旅に役立つ情報満載松本観光ガイド

松本城松本城
乗鞍高原乗鞍高原
中町通り中町通り
弘法山古墳弘法山古墳

国宝の松本城を中心に計画的に造られた城下町。中町商店街にはカフェや雑貨屋などが多く、のんびり散策が楽しめます。旅を満喫したら開湯1300年の名湯・浅間温泉で疲れを癒やすのがおすすめ。市内観光には松本市の中心部を走る周遊バスが便利です。

松本の観光マップ

Area Map

松本のおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • 松本城

    国宝松本城

    国宝松本城は、戦国時代の永正年間に造られた深志城が始まりとなる城。現在ある五重六階の天守では、日本最古の国宝の城となっています。白と黒のコントラストからなる絶妙な美しさは、アスプスの雄大な景色に映える他では見られない絶景です。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪の積もった北アルプスを背景に迫力のある天守を見ることができます。季節ごとに違った姿を見せてくれる松本城は、どの時期に訪れても魅力的です。松本城は城下町も賑わいをみせました。現在でも、なわて通りや中町通りなどをはじめとする城下町は、地域の人々や観光客に親しまれています。歴史を感じる街並みを散策できるので、松本城の観光とあわせて城下町をめぐるのもおすすめです。

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  • 河童橋

    上高地

    上高地は標高約1,500m、日本屈指の山岳景勝地。国の文化財にも指定され、手つかずの自然は人々を魅了します。

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  • 浅間温泉・山の手通り

    浅間温泉

    浅間温泉は1300年の歴史を持つ温泉で、西暦698年の飛鳥時代の日本書紀にも登場するほどです。大自然に囲まれた松本城の城下町にある温泉として、庶民に親しまれてきました。浅間温泉のお湯はアルカリ性単純温泉で肌がすべすべになる「美人の湯」と言われており、無色透明で匂いもほとんどないお湯は、万人から好まれる泉質です。50℃程度のお湯なので、ほとんどの施設で源泉かけ流し湯が楽しめます。近隣には松本城や安曇野など、観光スポットが点在し、観光帰りに立ち寄るのも良いかもしれません。日帰り入浴できる施設もあるので、観光の途中にもおすすめの温泉地です。

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  • 乗鞍高原 牛留池

    乗鞍高原

    乗鞍高原は、北アルプスの南側に位置する乗鞍岳に広がる高原。標高1,200~1,800mの山岳地にありながらも、自然の恵みによって古くから人々の生活が営まれてきました。現在では、山岳観光地として多くの観光客が訪れます。乗鞍高原を走る山岳路線はエコーラインと呼ばれ、日本で一番高い地を車両で通ることのできる県道として知られています。車窓に見る自然豊かな景色は圧巻です。そのエコーラインを利用して乗鞍岳へは標高2,700mまでシャトルバスでアクセスできます。日本一優しい3,000m級の山と言われ、初心者でも登山にチャレンジしやすい高山です。乗鞍高原は温泉の地としても有名で3つの源泉からなる温泉を、大自然の中で味わうことができます。

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  • 美ヶ原高原 美しの塔

    美ヶ原

    美ヶ原は、松本市・上田市・長和町にまたがる標高2,000m級の高原で、八ヶ中信高原国指定公園の最北に位置し、日本一広い高原台地です。美ヶ原には、遊歩道が整備されたパノラマコースがあり、眼下に広がる山々の中、自然あふれるコースを散策することができます。高原の中心に立つ美しの塔は、美ヶ原のシンボルとして存在感ある姿で佇み、訪れる人を魅了します。トレッキングコースの絶景ポイント、垂直の断崖絶壁である王ヶ鼻から望む北アルプスの山々は圧巻の景色です。散策路に広がる牧場では、放牧された牛たちに出会うことができるでしょう。散策路の端にある屋外美術館は、ほかでは珍しい彫刻を展示する美術館で、雄大な自然と現代彫刻の調和は、見る人の心を奪います。

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  • 松本市美術館 外観

    松本市美術館

    松本市美術館は、正面の独創的なモニュメントが目を引く美術館。モニュメントは松本市出身の草間彌生の作品で、特別展示として館内にも多くの作品が展示されています。そのほかにも、上條信山や田村一男など地元にゆかりのある芸術家の作品を鑑賞することができます。松本市美術館は、北アルプスの山岳や高原、地域に根差す音楽・伝統をテーマにした作品が多く展示されます。地域のアートギャラリーやこども創作館は、地域の人の芸術表現の場ともなっています。年に4回の企画展とともに作品の入れ替えが行われるため、毎回新鮮な気持ちで楽しめるのも松本市美術館の魅力です。松本駅から走る、草間彌生が手掛けた「クサマバス≪水玉乱舞号≫」に乗って向かうのも良いかもしれません。

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  • 旧開智学校

    旧開智学校

    旧開智学校は、明治9年に建てられた擬洋風建築の校舎です。昭和38年までの約90年間、小学校として利用され、日本で最古の学校建築のひとつと言われています。令和元年には、近代学校建築として初めて国宝に指定されました。建設当時の日本では、文明開化の流れによって洋風のものが求められていて、これを日本の伝統技術を駆使して洋風を目指した建物が擬洋風建物です。旧開智学校からは、こうした当時の時代背景を映した歴史を感じることができます。和風と洋風が混ざり合った独特の外観は、訪れる人を魅了します。校舎内は、当時の学校校舎としては機能的だと言われていて、近代教育の始まりを見ることができます。日本の近代的な学校建築の始まりを、肌で感じることのできる施設です。

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  • なわて通り商店街

    なわて通り商店街

    なわて通り商店街は、松本駅から徒歩10分の場所にある商店街で、終日歩行者天国となっており、多くの観光客や地域の人が訪れます。女鳥川の土手から長く伸びる様子が、縄のように長く見えることから「なわ(縄)て(土手)通り」と言われるようになりました。長屋が並ぶ様子は、昭和にタイムスリップしたような風景で、どこか懐かしい雰囲気を感じられます。昔ながらの金物屋からオシャレな雑貨屋・カフェまで、個性豊かな店が揃っています。なわて通り商店街では、カエルをモチーフとした置き物や看板を多く見かけます。これは、かつて女鳥川に生息した「カジカガエル」をモデルにしたもの。現在は姿を見ることはできませんが、商店街の人と共に街を活気付けています。

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  • 白骨温泉

    白骨温泉

    白骨温泉は、600年以上の歴史があり、作家の中里介山に「五彩絢爛たる絶景」と言われたほど魅力のある温泉です。戦国時代には隠し湯として傷を癒し、江戸時代以降も秘湯として深い山を越えて多くの人が訪れました。標高1,400mの人の手が加わらない自然の風景を見ることができるのが白骨温泉の魅力です。温泉の噴出口にできた炭酸石灰からなる噴湯丘は、国の天然記念物に指定されているものもあります。湯上りの散策路は、自然に囲まれた温泉街を歩きながら湯川の清らかな流れを眺めることができます。近くにある竜伸の滝も絶景スポットのひとつ。白糸のような美しい流れと緑のコントラストが見る人の心を癒してくれます。

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  • 松本市立博物館

    松本市立博物館

    松本市立博物館は、地域の歴史や産業の発展など様々な魅力を発信する博物館です。3階にある常設展示室では、時代とともに変化してきた松本市の歴史を、8つのテーマを通して伝えます。展示室に入って目を引くのは、江戸時代の松本を再現した巨大なジオラマ。松本城を囲うように造られたジオラマは、城下町として栄えた松本の様子や都市計画の様子を見ることができます。お城を中心とした町の実像を知ることができるでしょう。また松本に住む人々にとって、山は生活とともにあり、食料や鉱物の恵みとして、信仰の対象としてともに歩んできた山の魅力や歴史を知ることができます。松本市が現在の様子になるまでにどのような過程があったのか、松本市の歴史を学ぶことができる施設です。

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  • 梓川

    梓川

    梓川は、長野県の西側を流れる清らかな川。上高地を経て信濃川系の水流である犀川に合流します。とくに上流域には景勝地が多くあり、険しい山岳地帯を流れる清らかな水流は、心地よい風情を感じさせます。梓川沿いは白樺やモミなどの原生林が生い茂り、雄大な自然を背景とした美しさは訪れる人々を魅了します。夏は気温が街中と比べて低くいため、家族や連れで賑わいます。秋の紅葉の時期は登山客にも人気のシーズン。赤く染まる紅葉と清らかな梓川の流れは、心を癒してくれます。りんごやお米をはじめとした、梓川の清流で育った農作物も格別です。地域の農業直売所や土産屋では、梓川の恵みで育った良質な農作物を手に入れることができます。

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  • あがたの森公園

    あがたの森公園

    あがたの森公園は、日本庭園風の池や大正時代に植えられたヒマヤラ杉による並木道が美しい、地域の人に愛される公園で、公園の一角には、国指定の重要文化財である旧松本高等学校のレトロな校舎が残っており、ドラマや映画でも利用されました。淡いブルーの校舎からは、洋風文化が発展した当時の光景を感じられます。公園内残る旧松本高等学校本館・講堂は、「あがたの森文化会館」として現在でも保存・活用されています。美ヶ原高原を背景とした池は、日本庭園風の造りが映える美しい景観です。街中にありながらも、歴史と自然を感じることのできるあがたの森公園は、観光客の散策スポットとしても人気。喧騒から離れた心地良い時間を過ごすことができます。

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  • 美鈴湖

    美鈴湖

    美鈴湖は、標高1,000mの山峡にある人工湖で、農業用のため池として安土桃山時代から考案され、増築を繰り返して昭和26年に現在の姿となりました。湖周辺にはカラマツの木が生い茂り、天気が良い日には背景に北アルプスを望む絶景を楽しむことができます。市街地の喧騒から離れた松本市郊外にある美鈴湖は、地域の人にも親しまれているスポット。周辺には散策コースやキャンプスペースもあり、地域の人や観光客など多くの人が訪れます。夏は自然に囲まれながらヘラブナ釣りを、秋は紅葉を眺めながらの散策を、冬は氷の張った湖でワカサギ釣りを楽しむことができます。四季折々の楽しみ方ができる美鈴湖は、1年を通して人の絶えない人気スポットです。

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  • 弘法山古墳

    弘法山古墳

    弘法山古墳は、北アルプスを一望できる弘法山の山頂にある前方後方墳です。3世紀末に創られたとされており、東日本で最も古い古墳のひとつです。全長66mの大きさで、山頂にある古墳から松本市の広い範囲を見渡すことができる絶景スポット。古墳には、その広い眺めの範囲を支配していた権力者が埋葬されていると言われています。弘法山古墳は周囲を桜の約4000本の桜の木々に囲まれており、春になると花見スポットとして多くの花見客で賑わいます。雪の残る北アルプスを背景に咲き乱れる桜は圧巻で、息を呑むほど綺麗な景色が広がります。ソメイヨシノ・ヤマザクラ・シダレザクラなど異なる種類の桜が混ざっており、色のグラデーションも魅力です。

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  • 大正池

    大正池

    大正池は、大正4年の焼岳の噴火によってできた池で、噴火による溶岩や泥流によって梓川の水がせき止められ、わずか一晩で姿を現し田といいます。背景にそびえ立つ穂高連峰と静寂な水面が、壮大なパノラマビューで迎えてくれます。晴れた日には、壮大な山々を映し出す水面と水面に佇む立ち枯れ木の姿が幻想的な景観を見せてくれます。早朝や夜の景観が美しいのも大正池の魅力。また雨上がりの朝は、靄と枯れ木が幻想的な青い世界をつくりだします。夜は闇のなか微かに映し出される山のシルエットと星空が、静寂ながらも壮大な景観を見せてくれます。日々変化する大正池の景観が、訪れる人を楽しませてくれます。

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  • 中町通り

    中町通り

    中町通りは、松本駅と松本城の間にある商店街で、かつては城下町として栄え、江戸時代から明治時代の蔵造りの建物が多く残ります。その独特の外観から当時の様子が伺え、タイムスリップしたかのような雰囲気を味わうことができます。民芸品や工芸品のお店が多く集まり、個性豊かな品が目を引きます。明治時代の土蔵造りを見学できる「蔵シック館」も人気スポット。蔵内の喫茶店では、日本庭園を眺めながらゆっくりお茶をすることができます。土曜日には、地域の人が持ち寄った新鮮な食材で朝市が開催されます。「日本一短い朝市」と言われ、10分ほどで売り切れる農家もいるほど。調理の仕方や漬け方など、地域ならではの知恵を伝授してくれるので、朝市での会話も楽しみのひとつです。

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  • 松本市時計博物館

    松本市時計博物館

    松本市時計博物館は、巨大な振り子時計をシンボルとした時計博物館です。通り沿いで目を引く振り子時計は、日本一の大きさを誇ります。館内で展示している古時計は約110点。古時計の技術者であった本田親蔵氏や、市民からの寄贈品が展示されています。そのほとんどが、動いている状態で展示されており、長く時を刻む古時計の魅力を感じることができます。1Fの展示室では、「時計の進化」をテーマに時計の歴史を紹介。時計が庶民に広まった歴史を知ることができます。2Fのコレクション展示では、大小様々な時計や蓄音機を展示しています。カチ、カチという古時計独特の音を聴きながら、どこか懐かしい雰囲気の中で展示を楽しむことができます。

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  • 松本平広域公園 信州スカイパーク

    松本平広域公園 信州スカイパーク

    松本平広域公園信州スカイパークは、長野県最大の多機能・多目的型公園。信州まつもと空港の隣に位置する個性豊かな公園です。芝生でゆったりと景色を眺めたり、スポーツやレクリエーションを行うなど、多彩な7つのゾーンが楽しめます。公園内には様々な場所で花が咲き誇り、四季折々の景観が訪れる人を迎えてくれます。おもしろ自動車広場では、20種類の変形自動車で子ども心をくすぐります。大型木製遊具も家族連れで楽しめるスポットです。公園に点在する広場は、風を感じながら一息つける休憩スポットです。花木が広がる景色や、上空を通る飛行機を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができます。大人から子どもまで、多くの人が楽しめる個性豊かな施設です。

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  • 常念岳

    常念岳

    常念岳は、北アルプスの南部に位置する、松本市・安曇野市にまたがる日本百名山のひとつで、標高2,857mのピラミッド型の形が特徴です。その綺麗な形は街中から見る姿がとても美しく、安曇野市のシンボルとも言われています。晴れた日の山頂には、360度の大パノラマが広がります。一面に広がる壮大なアルプスの山々は絶景です。夏には登山道を花々が埋め尽くし、多くの人が訪れます。登山道はいくつかありますが、約6~7時間のコースや難易度もそれほど高くないコースまで、日帰りでの登山はもちろん、山頂付近の宿を利用して1泊することも可能です。街中から見上げても美しい、登っても美しい常念岳は、多くの人から愛される山です。

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国宝松本城は、戦国時代の永正年間に造られた深志城が始まりとなる城。現在ある五重六階の天守では、日本最古の国宝の城となっています。白と黒のコントラストからなる絶妙な美しさは、アスプスの雄大な景色に映える他では見られない絶景です。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪の積もった北アルプスを背景に迫力のある天守を見ることができます。季節ごとに違った姿を見せてくれる松本城は、どの時期に訪れても魅力的です。松本城は城下町も賑わいをみせました。現在でも、なわて通りや中町通りなどをはじめとする城下町は、地域の人々や観光客に親しまれています。歴史を感じる街並みを散策できるので、松本城の観光とあわせて城下町をめぐるのもおすすめです。

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上高地は標高約1,500m、日本屈指の山岳景勝地。国の文化財にも指定され、手つかずの自然は人々を魅了します。

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浅間温泉は1300年の歴史を持つ温泉で、西暦698年の飛鳥時代の日本書紀にも登場するほどです。大自然に囲まれた松本城の城下町にある温泉として、庶民に親しまれてきました。浅間温泉のお湯はアルカリ性単純温泉で肌がすべすべになる「美人の湯」と言われており、無色透明で匂いもほとんどないお湯は、万人から好まれる泉質です。50℃程度のお湯なので、ほとんどの施設で源泉かけ流し湯が楽しめます。近隣には松本城や安曇野など、観光スポットが点在し、観光帰りに立ち寄るのも良いかもしれません。日帰り入浴できる施設もあるので、観光の途中にもおすすめの温泉地です。

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乗鞍高原は、北アルプスの南側に位置する乗鞍岳に広がる高原。標高1,200~1,800mの山岳地にありながらも、自然の恵みによって古くから人々の生活が営まれてきました。現在では、山岳観光地として多くの観光客が訪れます。乗鞍高原を走る山岳路線はエコーラインと呼ばれ、日本で一番高い地を車両で通ることのできる県道として知られています。車窓に見る自然豊かな景色は圧巻です。そのエコーラインを利用して乗鞍岳へは標高2,700mまでシャトルバスでアクセスできます。日本一優しい3,000m級の山と言われ、初心者でも登山にチャレンジしやすい高山です。乗鞍高原は温泉の地としても有名で3つの源泉からなる温泉を、大自然の中で味わうことができます。

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美ヶ原は、松本市・上田市・長和町にまたがる標高2,000m級の高原で、八ヶ中信高原国指定公園の最北に位置し、日本一広い高原台地です。美ヶ原には、遊歩道が整備されたパノラマコースがあり、眼下に広がる山々の中、自然あふれるコースを散策することができます。高原の中心に立つ美しの塔は、美ヶ原のシンボルとして存在感ある姿で佇み、訪れる人を魅了します。トレッキングコースの絶景ポイント、垂直の断崖絶壁である王ヶ鼻から望む北アルプスの山々は圧巻の景色です。散策路に広がる牧場では、放牧された牛たちに出会うことができるでしょう。散策路の端にある屋外美術館は、ほかでは珍しい彫刻を展示する美術館で、雄大な自然と現代彫刻の調和は、見る人の心を奪います。

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松本市美術館は、正面の独創的なモニュメントが目を引く美術館。モニュメントは松本市出身の草間彌生の作品で、特別展示として館内にも多くの作品が展示されています。そのほかにも、上條信山や田村一男など地元にゆかりのある芸術家の作品を鑑賞することができます。松本市美術館は、北アルプスの山岳や高原、地域に根差す音楽・伝統をテーマにした作品が多く展示されます。地域のアートギャラリーやこども創作館は、地域の人の芸術表現の場ともなっています。年に4回の企画展とともに作品の入れ替えが行われるため、毎回新鮮な気持ちで楽しめるのも松本市美術館の魅力です。松本駅から走る、草間彌生が手掛けた「クサマバス≪水玉乱舞号≫」に乗って向かうのも良いかもしれません。

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旧開智学校は、明治9年に建てられた擬洋風建築の校舎です。昭和38年までの約90年間、小学校として利用され、日本で最古の学校建築のひとつと言われています。令和元年には、近代学校建築として初めて国宝に指定されました。建設当時の日本では、文明開化の流れによって洋風のものが求められていて、これを日本の伝統技術を駆使して洋風を目指した建物が擬洋風建物です。旧開智学校からは、こうした当時の時代背景を映した歴史を感じることができます。和風と洋風が混ざり合った独特の外観は、訪れる人を魅了します。校舎内は、当時の学校校舎としては機能的だと言われていて、近代教育の始まりを見ることができます。日本の近代的な学校建築の始まりを、肌で感じることのできる施設です。

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なわて通り商店街は、松本駅から徒歩10分の場所にある商店街で、終日歩行者天国となっており、多くの観光客や地域の人が訪れます。女鳥川の土手から長く伸びる様子が、縄のように長く見えることから「なわ(縄)て(土手)通り」と言われるようになりました。長屋が並ぶ様子は、昭和にタイムスリップしたような風景で、どこか懐かしい雰囲気を感じられます。昔ながらの金物屋からオシャレな雑貨屋・カフェまで、個性豊かな店が揃っています。なわて通り商店街では、カエルをモチーフとした置き物や看板を多く見かけます。これは、かつて女鳥川に生息した「カジカガエル」をモデルにしたもの。現在は姿を見ることはできませんが、商店街の人と共に街を活気付けています。

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白骨温泉は、600年以上の歴史があり、作家の中里介山に「五彩絢爛たる絶景」と言われたほど魅力のある温泉です。戦国時代には隠し湯として傷を癒し、江戸時代以降も秘湯として深い山を越えて多くの人が訪れました。標高1,400mの人の手が加わらない自然の風景を見ることができるのが白骨温泉の魅力です。温泉の噴出口にできた炭酸石灰からなる噴湯丘は、国の天然記念物に指定されているものもあります。湯上りの散策路は、自然に囲まれた温泉街を歩きながら湯川の清らかな流れを眺めることができます。近くにある竜伸の滝も絶景スポットのひとつ。白糸のような美しい流れと緑のコントラストが見る人の心を癒してくれます。

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松本市立博物館は、地域の歴史や産業の発展など様々な魅力を発信する博物館です。3階にある常設展示室では、時代とともに変化してきた松本市の歴史を、8つのテーマを通して伝えます。展示室に入って目を引くのは、江戸時代の松本を再現した巨大なジオラマ。松本城を囲うように造られたジオラマは、城下町として栄えた松本の様子や都市計画の様子を見ることができます。お城を中心とした町の実像を知ることができるでしょう。また松本に住む人々にとって、山は生活とともにあり、食料や鉱物の恵みとして、信仰の対象としてともに歩んできた山の魅力や歴史を知ることができます。松本市が現在の様子になるまでにどのような過程があったのか、松本市の歴史を学ぶことができる施設です。

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梓川は、長野県の西側を流れる清らかな川。上高地を経て信濃川系の水流である犀川に合流します。とくに上流域には景勝地が多くあり、険しい山岳地帯を流れる清らかな水流は、心地よい風情を感じさせます。梓川沿いは白樺やモミなどの原生林が生い茂り、雄大な自然を背景とした美しさは訪れる人々を魅了します。夏は気温が街中と比べて低くいため、家族や連れで賑わいます。秋の紅葉の時期は登山客にも人気のシーズン。赤く染まる紅葉と清らかな梓川の流れは、心を癒してくれます。りんごやお米をはじめとした、梓川の清流で育った農作物も格別です。地域の農業直売所や土産屋では、梓川の恵みで育った良質な農作物を手に入れることができます。

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あがたの森公園は、日本庭園風の池や大正時代に植えられたヒマヤラ杉による並木道が美しい、地域の人に愛される公園で、公園の一角には、国指定の重要文化財である旧松本高等学校のレトロな校舎が残っており、ドラマや映画でも利用されました。淡いブルーの校舎からは、洋風文化が発展した当時の光景を感じられます。公園内残る旧松本高等学校本館・講堂は、「あがたの森文化会館」として現在でも保存・活用されています。美ヶ原高原を背景とした池は、日本庭園風の造りが映える美しい景観です。街中にありながらも、歴史と自然を感じることのできるあがたの森公園は、観光客の散策スポットとしても人気。喧騒から離れた心地良い時間を過ごすことができます。

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美鈴湖は、標高1,000mの山峡にある人工湖で、農業用のため池として安土桃山時代から考案され、増築を繰り返して昭和26年に現在の姿となりました。湖周辺にはカラマツの木が生い茂り、天気が良い日には背景に北アルプスを望む絶景を楽しむことができます。市街地の喧騒から離れた松本市郊外にある美鈴湖は、地域の人にも親しまれているスポット。周辺には散策コースやキャンプスペースもあり、地域の人や観光客など多くの人が訪れます。夏は自然に囲まれながらヘラブナ釣りを、秋は紅葉を眺めながらの散策を、冬は氷の張った湖でワカサギ釣りを楽しむことができます。四季折々の楽しみ方ができる美鈴湖は、1年を通して人の絶えない人気スポットです。

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弘法山古墳は、北アルプスを一望できる弘法山の山頂にある前方後方墳です。3世紀末に創られたとされており、東日本で最も古い古墳のひとつです。全長66mの大きさで、山頂にある古墳から松本市の広い範囲を見渡すことができる絶景スポット。古墳には、その広い眺めの範囲を支配していた権力者が埋葬されていると言われています。弘法山古墳は周囲を桜の約4000本の桜の木々に囲まれており、春になると花見スポットとして多くの花見客で賑わいます。雪の残る北アルプスを背景に咲き乱れる桜は圧巻で、息を呑むほど綺麗な景色が広がります。ソメイヨシノ・ヤマザクラ・シダレザクラなど異なる種類の桜が混ざっており、色のグラデーションも魅力です。

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大正池は、大正4年の焼岳の噴火によってできた池で、噴火による溶岩や泥流によって梓川の水がせき止められ、わずか一晩で姿を現し田といいます。背景にそびえ立つ穂高連峰と静寂な水面が、壮大なパノラマビューで迎えてくれます。晴れた日には、壮大な山々を映し出す水面と水面に佇む立ち枯れ木の姿が幻想的な景観を見せてくれます。早朝や夜の景観が美しいのも大正池の魅力。また雨上がりの朝は、靄と枯れ木が幻想的な青い世界をつくりだします。夜は闇のなか微かに映し出される山のシルエットと星空が、静寂ながらも壮大な景観を見せてくれます。日々変化する大正池の景観が、訪れる人を楽しませてくれます。

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中町通りは、松本駅と松本城の間にある商店街で、かつては城下町として栄え、江戸時代から明治時代の蔵造りの建物が多く残ります。その独特の外観から当時の様子が伺え、タイムスリップしたかのような雰囲気を味わうことができます。民芸品や工芸品のお店が多く集まり、個性豊かな品が目を引きます。明治時代の土蔵造りを見学できる「蔵シック館」も人気スポット。蔵内の喫茶店では、日本庭園を眺めながらゆっくりお茶をすることができます。土曜日には、地域の人が持ち寄った新鮮な食材で朝市が開催されます。「日本一短い朝市」と言われ、10分ほどで売り切れる農家もいるほど。調理の仕方や漬け方など、地域ならではの知恵を伝授してくれるので、朝市での会話も楽しみのひとつです。

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松本市時計博物館は、巨大な振り子時計をシンボルとした時計博物館です。通り沿いで目を引く振り子時計は、日本一の大きさを誇ります。館内で展示している古時計は約110点。古時計の技術者であった本田親蔵氏や、市民からの寄贈品が展示されています。そのほとんどが、動いている状態で展示されており、長く時を刻む古時計の魅力を感じることができます。1Fの展示室では、「時計の進化」をテーマに時計の歴史を紹介。時計が庶民に広まった歴史を知ることができます。2Fのコレクション展示では、大小様々な時計や蓄音機を展示しています。カチ、カチという古時計独特の音を聴きながら、どこか懐かしい雰囲気の中で展示を楽しむことができます。

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松本平広域公園信州スカイパークは、長野県最大の多機能・多目的型公園。信州まつもと空港の隣に位置する個性豊かな公園です。芝生でゆったりと景色を眺めたり、スポーツやレクリエーションを行うなど、多彩な7つのゾーンが楽しめます。公園内には様々な場所で花が咲き誇り、四季折々の景観が訪れる人を迎えてくれます。おもしろ自動車広場では、20種類の変形自動車で子ども心をくすぐります。大型木製遊具も家族連れで楽しめるスポットです。公園に点在する広場は、風を感じながら一息つける休憩スポットです。花木が広がる景色や、上空を通る飛行機を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができます。大人から子どもまで、多くの人が楽しめる個性豊かな施設です。

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常念岳は、北アルプスの南部に位置する、松本市・安曇野市にまたがる日本百名山のひとつで、標高2,857mのピラミッド型の形が特徴です。その綺麗な形は街中から見る姿がとても美しく、安曇野市のシンボルとも言われています。晴れた日の山頂には、360度の大パノラマが広がります。一面に広がる壮大なアルプスの山々は絶景です。夏には登山道を花々が埋め尽くし、多くの人が訪れます。登山道はいくつかありますが、約6~7時間のコースや難易度もそれほど高くないコースまで、日帰りでの登山はもちろん、山頂付近の宿を利用して1泊することも可能です。街中から見上げても美しい、登っても美しい常念岳は、多くの人から愛される山です。

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近隣の観光スポット

Nearby Attractions
茶臼山

茶臼山

標高1,415m、愛知県の最高峰として知られる山で、四季折々のアクティビティや高原観光が楽しめる場所です。

アクセス
JR「松本駅」より車で約150分
剣ヶ峰

剣ヶ峰

日本百名山のひとつとしても知られる乗鞍岳の主峰で、標高は3,026m。北アルプス連峰を一望できます。

アクセス
乗鞍スカイライン経由、畳平バスターミナルから約90分(登山ルートにより異なる)
黒部ダム

黒部ダム

日本一の高さを誇り、大迫力の光景が見られると有名なダムで、立山黒部アルペンルートの定番立ち寄りスポットです。

アクセス
JR「松本駅」より電車で「信濃大町駅」まで約60分、「信濃大町駅」よりバスを乗り継ぎ約90分
大王わさび農場

大王わさび農場

長野県安曇野にある、日本随一の大きさを誇るわさび畑で、観光農園としても一般開放しています。

アクセス
JR「松本駅」より車で約30分
諏訪湖

諏訪湖

長野県の諏訪盆地、岡谷市、下諏訪郡、諏訪市にまたがるように広がる、信州一の大きさを誇る湖です。

アクセス
JR「松本駅」より中央線特急で約22分、JR「上諏訪駅」下車し、徒歩約5分

松本のおすすめ情報

Information

グルメ

山賊焼き

山賊焼き

山賊焼きは塩尻が発祥の郷土料理。鶏もも肉を醤油味のタレに漬け込み片栗粉と米粉を合わせた衣をつけて揚げたものです。

とうじそば

とうじそば

とうじそばは茹でてザルに上げたそばを、季節の野菜や山菜の入った熱々の汁につけて温めながら食べる郷土料理です。

おやき

おやき

小麦粉とそば粉をお湯で溶いて練り上げ、薄く伸ばした生地で旬の野菜などを包んで焼いたものが、長野の郷土料理、おやきです。

馬肉料理

馬肉料理

古くから馬の名産地だった長野の中でも、馬肉文化のある松本には馬肉料理の店が点在し、さまざまな馬肉料理が食べられます。

やしょうま

やしょうま

長野県北部ではお釈迦様が入滅した2月15日の涅槃会の際に、米粉を練って作ったお団子「やしょうま」を仏壇にお供えします。

関連特集

Features