旅に役立つ情報満載久米島観光ガイド

はての浜はての浜
畳石畳石

久米島は美しい海と風光明媚な自然に恵まれたサンゴ礁の島。絶景を望むことができる宇江城城跡やパワースポットとして知られるミーフガーなどの観光名所が点在します。久米島から船で渡ることができるはての浜からの夕日は一度は見てみたい景色です。

久米島の観光マップ

Area Map

久米島のおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • はての浜 グラスボート 船体

    はての浜

    エメラルドグリーンの海の中に浮かぶ白い砂浜、はての浜。久米島の東部にあり、奥武島、オーハ島のさらに沖合にある、長さ約7kmの細長い砂州です。アクセス手段は船しかなく、泊フィッシャリーナから約20分ほどです。基本的には現地のツアー会社などに予約していくことになるでしょう。シュノーケリングなどのアクティビティがセットになっているツアーも多いほか、行き帰りにグラスボートで海の中の魚を見ることができるツアーも。日よけになる建物などの施設はないので、日焼け対策は万全にして行きましょう。また、ツアーの内容を確認のうえ、必要であれば飲み物などを持参ください。砂浜に貝殻やサンゴの欠片が落ちていることもあるので、サンダルやマリンシューズもあると安心です。

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  • 久米島 タチジャミ

    タチジャミ

    久米島の秘境にある巨大な奇岩、タチジャミ。タチジャミ自然公園(久米島県立自然公園)の中にある巨岩で、町の天然記念物に指定されています。高さ40m、横幅70mに対して厚さは5mと屏風のような形をしており、見る角度によってさまざまな表情を見せます。駐車場から250段もの階段や林道などを歩く必要があるので、スニーカーなどの履物がおすすめ。以前はこの遊歩道も整備されておらず、幻の名所でした。途中の道も、巨岩「天宮城(アンマーグスク)」や「タチジャミの滝」などの名所があり、亜熱帯の森林や紺碧の南シナ海のパノラマなど久米島の自然とアドベンチャー感を満喫できます。

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  • 上江洲家住宅 旧上江洲家 伝統家屋 石垣

    上江洲家

    琉球王朝時代の建築を今に伝える、上江洲家(うえずけ)。琉球王朝時代の1754年ごろに建てられた格式高い士族の家で、 国の重要指定文化財です。上江洲家は久米島の旧具志川(ぐしかわ)城主の末裔といわれ、親雲上(ペーチン)という士族の地位にありました。代々、間切(まぎり)とよばれる行政区域を治める地頭代という役職を務めた名門です。綿糸や茶の栽培、紬の製造を広め、島の産業振興に貢献しました。敷地は琉球石灰岩の石垣とフクギ林に囲まれ、正門の正面には魔除けの石塀「ヒンプン」が立っています。家屋をはじめ庭、井戸、豚小屋など、当時の屋敷の様子が保存されています。非公開施設ですが、事前予約すれば見学することができます。

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  • 久米島 宇江城城跡

    宇江城城跡

    沖縄県内でも最も高いところにある城(グスク)跡、宇江城城跡(うえぐすくじょうあと)。グスク時代の政治・軍事を伝える貴重な場所として文化遺産に指定されています。久米島の最高峰、標高310mの「宇江城岳」山頂に築かれており、周囲を木などに覆われていないため、下から見ると高い峰に気高く屹立する姿を見せます。城跡からは島全体を見渡せる360度の大パノラマ。天気しだいで粟国島や渡名喜島、さらには沖縄本島まで一望可能。15世紀頃、琉球統一前のグスク時代に築かれ、1510年前後に第二尚氏尚真王の琉球統一で滅びたとされます。出土品の中国陶磁器は琉球王朝統一以前から中国との交易が行われていたことを伝えています。

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  • 沖縄 おばけ坂 久米島 2009/7

    おばけ坂

    不思議な体験ができるミステリースポット、おばけ坂。島の西部、一周線から約800mほど進んだ場所にあります。ここで体験できるのは、いわゆる目の錯覚。一見すると普通の上り坂ですが、ボールか何かを転がしてみましょう。すると上っているように見える坂を転がり下っていく不思議な現象が。周囲の風景の妙によってこのような錯覚が生じているのです。学術用語で縦断勾配錯視とよばれる現象で、世界各地にこのような場所があり「重力の丘」「磁力の丘」といったよばれ方をします。この場所を久米島の人たちは「おばけ坂」とよぶようになり、現在では看板も立てられ観光バスが停まるほどの島の名所となっています。

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  • 久米島 宇根の大ソテツ 2017/12

    宇根の大ソテツ

    高さ4mと6mの二株の巨大なソテツ、宇根(うね)の大ソテツ。樹齢は250年とも300年ともいわれ、はっきりした記録は伝わっていません。歴史的にみると、島の北東部にある宇根および隣接する真謝地区は地頭代(近世の代官)を多く輩出してきました。そのため立派な家や屋敷林が建ち並び、集落が屋敷林に埋もれているかのような景観も見られます。1756年には一帯で大規模な屋敷林の整備があり植えられた「真謝のチュラフクギ」も有名です。宇根の大ソテツもこの時に植えられたとも、またもっと古く、所有者の喜久村家が真謝地区から移り住んできた宇根村の創建時に植えたともいわれています。民家の敷地内に案内板があり、入場料を払って見学できます。

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  • ミーフガー 2004年

    ミーフガー

    子宝に恵まれるご利益があるパワースポット、ミーフガー。島の北西の海岸にあり、巨大な岩に穴があいています。島では女岩とよばれ崇拝されてきました。そのおかげか、久米島は出生率ランキング全国上位の沖縄の中でもとくに高い出生率。子供がほしい夫婦には見逃せないスポットです。絶景スポットとしても知られ、世にも珍しい形の奇岩は、石灰岩と凝灰角礫岩がぶつかり合ってできた地質学的にも貴重なもの。5月前後には周辺に育成するテッポウユリが花を咲かせ、6月下旬前後には岩の穴から日の出が見える「ダイヤモンド朝日」の絶景が。兼城港近くの精川島にある岩「ガラサー山」は、ミーフガーと対をなす男岩とよばれ、あわせて訪れたいスポットです。

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  • 久米島博物館 外観

    久米島博物館

    久米島の歴史や文化、自然について知ることができる「久米島博物館」。久米島には豊かで美しい自然が残されていると同時に、歴史も古く、とくに琉球王国時代には中国との進貢貿易の拠点として栄えました。そのため独自の文化も花開き、島内各地で文化財や遺跡に出会うことができます。久米島博物館は2000年に開館した比較的新しい施設で、「久米島の自然」「時代の移り変わり」「久米島の遺宝」「島の暮らし」をテーマに展示。エントランスにあるタッチパネルでは、島の名所旧跡が一目でわかります。常設展示室では久米島の動植物を模型でわかりやすく解説。遺跡からの出土品や、島のくらしで使われた農具・漁具・生活用品なども。島に伝えられてきた伝統行事の映像も紹介されています。

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  • 君南風殿内

    君南風殿内

    歴史的建造物でありパワースポットでもある、君南風殿内(ちんぺーどぅんち)。神社のようなたたずまいですが、琉球王国時代の聖地であり、現在も厳粛な雰囲気が感じ取れるでしょう。琉球王国には王府から任命されたノロとよばれる巫女が各地域の祭祀を司っていました。久米島のノロを統括する上級ノロが君南風で、君南風殿内は君南風が祭祀を行っていた神聖な場所です。1500年に琉球王国と八重山の間で戦争があり、このとき君南風は琉球王国側で功績をあげ、以降は琉球王国の上級ノロ組織・三十三君となり、久米島ノロの最高位となりました。君南風は首里城への登城も許され、1667年に三十三君が廃止された後も三君として残るなど、琉球王国にとって重要な存在だったようです。

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  • 久米島 五枝の松

    五枝の松

    久米島を代表する名所、五枝の松。琉球松の名木で、枝が上ではなく横に伸びて自然の盆栽のようになっています。高さ約6m、幹回り約4mほどですが、根元から枝分かれした枝は約12mも横に伸び、傘状の枝張りは面積が約320平方mに達します。琉球松は琉球列島の特産種ですが、このような形状の枝ぶりは貴重で、天然記念物に指定されています。その美しさは琉歌にも歌われ、伊平屋島の念頭平松と並ぶ沖縄の二大名松であり、日本の名松百選にも選ばれています。もともとは約250年前に農業の神・土帝君(とーていくん)を祀って植えられ、現在の松は1839年に植えられた二代目とされます。周辺は「五枝の松園地」となっており、5月上旬にはクメジマボタルの乱舞が見られます。

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  • 比屋定バンタ

    比屋定バンタ

    久米島の絶景ポイント、比屋定バンタ(ひやじょうばんた)。バンタとは断崖のことで、その名のとおり落差200mの断崖絶壁からは眼下に広がる紺碧の東シナ海の絶景と吹き渡る風を堪能できます。町の名勝に指定されており、天気の良い日には崖の上の展望台から名所「はての浜」や粟国島、さらには渡名喜島や慶良間諸島まで一望に収めることができます。久米島一周線の北東部、比屋定集落と阿嘉集落の間の最高点にあり、道路沿いなので車から降りてすぐに大パノラマが広がります。売店や公衆トイレもあるので、観光の休憩スポットとしても最適です。売店で売っている沖縄そばは、地元の人に人気な隠れた名物。

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  • 久米島 だるま山遊歩道

    だるま山園地

    日本一早く花見ができるスポットとして知られる、だるま山園地。周辺にはカンヒザクラが育成し、南国らしい鮮やかなピンク色の花を咲かせるため、1月~2月の満開シーズンには多くの観光客が訪れます。桜以外にもツバキの久米紅(くめくれない)やクメジマツツジなども次々と開花し、一斉に咲き誇る光景が見られることも。園内には豊かな木々に囲まれて体を動かせるアスレチック施設が充実しています。とくにローラーすべり台は、頂上から久米島の絶景を見渡せるパノラマスポットで、木々の緑と紺碧の海は目の覚めるような鮮やかなコントラスト。冬でも日差しが強いので、日焼け対策を忘れないように注意しましょう。

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  • 久米島 イーフビーチ

    イーフビーチ

    久米島を代表するビーチ、イーフビーチ。約2kmにわたる白い砂浜の周囲にサンゴ礁が広がる美しいビーチで、「日本の渚100選」にも選ばれてます。遠浅の海岸で干満の差が激しく、干潮時にはかなり沖まで歩けます。泳ぐなら満潮の時間をチェックしましょう。浅くて波も穏やかなので、小さな子供も楽しめます。水中にはカラフルなサンゴと魚の世界が広がり、シュノーケリングやダイビングもおすすめ。周辺にはマリンスポーツ店やリゾートホテル、飲食店が並び、ビーチには海の家やシャワー、トイレが整っており、快適なリゾート環境です。ただし、管理海水浴場ではなくクラゲネットや監視員といった体制は整っていないので、安全には配慮しましょう。

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  • 沖縄 久米島 アーラ浜 夕日パノラマ 2007/5

    アーラ浜

    静かな穴場ビーチ、アーラ浜。久米島の南部にあり、周りを山で囲まれていて人も少ない、隠れ家のようなビーチです。製糖工場裏手の道を進み、林道や山道を越えた先にあります。トイレなどの施設はなく、手つかずの自然のままの美しい海岸です。砂浜には貝殻やサンゴの欠片が散乱し、素足で歩くは痛いので要注意。海は遠浅で、淡水が湧き出しているため多様な生物が生息しています。カニやタコ、数々の魚が見られ、砂浜にはヤドカリもたくさんいます。紺碧の海と白い砂浜、周囲の山の緑が美しいですが、サンセットビーチとしても知られ、真っ赤な太陽が海を黄金に染めながらに沈んでいく息をのむような光景に出会えます。

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  • 渡名喜島 ライトアップ

    集落のライトアップ

    渡名喜島の見どころとして人気が高まっている、集落のライトアップ。役場から「あがり浜」まで約540mの村道1号線は、フットライトが設置されていて、夜にはやわらかい光でライトアップされます。渡名喜島の集落は、沖縄の中でもとくに昔ながらの風景が残る、国の重要伝統的建造物群保存地区。舗装されていない白砂の道は車一台がやっと通れるぐらいの幅で、両側には樹齢300年ともいわれるフクギの防風林が並びます。沖縄でも珍しくなった赤瓦の家屋は、敷地を掘り下げて建物の高さを防風林よりも低く抑えた「掘り下げ屋敷」になっています。石垣や白砂がライトアップされた情緒的な光景は、渡名喜島に宿泊した人だけが味わえる特別な時間。日が落ちた直後の残照の時間帯も幻想的です。

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  • 渡名喜島

    アンジェーラ浜

    ウミガメに会える、アンジェーラ浜。「渡名喜ブルー」とよばれる美しい海で知られる渡名喜島にあるビーチです。集落の近くにある代表的なビーチ「あがり浜」から海沿いに南に行ったところにあります。集落からは歩いて20分ほどあり、人も少なく静かなビーチを堪能できます。多数のウミガメが住み着いていることで知られ、満潮前後にはウミガメが集結するためダイビングの名所となっているほか、地上からも息継ぎのために頭を出すウミガメを見られます。付近はアーサ(あおさ)の養殖が盛んで、養殖棒が刺さっていて遊泳禁止なので注意しましょう。時期により養殖棚に青いアーサが育っているのが見られます。

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  • 渡名喜島 あがり浜

    あがり浜

    約700mにわたって白い砂浜が続く、あがり浜。「あがり」とは東のこと。その名のとおり渡名喜島の東側にあり、日の出を見るのに最適な場所です。「渡名喜ブルー」という言葉もあるほど海が美しい渡名喜島でも、とくに海水浴に適したビーチで、遠浅なので子供連れでも利用しやすいでしょう。ただし、消波ブロックの周りは流れが速いので遊泳禁止区域となっています。また、監視員やライフセーバーはいないので、安全には注意しましょう。集落から近いので島の子供たちもよく遊んでいるほか、島の人もよく夕涼みしています。島で100年続く伝統行事、「水上運動会」もここで開催されます。

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  • 渡名喜島 島尻崎ブルーホール ダイバー

    島尻崎ブルーホール

    渡名喜島の不思議地形、島尻崎ブルーホール。「青の洞窟」としても知られる、ダイビングスポットです。ブルーホールとは、地殻変動などによって洞窟が浅い海に沈んでできた地形で、上から見るとそこだけぽっかりと青い穴があいているように見え、ブルーホールの中から見上げると青い光が輝く、神秘的な光景です。島尻崎ブルーホールは各ダイビングショップでツアーが実施されており、絶景ダイブスポットが多数ある渡名喜島周辺でも人気のスポットとなっています。最大深度は約20mで、ウミガメや温厚なサメの一種ネムリブカに会えることも。地上からは、大岳の大本田展望台とアンゼーラ浜の途中にある休憩所の近くから見ることができます。

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エメラルドグリーンの海の中に浮かぶ白い砂浜、はての浜。久米島の東部にあり、奥武島、オーハ島のさらに沖合にある、長さ約7kmの細長い砂州です。アクセス手段は船しかなく、泊フィッシャリーナから約20分ほどです。基本的には現地のツアー会社などに予約していくことになるでしょう。シュノーケリングなどのアクティビティがセットになっているツアーも多いほか、行き帰りにグラスボートで海の中の魚を見ることができるツアーも。日よけになる建物などの施設はないので、日焼け対策は万全にして行きましょう。また、ツアーの内容を確認のうえ、必要であれば飲み物などを持参ください。砂浜に貝殻やサンゴの欠片が落ちていることもあるので、サンダルやマリンシューズもあると安心です。

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久米島の秘境にある巨大な奇岩、タチジャミ。タチジャミ自然公園(久米島県立自然公園)の中にある巨岩で、町の天然記念物に指定されています。高さ40m、横幅70mに対して厚さは5mと屏風のような形をしており、見る角度によってさまざまな表情を見せます。駐車場から250段もの階段や林道などを歩く必要があるので、スニーカーなどの履物がおすすめ。以前はこの遊歩道も整備されておらず、幻の名所でした。途中の道も、巨岩「天宮城(アンマーグスク)」や「タチジャミの滝」などの名所があり、亜熱帯の森林や紺碧の南シナ海のパノラマなど久米島の自然とアドベンチャー感を満喫できます。

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琉球王朝時代の建築を今に伝える、上江洲家(うえずけ)。琉球王朝時代の1754年ごろに建てられた格式高い士族の家で、 国の重要指定文化財です。上江洲家は久米島の旧具志川(ぐしかわ)城主の末裔といわれ、親雲上(ペーチン)という士族の地位にありました。代々、間切(まぎり)とよばれる行政区域を治める地頭代という役職を務めた名門です。綿糸や茶の栽培、紬の製造を広め、島の産業振興に貢献しました。敷地は琉球石灰岩の石垣とフクギ林に囲まれ、正門の正面には魔除けの石塀「ヒンプン」が立っています。家屋をはじめ庭、井戸、豚小屋など、当時の屋敷の様子が保存されています。非公開施設ですが、事前予約すれば見学することができます。

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沖縄県内でも最も高いところにある城(グスク)跡、宇江城城跡(うえぐすくじょうあと)。グスク時代の政治・軍事を伝える貴重な場所として文化遺産に指定されています。久米島の最高峰、標高310mの「宇江城岳」山頂に築かれており、周囲を木などに覆われていないため、下から見ると高い峰に気高く屹立する姿を見せます。城跡からは島全体を見渡せる360度の大パノラマ。天気しだいで粟国島や渡名喜島、さらには沖縄本島まで一望可能。15世紀頃、琉球統一前のグスク時代に築かれ、1510年前後に第二尚氏尚真王の琉球統一で滅びたとされます。出土品の中国陶磁器は琉球王朝統一以前から中国との交易が行われていたことを伝えています。

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不思議な体験ができるミステリースポット、おばけ坂。島の西部、一周線から約800mほど進んだ場所にあります。ここで体験できるのは、いわゆる目の錯覚。一見すると普通の上り坂ですが、ボールか何かを転がしてみましょう。すると上っているように見える坂を転がり下っていく不思議な現象が。周囲の風景の妙によってこのような錯覚が生じているのです。学術用語で縦断勾配錯視とよばれる現象で、世界各地にこのような場所があり「重力の丘」「磁力の丘」といったよばれ方をします。この場所を久米島の人たちは「おばけ坂」とよぶようになり、現在では看板も立てられ観光バスが停まるほどの島の名所となっています。

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高さ4mと6mの二株の巨大なソテツ、宇根(うね)の大ソテツ。樹齢は250年とも300年ともいわれ、はっきりした記録は伝わっていません。歴史的にみると、島の北東部にある宇根および隣接する真謝地区は地頭代(近世の代官)を多く輩出してきました。そのため立派な家や屋敷林が建ち並び、集落が屋敷林に埋もれているかのような景観も見られます。1756年には一帯で大規模な屋敷林の整備があり植えられた「真謝のチュラフクギ」も有名です。宇根の大ソテツもこの時に植えられたとも、またもっと古く、所有者の喜久村家が真謝地区から移り住んできた宇根村の創建時に植えたともいわれています。民家の敷地内に案内板があり、入場料を払って見学できます。

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子宝に恵まれるご利益があるパワースポット、ミーフガー。島の北西の海岸にあり、巨大な岩に穴があいています。島では女岩とよばれ崇拝されてきました。そのおかげか、久米島は出生率ランキング全国上位の沖縄の中でもとくに高い出生率。子供がほしい夫婦には見逃せないスポットです。絶景スポットとしても知られ、世にも珍しい形の奇岩は、石灰岩と凝灰角礫岩がぶつかり合ってできた地質学的にも貴重なもの。5月前後には周辺に育成するテッポウユリが花を咲かせ、6月下旬前後には岩の穴から日の出が見える「ダイヤモンド朝日」の絶景が。兼城港近くの精川島にある岩「ガラサー山」は、ミーフガーと対をなす男岩とよばれ、あわせて訪れたいスポットです。

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久米島の歴史や文化、自然について知ることができる「久米島博物館」。久米島には豊かで美しい自然が残されていると同時に、歴史も古く、とくに琉球王国時代には中国との進貢貿易の拠点として栄えました。そのため独自の文化も花開き、島内各地で文化財や遺跡に出会うことができます。久米島博物館は2000年に開館した比較的新しい施設で、「久米島の自然」「時代の移り変わり」「久米島の遺宝」「島の暮らし」をテーマに展示。エントランスにあるタッチパネルでは、島の名所旧跡が一目でわかります。常設展示室では久米島の動植物を模型でわかりやすく解説。遺跡からの出土品や、島のくらしで使われた農具・漁具・生活用品なども。島に伝えられてきた伝統行事の映像も紹介されています。

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歴史的建造物でありパワースポットでもある、君南風殿内(ちんぺーどぅんち)。神社のようなたたずまいですが、琉球王国時代の聖地であり、現在も厳粛な雰囲気が感じ取れるでしょう。琉球王国には王府から任命されたノロとよばれる巫女が各地域の祭祀を司っていました。久米島のノロを統括する上級ノロが君南風で、君南風殿内は君南風が祭祀を行っていた神聖な場所です。1500年に琉球王国と八重山の間で戦争があり、このとき君南風は琉球王国側で功績をあげ、以降は琉球王国の上級ノロ組織・三十三君となり、久米島ノロの最高位となりました。君南風は首里城への登城も許され、1667年に三十三君が廃止された後も三君として残るなど、琉球王国にとって重要な存在だったようです。

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久米島を代表する名所、五枝の松。琉球松の名木で、枝が上ではなく横に伸びて自然の盆栽のようになっています。高さ約6m、幹回り約4mほどですが、根元から枝分かれした枝は約12mも横に伸び、傘状の枝張りは面積が約320平方mに達します。琉球松は琉球列島の特産種ですが、このような形状の枝ぶりは貴重で、天然記念物に指定されています。その美しさは琉歌にも歌われ、伊平屋島の念頭平松と並ぶ沖縄の二大名松であり、日本の名松百選にも選ばれています。もともとは約250年前に農業の神・土帝君(とーていくん)を祀って植えられ、現在の松は1839年に植えられた二代目とされます。周辺は「五枝の松園地」となっており、5月上旬にはクメジマボタルの乱舞が見られます。

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久米島の絶景ポイント、比屋定バンタ(ひやじょうばんた)。バンタとは断崖のことで、その名のとおり落差200mの断崖絶壁からは眼下に広がる紺碧の東シナ海の絶景と吹き渡る風を堪能できます。町の名勝に指定されており、天気の良い日には崖の上の展望台から名所「はての浜」や粟国島、さらには渡名喜島や慶良間諸島まで一望に収めることができます。久米島一周線の北東部、比屋定集落と阿嘉集落の間の最高点にあり、道路沿いなので車から降りてすぐに大パノラマが広がります。売店や公衆トイレもあるので、観光の休憩スポットとしても最適です。売店で売っている沖縄そばは、地元の人に人気な隠れた名物。

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日本一早く花見ができるスポットとして知られる、だるま山園地。周辺にはカンヒザクラが育成し、南国らしい鮮やかなピンク色の花を咲かせるため、1月~2月の満開シーズンには多くの観光客が訪れます。桜以外にもツバキの久米紅(くめくれない)やクメジマツツジなども次々と開花し、一斉に咲き誇る光景が見られることも。園内には豊かな木々に囲まれて体を動かせるアスレチック施設が充実しています。とくにローラーすべり台は、頂上から久米島の絶景を見渡せるパノラマスポットで、木々の緑と紺碧の海は目の覚めるような鮮やかなコントラスト。冬でも日差しが強いので、日焼け対策を忘れないように注意しましょう。

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久米島を代表するビーチ、イーフビーチ。約2kmにわたる白い砂浜の周囲にサンゴ礁が広がる美しいビーチで、「日本の渚100選」にも選ばれてます。遠浅の海岸で干満の差が激しく、干潮時にはかなり沖まで歩けます。泳ぐなら満潮の時間をチェックしましょう。浅くて波も穏やかなので、小さな子供も楽しめます。水中にはカラフルなサンゴと魚の世界が広がり、シュノーケリングやダイビングもおすすめ。周辺にはマリンスポーツ店やリゾートホテル、飲食店が並び、ビーチには海の家やシャワー、トイレが整っており、快適なリゾート環境です。ただし、管理海水浴場ではなくクラゲネットや監視員といった体制は整っていないので、安全には配慮しましょう。

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静かな穴場ビーチ、アーラ浜。久米島の南部にあり、周りを山で囲まれていて人も少ない、隠れ家のようなビーチです。製糖工場裏手の道を進み、林道や山道を越えた先にあります。トイレなどの施設はなく、手つかずの自然のままの美しい海岸です。砂浜には貝殻やサンゴの欠片が散乱し、素足で歩くは痛いので要注意。海は遠浅で、淡水が湧き出しているため多様な生物が生息しています。カニやタコ、数々の魚が見られ、砂浜にはヤドカリもたくさんいます。紺碧の海と白い砂浜、周囲の山の緑が美しいですが、サンセットビーチとしても知られ、真っ赤な太陽が海を黄金に染めながらに沈んでいく息をのむような光景に出会えます。

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渡名喜島の見どころとして人気が高まっている、集落のライトアップ。役場から「あがり浜」まで約540mの村道1号線は、フットライトが設置されていて、夜にはやわらかい光でライトアップされます。渡名喜島の集落は、沖縄の中でもとくに昔ながらの風景が残る、国の重要伝統的建造物群保存地区。舗装されていない白砂の道は車一台がやっと通れるぐらいの幅で、両側には樹齢300年ともいわれるフクギの防風林が並びます。沖縄でも珍しくなった赤瓦の家屋は、敷地を掘り下げて建物の高さを防風林よりも低く抑えた「掘り下げ屋敷」になっています。石垣や白砂がライトアップされた情緒的な光景は、渡名喜島に宿泊した人だけが味わえる特別な時間。日が落ちた直後の残照の時間帯も幻想的です。

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ウミガメに会える、アンジェーラ浜。「渡名喜ブルー」とよばれる美しい海で知られる渡名喜島にあるビーチです。集落の近くにある代表的なビーチ「あがり浜」から海沿いに南に行ったところにあります。集落からは歩いて20分ほどあり、人も少なく静かなビーチを堪能できます。多数のウミガメが住み着いていることで知られ、満潮前後にはウミガメが集結するためダイビングの名所となっているほか、地上からも息継ぎのために頭を出すウミガメを見られます。付近はアーサ(あおさ)の養殖が盛んで、養殖棒が刺さっていて遊泳禁止なので注意しましょう。時期により養殖棚に青いアーサが育っているのが見られます。

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約700mにわたって白い砂浜が続く、あがり浜。「あがり」とは東のこと。その名のとおり渡名喜島の東側にあり、日の出を見るのに最適な場所です。「渡名喜ブルー」という言葉もあるほど海が美しい渡名喜島でも、とくに海水浴に適したビーチで、遠浅なので子供連れでも利用しやすいでしょう。ただし、消波ブロックの周りは流れが速いので遊泳禁止区域となっています。また、監視員やライフセーバーはいないので、安全には注意しましょう。集落から近いので島の子供たちもよく遊んでいるほか、島の人もよく夕涼みしています。島で100年続く伝統行事、「水上運動会」もここで開催されます。

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渡名喜島の不思議地形、島尻崎ブルーホール。「青の洞窟」としても知られる、ダイビングスポットです。ブルーホールとは、地殻変動などによって洞窟が浅い海に沈んでできた地形で、上から見るとそこだけぽっかりと青い穴があいているように見え、ブルーホールの中から見上げると青い光が輝く、神秘的な光景です。島尻崎ブルーホールは各ダイビングショップでツアーが実施されており、絶景ダイブスポットが多数ある渡名喜島周辺でも人気のスポットとなっています。最大深度は約20mで、ウミガメや温厚なサメの一種ネムリブカに会えることも。地上からは、大岳の大本田展望台とアンゼーラ浜の途中にある休憩所の近くから見ることができます。

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近隣の観光スポット

Nearby Attractions
瀬長島

瀬長島

リゾート施設や公園などがあり、夜景スポットでもある島。空港近くにあり、離発着する飛行機を近くから眺められます。

アクセス
沖縄自動車道「豊見城IC」より車で約15分
斎場御嶽

斎場御嶽

創世神によって造られたとされる祈りの場所。神具や聖水が置かれており、おごそかな雰囲気がある琉球王国の聖地です。

アクセス
「那覇空港」より車で約50分
おきなわワールド

おきなわワールド

鍾乳洞や熱帯フルーツ園などがあります。沖縄らしい生き物を見たり、琉球ガラス体験をしたりと、幅広く楽しめるテーマパークです。

アクセス
「那覇空港」より車で約30分
二ライ・カナイ橋

二ライ・カナイ橋

太平洋や海に浮かぶ島を見渡せる橋。海に沿うようにしてカーブを描いているため景観が良く、人気のドライブコースです。

アクセス
「那覇空港」より「南城市知念」方向に車で約50分
奥武島

奥武島

沖縄本島から短い橋を渡った先にある小さな島。伝統文化が残っており、季節ごとの風物詩は見どころのひとつです。

アクセス
「那覇空港」より「南風原南IC」を経由して車で約50分

久米島のおすすめ情報

Information

グルメ

久米島泡盛

久米島泡盛

綺麗な水に恵まれた久米島は、泡盛作りに最適な地。伝統製法にこだわって作られた泡盛や、最近では泡盛リキュールなども人気です。

車海老

車海老

甘みと旨みが凝縮された味わいの久米島産車海老。収穫後一気に急速冷凍することで、鮮度を保ったまま全国へ出荷されています。

マンゴー

マンゴー

沖縄産マンゴーは、とろけるような口当たりと高い糖度、まろやかな酸味のバランスが絶妙で、全国的に人気です。

ドラゴンフルーツ

ドラゴンフルーツ

中南米原産のフルーツで、美容にいい栄養素がたっぷり。さっぱりした甘みで、そのままでもスムージーにしても美味しいです。

久米島の現地情報ブログ

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これぞ沖縄の離島だ!久米島の外せない観光・絶景スポットをめぐろう

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「東洋一美しいビーチ」と称される久米島の「はての浜」をご紹介!

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夏の久米島ホット情報2017

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久米島(日本が誇る「天国ビーチ」!)

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