
金沢21世紀美術館
現代アートをさまざまな角度から堪能できる美術館。なかでも、壁面から植物が咲く「緑の橋」は四季折々の表情を楽しめます。
石川県の県都・金沢は、加賀藩前田家百万石の城下町として繁栄。百万石の栄華を今に伝える兼六園や金沢城、土塀の続く長町武家屋敷跡、ひがし・にし両茶屋街などの人気スポットが集まっています。北には豊かな自然と歴史・伝説、素朴な人情に彩られた能登半島が日本海に向かって延び、南に聳える霊峰白山からは手取川が日本海へと注ぎます。
春の石川は、砂浜を車でドライブできる千里浜なぎさドライブウェイや断崖や奇岩が見どころの能登金剛など、雄大な自然を感じながら爽やかな春が過ごせます。
現代アートをさまざまな角度から堪能できる美術館。なかでも、壁面から植物が咲く「緑の橋」は四季折々の表情を楽しめます。
加賀百万石の象徴ともいえる城。石川門などの再建された歴史的建造物と桜のコラボレーションは見ものです。
日本で唯一、車で砂浜を走行できるドライブウェイ。波の音をBGMに、海風を感じる爽やかなドライブが楽しめます。
福浦港から関野鼻まで続く海岸線。断崖絶壁や奇岩が続き、巌門や千畳敷岩、鷹の巣岩など見どころ満載です。
日本三大朝市のひとつ。1,000年の歴史を誇り、輪島産の新鮮が魚介類や地元で採れた野菜、工芸品などが購入できます。
加賀市
天正11年(1583年)に戦国武将の前田利家が金沢城に入城して以降、整備された加賀。加賀藩は工芸や文化などの発展に力を注いでいて、京都や江戸から多くの文化人を招きました。その結果、金沢独自の文化が花開き、九谷焼や加賀友禅、金沢漆器など多くの伝統工芸が今も脈々と受け継がれています。前田家は、関ヶ原の戦い以降徳川家に従った「外様大名」ながらも、石高100万石を誇った「一番大名」であり、「加賀百万石」と称されるほど繁栄を極めました。加賀には、金沢城跡を中心に整備された金沢城公園や兼六園、利家と妻の「まつ」を祀る尾山神社、長町武家屋敷跡など、かつての面影を偲ばせる歴史スポットが点在していて、町歩きを楽しめます。
詳しく見る白山市
石川、富山、岐阜、福井の4県にまたがる霊峰白山は、最高峰である2702mの御前峰(ごぜんがみね)や2684mの大汝峰(おおなんじみね)などを中心とする山峰の総称です。およそ1300年にも及ぶ白山をご神体とする白山信仰が伝わる地であり、「日本三名山」のひとつでもあります。高山植物やブナの原生林などの豊かな自然が広がっていたり、登山口が複数あり、難易度や所要時間の異なる多くの登山コースも整備されていることから、初心者から上級者まで登山やトレッキングでも人気。新日本百名山、花の百名山、新・花の百名山など、数々の百名山に選定されていることからも、白山がいかに古くから愛されているのかがうかがい知れます。
詳しく見る金沢市
金沢市の中心部に位置する兼六園(けんろくえん)は、17世紀中期に加賀藩5代藩主の前田綱紀によって、金沢城の外郭に造営された池泉回遊式庭園。梅や桜、初夏の新緑やツツジ、秋の紅葉、冬の唐崎松の雪吊りなど、四季折々の自然美と出合えるスポットとして名を轟かせていて、日本三名園の一つと讃えられたり、国の特別名勝に選ばれたりするほどです。兼六園が観楓(かんぷう)の宴を行う場として使用されるなど、綱紀以降の歴代藩主に愛された地でもありました。片足のみが池の中に建つ二本足の灯籠「徽軫灯籠(ことじとうろう)」やおよそ5,800平方メートルにも及ぶ「霞ヶ池」などもあり、季節によって移り変わる光景を目的に訪れる人も珍しくありません。
詳しく見る金沢市
金沢市の中心部に位置する近江町市場(おうみちょういちば)は、江戸時代の享保6年(1721年)に加賀藩の御膳所として生まれた市場。商店街には、日本海で水揚げされた新鮮な魚介や地元産の野菜、果物、漬け物などの専門店、飲食店、花屋、衣料品店など、多彩なジャンルの店舗が170軒ほど立ち並んでいます。金沢市民の台所として、一般市民からプロの料理人まで多くの人でにぎわい、常時20種類以上のコロッケがそろうお店や立食いカウンターで「能登牛」の炙りにぎりを味わえるお店、新鮮な海の幸をイートインスペースで食べられるお店など、金沢名物を気軽に堪能できるスポットも豊富。ご当地グルメを目的に、観光客も多く訪れます。
詳しく見る白山市
「日本の滝百選」のひとつに数えられる姥ヶ滝(うばがたき)は、白山白川郷ホワイトロード内にある全長76mほどの二段の滝。水が岩肌に沿って白く流れ落ちる様子が、白髪の老婆が髪を振り乱した姿に似ていたことに由来しているといわれています。滝の周辺には、ミズナラやブナなどの天然林が生い茂る「蛇谷園地」や、姥ヶ滝の目の前に設けられた無料の混浴露天風呂「親谷の湯」などのスポットが点在していて、1時間ほどのウォーキングコースも。ベンチや椅子なども設置されていますので、新緑や紅葉など季節の彩りをまとう豊かな自然での森林浴を楽しんだり、鳥のさえずりに耳を傾けたりしながら、のんびりと散策するにはぴったりです。
詳しく見る大野郡
かつては「白山スーパー林道」と呼ばれていた白山白川郷ホワイトロード(はくさんしらかわごうほわいとろーど)は、岐阜県の白川村と石川県の白川市とを結ぶ33.3kmほどもある有料の林道。白山国立公園の特別地域、白山の北側に位置していて、岐阜県の世界遺産白川郷や飛騨高山と、石川県の加賀温泉郷や古都金沢を繋ぐ観光道路でもあります。10月上旬から10月下旬ころには、紅葉目当ての観光客も多く訪れるスポット。ロード沿いには、白山展望台や白川郷展望台などのビュースポットもあり、ブナ原生林の樹海や高山植物、ふくべの大滝、姥ヶ滝など国立公園に選ばれるほどの自然豊かな風景を堪能できる絶景ロードとして、人気を博しています。
詳しく見る小松市
木場潟は、石川県内にあった5つの潟のうち、自然のままの姿で現在まで残る唯一の潟です。貴重な木場潟の自然を保全する目的から、霊峰の白山を一望できる「木場潟公園」として整備。園内には、中央園地・西園地・南園地・北園地の4つ園地と、それぞれの園地を繋ぐ遠路も完備されていて、木場潟ならではの自然を間近で観察しながら、周遊できます。雄大な自然の中で、カヌー・パークゴルフ・サイクリング・ウォーキング・ジョギングなどのアクティビティを体験できるのも魅力。大きなガラス越しに白山を望めるレストランや西園地のライトアップなどもあり、カップルやグループ、ファミリーなど、多くの人の憩いの場として活用されています。
詳しく見る白山市
「日本三大霊山」のひとつとして名高い白山の山麓に鎮座する白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)は、白山を神体山として祀る神社。白山信仰の中心地であり、全国各地に2,000社以上も点在する白山神社の総本社でもあります。地元では、「白山さん」の名前で呼ばれていて、加賀国一宮や北陸鎮護の大社としても古くから信仰を集めています。自然豊かな境内には、推定樹齢1000年ほどの大ケヤキや樹齢約800年の巨大な杉などの古樹をはじめとする木々がうっそうと生い茂っていて、神聖な雰囲気を放っています。良縁成就・開運招福・子孫繁栄・福徳長寿・身体健全など数多くのご利益に授かれる北陸屈指のパワースポットとしても有名です。
詳しく見る小松市
小松空港に併設された小松基地(こまつきち)は、昭和36年(1961年)に誕生した航空自衛隊の基地です。小松基地は、日本海をはさんだ諸外国との距離が航空機で1時間ほどと近く、日本海側で唯一の戦闘機部隊を擁する基地として、対領空侵犯措置の任務にあたる基地として、重要な役割を果たしています。広報活動の一環として、事前に予約しておくことで、基地での訓練の様子や基地で所有している装備品など、普段はなかなか見られない基地の見学も可能です。例年の9月から10月ころに開催される「航空祭」では、戦闘機やブルーインパルスの展示飛行、旧管制塔見学などの特別な時間を過ごせるとあって、遠方からも多くの人が詰めかけます。
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古くから陸路や海路の要所として繁栄を遂げてきた安宅の地にたたずむ安宅住吉神社(あたかすみよしじんじゃ)。創建は奈良時代の天応2年(782年)と歴史は長く、江戸時代の正保4年(1647年)に現在地に遷座されたのだとか。安宅は、歌舞伎の十八番「勧進帳(かんじんちょう)」の一場面が語り継がれる地で、兄頼朝の追っ手から逃げる義経と弁慶一行が、安宅の関守・富樫に疑われつつも無事に逃げ延びた逸話が伝わる地です。安宅住吉神社は、義経のエピソードにもとづく、全国でも数少ない難関突破のご利益で知られていて、スポーツ競技や各種受験から芸事上達、会社経営まで、難関を突破したいと願う人の心の拠り所になっています。
詳しく見る小松市
およそ12,000平方メートルもの広大な敷地に、世界中から集めた約800台のうち常時500台ほどもの車がずらりと並ぶ自動車博物館は、日本屈指の規模を誇る自動車のミュージアム。展示車両は、自動車産業の黎明期の自動車から戦後の自動車まで、ジャンルやメーカーは多岐にわたります。日本製の古い商用車が数多くそろっていて、車両は当時使用していたままの状態で展示されているのが特徴。イギリスの故・ダイアナ妃が来日時に注目を集めた公用車「ロールス・ロイス シルバースパーⅡ」、2シーターの高級スポーツカー「トヨタ2000GT」、歴代の日産スカイラインなど、かつての歴史を物語る貴重な自動車が必見で、「乗りもののまち」と称される小松市で外せないスポットです。
詳しく見る加賀市
鶴仙渓上流に位置する「こおろぎ橋」と下流にある「黒谷橋」のほぼ中間、山中温泉の大聖寺川に架かるあやとりはしは、長さ約94.7m、橋床幅およそ1.5mの徒歩専用の橋です。ユニークなS字型の形状とワインレッドの色合いが特徴的な鉄骨の人道橋は、「鶴仙渓を活ける」をコンセプトに、いけばな草月流三代目の家元・勅使河原宏がデザインしたもの。糸遊び「綾取り」の形に似ていて、橋の両岸が両手の役割を担っています。橋の上から望む鶴仙渓の美しさは格別で、東岸の桜公園や鶴仙渓へと続く散策路としても人気。夜には、九谷五彩をモチーフとしたライトアップイベント「Kakusenkei Light」も開催されていて、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を味わえます。
詳しく見る加賀市
景勝地・鶴仙渓の近くにあるこおろぎ橋は、大聖寺川に架けられた橋。橋が誕生したのは江戸時代と考えられていて、趣あるヒノキ造りを取り入れたのは昭和16年(1941年)からです。1990年に橋の構造や形をあまり変えないように架け替えていて、2019年にお披露目された現在の橋は4代目です。橋の由来については、秋の夜に鳴く「コオロギ」にちなむ説や、橋から落ちるほど危険な道だという「行路危」が転じた説など諸説ありますが、近年では清らかな木を表す「清ら木」にちなむ説が有力視されています。こおろぎ橋は山中温泉のシンボル的な存在で、昭和53年(1978年)には同じ名前のテレビドラマが放映されたほど。山中温泉を訪れたならいくべき観光スポットです。
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九谷セラミック・ラボラトリーが位置する小松市は、九谷焼を作るうえでなくてはならない「花坂陶石」の産地です。施設が建つ場所には、かつて近くの山で採掘された岩を砕いて粘土を作る国内でも珍しい製土施設がありました。以前からの製土技術とミュージアムに、ギャラリーや体験工房などを組み合わせて新たにオープンしたのが、九谷セラミック・ラボラトリーです。現在でも敷地内に製土工場があり、花坂陶石から陶土が完成するまでの工程を見学できたり、絵付けやろくろを使用しての器づくりなど世界に一つしかない自分だけの九谷焼づくりを体験できたりするのも嬉しい点。色々な体験を通じて、奥深い九谷焼の魅力に触れられます。
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加賀の喜多家(きたけ)といえば、元々は高崎姓を名乗っていた越前武士であり、加賀藩の前田利常が定めた農政制度の十村役において筆頭とされた家系。江戸中期に加賀に移住してからは、灯油の製造販売や酒造業を生業としていた旧家でもあります。江戸時代に金沢と江戸を繋いでいた「北国街道」の宿場町・野々市宿には、かつての歴史を映す「喜多家住宅(喜多家記念館)」が現存。庇(ひさし)の「さがり」や細い縦格子など、加賀の典型的な町家造りを現在に伝える建物で、石川県内の町家の中でも年代が古く貴重な建造物として、国の重要文化財にも登録されています。スタッフの説明を聞きながら住宅内を見学することで、往時の生活が偲ばれます。
詳しく見る白山市
手取川の流れが作り出した手取峡谷(てどりきょうこく)は、釜清水町(黄門橋)から河原山町(対山橋)までの8kmほどの峡谷で、高さおよそ20~30mの絶壁が連なっています。黄門橋や不老橋からの眺めがおすすめで、川に大小さまざまな大きさの奇岩や「甌穴(おうけつ)」とよばれるポットホールが点在する不老峡の美景を一望。水が高さ約32mから綿が落ちるように流れる「綿ヶ滝」やマイナスイオンに包まれた自然公園「綿ヶ滝いこいの森」などもあり、11月上旬から中旬にかけては、紅葉の赤と川の青、自然の緑が織り成す美景を愛でながらの散策も満喫できます。「白山手取川ジオパーク」の一部として、日本ジオパークにも認定されています。
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山中温泉にある鶴仙渓(かくせんけい)は、大聖寺川上流のこおろぎ橋から黒谷橋にかけての約1.3kmに及ぶ渓谷。名前は、明治時代の書家である日下部 鳴鶴(くさかべ めいかく)が愛した渓谷に由来しています。烏帽子岩や弁慶岩など砂岩の浸食による奇岩や小さな滝などが織り成す渓谷美で有名な北陸屈指の景勝地です。4月から11月には、清らかな水の流れや爽やかな緑に囲まれた憩いの場「鶴仙渓川床」がオープン。渓流沿いには遊歩道があり、春の深緑や秋の紅葉など四季折々の自然美を愛でながら散策できます。普段とは異なる角度から渓谷の風景を楽しみたい方は、こおろぎ橋やあやとり橋、黒谷橋といった3つの橋から渓谷を眺めるのもおすすめです。
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金沢の玄関口として親しまれている金沢駅は、JR西日本やIRいしかわ鉄道が乗り入れる北陸の主要駅。兼六園口には、能楽で用いられる鼓をイメージした重厚な鼓門(つづみもん)や幾何学模様のガラスの天井が目を引く「もてなしドーム」があります。鼓門は夜のライトアップも行われていて、鼓門をバックに記念撮影する観光客も少なくありません。構内の至るところに、九谷焼や輪島塗、加賀友禅、山中漆器など加賀百万石の伝統工芸が使用されているのも特徴です。レストランやカフェ、お土産店なども充実していて、アート鑑賞やグルメから、ショッピング、お土産探しまで、単にターミナル駅としてだけでなく、観光スポットのように楽しく過ごせます。
詳しく見る金沢市
金沢21世紀美術館は、現代美術を中心とする金沢市立の美術館です。円形総ガラス張りの外観が特徴的で、どこから見ても正面にみえるという不思議な作りになっています。丸い外観にちなんだ「まるびぃ」や「21美」の愛称でも親しまれています。無料で見学できるスペースや鑑賞できる作品が多いのも魅力。一番の見どころは、アルゼンチン出身のアーティスト レアンドロ・エルリッヒによる「スイミング・プール(レアンドロのプール)」です。プールを通じて、地上の人と地下の人が出合えるアート作品として話題を呼んでいます。レストランやミュージアムショップなどの施設も充実していて、のんびりと現代アートの世界に浸れます。
詳しく見る石川県
自然と共存する日本の原風景が残る能登地域。古くから守られてきた風景や食、伝統を感じることができます。
詳しく見る石川県
時代を感じる文化遺産が多く残る金沢。目で見て、体験して、食べて楽しめる、魅力の詰まった地域です。
詳しく見る天正11年(1583年)に戦国武将の前田利家が金沢城に入城して以降、整備された加賀。加賀藩は工芸や文化などの発展に力を注いでいて、京都や江戸から多くの文化人を招きました。その結果、金沢独自の文化が花開き、九谷焼や加賀友禅、金沢漆器など多くの伝統工芸が今も脈々と受け継がれています。前田家は、関ヶ原の戦い以降徳川家に従った「外様大名」ながらも、石高100万石を誇った「一番大名」であり、「加賀百万石」と称されるほど繁栄を極めました。加賀には、金沢城跡を中心に整備された金沢城公園や兼六園、利家と妻の「まつ」を祀る尾山神社、長町武家屋敷跡など、かつての面影を偲ばせる歴史スポットが点在していて、町歩きを楽しめます。
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石川、富山、岐阜、福井の4県にまたがる霊峰白山は、最高峰である2702mの御前峰(ごぜんがみね)や2684mの大汝峰(おおなんじみね)などを中心とする山峰の総称です。およそ1300年にも及ぶ白山をご神体とする白山信仰が伝わる地であり、「日本三名山」のひとつでもあります。高山植物やブナの原生林などの豊かな自然が広がっていたり、登山口が複数あり、難易度や所要時間の異なる多くの登山コースも整備されていることから、初心者から上級者まで登山やトレッキングでも人気。新日本百名山、花の百名山、新・花の百名山など、数々の百名山に選定されていることからも、白山がいかに古くから愛されているのかがうかがい知れます。
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石川県金沢市兼六町1
JR金沢駅から車で約15分
3月1日~10月15日/7:00~18:00(最終入園 17:30)、10月16日~2月末日/8:00~17:00(最終入園 16:30)
大人(18歳以上)320円、小人(6歳~18歳未満)100円
金沢市の中心部に位置する兼六園(けんろくえん)は、17世紀中期に加賀藩5代藩主の前田綱紀によって、金沢城の外郭に造営された池泉回遊式庭園。梅や桜、初夏の新緑やツツジ、秋の紅葉、冬の唐崎松の雪吊りなど、四季折々の自然美と出合えるスポットとして名を轟かせていて、日本三名園の一つと讃えられたり、国の特別名勝に選ばれたりするほどです。兼六園が観楓(かんぷう)の宴を行う場として使用されるなど、綱紀以降の歴代藩主に愛された地でもありました。片足のみが池の中に建つ二本足の灯籠「徽軫灯籠(ことじとうろう)」やおよそ5,800平方メートルにも及ぶ「霞ヶ池」などもあり、季節によって移り変わる光景を目的に訪れる人も珍しくありません。
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金沢市の中心部に位置する近江町市場(おうみちょういちば)は、江戸時代の享保6年(1721年)に加賀藩の御膳所として生まれた市場。商店街には、日本海で水揚げされた新鮮な魚介や地元産の野菜、果物、漬け物などの専門店、飲食店、花屋、衣料品店など、多彩なジャンルの店舗が170軒ほど立ち並んでいます。金沢市民の台所として、一般市民からプロの料理人まで多くの人でにぎわい、常時20種類以上のコロッケがそろうお店や立食いカウンターで「能登牛」の炙りにぎりを味わえるお店、新鮮な海の幸をイートインスペースで食べられるお店など、金沢名物を気軽に堪能できるスポットも豊富。ご当地グルメを目的に、観光客も多く訪れます。
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石川県白山市中宮(白山白川郷ホワイトロード内)
蛇谷園地駐車場から徒歩約20分
なし
「日本の滝百選」のひとつに数えられる姥ヶ滝(うばがたき)は、白山白川郷ホワイトロード内にある全長76mほどの二段の滝。水が岩肌に沿って白く流れ落ちる様子が、白髪の老婆が髪を振り乱した姿に似ていたことに由来しているといわれています。滝の周辺には、ミズナラやブナなどの天然林が生い茂る「蛇谷園地」や、姥ヶ滝の目の前に設けられた無料の混浴露天風呂「親谷の湯」などのスポットが点在していて、1時間ほどのウォーキングコースも。ベンチや椅子なども設置されていますので、新緑や紅葉など季節の彩りをまとう豊かな自然での森林浴を楽しんだり、鳥のさえずりに耳を傾けたりしながら、のんびりと散策するにはぴったりです。
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岐阜県大野郡白川村鳩谷~石川県石川郡尾口村
6月〜8月/7:00〜18:00、9月〜11月/8:00~17:00
片道1,700円、往復2,600円(普通車)
かつては「白山スーパー林道」と呼ばれていた白山白川郷ホワイトロード(はくさんしらかわごうほわいとろーど)は、岐阜県の白川村と石川県の白川市とを結ぶ33.3kmほどもある有料の林道。白山国立公園の特別地域、白山の北側に位置していて、岐阜県の世界遺産白川郷や飛騨高山と、石川県の加賀温泉郷や古都金沢を繋ぐ観光道路でもあります。10月上旬から10月下旬ころには、紅葉目当ての観光客も多く訪れるスポット。ロード沿いには、白山展望台や白川郷展望台などのビュースポットもあり、ブナ原生林の樹海や高山植物、ふくべの大滝、姥ヶ滝など国立公園に選ばれるほどの自然豊かな風景を堪能できる絶景ロードとして、人気を博しています。
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木場潟は、石川県内にあった5つの潟のうち、自然のままの姿で現在まで残る唯一の潟です。貴重な木場潟の自然を保全する目的から、霊峰の白山を一望できる「木場潟公園」として整備。園内には、中央園地・西園地・南園地・北園地の4つ園地と、それぞれの園地を繋ぐ遠路も完備されていて、木場潟ならではの自然を間近で観察しながら、周遊できます。雄大な自然の中で、カヌー・パークゴルフ・サイクリング・ウォーキング・ジョギングなどのアクティビティを体験できるのも魅力。大きなガラス越しに白山を望めるレストランや西園地のライトアップなどもあり、カップルやグループ、ファミリーなど、多くの人の憩いの場として活用されています。
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石川県白山市三宮町ニ105-1
鶴来駅から徒歩約20分
4月〜10月/9:00〜16:00、11月/9:30〜15:30(宝物館拝観時間)
大人300円、高校生以下無料(宝物館拝観料)
「日本三大霊山」のひとつとして名高い白山の山麓に鎮座する白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)は、白山を神体山として祀る神社。白山信仰の中心地であり、全国各地に2,000社以上も点在する白山神社の総本社でもあります。地元では、「白山さん」の名前で呼ばれていて、加賀国一宮や北陸鎮護の大社としても古くから信仰を集めています。自然豊かな境内には、推定樹齢1000年ほどの大ケヤキや樹齢約800年の巨大な杉などの古樹をはじめとする木々がうっそうと生い茂っていて、神聖な雰囲気を放っています。良縁成就・開運招福・子孫繁栄・福徳長寿・身体健全など数多くのご利益に授かれる北陸屈指のパワースポットとしても有名です。
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小松空港に併設された小松基地(こまつきち)は、昭和36年(1961年)に誕生した航空自衛隊の基地です。小松基地は、日本海をはさんだ諸外国との距離が航空機で1時間ほどと近く、日本海側で唯一の戦闘機部隊を擁する基地として、対領空侵犯措置の任務にあたる基地として、重要な役割を果たしています。広報活動の一環として、事前に予約しておくことで、基地での訓練の様子や基地で所有している装備品など、普段はなかなか見られない基地の見学も可能です。例年の9月から10月ころに開催される「航空祭」では、戦闘機やブルーインパルスの展示飛行、旧管制塔見学などの特別な時間を過ごせるとあって、遠方からも多くの人が詰めかけます。
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古くから陸路や海路の要所として繁栄を遂げてきた安宅の地にたたずむ安宅住吉神社(あたかすみよしじんじゃ)。創建は奈良時代の天応2年(782年)と歴史は長く、江戸時代の正保4年(1647年)に現在地に遷座されたのだとか。安宅は、歌舞伎の十八番「勧進帳(かんじんちょう)」の一場面が語り継がれる地で、兄頼朝の追っ手から逃げる義経と弁慶一行が、安宅の関守・富樫に疑われつつも無事に逃げ延びた逸話が伝わる地です。安宅住吉神社は、義経のエピソードにもとづく、全国でも数少ない難関突破のご利益で知られていて、スポーツ競技や各種受験から芸事上達、会社経営まで、難関を突破したいと願う人の心の拠り所になっています。
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石川県小松市二ツ梨町一貫山40
JR粟津駅からタクシーで7分~8分
9:00~17:00(入館は16:30まで)
大人1,200円、子ども(小・中学生)600円※小学生未満は無料
およそ12,000平方メートルもの広大な敷地に、世界中から集めた約800台のうち常時500台ほどもの車がずらりと並ぶ自動車博物館は、日本屈指の規模を誇る自動車のミュージアム。展示車両は、自動車産業の黎明期の自動車から戦後の自動車まで、ジャンルやメーカーは多岐にわたります。日本製の古い商用車が数多くそろっていて、車両は当時使用していたままの状態で展示されているのが特徴。イギリスの故・ダイアナ妃が来日時に注目を集めた公用車「ロールス・ロイス シルバースパーⅡ」、2シーターの高級スポーツカー「トヨタ2000GT」、歴代の日産スカイラインなど、かつての歴史を物語る貴重な自動車が必見で、「乗りもののまち」と称される小松市で外せないスポットです。
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石川県加賀市山中温泉河鹿町
加賀ICから約12.2km
終日
なし
鶴仙渓上流に位置する「こおろぎ橋」と下流にある「黒谷橋」のほぼ中間、山中温泉の大聖寺川に架かるあやとりはしは、長さ約94.7m、橋床幅およそ1.5mの徒歩専用の橋です。ユニークなS字型の形状とワインレッドの色合いが特徴的な鉄骨の人道橋は、「鶴仙渓を活ける」をコンセプトに、いけばな草月流三代目の家元・勅使河原宏がデザインしたもの。糸遊び「綾取り」の形に似ていて、橋の両岸が両手の役割を担っています。橋の上から望む鶴仙渓の美しさは格別で、東岸の桜公園や鶴仙渓へと続く散策路としても人気。夜には、九谷五彩をモチーフとしたライトアップイベント「Kakusenkei Light」も開催されていて、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を味わえます。
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石川県加賀市山中温泉こおろぎ町
JR加賀温泉駅から車で約20分
なし
景勝地・鶴仙渓の近くにあるこおろぎ橋は、大聖寺川に架けられた橋。橋が誕生したのは江戸時代と考えられていて、趣あるヒノキ造りを取り入れたのは昭和16年(1941年)からです。1990年に橋の構造や形をあまり変えないように架け替えていて、2019年にお披露目された現在の橋は4代目です。橋の由来については、秋の夜に鳴く「コオロギ」にちなむ説や、橋から落ちるほど危険な道だという「行路危」が転じた説など諸説ありますが、近年では清らかな木を表す「清ら木」にちなむ説が有力視されています。こおろぎ橋は山中温泉のシンボル的な存在で、昭和53年(1978年)には同じ名前のテレビドラマが放映されたほど。山中温泉を訪れたならいくべき観光スポットです。
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石川県小松市若杉町ア91番地
八幡ICから車で約2分
10:00-17:00(最終入館は16:30まで)
【12月-3月】火曜日・水曜日・年末年始【4月-11月】水曜日 ※祝日の場合は開館し、翌平日休館
一般 300円、学生(高校生以下)150円
九谷セラミック・ラボラトリーが位置する小松市は、九谷焼を作るうえでなくてはならない「花坂陶石」の産地です。施設が建つ場所には、かつて近くの山で採掘された岩を砕いて粘土を作る国内でも珍しい製土施設がありました。以前からの製土技術とミュージアムに、ギャラリーや体験工房などを組み合わせて新たにオープンしたのが、九谷セラミック・ラボラトリーです。現在でも敷地内に製土工場があり、花坂陶石から陶土が完成するまでの工程を見学できたり、絵付けやろくろを使用しての器づくりなど世界に一つしかない自分だけの九谷焼づくりを体験できたりするのも嬉しい点。色々な体験を通じて、奥深い九谷焼の魅力に触れられます。
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石川県羽咋郡宝達志水町北川尻ラ1-1
米出ICから車で約3分
9:00〜16:45(3月~11月)、9:00〜15:45(12月~2月)※事前に公式サイト等でご確認ください。
一般500円、小・中学生200円、就学前の方は無料
加賀の喜多家(きたけ)といえば、元々は高崎姓を名乗っていた越前武士であり、加賀藩の前田利常が定めた農政制度の十村役において筆頭とされた家系。江戸中期に加賀に移住してからは、灯油の製造販売や酒造業を生業としていた旧家でもあります。江戸時代に金沢と江戸を繋いでいた「北国街道」の宿場町・野々市宿には、かつての歴史を映す「喜多家住宅(喜多家記念館)」が現存。庇(ひさし)の「さがり」や細い縦格子など、加賀の典型的な町家造りを現在に伝える建物で、石川県内の町家の中でも年代が古く貴重な建造物として、国の重要文化財にも登録されています。スタッフの説明を聞きながら住宅内を見学することで、往時の生活が偲ばれます。
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石川県白山市下吉谷町
白山ICから車で50分
終日
なし
手取川の流れが作り出した手取峡谷(てどりきょうこく)は、釜清水町(黄門橋)から河原山町(対山橋)までの8kmほどの峡谷で、高さおよそ20~30mの絶壁が連なっています。黄門橋や不老橋からの眺めがおすすめで、川に大小さまざまな大きさの奇岩や「甌穴(おうけつ)」とよばれるポットホールが点在する不老峡の美景を一望。水が高さ約32mから綿が落ちるように流れる「綿ヶ滝」やマイナスイオンに包まれた自然公園「綿ヶ滝いこいの森」などもあり、11月上旬から中旬にかけては、紅葉の赤と川の青、自然の緑が織り成す美景を愛でながらの散策も満喫できます。「白山手取川ジオパーク」の一部として、日本ジオパークにも認定されています。
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石川県加賀市山中温泉東町、下谷町
JR加賀温泉駅から車で約20分
終日
なし
山中温泉にある鶴仙渓(かくせんけい)は、大聖寺川上流のこおろぎ橋から黒谷橋にかけての約1.3kmに及ぶ渓谷。名前は、明治時代の書家である日下部 鳴鶴(くさかべ めいかく)が愛した渓谷に由来しています。烏帽子岩や弁慶岩など砂岩の浸食による奇岩や小さな滝などが織り成す渓谷美で有名な北陸屈指の景勝地です。4月から11月には、清らかな水の流れや爽やかな緑に囲まれた憩いの場「鶴仙渓川床」がオープン。渓流沿いには遊歩道があり、春の深緑や秋の紅葉など四季折々の自然美を愛でながら散策できます。普段とは異なる角度から渓谷の風景を楽しみたい方は、こおろぎ橋やあやとり橋、黒谷橋といった3つの橋から渓谷を眺めるのもおすすめです。
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石川県金沢市木ノ新保町1-1
金沢東ICから車で約10分
終日
なし
金沢の玄関口として親しまれている金沢駅は、JR西日本やIRいしかわ鉄道が乗り入れる北陸の主要駅。兼六園口には、能楽で用いられる鼓をイメージした重厚な鼓門(つづみもん)や幾何学模様のガラスの天井が目を引く「もてなしドーム」があります。鼓門は夜のライトアップも行われていて、鼓門をバックに記念撮影する観光客も少なくありません。構内の至るところに、九谷焼や輪島塗、加賀友禅、山中漆器など加賀百万石の伝統工芸が使用されているのも特徴です。レストランやカフェ、お土産店なども充実していて、アート鑑賞やグルメから、ショッピング、お土産探しまで、単にターミナル駅としてだけでなく、観光スポットのように楽しく過ごせます。
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石川県金沢市広坂1-2-1
金沢西ICから車で約20分
9:00~22:00(交流ゾーン)※事前に公式サイト等でご確認ください。
入館無料(交流ゾーン)
金沢21世紀美術館は、現代美術を中心とする金沢市立の美術館です。円形総ガラス張りの外観が特徴的で、どこから見ても正面にみえるという不思議な作りになっています。丸い外観にちなんだ「まるびぃ」や「21美」の愛称でも親しまれています。無料で見学できるスペースや鑑賞できる作品が多いのも魅力。一番の見どころは、アルゼンチン出身のアーティスト レアンドロ・エルリッヒによる「スイミング・プール(レアンドロのプール)」です。プールを通じて、地上の人と地下の人が出合えるアート作品として話題を呼んでいます。レストランやミュージアムショップなどの施設も充実していて、のんびりと現代アートの世界に浸れます。
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自然と共存する日本の原風景が残る能登地域。古くから守られてきた風景や食、伝統を感じることができます。
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時代を感じる文化遺産が多く残る金沢。目で見て、体験して、食べて楽しめる、魅力の詰まった地域です。
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金沢カレーは、濃厚でどろっとしたルーをご飯にまんべんなくかけた上に、カツをのせてソースをかけてあるのが特徴です。
石川県でとれるズワイガニのことを加能ガニと呼びます。日本海の栄養豊富な環境で育った加能ガニはぎっしり身が詰まっています。
能登牛は、石川県内が最終飼養地かつ飼養期間が最長の黒毛和牛でA3またはB3以上の等級のもののみが名乗れるブランドです。
車麩やバイ貝、加賀野菜などの具材をほのかな甘みのあるやさしい出汁で煮込んだのが金沢おでんの特徴です。
ハントンライスは、ケチャップライスに薄焼き卵をのせ、その上にフライとタルタルソースがのった金沢の洋食です。
金沢ではお祭りやお祝いの日に押し寿司を食べます。酢で締めた魚と酢飯、紺海苔を型に入れて一晩押して寝かせて作ります。
月 | 平均気温 | 気候と服装 | 季節のイベント |
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1月 | 4.3℃ | 1月・2月は氷点下や雪の日が続きます。3月は日中は暖かくなることもありますが、まだまだ防寒対策が必要。ダウンジャケットやコートなど厚手の上着に手袋・マフラーも準備しましょう。 | 宇出津港 のと寒ぶりまつり、蓮光寺 星まつり |
2月 | 4.9℃ | アマメハギ(能登町) | |
3月 | 10.5℃ | 平国祭(おいで祭) |