ローストビーフ
ジューシーで芳醇な香り漂う、イギリスの絶品ローストビーフ
牛肉を塊のままオーブンで焼き上げるイギリスの伝統料理で、食べる直前に薄くスライスし、グレイビーソースをかけます。付け合わせにはマッシュポテト、ホースラディッシュ、クレソンなどが添えられます。脂身がほとんどなく、やわらかい上質なお肉はかめばかむほどジューシーな肉汁が出てきます。日本で食べるローストビーフは、中が赤くレア状態のものが多いですが、イギリスではしっかりと火を通してあるのが特徴です。
海に囲まれ、国の約半分が牧場や牧草地なイギリスは、新鮮な魚介類や肉類、乳製品など豊富な食材に恵まれています。定番料理は、フィッシュアンドチップスやローストビーフなど。本格的な紅茶とともに、優雅なアフタヌーンティーを楽しむのもおすすめです。
イギリスの有名な料理10選
ジューシーで芳醇な香り漂う、イギリスの絶品ローストビーフ
牛肉を塊のままオーブンで焼き上げるイギリスの伝統料理で、食べる直前に薄くスライスし、グレイビーソースをかけます。付け合わせにはマッシュポテト、ホースラディッシュ、クレソンなどが添えられます。脂身がほとんどなく、やわらかい上質なお肉はかめばかむほどジューシーな肉汁が出てきます。日本で食べるローストビーフは、中が赤くレア状態のものが多いですが、イギリスではしっかりと火を通してあるのが特徴です。
19世紀から愛され続けるイギリスのファストフード
タラなどの白身魚のフライにフライドポテトを組み合わせた料理です。外はサクサク、中はふわふわの食感が特徴的で、19世紀ごろからイギリスで愛され続けています。熱々のフィッシュアンドチップスに塩とモルトビネガーをかけて食べるのが一般的。さっぱりとした酸味が、魚とポテトの味を一層引き立ててくれます。パブなどで手軽に楽しめるほか、海辺のリゾート地では新鮮な魚を使ったフィッシュアンドチップスも味わえます。
イギリスを訪れたらぜひ楽しみたい華やかな伝統文化
イギリスでは紅茶とともにお菓子などを楽しむ習慣があり、17世紀後半ごろから始まったとされています。当時は1日2回の食事が主流だったため、夕食前に空腹を感じることが多く、徐々にこの習慣が広がっていきました。アフタヌーンティーでは、サンドイッチ、スコーン、ケーキが三層のお皿に美しく盛り付けられており、下から順番に食べ進めるのが一般的です。イギリスの華やかな伝統文化を感じながら、特別なひとときを過ごしましょう。
栄養バランスが完璧、心も体も温まるイギリスのおふくろの味
羊のひき肉、玉ねぎやにんじんなどの野菜をグレイビーで煮込み、マッシュポテトを上にのせてオーブンで焼いた料理です。外側はこんがり、中はふんわりとした食感が楽しく、各家庭で親しまれています。栄養バランスも完璧で、寒い季節にはしっかりと体を温めてくれる一品です。お店によって具材や肉の処理方法などが異なるため、自分好みの「イギリスのおふくろの味」を探すのも楽しい旅の思い出となるでしょう。
スコッチウイスキーと相性抜群、スコットランドの伝統料理
羊の心臓や肺などをミンチにし、羊の胃袋に詰めてゆでたもので、誕生日やお正月など特別な日に食べる料理として親しまれています。独特の風味がありますが、ビタミンやアミノ酸も豊富で美容と健康に良いスーパーフードとしても注目を浴びています。中心を開いて中身のミンチを取り分け、マッシュポテトなどを添えて熱いうちにいただきます。またスコッチウイスキーとの相性が抜群で、お好みで振りかけて食べるのもおすすめです。
日曜日に家族が集まって食べるイギリスの伝統料理
イギリスには日曜日にローストしたお肉料理を食べ、家族とのひとときを大切にする文化があります。もともと日曜日に教会で礼拝したあと、家族そろって少し豪華なお肉料理を食べたことが始まりとされています。付け合わせにはホースラディッシュやマッシュポテト、ヨークシャープディングなどが添えられ、バラエティー豊かな味わいが楽しめます。パブやレストランでは日曜日にだけ提供される特別メニューがあり、多くの人々が集まります。
カリッとジューシーな衣にとろける卵の贅沢なハーモニー
ゆで卵をひき肉で包み、パン粉をまぶして揚げた料理です。伝統的なレシピは固ゆで卵を使用しますが、現代では半熟卵が人気です。外側はカリッと香ばしく、中からとろける卵の組み合わせが絶妙です。お好みでマスタードやケチャップをつければ、味のバリエーションも楽しめます。見た目もかわいらしく、うずらの卵で作るミニサイズのものは一口サイズで気軽に食べられるため、とても人気があります。イギリス観光の合間にパブやカフェに立ち寄って楽しむのもおすすめです。
おいしさがぎっしり詰まったコーンウォール伝統の味
半月状の形をした具入りのペイストリーで、コーンウォールの名物料理として有名です。牛肉、玉ねぎ、じゃがいもなどがぎっしりと詰まっています。その昔すず鉱山で働く労働者たちが、作業の合間に食べていたのが始まりといわれています。汚れた手でも食べられるよう、ペイストリーの閉じた部分は太く、持ち手のような形をしているのが特徴です。現在ではオリジナルの味に加え、カレーやチーズなどさまざまなバリエーションが楽しめます。
イギリスの伝統を堪能できるボリューム満点の朝食プレート
多彩な食材が盛り付けられた伝統的な朝食プレートで、イギリスの食文化を象徴する一品です。ベーコン、卵、マッシュルーム、トーストなどが定番のラインアップ。バラエティー豊かな味わいで、朝から活力を与えてくれます。ボリューム満点のイングリッシュブレックファーストは、カフェやパブで提供されており、地元民から観光客まで人気があります。イギリスの食文化を感じながら、素晴らしい朝のひとときを過ごしましょう。
バリエーション豊かなイギリス伝統の蒸し料理を味わう
卵、牛乳、小麦粉、香辛料などを使って蒸し固めた料理の総称です。食事として食べるものとデザートとして食べるものがあり、そのバリエーションは非常に豊富です。たとえばカスタードの甘さにカラメルソースのほろ苦さがよく合うカスタードプディング、ローストビーフなどの肉料理の付け合わせとして出されるヨークシャープディングなどがあります。その土地の風土や文化が反映され、伝統的でありながら親しみやすい味わいが魅力です。