な向きの風の層があり、バルーンの大会に理想的な土地。メインイベントのバルーン競技は早朝と夕方に行われ、カラフルなバルーンが一斉に浮かび上がる姿に圧倒されます。ほかにも、かわいらしい動物や人気キャラクターが巨大なバルーンになって登場する「バルーンファンタジア」や、夜の暗闇の中、河川敷一面に広がったバルーンがバーナーの赤い炎に照らされ幻想的な風景を演出する「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン(夜間係留)」など人気イベントが盛りだくさんです。

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有田は、長崎県との県境に接する佐賀県の西部に位置する町です。2006年3月に、焼き物の町「有田町」と農業の町「西有田町」が合併し、現在の有田町が誕生しました。日本の伝統工芸品のひとつ、有田焼の産地としても知られています。17世紀初頭に泉山で陶石が発見され、この地で日本初の磁器が焼かれました。以降は磁器生産が発展・本格化し、「有田千軒」と称される町並みが構築されました。磁器で繁栄を極めたこの町並みは、今なお歴史的価値がある建物が数多く残り、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。土地の約7割は森林や山岳で、四季折々で表情が変わる棚田が美しいあらぎ島、町を分断するように流れる有田川など風光明媚な場所です。

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佐賀市から西に約50km離れた、佐賀県西部に位置する伊万里。「古伊万里」と呼ばれる焼き物の積み出し港として栄え、現在でも「古伊万里文化」が随所に息づく町です。「秘窯の里」と呼ばれる大川内山には30軒の窯元があり、江戸時代から続く高品質の磁器「鍋島」の伝統を現代に受け継いでいます。市内には、陶器の歴史や文化が学べる資料館やギャラリーなどの施設も充実。焼き物以外にもフルーツの里として知られており、伊万里梨をはじめ、ぶどう・りんご・きんかんなどの四季折々のフルーツが楽しめます。最高級の黒毛和牛「伊万里牛」も伊万里を代表する特産物で、市内の焼き肉店やレストランでは、由緒ある品評会で多くの賞に輝いた伊万里牛を堪能できます。

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古代より、唐などの大陸への玄関口として繁栄してきた唐津。明治時代以降は石炭の積み出し港として栄え、当時の面影を残す「唐津城」は、町のシンボル的存在です。約400年も前から伝わる唐津神社の大祭「唐津くんち」では、町を巡行する14台の曳山が最大の見どころ。祭りの開催期間外でも、曳山展示場でその豪華絢爛な美術工芸品を間近に鑑賞できます。そのほか、唐津藩の御用窯として発展した唐津焼など多彩な文化が息づく一方、豊かな自然を感じられるスポットも市内に点在。日本三大松原の一つに数えられる「虹の松原」をはじめ、桜やツツジの名所として知られる鏡山や、「日本の棚田百選」にも選ばれている浜野浦の棚田など、見どころ満載の場所です。

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唐津くんちは、唐津神社の秋季例大祭です。国指定重要無形民俗文化財・佐賀県重要有形文化財であり、2016年にはユネスコの無形文化遺産に登録されました。初日の宵曳山は、各町が御旅所神幸に向けて出発し、獅子や兜、鯛などの14台の曳山が合流して唐津神社を目指します。提灯に照らされた14台の豪華な曳山はどれも美しく、幻想的です。2日目の御旅所神幸は「神田かぶかぶ獅子」が唐津神社に奉納された後、14台の曳山が御旅所である西の浜へ向かいます。旧城下町を巡行しながら御旅所への曳き込み・曳き出しは、唐津くんち一番の見どころです。最終日の翌日祭は、曳子の掛け声と観客の声援を浴びながら、曳山が曳き納められ幕を閉じます。期間中は50万もの人が訪れる、唐津最大の行事です。

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唐津市に位置する呼子は、古くから捕鯨の基地として繁栄してきました。現在は「日本三大朝市」の一つに数えられる「呼子の朝市」が有名で、新鮮な魚介類を求める大勢の人々で賑わいます。大正時代から続く朝市は、約200mの通りに50軒近い露店が立ち並び、イカの活造りをはじめ呼子名物のイカグルメが人気です。全長728mの呼子大橋は、呼子のシンボル的存在。ハープを並べたような姿が美しいこの橋は「新さが百景」に選ばれています。橋を渡ると、玄界灘が一望できる「風の見える丘公園」や松浦佐用姫伝説が残る「田島神社」があり、自然やロマンを感じられます。そのほか、神秘の洞窟「七ツ釜」探索や、海中散歩できる遊覧船もあり、グルメも観光も楽しめる町です。

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佐賀県の南西部に位置する、嬉野。2006年に旧嬉野町と旧塩田町が合併し、現在の嬉野市が誕生しました。嬉野町にある嬉野温泉は、お茶・温泉・陶磁器が有名な西九州最大級の温泉街。嬉野川を中心に、旅館やホテルが点在しています。「日本三大美肌湯」の一つにも数えられており、九州屈指の名泉です。塩田町は、かつて長崎から砂糖を運んでいた長崎街道「シュガーロード」の塩田宿があった宿場町でした。町内には、当時の名残を感じられる伝統菓子「逸口香」を作る老舗菓子店もあります。塩田町は水陸交通の要衝でもあり、塩田川河港として栄えた古い町並みは、往時の面影がしのばれます。なかでも「塩田津」は重要伝統的建造物群保存地区に選ばれており、日本遺産にも認定されています。

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佐賀県の東端に位置する、鳥栖。プロサッカークラブ「サガン鳥栖」のホームタウンとしても知られています。地名は、字の通り「鳥の栖(すみか)」という意味があり、肥前風土記によると、かつてこの地域に住んでいた人々が鳥小屋を作り、雑鳥を朝廷に献上したことから名づけられたといわれています。江戸時代は宿場町や売薬産業で繁栄し、現在は九州の各方面からアクセスしやすい陸路交通の要衝としても賑わいを見せています。売薬の町として栄えた鳥栖ならではの「中冨記念くすり博物館」や、鳥栖の美しい町並みやきれいな夜景が望める「朝日山公園」、約170店舗が入る「鳥栖プレミアム・アウトレット」などがあり、観光もショッピングも楽しめる町です。

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脊振山地南麓から平野部へ伸びた帯状の段丘に位置する、日本最大規模の遺跡・吉野ヶ里遺跡。神埼市と神埼郡吉野ヶ里町にまたがり、全長2.5kmの壕に囲まれた弥生時代の遺跡です。これまでに、弥生時代全時期の集落・高床倉庫群跡・3,000基以上のかめ棺墓・王の墓などが発掘されており、弥生時代の変遷や日本の歴史を紐解く上で歴史的価値の高い資料や情報が収集されています。中国大陸や朝鮮半島との交流や伝来した文化なども出土品から判明し、貴重な遺跡として国の特別史跡に指定されています。隣接している吉野ヶ里歴史公園では、物見やぐら・竪穴住居・高床倉庫などが復元されており、当時の文化生活の体験や出土品の見学など、弥生時代の雰囲気を味わえます。

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佐賀県北部に位置し、玄界灘に面した唐津湾の海岸線に広がる、虹の松原。全長約4.5km・幅約500mに渡ってクロマツが群生し、その数は約100万本といわれています。約400年前、初代唐津藩主の寺沢広高が、潮風から田畑を守るために植林を命じたのが発端とされています。静岡・三保の松原、福井・気比の松原とともに「日本三大松原」の一つに数えられ、国の特別名勝です。虹の松原には、昔から語り継がれる七不思議がある場所としても知られています。観光では、南側に位置する標高284mの鏡山から白砂青松の美しい景観を一望できるほか、「マツのトンネル」のような延々と続く松林を楽しむドライブ、林内の散策や森林浴、夏になると海水浴も楽しめます。

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標高210mの御船山西麓に広がる、御船山楽園。武雄領主・鍋島茂義が、1845年に完成させた別邸の跡地です。15万坪を誇る大庭園で、2010年には国の登録記念物に指定されました。3月下旬には、2,000本の桜が咲き誇り、4月中旬から5月上旬にかけては、藤・シャクナゲ・ツツジが園内を彩ります。なかでも20万本のツツジが赤・白・ピンクと一面を色彩豊かに染める姿は見事な景観で、中国の山水画のような御船山の断崖とのコントラストを楽しめます。夏は、デジタルアートと自然が織り成す幻想的な世界を体感できます。秋は、御船山を借景に赤・オレンジ・黄と色とりどりの紅葉が広がり、冬は椿が見ごろを迎えるなど、一年を通して四季を存分に感じられる場所です。

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大隈重信旧宅は、第8・17代首相、尊皇攘夷派志士、早稲田大学の創設者として活躍した大隈重信侯の生家です。茅葺屋根の平屋と一部が二階建ての瓦葺屋根の家屋は、天保以前の武家屋敷の面影を残した貴重な建物で、1965年に国の史跡に指定されました。庭園には、重信侯を敬愛し第2次大隈内閣で宮内大臣を務めた政治家・波多野敬直が筆をとった「大隈重信公誕生地」の記念碑や「大隈重信候之像」が建っています。1838年に重信侯が生誕し八太郎時代を過ごした家庭と、その遺徳をしのべる貴重な遺跡です。敷地内には、重信侯誕生125年を記念して建てられた「大隈重信記念館」もあり、重信侯に関する貴重な資料の展示や、功績などを紹介しています。

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鳥栖プレミアム・アウトレットは、アメリカ・カリフォルニア州南部の町をイメージして建てられたアウトレットセンターです。白壁や温かみを感じる暖色系の屋根、タイル模様、そびえ立つヤシの木が美しく、明るい陽光と爽やかな雰囲気が似合うスパニッシュ・コロニアルスタイルの外観が特徴。日本にいながらにして異国情緒を感じられる造りです。ファッションをはじめ、生活雑貨・化粧品・キッズ用品・食品など、国内外問わずさまざまなジャンルの有名ブランドが約170店舗軒を連ね、一日中アウトレットショッピングを満喫できます。フードコート・レストラン・カフェなどもあり、飲食施設も充実。ショッピング、飲食ともに楽しめる九州を代表するアウトレット施設です。

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いちご狩りが楽しめる観光農園、鳥栖ベリーフォレスト。摘んでそのまま食べられるほどの安心・安全をモットーにした、減農薬・減化学肥料栽培が特徴です。佐賀県の主力品種「さがほのか」や15~16度の糖度を誇る「星の煌めき」、佐賀の新たな品種「いちごさん」など、人気ブランドの食べ比べが可能。園内には最新カーテンが導入されているため日陰で快適に収穫できるほか、最新の多段式高設栽培でその都度しゃがむことなく立ったまま簡単に採れるのも魅力です。施設内はバリアフリーで、車椅子の方でもいちご狩りを楽しめます。ジャム作りや持ち帰りできるプランもあり、子どもから年配の方まで3世代揃って気軽にいちご狩りを満喫できる農園です。

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耕地面積35.4haの広さを誇り、大浦岡・大浦浜・満越の3集落にまたがる、大浦の棚田。全盛期には1,200枚を超える棚田があり、現在でも約1,000枚が残っています。これらの棚田は鎌倉時代から江戸時代にかけて先人が営々と築いてきたもので、米の生産はもちろん、洪水・土砂崩壊の防止や農作業体験、美しい景観の保持など多面的な機能があります。かつて弘法大師がこの地の美しさに筆を投げたといわれる「いろは島」を背景に、眼下には伊万里湾が広がる大浦の棚田は絶景そのもので、「日本の棚田百選」にも認定されています。豊かな自然を望みながら歩くウォーキングコースとしても、フォトスポットとしても人気の場所です。

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樹齢3000年以上を誇り、市の天然記念物に指定されている、武雄の大楠。縁結びスポット「夫婦檜」でも知られる武雄市内最古の神社、武雄神社の御神木です。神社の本殿裏にある竹林に囲まれた小道を抜けると、その大きな姿が眼前に現れます。大楠は、樹高30m・幹回り20m・枝張りは東西に30mと南北に33mの巨大さを誇り、日本の巨木ランキングでは第7位にランクしています。象の足のような樹根はごつごつした樹皮に覆われ、地表近くの中央には穴が開いており、広さ12畳ほどの空洞に天神が祀られています。悠々と地に根を張った力強い姿は、思わず息をのんでしまうような威厳があり、圧倒的な存在感を放っています。

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武雄市図書館は、従来の堅苦しい図書館のイメージを覆すような、新しいスタイルの図書館として注目を集めています。「市民の生活をより豊かにする図書館」をコンセプトに、市ではなく民間会社が運営しています。本を読むだけでなく、本や雑誌、雑貨の購入も可能で、多様なワークショップや講座も行われています。2階まで続く広々としたスペースに約25万冊の書物を有し、ゆったりとした空間で読書を楽しめるほか、九州の素材で作ったパンケーキが食べられるカフェも併設しています。隣接している「武雄市こども図書館」では、靴を脱げるスペースや隠れ家のような部屋もあり、子どもが読書に集中できる環境が整っています。おはなし会も毎日開催しており、家族連れに人気の図書館です。

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馬場の山桜は、なだらかな小高い山の上にそびえ立つ一本桜で、武雄市内の桜の名所として知られています。樹齢は120年と推定されており、市の天然記念物に指定されています。市内に存在する山桜としては最大で、樹高約12m・根周り3.1m・枝張りは東西に約18mと南北に約13m・根周り3.1mの大きさを誇ります。農道の開通で日の目を浴びるようになった山桜で、周辺にはみかん畑が広がります。3月下旬から4月上旬にかけて、淡いピンクのつぼみから白に近い色合いの花を咲かせ、訪れる人々を魅了します。同時期には丘一面に咲き誇る菜の花も見ごろを迎え、桜と菜の花が見事に調和する春にしか出会えない絶景が見られます。

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武雄は「陶芸の里」として知られ、その拠点として作られた世界最大の登り窯、飛龍窯。武雄の陶磁器発祥の地である武内町黒牟田地区に位置する「竹古場キルンの森公園」のなかにあります。飛龍窯は4つの房から構成され、一つの房は高さ3.4m・幅3.8m・奥行き8.9mで、大型バス1台と同等の規模です。全長は23mで、一度に約12万個の湯飲みを焼ける大きさを誇ります。園内には、電気ろくろ・電気窯・ガス窯などを備えた工房や、貸し出し可能な登り窯もあります。ろくろ・てびねり・絵つけ・はにわ作りなどができる体験コースもあり、陶芸教室も開かれています。工房内の展示室では、飛龍窯で焼きあげた展示作品も鑑賞できます。

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玄界灘に浮かぶ離島にある神社で、約450年前に海賊から島を守った野崎隠岐守綱吉を祀っています。綱吉が32歳の若さで亡くなった際、島民が祠を建立して島の大権現として祀ったのが始まりです。明治時代になり製塩業で島が栄えると、島民は綱吉への感謝のしるしとして「寶當神社」と記した鳥居を奉納。これにより宝当神社と呼ばれるようになり、島民に親しまれてきました。近年では、縁起の良い名前にあやかり、宝くじ当せんの祈願に訪れる人が増えています。実際に参拝者の中から宝くじの高額当選者が相次ぎ、「宝くじが当たる神社」としてメディアにも多く取り上げられるようになりました。境内では当せんを報告する多くの手紙も紹介されています。現在は全国各地から年間20万人が参拝に訪れています。

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九州最大規模の自然科学系博物館で、参加や体験を通して幅広い世代が科学を楽しく学べる施設です。常設展示は3つのゾーンで構成され、「宇宙発見ゾーン」では月面歩行の疑似体験や宇宙飛行士の訓練体験、地球の不思議を体感できる「地球発見ゾーン」では1本のロープを自転車に乗って渡るスペースサイクリング、「佐賀発見ゾーン」では佐賀の自然の魅力を紹介しています。2023年3月にリニューアルしたプラネタリウム(200名収容)では、自然に近いリアルな星空を再現。天文台では大型望遠鏡で月や惑星、太陽を観察でき、天気の良い土曜日の夜には「天体観望会」も開催されています。

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九州にある唯一の忍者体験型テーマパークで、忍者の武器や戦術を体験できる施設です。忍者村には江戸の街並みが再現されており、大人も子どもも忍者服をレンタルして園内を散策できます。鉄製の手裏剣投げや昔ながらの射的、スリル満点のカラクリ屋敷やお化け屋敷など、老若男女楽しめるエリアが盛り沢山。忍者屋敷では忍者ショーが毎日開催されており、迫力のある演技やアクションを鑑賞できるほか、小学生以下の子どもは、土・日・祝日限定で忍術を楽しく学べる人気イベント「キッズ忍者アカデミー」にも参加可能です(予約制)。忍者の道具や衣装などを展示した施設もあり、観光客や家族連れに人気の観光スポットとなっています。

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石川県の輪島、岐阜県の高山と並ぶ「日本三大朝市」のひとつで、呼子の朝の名物です。その歴史は古く、江戸時代に鯨肉や鮮魚と農家が作る農産物を物々交換していたことから始まり、大正時代から朝市として開かれたといわれています。朝市通りは50軒近い露店が約200mにかけて出店。店先にはとれたての魚介類や魚の干物、地元の野菜や花、呼子名物のイカなどが販売され、毎日朝早くから観光客や地元の買い物客で賑わいます。中でも新鮮なイカを使ったグルメが人気です。元気な売り声で市を活気づける店主たちとの触れ合いを楽しみに訪れる客も多く、朝市の魅力のひとつとなっています。

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呼子と加部島を結ぶ全長728mの海上橋で、このうち加部島側の494mが斜張橋です。ハープのような弧を張る姿が美しく、1998年の「新さが百景」にも選ばれました。1989年に開通し、今では呼子のシンボルといわれています。緩くカーブした橋を渡りながら、その全景を眺められます。青い海と青い空を一望できる呼子の絶景スポットとして観光客に人気があり、夕暮れ時には夕日が沈む海を背景にひときわ美しいシルエットを堪能できると評判です。呼子大橋の眼下には弁天島にかかる全長220mの弁天遊歩橋が整備されており、呼子大橋を見上げながらこの遊歩橋を歩くと、さらに違った角度から壮大な景観を楽しめます。

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玄武岩が玄界灘の荒波に侵食されてできた海食洞で、国の天然記念物に指定されています。海面から高さ約40mの断崖絶壁に7つの大きな洞窟が並んでいることから、このように名づけられました。岩肌に見られる柱のような規則正しい割れ目は「柱状節理」といい、溶岩が冷え固まるさいに発生します。中央にある最大の海食洞は間口が3m、高さが3m、奥行きが110mもあり、波が静かになる満潮時には遊覧船で中に入れます。南端にある2か所の洞窟は貫通して石門となっています。七ツ釜の上部は草原で、展望台や遊歩道があり、多くの観光客が訪れます。近辺には釣り人に人気のフィッシングポイントもあります。

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佐賀の大実業家、伊丹文衛門と伊丹弥太郎親子が明治時代に築いた別邸と庭園です。庭園が1900年から9年もの歳月を費やして作られたことから、この名前がつきました。庭園に先立ち1892年に完成した別邸は、野趣に富んだ数寄屋建築です。筑紫平野と有明海を借景とする庭園は、1995年に国の名勝に指定されました。庭園の面積は6,800平方メートルで、植生するモミジは100本を超え、庭一面には約40種の苔類が広がります。毎年春の新緑と秋の紅葉の時期に一般公開され、多くの観光客で賑わいます。春にはすべての植物が緑一色に染まり、秋にはモミジの赤と苔の緑とのコントラストが美しく、どちらの季節に訪れても来場者の目を楽しませてくれる絶景スポットです。

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有明海は巨大な内海の地形で、佐賀、福岡、長崎、熊本の4県に囲まれています。潮が引いた時と満ちた時の干満の差が日本一大きいことで知られ、その差は6〜7mに達することもあります。干潮時に現れる「干潟(ひがた)」の面積も日本最大で、全国の干潟の約4割を占めます。干潮時には海岸線から5km沖まで広がる広大な干潟が出現します。有明海には112本もの河川が流れ込み、その水は豊富な栄養分を含んでいます。肥沃な干潟には、干潟のアイドルとして人気のムツゴロウや有明海のエイリアンと呼ばれるワラスボなど、有明海特有の多様な生物が生息しています。絶滅危惧種を含む多くの渡り鳥にとって重要な渡りの中継地でもあります。

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全国名水百選に選ばれた清水川の上流にある迫力満点の滝で、高さ75m、幅13mの清流が垂直に流れ落ち、「珠簾(たますだれ)の滝」とも呼ばれています。滝の傍らには、肥前国主の病気平癒を祈願して滝に打たれて凍死した藩士を称えた碑が立っており、この碑が建立された1787年ごろから、滝の水で心身を清める「滝みそぎ」が広まったといわれています。清水の滝は古くから観世音菩薩信仰の滝として有名で、滝壺の近くにある清水観音宝地院は滝みそぎの霊場としても人気です。滝の付近には名物の鯉料理を味わえる料亭が軒を連ねており、清水川の名水にさらされた鯉を堪能できます。夏季には避暑を目的に訪れる人々で賑わい、小城の奥座敷として評判です。 

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武雄市と有田町の市町境にある標高516mの黒髪山は、奇岩・巨岩がそびえ立つ独特の景観が魅力です。青螺山の南麓との間に位置する断崖絶壁の奇岩は雌岩と呼ばれ、雌岩から眺める雄岩は迫力満点。山頂である天童岩に到達するにはロープを使って登る難関ポイントもありますが、天童岩からは360度を見渡せる大パノラマの絶景が広がります。鎌倉時代から明治になるまで山伏が修行した霊山でもあり、人に荒らされることがなかったため、珍しい植物が豊富です。国の天然記念物に指定されているカネコシダのほか、クロカミランなどの黒髪山周辺でしか見られない固有種もあります。1983年には「21世紀に残したい日本の自然百選」に選ばれました。

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三重津海軍所は幕末に佐賀藩の洋式海軍が拠点としていた施設で、海軍教育や洋式船の修理・建造などを行っていました。日本初の実用蒸気船「凌風丸」もここで建造されました。2015年7月に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として世界遺産に登録されています。発掘調査により、洋式船を修理するための施設だったドライドックの遺構が見つかりました。これは現存する日本のドライドックの中で最も古いものです。跡地は「佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館」と佐野記念公園として整備されており、三重津海軍所関連の遺構は保存のため地中に埋められています。歴史館では、ドライドックの一部を原寸大模型で再現した展示や、大型スクリーンの迫力ある4K映像を楽しめます。

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京都の伏見稲荷大社、茨城の笠間稲荷神社とともに「日本三大稲荷」に数えられている神社です。年間の参拝者は300万人に達し、九州では福岡の太宰府天満宮の次に多い人数を誇ります。創建は1687年。鹿島藩主鍋島直朝の夫人、花山院萬子媛がお輿入れの際、朝廷の勅願所であった稲荷大神の分霊を勧請したもので、衣食住の守護神として厚く信仰されています。楼門や神楽殿、本殿などの主要な建物は総漆塗りで、豪華で鮮やかな装飾から、「九州の日光東照宮」を意味する「鎮西日光(ちんぜいにっこう)」とも呼ばれています。四季折々の境内の風景も美しく、春には桜、秋には紅葉を楽しめます。外苑である東山公園はツツジの名所として有名です。

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多久聖廟は儒学の祖である孔子を祀る孔子廟で1708年、多久4代領主の多久茂文により、領民に「敬」の心を育てる目的で建てられました。廟内には「聖龕(せいがん)」と呼ばれる八角形の厨子の中に孔子像が納められています。現存する聖廟としては、栃木の足利学校、岡山の閑谷学校に次いで古い建物です。建物の彫刻のモチーフには、孔子にちなんだ聖獣や中国で古くから吉とされる動植物が使われました。聖廟と聖龕は国の重要文化財にも指定されています。毎年春と秋に創建以来300年以上続けられている伝統行事「釈菜(せきさい)」が開催されます。式典では雅楽が演奏される中、孔子とその弟子4人の像に供え物を捧げます。孔子は学問の神様としても知られており、年末から年始にかけて多くの受験生が合格祈願に訪れます。

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有明海に臨む東与賀海岸にある干潟よか公園の近くに、高さ20〜40cmのヒユ科の一年草「シチメンソウ」の群生地があります。絶滅危惧種に指定されているシチメンソウは、漢字で書くと「七面草」。葉っぱがこん棒状に枝分かれして伸びた独特の形をしており、干潮時には陸地となり満潮時には海水に浸るような環境で生育する貴重な「塩生植物(塩水に耐える植物)」です。生長の過程で色の変化がみられるのがシチメンソウの特徴で、晩秋には鮮やかな紅紫色となり、東与賀海岸を美しく真っ赤に染め上げます。その様子は「海の紅葉」とも呼ばれ、有明海の風物詩として知られています。この時期には「シチメンソウまつり」も開催されます。

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1935年に旧国鉄佐賀線の鉄道橋として開通した昇開式可動橋です。九州最大の河川である筑後川をまたいで、佐賀と福岡を結びます。竣工当時は「東洋一の可動式鉄橋」と呼ばれ、話題になりました。現存する昇開式可動橋としては日本最古のものです。昇開橋の全長は507mで、2つの鉄塔にはさまれた中央の可動橋部分が23mの高さまで上昇し、大型船を通します。有明海の干満差が大きいため筑後川の水面が一定ではなく、建設は困難を極めたといわれています。現在は歩道橋として一般に開放されており、夜間にはライトアップも行われています。2003年に国の重要文化財に指定され、2007年に日本機械学会より機械遺産に認定されました。

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呼子大橋で九州本土とつながる島「加部島」にある公園で、1990年に設置されました。小高い丘の上にあり、心地よい風を感じながら絶景を楽しめるスポットとして有名です。公園からは北に玄界灘、南に呼子大橋を一望できる圧巻の景色が広がり、年間約6万人の観光客が訪れています。公園内の設備は老朽化のため2013年末からリニューアル工事が行われました。現在はプロペラ型の風力発電機「風流鯨(かぜながすくじら)」が導入されているほか、展望室には風力エネルギーを紹介するコーナーや地元の観光スポットを紹介するコーナーが設けられています。公園の周辺では四季折々の花を鑑賞でき、ドライブの途中で休憩に立ち寄るのにぴったりな施設です。

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唐津市にある呼子港の沖約500mの津市にある8つの島の中で唯一、橋が架かっているため、車でアクセスできるという魅力があります。加部島には、絶景を求めて多くの観光客が訪れる「風の見える丘公園」や、九州でも最も古い神社のひとつといわれている「田島神社」、有名な悲恋物語の「松浦佐用姫伝説」に登場する佐用姫が祀られている「佐用姫神社」、広大な敷地で牛たちがのんびり過ごす光景に癒される「杉ノ原放牧場」など、魅力的な観光スポットがたくさんあります。有機質肥料で栽培された特産品の甘夏みかんも人気です。

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東松浦半島に突き出た小さな岬で、九州本土の最西北端に位置します。「日本渚百選」に選ばれ、玄海国定公園に指定、「恋人の聖地サテライト」の認定を受けており、大きなハートのオブジェが設置されています。波戸岬の陸地と桟橋でつながる海中展望塔(高さ20m、直径10m)は2024年4月にリニューアルオープン。水深7mの海中展望室からは24個の窓越しに自然のままの海中の様子を観察でき、美しい熱帯魚も見られます。また、デジタル技術により周辺で見られる魚を室内に映し出し、海底世界の没入感を楽しめるようになりました。展望塔の海上デッキからは玄界灘の島々を見渡せます。波戸岬の名物は「サザエのつぼ焼き」で、目の前で焼いてくれる採れたてのサザエを堪能できます。

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浜野浦海岸に流れ込む浜野浦川によって形成された浸食谷に築かれた棚田です。海岸から駆け上がる階段のように、大小283枚の田んぼが斜面を幾重にも連なって、面積11.5haの棚田を形成しています。戦国・江戸時代から受け継がれてきた畦畔(けいはん)は石積み。1999年に「日本棚田百選」に選ばれています。観光のベストシーズンは田植えの時期で、夕暮れ時になると海面と水田がオレンジ色に染まり、畦道が幾何学的模様を描き出して、幻想的な風景が広がります。時刻や天候、季節によって様々な表情を見せ、訪れる人の目を楽しませています。2007年には「恋人の聖地」にも認定され、モニュメント(エターナルロック)が設置されました。

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いろは島は波が穏やかな伊万里湾に点在する大小48ほどの島々の総称で、玄海国定公園に指定されています。その昔、あまりの絶景に空海禅師(弘法大師)が筆を投げたと伝えられる景勝地で、いろは48文字にちなんでこのように名付けられたといわれています。実際の島の数は不明で、島は長崎県松浦市に属しています。島山島以外の島には渡れません。高台に設置されたいろは島展望台からは、いろは島を取り巻くリアス式海岸を一望できます。いろは島を背景に広がる大浦の棚田も絶景で、1999年に「日本棚田百選」に選ばれました。国民宿舎「いろは島」付近には宿泊型自然体験施設「ふれあい自然塾ひぜん」があり、シーカヤックなどが楽しめます。

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九州一といわれる落差100mを誇る名爆です。轟音がとどろく力強い滝は見応えがあり、「日本の滝百選」にも選ばれました。5〜9月の夜間には滝のライトアップも行われます。花の町・相知を代表する景勝地で、滝の周辺は、春には桜、夏には深緑、秋には紅葉が美しく、四季折々の風情を感じさせます。中でもあじさいの名所として有名で、例年見頃を迎える6月上旬から下旬にかけて「あじさいまつり」が開催されます。ブルーやピンク、紫など色とりどりのあじさいは町民により植えられました。50種約4万株ものあじさいと豪快な滝の共演を目当てに県内外から訪れる多くの観光客で賑わいます。滝周辺は公園として整備されており、さまざまな角度から滝を楽しめます。

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黒髪山県立自然公園の中にあり、竜門ダムの上流に位置する深い森に包まれた渓谷です。黒髪山まで遊歩道が整備されており、ありのままの自然を堪能しながら山歩きを楽しめます。一帯には巨石や奇石がそそり立ち、岩窟もあり、多くの珍しい植物が生息しています。古くから霊場としても知られており、神秘的な雰囲気が漂う場所です。安山岩からなる青螺山、流紋岩からなる黒髪山の西斜面を水源としており、渓谷を流れる水は、国の「名水百選」「水源の森百選」にも選ばれるほど清らかです。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉が美しく、四季折々の渓谷美を楽しめます。近くにキャンプ場やバンガローもあり、気軽に豊かな自然を満喫できる人気スポットです。

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17世紀以降にヨーロッパの王候貴族を魅了し、世界の陶磁器に影響を与えた有田焼をテーマにした施設です。シンボルは、有田町の姉妹都市であるドイツ・ドレスデンのツヴィンガー宮殿を忠実に再現した建物。宮殿内部には幕末から明治期にかけての第二次輸出期の作品が展示されています。1870年代のウィーン万博に展示された大花瓶(182cm)も見られます。有田焼の体験工房では、下絵付け、手びねり、ろくろの体験を受け付けています。工房の奥にある登り窯は、陶祖・李三平が有田で初めて磁器を焼いたといわれている天狗谷古窯を再現したものです。園内には広大なバロック庭園が広がり、四季折々の花々を眺めながらゆっくりとくつろげます。

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太良町は佐賀県の最南端に位置する自然豊かな町で、ほぼどこからでも有明海を望めます。9月になると有明海では海苔の養殖に使われる支柱の立て込みが始まります。10月中旬には、海苔の種が付いたカキ殻を吊るした網が張られ、海には様々な色の網がじゅうたんのように広がります。11月中旬から収穫が始まり、網や支柱が撤去され海苔養殖が終わるのは3月末ごろです。多くの河川が流入する有明海は、適度な濃さの海水で栄養分が豊かです。また日本一の干満差により海水と太陽の光を交互にたっぷりと吸収するため、海苔づくりに最適な環境です。有明海の栄養分をふんだんに含んだ太良町の海苔は、ビタミンとミネラルを豊富に含み、自然の恵みを堪能できます。

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太良町栄町の有明海にたたずむ海中鳥居3基は、大魚神社の第二の鳥居です。約300年前、満潮になると海の中に沈む沖ノ島に置き去りにされた代官が、自分を助けてくれた大魚(ナミノウオ)の名を取って大魚神社を建て、海中に鳥居も建てたといわれています。30年ごとに建て替える習わしは今も受け継がれています。干満差が日本一大きい有明海の特性から、満潮時には鳥居が海に浮かんでいるように見え、干潮時には鳥居の下にある海中道路が姿を表します。海中道路は太良町の漁業に不可欠な作業用道路で、とくに冬場の海苔の養殖時期になると重要な役割を果たします。2021年には、「海中鳥居を照らす月」が「日本百名月」に認定されました。

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毎年10月下旬から11月上旬にかけて開催されるアジア最大級の熱気球の国際大会で、世界各国から100機を超える熱気球が参加します。熱戦の舞台となる佐賀平野は、熱気球の離着陸に十分なスペースと安定した気流、様々な向きの風の層があり、バルーンの大会に理想的な土地。メインイベントのバルーン競技は早朝と夕方に行われ、カラフルなバルーンが一斉に浮かび上がる姿に圧倒されます。ほかにも、かわいらしい動物や人気キャラクターが巨大なバルーンになって登場する「バルーンファンタジア」や、夜の暗闇の中、河川敷一面に広がったバルーンがバーナーの赤い炎に照らされ幻想的な風景を演出する「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン(夜間係留)」など人気イベントが盛りだくさんです。

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佐賀県のおすすめ情報

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グルメ

呼子のイカ

呼子のイカ

呼子町で穫れるケンサキイカはプリプリとした食感と、上品な甘みが特徴で日本一美味しいイカと呼ばれています。

佐賀牛

佐賀牛

“艶さし”と呼ばれるきめ細かな霜降りが美しいブランド和牛。さっとレアで焼くと、とろけるくちどけを堪能できます。

伊万里牛

伊万里牛

伊万里の豊かな自然環境で育てられた「伊万里牛」。きめ細やかな肉質で柔らかく、上品な甘みが特徴です。

シシリアンライス

シシリアンライス

ホカホカご飯の上に炒めた肉や生野菜を乗せ、仕上げにマヨネーズをかけた一皿料理。まかない料理が発祥と言われています。

竹崎カニ

竹崎カニ

“驚異の旨味”が自慢の、太良町の竹崎地区で獲れるワタリガニ。塩ゆで以外にも、刺身やてんぷらなどにしても絶品です。

佐賀旅行の天気と服装

Weather & Clothes
  • 1〜3月
  • 4〜6月
  • 7〜9月
  • 10〜12月
1〜3月の天気と気温表
平均気温 気候と服装 季節のイベント
1月 6.2℃ 冬本番の1月・2月は最低気温が1度前後の日もあり、防寒対策は万全に。3月になると寒さも落ち着きますが、寒暖差に対応できるよう着脱可能な衣類がおすすめ。内陸部はとくに寒暖差が激しいので注意が必要です。 十日恵比須大祭、初釜茶会、伊万里ハーフマラソン
2月 8.5℃ 波戸岬クロスカントリー大会、磁器ひいなまつり、祐徳稲荷神社 節分祭
3月 13.3℃ お粥開き神事、北波多文連まつり、弥生まつり
4〜6月の天気と気温表
平均気温 気候と服装 季節のイベント
4月 16.6℃ 4・5月は暖かく軽装ですごせますが、天気がぐずついて肌寒いこともあるので雨具と重ね着の準備は万全に。6月は梅雨に入るので折り畳み傘を常備するのが良いでしょう。湿度も上がるのでタオルなどの持参がおすすめです。 佐賀城下春まつり(花まつり)、川上峡春まつり、江藤新平卿銅像まつり
5月 20.5℃ 有明海潮干狩り、えつ銀色祭り、大和中央公園花しょうぶ園開園
6月 24.3℃ 武寧王生誕祭、伊万里大川内山風鈴まつり、中木庭ダムあじさいまつり
7〜9月の天気と気温表
平均気温 気候と服装 季節のイベント
7月 28.4℃ 梅雨を抜けると30度超えの真夏日や猛暑日が続くので、軽装に加え日焼け対策・熱中症対策が必要です。9月も暑い日が続きますが、寒暖の差は大きくなるので羽織れるものの準備を。 増田神社夏祭り、伊万里 大川内山 ボシ灯ろうまつり、小友祇園祭
8月 29.8℃ 筑後川花火大会、多久山笠、佐賀城下栄の国まつり
9月 26.8℃ 武雄の荒踊奉納(宇土手の荒踊)、江里山(えりやま)ひがん花まつり、かんこ踊
10〜12月の天気と気温表
平均気温 気候と服装 季節のイベント
10月 19.1℃ 日により温度差があり暑くても涼しくても重ね着で対応できるようにしましょう。11月以降は急に気温が下がり始めるので本格的な冬支度が必要なことも。薄手と厚手両方の冬着があると安心です。 多久聖廟秋季 釈菜・孔子祭、三重(みえ)の獅子舞、藤木の獅子舞
11月 14.1℃ 御船山楽園紅葉まつり、秋の有田陶磁器まつり、孔子の里紅葉まつり
12月 9℃ 多久聖廟お火たき、御船山楽園紅葉まつり、稲佐神社のお火たき祭

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