旅に役立つ情報満載八丈島観光ガイド

八丈富士八丈富士
八丈植物公園八丈植物公園
硫黄沼硫黄沼

伊豆諸島の一つで東京都に属する活火山の島。羽田空港からは約1時間で、ダイビングや釣りなどの自然を生かしたレジャーが充実しています。温泉も多くあり、八丈島ならではの絶景露天風呂が楽しめます。新鮮な食材を生かした島グルメも醍醐味のひとつです。

八丈島の観光マップ

Area Map

八丈島のおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • 八丈植物公園 椰子の木 ヤシの木 2015年

    八丈植物公園

    八丈植物公園は、八丈島空港の近くにある大きな植物公園です。22haもの広大な敷地には熱帯や亜熱帯の植物を約100種栽培しています。「八丈の森」ではソテツやオオタニワタリなどの八丈島特有の植物が見られるほか、世界の森に見られる植物が育つエリア「世界の森」や、ソメイヨシノやオオシマザクラが咲き誇る「日本の森」などがあり、四季折々の植物が色とりどりの花を咲かせます。ビジターセンターでは解説員から島の自然について話が聞けるだけでなく、八丈島で観察できる光るキノコ「ヤコウタケ」が年間を通じて展示されています。さまざまな植物に加え、野鳥の観察もでき、キョンを育てている建物もあるなど、見どころの多い公園です。

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  • 八丈ビジターセンター

    八丈ビジターセンター

    島内の豊かな自然を紹介している施設です。館内では自然景観や野鳥、海の生き物などを写真パネルにて展示しており、また島で採集したさまざまな生きものを飼育展示している水槽もあります。その中でも一番の魅力は「光るキノコ」のコーナー。八丈島などに自生しているヤコウタケを通年で展示しており、発光している姿を間近で観察することが可能です。さらに島めぐりで役立つのが、館内に常駐している解説員。島の見どころや自然の楽しみ方、ハイキングのおすすめコースなど充実した八丈観光を味わうためのアドバイスを受けられます。八丈島に初めて訪れるさいにはぜひ最初に訪れるべき施設です。

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  • 服部屋敷 樫立踊り 黄八丈 太鼓

    服部屋敷

    服部屋敷は江戸時代、幕府へ献上するための黄八丈を運ぶ御用船を管理する「お船預りの役」にあった服部家の屋敷跡です。当時の建物自体は現存していないものの、庭内中央には圧巻の大きさを誇る樹齢約800年の大蘇鉄や、屋敷周りには迫力すら感じられるほどの玉石垣など、当時の繁栄を物語る光景が訪れた者の心を鷲掴みにします。また郷土芸能である「樫立(かしたて)踊り」と「八丈太鼓」の実演が行われており、観客も一緒に踊れるイベントがあります。お土産品の売店や喫茶コーナーも併設されていて、島ならではの生絞りパッションフルーツジュースや、八丈島でよく食べられるさつま餅(さつまいもを加えたお餅)をチップスにしたお菓子もおすすめです。

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  • 八丈富士

    八丈富士

    東京の島々の中で最も高いこの山は、裾野が大きくのびた優雅な姿で見る者の心を癒します。また火口底に中央火口丘がある二重式火山となっており、1605年の噴火後は活動を停止しています。代表的なトレッキングは「お鉢めぐり」。山頂にぽっかり空いた断崖絶壁の火口丘を約1時間かけて一周しながら太平洋の美しい海や、火口に広がる森林と池・さらには火口内で唯一の神社である浅間(せんげん)神社も見られます。思わず東京にいることを忘れるほどダイナミックなこの自然の絶景は、まさしく迫力満点。ちなみに7合目には環状道路が整備されているので、レンタカーでドライブを楽しむのもおすすめです。

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  • 伊豆諸島 八丈島 2015年 みはらしの湯 温泉 露天風呂

    みはらしの湯

    八丈島には温泉施設が7ヶ所あり、その中でも絶景を楽しめる温泉が「みはらしの湯」です。屋内の内風呂と八丈島の形をした大露天風呂・そして展望休憩所も設けておりどこからでも壮大な景色を味わえます。八丈富士と対をなす三原山の南東の麓に位置しているこの温泉からは、太平洋はもちろん島南端の小岩戸ヶ鼻や八丈島灯台を一望でき、夜は満天の星空・冬の昼間は運が良ければクジラの姿も見られます。緑がかった白濁の湯で身も心も癒されながら、目の保養も叶えてくれる至福の温泉。男女の浴室は毎日入れ替わるため、確実にメインの大露天風呂がある浴室に入りたい場合は事前に確認しておくか、2日続けて訪れると良いでしょう。浴室の違いを比較するのも温泉旅行の醍醐味です。

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  • 底土海水浴場

    底土海水浴場

    岩場の多い八丈島のビーチの中で唯一、人工砂浜でできた底土(そこど)海水浴場。底土港のすぐ横にありながらも開放的な砂浜が広がっており、「八丈ブルー」と称される海の透明度を楽しめます。さらには少し沖に行くだけで広大なサンゴ礁を目の当たりにでき、ウミガメとも気軽に泳げるのがこのビーチの魅力です。毎年夏には多くの観光客や地元客でにぎわい、中央の堤防から飛び込む元気な子供たちの姿が八丈の夏の風物詩にもなっています。また、どうだまりと呼ばれる天然の岩場にはカニなどの磯の生きものが生息しており、小さなお子様でも安全に遊ぶことができます。

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  • 八丈島 南原千畳岩海岸 2020/1

    南原千畳岩海岸

    大人気アニメの映画の舞台にもなったこの場所は、八丈富士の噴火で流れだした溶岩が海にそそいでできた台地です。長さ500m・幅100mの範囲に冷えた溶岩が黒く凹凸の激しい岩となって続いており、その向こうに海原が広がっている風景が、さながら異世界を思わせます。また海の向こう側に見える八丈小島と水平線に沈む夕日のコラボレーションは圧巻で、抜群のフォトスポット。海岸には八丈島に流刑されたのち島内で余生を過ごした備前国の戦国武将・宇喜多秀家とその妻である豪姫の像が仲良く佇んでおり、岡山城のある西の方角を見つめています。

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  • 伊豆諸島 八丈島 2015/4 裏見ヶ滝 滝

    裏見ヶ滝

    もともと水田用水路として溶岩を開拓した場所に三原川が交差してできた滝で、用水路沿いの遊歩道がこの内側を通るため「滝を裏側から見る」といった珍しい景観からこの名がつきました。滝からは多くのマイナスイオンが発生しており、さらにその周りをヘゴやテイカカズラなど多くの亜熱帯植物が生えているので森林浴もでき、相乗効果での癒しを体感できます。さらに忘れてはならないのが、遊歩道脇の露天風呂「裏見ヶ滝温泉」。男女混浴のため水着着用必須・せっけんやシャンプーなどは使用不可ですが、美しい山あいの景観を眺めながら無料で入浴できるとのことで人気を集めています。

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  • 八丈島 玉石垣 2015/7

    大里の玉石垣

    かつて戦国時代真っ只中の1529年に作られた陣屋(小藩の領主が構えた実質的な城)が置かれていた、八丈島西部の大里地区。陣屋は明治時代には島役所として活用されていたこともあり、現在その跡地は別名「陣屋跡」「八丈島役所跡」とも呼ばれています。その周辺を囲うように多く見られるのが、大里の玉石垣。規模の大きさもさることながら保存状態も良く、見る者を圧倒させるほどの美しさです。玉石はすべて海の力で磨かれたものであり、1日の糧を得るため流人たちが横間海岸などから約1kmかけてそれらを一つ一つ運んで丹念に積み上げて築いた石垣だと言い伝えられています。まさに自然と歴史が生んだアートと呼ぶにふさわしい場所です。

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  • 八丈島 登龍峠展望台

    登龍峠展望台

    峠道を下方から望むとあたかも龍がジグザグと天に昇っているように見えることからこの名がつき、その頂上近くには島内一高い展望台があります。ここから八丈富士や底土港・三根市街など多くのスポットを一望できるため、島の中でも優れた景勝地として新東京百景のひとつに選ばれました。頂上に向かう道中には道路の側壁に龍のタイル張りがあるなど、道中にも見どころがあります。また大里の玉石垣や南原千畳敷海岸などとともに「八丈八勝」の中にも選定されており、天気の良い日には、三宅島や御蔵島など100km以上先の遠くの島々まで見渡すことが可能です。

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  • 八丈島 ポットポール

    ポットホール

    八丈島南東部、三原山南面の山中に点在しているポットホール。岩盤を流れる水路にできる穴のことで、別名「甌穴(おうけつ)」や「かめ穴」とも呼ばれます。小さなくぼみに偶然溜まった小石が水流で回転し、何万年の長い年月をかけ徐々に大きく深くなったポットホールはまさに自然が生み出した芸術です。大きな穴だと直径や深さが1mを超えるものもあり、小さな滝壺が連なるようにポットホールが数100mも点々と続いている地形は世界的にも珍しく、これらは2016年『こん沢林道甌穴群』として八丈町の天然記念物にも認定されています。林道を横切る沢にはポットホール散策路の入り口があり、とくに木漏れ日がさす晴れた日の午前中に散策するのがおすすめです。

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  • 八丈島 硫黄沼

    硫黄沼

    三原山そびえる島南部の樫立にある、唐滝への遊歩道(登山道)途中に位置する秘沼。その名のとおり硫黄成分が含まれている沼で、硫黄コロイドが溶け込んでいるためコバルトブルーの神秘的な雰囲気を醸し出しています。日によって絶妙な色の変化を楽しむことができ、天候しだいで黄土色や緑色になることもあります。『硫黄沼』の名前がついたのは、沼が発見された江戸時代以降。それ以前はもともと室町時代にため池として築かれたとされています。さらに、秘沼を彩るのはその美しい水面の色だけではなく、緑豊かな渓谷に囲まれた三原山や、日本の天然記念物「アカコッコ」をはじめとする個性あふれる野鳥たち。硫黄沼は訪れた者を日常から解放させてくれる神秘的な空間です。

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  • 乙千代ヶ浜(八丈島)

    乙千代ヶ浜海水浴場

    島南部に位置する乙千代ヶ浜(おっちょがはま)海水浴場は、八丈一周道路から海に向かって「あっち」「こっち」「うみ」などと手書きされた看板を頼りに道路を下りて行くと到着します。プールと海が融合したとても珍しい遊泳スポットで、透明度の高い外海だけでなく人工的に磯の一部を囲ったタイドプールや夏限定の海水プールがあり家族連れに大人気の海水浴場です。とくにタイドプールには小魚がたくさん泳いでいて、親子で楽しく観察できます。また、海を見下ろす位置にBBQを楽しめる東屋設備が2箇所あります。設備の利用には予約が必要ですが、そのさいに希望があればBBQ器材のレンタル申し込みも可能です。

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  • 八丈島 ふれあい牧場

    八丈富士ふれあい牧場

    標高854mの八丈富士中腹に広がっている、畜産振興のための牧場。牧草地の中の遊歩道を歩くと、放牧された牛たちがのんびりと草を食べる姿を眺められます。運が良ければ遊歩道のそばまで来て間近に観察できたり、仲良く並んでいる親子を見られるかもしれません。また遊歩道からの絶景もこの牧場の魅力のひとつ。大海原の向こうに広がる水平線の青や正面にそびえる三原山をはじめ、八丈の街や空港・港などを一望する大パノラマが楽しめます。さらに忘れてはならないのが、ゴールデンウィークと夏休み中の期間限定で販売されるアイスクリームとプリン。八丈島産のジャージー牛乳で作られており、濃厚でありながら、ほどよい甘さは暑さを忘れさせてくれます。

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八丈植物公園は、八丈島空港の近くにある大きな植物公園です。22haもの広大な敷地には熱帯や亜熱帯の植物を約100種栽培しています。「八丈の森」ではソテツやオオタニワタリなどの八丈島特有の植物が見られるほか、世界の森に見られる植物が育つエリア「世界の森」や、ソメイヨシノやオオシマザクラが咲き誇る「日本の森」などがあり、四季折々の植物が色とりどりの花を咲かせます。ビジターセンターでは解説員から島の自然について話が聞けるだけでなく、八丈島で観察できる光るキノコ「ヤコウタケ」が年間を通じて展示されています。さまざまな植物に加え、野鳥の観察もでき、キョンを育てている建物もあるなど、見どころの多い公園です。

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島内の豊かな自然を紹介している施設です。館内では自然景観や野鳥、海の生き物などを写真パネルにて展示しており、また島で採集したさまざまな生きものを飼育展示している水槽もあります。その中でも一番の魅力は「光るキノコ」のコーナー。八丈島などに自生しているヤコウタケを通年で展示しており、発光している姿を間近で観察することが可能です。さらに島めぐりで役立つのが、館内に常駐している解説員。島の見どころや自然の楽しみ方、ハイキングのおすすめコースなど充実した八丈観光を味わうためのアドバイスを受けられます。八丈島に初めて訪れるさいにはぜひ最初に訪れるべき施設です。

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服部屋敷は江戸時代、幕府へ献上するための黄八丈を運ぶ御用船を管理する「お船預りの役」にあった服部家の屋敷跡です。当時の建物自体は現存していないものの、庭内中央には圧巻の大きさを誇る樹齢約800年の大蘇鉄や、屋敷周りには迫力すら感じられるほどの玉石垣など、当時の繁栄を物語る光景が訪れた者の心を鷲掴みにします。また郷土芸能である「樫立(かしたて)踊り」と「八丈太鼓」の実演が行われており、観客も一緒に踊れるイベントがあります。お土産品の売店や喫茶コーナーも併設されていて、島ならではの生絞りパッションフルーツジュースや、八丈島でよく食べられるさつま餅(さつまいもを加えたお餅)をチップスにしたお菓子もおすすめです。

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東京の島々の中で最も高いこの山は、裾野が大きくのびた優雅な姿で見る者の心を癒します。また火口底に中央火口丘がある二重式火山となっており、1605年の噴火後は活動を停止しています。代表的なトレッキングは「お鉢めぐり」。山頂にぽっかり空いた断崖絶壁の火口丘を約1時間かけて一周しながら太平洋の美しい海や、火口に広がる森林と池・さらには火口内で唯一の神社である浅間(せんげん)神社も見られます。思わず東京にいることを忘れるほどダイナミックなこの自然の絶景は、まさしく迫力満点。ちなみに7合目には環状道路が整備されているので、レンタカーでドライブを楽しむのもおすすめです。

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八丈島には温泉施設が7ヶ所あり、その中でも絶景を楽しめる温泉が「みはらしの湯」です。屋内の内風呂と八丈島の形をした大露天風呂・そして展望休憩所も設けておりどこからでも壮大な景色を味わえます。八丈富士と対をなす三原山の南東の麓に位置しているこの温泉からは、太平洋はもちろん島南端の小岩戸ヶ鼻や八丈島灯台を一望でき、夜は満天の星空・冬の昼間は運が良ければクジラの姿も見られます。緑がかった白濁の湯で身も心も癒されながら、目の保養も叶えてくれる至福の温泉。男女の浴室は毎日入れ替わるため、確実にメインの大露天風呂がある浴室に入りたい場合は事前に確認しておくか、2日続けて訪れると良いでしょう。浴室の違いを比較するのも温泉旅行の醍醐味です。

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岩場の多い八丈島のビーチの中で唯一、人工砂浜でできた底土(そこど)海水浴場。底土港のすぐ横にありながらも開放的な砂浜が広がっており、「八丈ブルー」と称される海の透明度を楽しめます。さらには少し沖に行くだけで広大なサンゴ礁を目の当たりにでき、ウミガメとも気軽に泳げるのがこのビーチの魅力です。毎年夏には多くの観光客や地元客でにぎわい、中央の堤防から飛び込む元気な子供たちの姿が八丈の夏の風物詩にもなっています。また、どうだまりと呼ばれる天然の岩場にはカニなどの磯の生きものが生息しており、小さなお子様でも安全に遊ぶことができます。

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大人気アニメの映画の舞台にもなったこの場所は、八丈富士の噴火で流れだした溶岩が海にそそいでできた台地です。長さ500m・幅100mの範囲に冷えた溶岩が黒く凹凸の激しい岩となって続いており、その向こうに海原が広がっている風景が、さながら異世界を思わせます。また海の向こう側に見える八丈小島と水平線に沈む夕日のコラボレーションは圧巻で、抜群のフォトスポット。海岸には八丈島に流刑されたのち島内で余生を過ごした備前国の戦国武将・宇喜多秀家とその妻である豪姫の像が仲良く佇んでおり、岡山城のある西の方角を見つめています。

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もともと水田用水路として溶岩を開拓した場所に三原川が交差してできた滝で、用水路沿いの遊歩道がこの内側を通るため「滝を裏側から見る」といった珍しい景観からこの名がつきました。滝からは多くのマイナスイオンが発生しており、さらにその周りをヘゴやテイカカズラなど多くの亜熱帯植物が生えているので森林浴もでき、相乗効果での癒しを体感できます。さらに忘れてはならないのが、遊歩道脇の露天風呂「裏見ヶ滝温泉」。男女混浴のため水着着用必須・せっけんやシャンプーなどは使用不可ですが、美しい山あいの景観を眺めながら無料で入浴できるとのことで人気を集めています。

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かつて戦国時代真っ只中の1529年に作られた陣屋(小藩の領主が構えた実質的な城)が置かれていた、八丈島西部の大里地区。陣屋は明治時代には島役所として活用されていたこともあり、現在その跡地は別名「陣屋跡」「八丈島役所跡」とも呼ばれています。その周辺を囲うように多く見られるのが、大里の玉石垣。規模の大きさもさることながら保存状態も良く、見る者を圧倒させるほどの美しさです。玉石はすべて海の力で磨かれたものであり、1日の糧を得るため流人たちが横間海岸などから約1kmかけてそれらを一つ一つ運んで丹念に積み上げて築いた石垣だと言い伝えられています。まさに自然と歴史が生んだアートと呼ぶにふさわしい場所です。

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峠道を下方から望むとあたかも龍がジグザグと天に昇っているように見えることからこの名がつき、その頂上近くには島内一高い展望台があります。ここから八丈富士や底土港・三根市街など多くのスポットを一望できるため、島の中でも優れた景勝地として新東京百景のひとつに選ばれました。頂上に向かう道中には道路の側壁に龍のタイル張りがあるなど、道中にも見どころがあります。また大里の玉石垣や南原千畳敷海岸などとともに「八丈八勝」の中にも選定されており、天気の良い日には、三宅島や御蔵島など100km以上先の遠くの島々まで見渡すことが可能です。

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八丈島南東部、三原山南面の山中に点在しているポットホール。岩盤を流れる水路にできる穴のことで、別名「甌穴(おうけつ)」や「かめ穴」とも呼ばれます。小さなくぼみに偶然溜まった小石が水流で回転し、何万年の長い年月をかけ徐々に大きく深くなったポットホールはまさに自然が生み出した芸術です。大きな穴だと直径や深さが1mを超えるものもあり、小さな滝壺が連なるようにポットホールが数100mも点々と続いている地形は世界的にも珍しく、これらは2016年『こん沢林道甌穴群』として八丈町の天然記念物にも認定されています。林道を横切る沢にはポットホール散策路の入り口があり、とくに木漏れ日がさす晴れた日の午前中に散策するのがおすすめです。

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三原山そびえる島南部の樫立にある、唐滝への遊歩道(登山道)途中に位置する秘沼。その名のとおり硫黄成分が含まれている沼で、硫黄コロイドが溶け込んでいるためコバルトブルーの神秘的な雰囲気を醸し出しています。日によって絶妙な色の変化を楽しむことができ、天候しだいで黄土色や緑色になることもあります。『硫黄沼』の名前がついたのは、沼が発見された江戸時代以降。それ以前はもともと室町時代にため池として築かれたとされています。さらに、秘沼を彩るのはその美しい水面の色だけではなく、緑豊かな渓谷に囲まれた三原山や、日本の天然記念物「アカコッコ」をはじめとする個性あふれる野鳥たち。硫黄沼は訪れた者を日常から解放させてくれる神秘的な空間です。

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島南部に位置する乙千代ヶ浜(おっちょがはま)海水浴場は、八丈一周道路から海に向かって「あっち」「こっち」「うみ」などと手書きされた看板を頼りに道路を下りて行くと到着します。プールと海が融合したとても珍しい遊泳スポットで、透明度の高い外海だけでなく人工的に磯の一部を囲ったタイドプールや夏限定の海水プールがあり家族連れに大人気の海水浴場です。とくにタイドプールには小魚がたくさん泳いでいて、親子で楽しく観察できます。また、海を見下ろす位置にBBQを楽しめる東屋設備が2箇所あります。設備の利用には予約が必要ですが、そのさいに希望があればBBQ器材のレンタル申し込みも可能です。

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標高854mの八丈富士中腹に広がっている、畜産振興のための牧場。牧草地の中の遊歩道を歩くと、放牧された牛たちがのんびりと草を食べる姿を眺められます。運が良ければ遊歩道のそばまで来て間近に観察できたり、仲良く並んでいる親子を見られるかもしれません。また遊歩道からの絶景もこの牧場の魅力のひとつ。大海原の向こうに広がる水平線の青や正面にそびえる三原山をはじめ、八丈の街や空港・港などを一望する大パノラマが楽しめます。さらに忘れてはならないのが、ゴールデンウィークと夏休み中の期間限定で販売されるアイスクリームとプリン。八丈島産のジャージー牛乳で作られており、濃厚でありながら、ほどよい甘さは暑さを忘れさせてくれます。

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八丈島のおすすめ情報

Information

グルメ

島寿司

島寿司

近海の魚を醤油ベースのタレでヅケにし、甘めのシャリと辛子を使って握る島寿司は、八丈島を代表する郷土料理です。

くさや

くさや

長年魚をつけることで旨みが溶け込んだくさや汁に青むろあじやトビウオを漬けて干すくさやは、八丈島の名産品です。

明日葉の天ぷら

明日葉の天ぷら

生命力が強いことからその名がついた明日葉は不老長寿の薬とされ、中でも天ぷらは八丈島料理の定番です。

八丈フルーツレモン

八丈フルーツレモン

八丈島で長年育まれてきた八丈フルーツレモンは、一般的なレモンの2倍以上の大きさと、皮ごとおいしく食べられるのが特徴です。

八丈島牛乳

八丈島牛乳

島の自然の中でのんびり育ったジャージー牛の生乳を使って作られる八丈島牛乳。自然の恵みを感じる風味豊かな味わいが人気です。

八丈島の現地情報ブログ

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